ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!

登録日 :2010/12/05(日) 22:59:06
更新日 : 2016/10/28 Fri 20:28:18
所要時間 :約 8 分で読めます




ジャンプスーパーアニメツアー08で上映されたオリジナル作品。上映時間は約35分。


魔人ブウ編の約2年後のエピソードで、魔人ブウとの戦いに勝利した事を記念して、
サタンが建てた高級ホテルの開業を記念したパーティーに呼ばれた悟空達。
そんな彼らが巻き込まれたちょっとした事件を描いた物語。

原作者の鳥山明氏本人がシナリオ原案とキャラクターデザインを手がけている。

アニメツアー終了後はジャンプフェスタ等のイベントで上映された他、公式サイトでの期間限定による無料配信やDVDの誌上通販も行われた。
また2013年9月13日に発売された「ドラゴンボールZ 神と神」のDVD,Blu-rayにも特典映像として収録された。

その後、『Vジャンプ』2009年5月号および6月号で鳥山氏の監修によりオオイシナホ女史作画によるコミカライズ版が掲載された。

また本作はドラゴンボールの正史に組み込まれており、映画「神と神」でも本作における出来事について触れられているシーンがある。

  • オリジナルキャラ

ターブル
声:森田成一
ベジータの実弟。
サイヤ人らしからぬ非常に温厚かつ礼儀正しい良識的な性格の持ち主で、
戦闘に向いてないという理由から父親のベジータ王に辺境の星へと追いやられていた。
アニメ版『Z』ではベジータ王が息子であるベジータに情を見せるシーンが存在していた事から推測すると、
辺境に追いやる事でフリーザ軍や権力争いから守っていたとの解釈も出来る。

住んでいた星がアボとカドの2人に襲撃された事から、地球にいるベジータに助けを求めてやってくる。
悟空より年上のはずだが、やや幼い容姿の持ち主。

幼少時に頭を強打して大人しくなった悟空や周囲の影響を受けて穏やかになったベジータとは異なり、
生まれつき穏やかな気性を持っていた純粋なサイヤ人というのはターブルが初登場となる。
(その後の鳥山氏のインタビューによると実は生まれつき穏やかなサイヤ人というのは少ないながら一定数存在していたらしく、
悟空の母ギネもその一人であったようだ)
また彼のスカウターは悟空が超サイヤ人になって初めてぶっ壊れた事からどれほど技術革新が進んでいるのかとネタにされる事も。
アニメでは顔や髪型がやや悟飯に似ているが、コミカライズ版ではちょっとデザインが変更され、ベジータに似た顔になっている。
名前の由来はベジタブルの後ろ側。

またゲーム「レイジングブラスト2」では隠しキャラクターとして参戦している。
スカウター版ベジータのコンパチで基本的に下位互換。とはいえ最低限の必殺技は持っている。
究極技が 一人用のポッドを呼んでぶつける という破天荒な技だった。

その後、データカードダス「ドラゴンボールヒーローズ」にもGDM4弾でシークレットレアでの登場となった。
必殺技は兄と同じギャリック砲。また、時空転送Wでベジータをよんで同時攻撃することができる。
特筆すべきはなんといってもアビリティの救援要請。絶対にきぜつしない上に自分が攻撃を受けるたび、自分以外の仲間のパワーが永続で5000アップする。
このゲームのパワー上限は15000と言われているためターブルが3回殴られるだけでターブル以外のカードがパワーMaxになってしまう。
一人だしすれば容易に3回以上食らえるうえにこのカードはガードも高く絶対に気絶しない。ベジータなんて呼ばなくても無茶苦茶強力なカードである。
対策としては相手が上がったパワーで攻撃する前に速攻で倒すかアルティメットユニットなどで上がった分のパワーを下げるか。
出してくる順番の決まっているCPU相手ならこのカード+αで無双できる。

グレ
声:西原久美子
ターブルの妻で、地球人やサイヤ人とは全く異なった姿をした異星人。出身惑星は不明。
オプーナに似た 書きやすそうな顔をしている。顔には目と口しかない
ベジータのことを「お義兄さん」と呼ぶなど彼女もまた礼儀正しい性格。


アボ&カド、合体アカ
アボ:沼田祐介
カド:田中一成
合体アカ:増谷康紀
フリーザ軍の残党。フリーザ軍ではギニュー特戦隊に匹敵するエリート兵士であった。
現在ではフリーザ(どの形態かは不明)に匹敵する実力を身につけているが、
現在の悟空達にとっては大した敵ではなくなってしまった。

