アブソル(ポケモン)

登録日 :2010/11/05(金) 21:32:56
更新日 : 2017/05/27 Sat 15:21:35
所要時間 :約 10 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに登場するポケモン
初出はルビー・サファイア



【もくじ】



 

【データ】


図鑑No.359
分類:わざわいポケモン
英語名:Absol
高さ:1.2m
重さ:47.0kg

[タイプ]
あく

[特性]
プレッシャー(相手から受けた技のPPを1余分に減らす)
きょううん(自分の技の急所ランク+1)

隠れ特性
せいぎのこころ(あくタイプの攻撃技を受けると攻撃が1段階上昇する)

種族値
HP:65
攻撃:130
防御:60
特攻:75
特防:60
素早:75



 

【概要】


白い毛に包まれたしなやかな体躯に頭の三日月状の角が特徴的な獣のような姿をしたポケモン。モチーフは勾玉。
ポケモンにおいて非常に珍しい左右非対称のデザインをしている。
そのシックで可愛いらしいルックスと鳴き声からとても人気が高く、特にケモナーには異常な人気を誇る。

アブソルが現れると津波や地震等の災害が起きる為人々から忌み嫌われ、分類の通り「わざわい」ポケモンとまで呼ばれて虐げられている。
しかしこれは誤解であり、アブソルの角には災害を予知する能力を持ち、災いを人々に伝える為に姿を現しているだけである
人間の勝手な思い違いにより汚名を着せられたある意味最も可哀想なポケモンと言える…
更に隠れ特性の『せいぎのこころ』といい、お前本当にあくタイプなのか……

100年生きると言われているご長寿さん。


名前の由来は absolute(絶対的な)
もしくは   absolution(免罪、罪の赦し)
または危ない+反る



 

【ゲームにおけるアブソル】


RSE時代ではホウエン地方の120番道路等に低確率で登場するレアポケ。
同じエリアに出現するトロピウスと共に外見で強烈なインパクトを与える。
トレーナーでは四天王カゲツの切り札…だがぶっちゃけあまり強くないので対策していなくてもあっさり倒せてしまう。

DPではクリア後の213番道路でポケトレを使用することで出現。コレで色違いを狙ったプレイヤーも多い。
しかしPtではテンガン山に出現するのでポケトレがし辛くなった。

BWではクリア後のジャイアントホール付近で高レベルのアブソルが出現。BW2ではシナリオ攻略時に出現するようになり、入手しやすくなっている。



 

【対戦でのアブソル】


あのカイリキーと同値という非常に高い攻撃力を持つが、それ以外が低めで特に耐久は紙。
等倍技でも威力が高ければ即死する可能性が高い。
かと言って素早さも平均以下…
また第三世代までは悪タイプの技は特殊依存で高い攻撃を活かせない…

更に第四世代以降は弱点であるむしタイプ格闘タイプの強力なポケモンも増えており、本来得意なはずのエスパータイプにもきあいだまで返り討ちにされる始末…
(これらはアブソルに限らず悪タイプ全般に言えるが)

と、能力やタイプ面だけ見ればかなり弱い。


しかし、補助技や悪タイプらしいトリッキーな技を豊富に覚え、相手を錯乱させることに長ける。

特に「ふいうち」「しっぺがえし」「マジックコート」「カウンター」「よこどり」等の相手の行動に依存する技が多いのが特徴で、
読みさえ上手くいけば多大な戦果を期待出来る。
中でもアブソルの「ふいうち」は全ポケモン中最高威力の先制技であり、
これを使えるのは最大のアイデンティティー(だが、第6世代に入ってメガクチートに抜かれてしまった)。
低めの素早さも合わせて相性は抜群。

また第四世代からの新特性「きょううん」もなかなか強力で、
メイン技の一つである「つじぎり」や対格闘にうってつけな「ストーンエッジ」「サイコカッター」とも非常に相性が良い。
「ピントレンズ」も合わせれば尚良し。
防御アップの積み技持ちには驚異である。
ただし急所に当たりやすい技自体の威力は控え目なのである程度耐久のあるポケモンは殺り切れない事も。

他にも覚えられる攻撃技の範囲も意外と広く、同族対決に有利な「シザークロス」「メガホーン」や鋼タイプ対策の「だいもんじ」「ばかぢから」等々。 
地味に特殊技も豊富だが素の特攻値から「だいもんじ」以外は微妙か。

実は天候変化技を全種類覚えられるため、あらゆる天候パで天候発動要員になれる。
砂嵐や霰を発動させる場合、紙耐久を逆手に取り、相手の攻撃をタスキで耐えて天候ダメで自主退場なんて芸当も可能。


