洋ゲー

登録日 :2011/10/18(火) 16:14:02
更新日 : 2017/06/22 Thu 22:07:51
所要時間 :約 6 分で読めます




概要


洋ゲーとは外国産のゲームのこと。
主にアメリカやヨーロッパ産のゲームを指し、アジア産のゲームはこのようには呼ばれない。

歴史は古く…というかコンピューターゲームの元祖は当然洋ゲーであり、
RPGの開祖であるWizardryFPSと言うジャンルの認知度を高めたDOOM、
箱庭ゲーの元祖GTAなどゲーム業界に礎を築きつつ今なお絶大な人気を誇るゲームもある一方で、黒歴史も相応にある。



洋ゲーのこれまで


洋ゲーが日本に流通し始めたのは80年代中頃。それまでコンピューターゲームと言えば専らパソコンを持つ大人が楽しむものであった。
また、ファミコンと言うプラットフォームが無かった当時は国内においてコンピューターゲームと言う物自体が割とニッチな市場だったために、
ユーザーへの配慮が欠けたソフトも少なくなかった。

簡単に言うと、当時は国内向けにローカライズ(翻訳)されたゲームが少なかったということである。
正規の代理店から購入したにもかかわらず、海外版のディスクに操作説明のペラ紙一枚つけただけ…なんてのもよくあった。

これは日本語版OSのパソコンでそのまま海外のゲームがプレイ出来るため生まれた問題ではあったが、
やがて日本語の詳細な説明書が作られたり、パッケージやプレイ中の言語表示を日本語に差し替えられるなどのローカライズがなされるようになっていった。

また、80年代はインターネットはおろかゲーム雑誌などの情報源もほとんどなく、面白いゲームを見つけられるかは博打に近いものがあり、クソゲーを掴まされることも多かった。

このような問題もファミコンのヒットと普及をキッカケに日本のゲーム市場が拡大し、海外のメーカーが日本市場へ本格的に参入し始めた結果、

ローカライズには金がかかる

それなりの量が売れないと元がとれない

売れそうなソフト以外はローカライズを諦める

といった循環が生まれ、現在は日本未発売の直輸入品でもない限り、ハズレを引くことは少なくなっている。

近年は洋ゲーの情報も日本に良く降りてくるし、昔のようにわざわざ「洋ゲーコーナー」を作って分けることもなくなりつつある。

またSteamなどゲーム購入・管理ソフトの普及が洋ゲーの普及を後押ししている。



CEROとの関係


家庭用ゲーム機の場合はCEROの審査を通す必要があるため、内容によっては修正が入る。
これは国ごとに表現規制の内容に差があるためで、最初から世界展開を考慮した大作でも、各国語版で表現に差が生まれることがある。
よく規制に引っ掛かるのは残酷ゲームで、

■例
  • オリジナルだと民間人が殺せるのに日本版では殺せない
  • 首が吹き飛ばせず血が出るだけ
  • 血の色が青や緑に
  • 切断面が黒く塗りつぶされている

…といった具合に、描写に制限が掛けられることが多い。それだけならまだしも、酷いとイベントの削除などビジュアルだけでなくゲーム内容まで規制されるものもある。
ターゲットの年齢層によっては、Z指定で発売して表現規制無しでローカライズされることも最近は増えてきている。

また、修正するとゲームとして成り立たないとして日本での発売自体ができなかったり、修正が大規模で発売が延期されたりするものもある(DEAD SPACEやGears Of War2など)。

このためリージョンフリーのPS4、PS3、PSPなどでは北米版を、XBOXOne、XBOX360などではアジア版を求める人も多い(もちろん日本語表記でないが、それでも欲しいという人がいるということ)。

もちろんPCゲームについては目立った規制はなく、ローカライズは各メーカーの意志次第となっている。



近年の傾向

近年洋ゲーの台頭は目覚ましく、日本国内においても人気の高いゲームが多い。
特にビジュアル面での進化が著しく、息を飲むような美麗なグラフィックなものも多い。昔のようなRPGよりはアクションゲームの方が良く発売されている。

アメリカなどはそもそも自国の市場規模が桁違いだったりするので、予算のかけ方もまた桁が違うし、
先に述べた通りきちんとローカライズするには金と手間がかかるので、国外から入ってくるタイトルはそれなりに力の入った良作であることが多いのも洋ゲーが魅力的に見える要因だろう。

また、そういう文化なのか日本のような美少女やフェミニンな少年はあんまり登場せず、ゴツイ男たちがゴリゴリ戦う硬派なゲームが多い。
またファンの間ではネタとして「洋ゲーにガチの 美女 は出ない」と冗談交じりに言われる事がある。
まぁ全体的に若くて美男美女の多い和ゲーと比べてゴッツイ(濃い)女性が多いのも事実である。慣れると可愛い子も居るんだけどね。



最近の良く知られたゲーム


  • GTAシリーズ
箱庭ゲーとして絶大な人気を獲得したハチャメチャなゲーム。

  • GOD OF WARシリーズ
美麗なグラフィックとロードなしのアクションゲーム。

大人気TPSゲーム。2は日本の発売が危ぶまれていた。

すごい数の賞を受賞したアクションアドベンチャー。続編のグラフィックは見もの。

初代が700万本以上売れたステルスアクションゲーム。2のおかげでイタリアへの旅行者が増えたとか。

ポーズ画面が存在しない、頭より手足を狙う方が効果的等、従来のTPSとは違ったシステムで人気を博している。現在2まで販売中。日本では完全発売禁止。
興味のある方は北米版かアジア版を。wikiにいけば全文が和訳されているので心強い。

世界で爆発的なヒットとなったFPS。
CoDの名前を冠しているだけで出る作品出る作品バカ売れで2010年間最多売上を記録。
まだまだ続編が制作されているモンスタータイトル。

64人対戦や搭乗兵器など、溢れ出るお祭り感が特徴のFPS。
最初期の作品から和訳版が出てたり、グロ表現が控え目と日本には優しい。CoDとは今日も熱い火花を散らしている。

  • The Elder Scrollsシリーズ
めちゃくちゃ広大なマップにwktkが止まらないゲーム。

リアル北斗の拳。3はElder Scrollsと開発元が一緒なので、ゲームシステムがそれとなく似ている。広大な(かつ汚染された)大地にワクワクするゲーム。
尋常じゃない数のバグに定評がある。

  • PROTOTYPEシリーズ
主人公がチート能力を持つアクションゲームで、垂直の壁を走ったり、ヘリに飛び蹴りしたり、人で的当てしたりなどできちゃったりする。こちらもwikiに行(ry

制作資金はクラウドファンディングで調達し、販売はSteamで全世界にという、ネットワークで世界中がつながっている時代を象徴するようなRPG。
MOTHERシリーズと東方Projectに影響を受けたという作風は一般的な「洋ゲー」のイメージからかけ離れており(あえて言えば主人公が特定の人種をイメージさせないデザインになっているくらいか)、「和ゲー」「洋ゲー」というくくり自体が無意味になる時代の到来を予感させる。


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