分身や合体などトリッキーな戦法をするが、トランクスと悟天、そして彼らの合体したゴテンクスには大苦戦。
ゴテンクスに敗北後逆上し周囲を破壊しまくるもZ戦士たちの活躍で破壊は最小限に抑えられ、最終的に悟空にたった一撃で倒されてしまった。
合体アカの技はスーパー破壊エネルギー波「ワハハノ波」、
周囲にワハハノ波を乱射する「スーパーワハハノ波」、そしてフルパワーで放つ巨大なワハハノ波がある。
悟空に敗北後は改心してZ戦士達と和解。パーティーに参加しており、孫家で収穫されたヨカッタネ大根が気に入ったようだ。
作中ではギャグキャラであったが、その実力は決して低くはない。
地球に来たのがほんの少し遅かった事が彼らにとっての悲劇であった。そして人々の記憶にも残らなかった哀しい悪役。
名前の由来はアボカド。




主な登場人物

お馴染み我らが主人公。
冒頭ではチチと一緒に農業を営んでおり、読者や視聴者から散々ネタにされていたニート扱いを脱却していた事が明かされた。
(体がなまるから修行したいと愚痴をこぼしているが)
パーティーに関してはめんどくさがっていたが、ご馳走に釣られて参加。
久々のバトルに心躍らせるなど、戦いが大好きな脳天気っぷりは相変わらず。
アニメ版『Z』終盤にて行われたパーティーではお洒落をしていたが、本作では亀マークに結び目のある胴着という懐かしいスタイルで登場。
コレが彼にとっての正装らしい。
最終決戦では合体アカを瞬殺し、美味しい所を持っていった。


今回はギャグ担当なお馴染み悟空の良きライバルにして戦友。
弟の為に一肌脱ごうとするも美味しい所は悟空や悟天、トランクスに持っていかれ、戦闘シーンは一切なかった。
弟の妻に驚きながらも挨拶したりと意外と生真面目。
本作では人造人間編で着用していた戦闘ジャケット姿で登場し、後の「神と神」でも引き継がれている。本人曰くコレがサイヤ人の正装との事。
好きな物は最後に食べるタイプらしく、オチでは自分の寿司を悟空に盗られた事に激怒し、
逆に悟空の焼き豚を食べるという報復手段をとり口喧嘩に発展。
ヒートアップの果てに双方超サイヤ人になるというコミカルなシーンを見せた。


  • ピッコロ、クリリン、ヤムチャ、亀仙人、ヤジロベー
お馴染みパーティーに参加したメンバー。亀仙人のセクハラも相変わらず。
崩壊するサタンのホテルから逃げ遅れたブルマやウーロン達といった非戦闘員やホテルの従業員を守る為に戦った。
ブウ編の髪のあるクリリンや短髪のヤムチャが亀仙流の胴着姿で登場するのは本作が初。
OP映像では天津飯と餃子にも出番があったが本編での出番はなかった。(コミカライズ版には登場)
またピッコロには珍しくスープを飲むシーンがある。


学者になる為に勉強中の孫家の長男。
ビーデルに頼まれて悟空をご馳走で釣りパーティーに参加させた。既に彼女には頭が上がらない様子。
戦闘シーンはないものの自身の経験から分身したアボカドに苦戦する悟天達にアドバイスを教える。


  • 孫悟天&トランクス、ゴテンクス
本作で一番戦闘シーンの多かった二人組。アボ、カドを一方的に叩きのめすも分身戦法にはやや苦戦。
合体アカにはフュージョンで対抗しようとするものの、久々だった為に一度失敗。即分離して再合体した。
(ちなみにフュージョン失敗後の即分離は本作が初披露。分離後短時間での再合体は映画『復活のフュージョン』で悟空とベジータが行っている。)
合体後はヤムチャの狼牙風風拳や天津飯の排球拳も使用している。


本作で一番とばっちりでひどい目に合った人。
実業家として2年の歳月を費やしようやく完成したホテルが戦いの巻き添えを食ってパーに。
流石に凹んだもののビーデルの叱咤激励を受けて再起した。
ちなみにこのホテルはサタンが魔人ブウをやっつけた記念ということになっているが、
原作ではブウに関する記憶は人々から消されているはずなので少々矛盾がある。(ミスターブウに関する記憶だけを消したのかもしれない)

OPテーマはお馴染み影山ヒロノブ氏の『CHA-LA HEAD-CHA-LA』。
映像はアニメ版『Z』前期のものをベースに原作後期のキャラクター達が活躍するものに差し替えられている。
EDテーマはメンバー7人中5人が吉本芸人という異色バンドjeaikbによる『ORANGE HERO』。
原作の名シーンをベースにした懐かしい映像も流れる。





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