もうひとつの特性「プレッシャー」については、DPtにおいてのリョウビークインシロナミカルゲがその強さを象徴しているが、紙耐久のアブソルには正直不向きである。


前述の通り読みが重要なポケモンである為その扱いはとにかくピーキー。
読みに自信が無い人にはほぼ使いこなせない超上級者向けのポケモンと言っても過言ではない。初心者が迂闊に手を出してはいけない。

まさに「ハマれば強い」を地で行くポケモンで、ギャンブル性が高くトリッキーな特性からある意味最も悪タイプらしいと言えるだろう。


第6世代では、あくタイプとの相性補完に優れるフェアリータイプのわざ「じゃれつく」の習得などで強化されている。
(「ばかぢから」はORASの教え技で両立可能)
ドンカラス同様、急所率の変更で「きょううん」+「ピントレンズ」+「急所に当たりやすい技」で確実に急所に当てられるようになったのも大きい。



 

【メガシンカ】


[タイプ]
あく

[特性]
『マジックミラー』
相手の使用する補助技を跳ね返す

[種族値]
HP:65
攻撃:150
防御:60
特攻:115
特防:60
素早:115

メガシンカ前と比べると更にもふもふになり、白い体毛が翼みたいになっている。
チャームポイントは顔半分にかかった長い毛。 NON STYLEの井上ではない

進化に必要な「アブソルナイト」は、殿堂入り後にキナンシティにいるライバルに勝つと貰える。X・Yどちらでも入手可。
ORASではサファリゾーンで入手可能。但しダート自転車必須。

種族値の割り振りは特攻・素早さに+40、攻撃に+20と言う 何とも潔いまでの攻撃面特化
とにかく耐久面が全く変化しない点は、紙耐久であるアブソルにとってはかなり辛い点。フォローは必須である。

特性「マジックミラー」は、主力技の「ふいうち」の邪魔となる状態異常技などを跳ね返せる非常にありがたいもの。
曲がりなりにもあくタイプの技を半減で受けられるので、メガシンカ前の特性は「せいぎのこころ」の方が良いだろう。

上記の通り、基本は「ふいうち」を軸としたアタッカーとして扱う事になる。
特攻の+40は一見無駄のように見えるが、アブソルは案外特殊技の習得も豊富である為サブウェポンの強化程度には機能している。
そもそも特攻75でやたら特殊技を習得すると言う困ったちゃんだった頃と比べたら大分マシである。第3世代なんか特に。

素早さも115とかなり上昇した為、ふいうちに頼らずとも先手を取りやすくなった点も大きい。
但しメガシンカ直後は素早さ75のままなので、ふいうちでフォローするか出すタイミングを考えるようにする事。
素早さに振るなら最速化身ボルトロスを抜けるようにしておけば向こうからの電磁波や挑発を防ぎつつ先手を取れる。(悪巧みと身代わりは注意)
また、110族にはエスパーやゴーストが多いためそれらに対して先手を取れるのは大きな優位点だろう。

ただ、環境的には結構辛い
特に ゲーフリが生んだバグ ファイアローがふいうちだろうが何だろうが先手を取って屠りに来るのが厳しい。
まあアローは準速や無振りにする事が多いので、抜こうと思えば抜けるのだが
そしてメインウェポンの「ふいうち」の火力はあくタイプでも何でもないメガクチートに負けると言う何とも言えない状態…。
まあ誤解からあくタイプにされてるもんね。仕方ないね。
さらに第七世代からはふいうちの弱体化に加えて守り神筆頭にフェアリー勢が大躍進。ますます苦しい立場に追いやられてしまった。
一方でメガシンカ直後からS115で動けるようになり、技レパートリー自体は相変わらず豊富なので、フェアリーを前に手も足も出ないかと言うとそうでもない。

何と言うか、キング・オブ・あくタイプのような性能の持ち主である。
あくタイプのトリッキーさを活かせるトレーナーでなければ、使いこなすのは難しいと言えるだろう。



 

【アニメでのアブソル】


劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』にて登場。
ジラーチをファウンスに導くという大きな役割を担った。

またAG編でのオープニングで何故かやたらめったら目立っていたので、上記の映画での活躍も合わせて多くのトレーナーから伝説のポケモンだと勘違いされた。


2014年4月3日に放送した「ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカ~Act Ⅰ~」に登場するアヤカのパートナーとして登場し、
メガアブソルにメガシンカする。
しかも映画「破壊の繭とディアンシー」にも出演し、こちらでもメガシンカを披露。相性が悪いはずのサトシルチャブルに勝利するという高い強さを見せつけた。



 
アブソルが ひとまえに あらわれると
かならず ついきや しゅうせい
などの こうしんが おこったので
わざわいポケモン という こうもくで
よばれた

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