エマ・シーン

登録日:2012/07/09 (月) 10:30:29
更新日:2024/01/31 Wed 11:11:09
所要時間:約 5 分で読めます





あぁ、またカートリッジを膝にぶつけちゃった…
ダメな私っ



声:岡本麻弥、富沢美智恵(一部ゲーム
生年月日:宇宙世紀0063
年齢:24歳
身長:168cm
階級:中尉

搭乗機:
ジム改
リック・ディアス
ガンダムMk-Ⅱ
スーパーガンダム


地球連邦軍内の特殊部隊ティターンズのメンバー。
日系人の9世で、地球で生まれ育った。「〜ではなくて?」などといった話し方をするあたり、どうやらお嬢様育ちのようだ。

家は代々軍人の家系で、常に誇りを持って生きている。
小説版の設定では父親は敬虔な人物だったために人工的に男女を産み分ける手段を拒否したところ
娘ばかり産まれてしまい 軍人の子を持てなかったことを悔やみながら一年戦争で死んだそうな。
しかし一年戦争後の激減した人口状況では女だからパイロットになれないという時代ではないために
その父の無念を晴らすためにパイロットになったという。
そういう出自と本人の心情もあってか、かなりお堅い性格をしている上に少々融通が利かない面も見られる。
また頭に血が上りやすいのか、生意気な口をきくカミーユや命令違反を犯したファをよくひっぱたいたりしている。
とはいえ別に悪い人ではなく、むしろ優しくていい人。実直なので周りの人からの信頼も厚く、カミーユ達からは姉のように慕われている。
このため、カミーユからは「エマさん」と基本的に呼ばれる。(改まった場合は「エマ中尉」になる場合も*1。)

ティターンズに選ばれるだけあってパイロットとしての技量は高く、多数の敵機を撃墜していた。



○劇中の活躍

◇Ζ(TV版)
ガンダムMk-Ⅱのテストパイロットとしてジェリド達とグリーン・オアシスのコロニー「グリーン・ノア1」にやって来る。
そこにクワトロらエゥーゴのMS隊が現れ、それに対処すべくMk-Ⅱ3号機で出撃しようとするが、その前にカミーユが乗り込んでエゥーゴに合流してしまう。

戦闘が終わった後、彼女はブライトをバスクの元へ案内。ティターンズの方針に異議を唱えるブライトを逆にボコボコにする彼らの姿に疑問を抱き始める。

Mk-Ⅱの返還交渉のために特使としてアーガマに赴き、ブレックスらにバスクからの親書を手渡すが、「Mk-Ⅱを返さなければカミーユの両親を殺す」というその内容に驚愕。
そのやり方についていけないエマは捕らわれたカミーユとその父フランクリンを連れてエゥーゴに投降し、しばらくは保護観察の立場に置かれることに。

晴れてエゥーゴのメンバーに迎えられると、リック・ディアスのパイロットとしてアーガマに配属となる。
カミーユがΖガンダムに乗り換えてからはガンダムMk-Ⅱを愛機とし、ラーディッシュとアーガマを行き来することが多くなった。

また、ヘンケンから惚れられていて、(レコア経由で)プレゼントを渡されたり、作戦前にお茶に誘われたりしていた。
グラナダへのコロニー落としを阻止する際には「君が赤ちゃんを産めんようになったら…」とかセクハラ紛いなことを言われている。*2
「結婚は考えてない」とか言うなどこのアタックにエマはかなり困惑していたが、悪い気はしていなかったようである。

レコアがエゥーゴからティターンズに鞍替えした際には、彼女を撃てなかったカミーユに「殺してしまうべきだった」とブチギレている。
主義・主張よりも「女」であることを優先するレコアが彼女には理解できなかった。
この時の激昂振りはレコアの漏らした毒ガス作戦に対して「事が事だから警戒を厳にすべきだ」と真っ当な意見を述べたカミーユやクワトロにも反発する程で、カミーユが感情的になっている彼女を非難するのも分からなくもない。

グリプスⅡを巡る最終決戦では散々苦しめられてきたハンブラビ隊のラムサスとダンケルを撃墜するが、一緒に出撃していたカツが事故死…もとい、ヤザンによって戦死した上にラーディッシュも彼女のなって撃沈してしまう。
目の前でヘンケンが死ぬところを目撃して茫然自失になってしまうが、駆けつけたカミーユが真空でヘルメットのバイザーを上げるというトチ狂った行動をとったことで正気に戻る。

アーガマでMk-Ⅱの応急修理をしてもらい、戦線に復帰したエマはレコアのパラス・アテネと戦う。
辛うじてレコアを撃破したエマだが、死の間際に彼女が言い放った「男から辱められた」という言葉に思わずMk-Ⅱのコクピットを飛び出してしまい、Ζガンダムを狙ったヤザンの一撃がパラス・アテネの残骸を破壊し、その破片で致命傷を負う。
カミーユによって近くの廃艦に運び込まれるが、もう助からないと悟っていた彼女はカミーユに「Ζガンダムは人の意志を力に出来る」と伝え、戦争を終わらせるよう告げて事切れた。

その後、遺体は廃艦共々コロニーレーザーで消滅Mk-Ⅱは何故か原型を保っていたが。
カミーユとシロッコの最後の戦いではフォウ達と共に魂となってカミーユに力を貸した。


◇Ζ(劇場版)
大体はTV版と同じだが、性格はかなり柔らかくなった…というか、可愛くなった
ヘンケンとの仲も良い方向に変わり、レコアの行動にもブチギレたりせず一定の理解を示していた。

ちなみに前述のバイザーのシーンはカミーユがエマに気合いを入れるべくワザとやったということになっている。


◇My First Triumph
「Ζガンダムエース」に掲載された漫画で、士官候補生だった彼女が指揮するMS隊によるジオン残党の掃討作戦の様子が描かれている。
この時の功績でティターンズへ栄転となる。


○その他媒体

スーパーロボット大戦シリーズ
『Ζ』が参戦している場合は(原作終了後の場合を除いて)大体の場合は登場している。ちゃんと生存するため、ヘンケン艦長と結ばれる未来も実現可能。
面倒見の良さもシナリオ上で活かされており、お姉さんキャラとして年下組に何かと世話を焼いている。
能力的には悪くないが、オールドタイプというハンディキャップは大きいため、一軍半ぐらいに留まり、最後まで使い続けるには愛が必要。
(ちなみに、第4次において、レベルが低いとウラキ共々愚痴るシーンが追加される。妙な優遇である)


◇Gジェネシリーズ
ストーリー非連結タイプのナンバリングでは可もなく不可もなくといったところ。ちなみにSPIRITでは何故か若干NT値がある。

一方NEOやDSのようなエゥーゴでシナリオを進めるナンバリングだと最初はティターンズに所属しているが説得やイベントで仲間になる。但し、DSだとフラグ次第では偏見とともに死亡してしまう。

◇ギレンの野望シリーズ
ジオンの系譜やアクシズの脅威といったグリプス戦役も扱うナンバリングで登場。
まずは連邦版のノーマルスーツを身にまとったバージョンが登場するが程なくティターンズが発生してティターンズバージョンに衣替え、さらにはガンダムMk2関連のイベントでエゥーゴに移籍して黄色いノーマルスーツバージョンと種類が結構多し、バージョンによって指揮や魅力の値が微妙に違う。

パイロットとしては可もなく不可もなくといったところ。ちなみにアクシズの脅威無印とVでのエゥーゴ・ブレックスではクワトロを宥めてベストエンディングを迎えるためには彼女に加えてカツとヘンケンも犠牲にして、さらにはファを軍隊から除籍させなければならない。
また、脅威ではMK2イベントを最初から放棄することでエマをティターンズバージョンのまま使い続けることが可能。

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さて。
エマさんの話をする際、避けて通れないのがあの髪型である。

彼女の話題になると必ずといっていい程

「公然猥褻カットwww」
「卑猥すぎwww」
「亀頭www」

…とかなんとか言われてはネタにされるのである。
仕舞いには「食堂では彼女の髪型の話題で盛り上がった」と語るジェリドのAAとかが作られる始末。なんと不憫なことか…。

とりあえずネタにしてきた人はエマさんから一発といわず十発くらいひっぱたかれてくるべき。というわけで、ちょっくらひっぱたかれてくる。

もちろんこれを嫌う人もいるので、ネタにするならその辺もきちんと考慮しよう。



           ,,. -─‐ ''"´ ̄   `ヽ
        ,. ‐'´              \
      /                  ,リ
   /                   ,.ゝ
    !                  // 〈
    |         /⌒>yヽ  fr'"'、 }
   |          , '   ´ ('´ `ー'´  l ノ
   │      /      `      レ'       今日、食堂でエマ中尉の髪型の話題で盛り上がった。
    |      (._               |        全員一致で亀頭をイメージしていたらしい。
    |       / -─- 、._      __,..ヘ!       隅の方で味噌汁を啜っていた
   |    r‐、 {  ーヮニニ`ー'  〈ゥニ'‐.|      ジャマイカンも吹き出していた。
   ヽ   | ,ゝ| !         ヽ、 |      食堂を出ると、エマが顔を真っ赤にして
     }    ヽ(、Ll           r:ン' l       青筋立ててこちらを睨み付けていた。
    { ! { { /`ーi      _,. -─‐ァ  l  ̄ ̄`! 勃起したソレをイメージしてしまい
    ,ゝト、ヽ{  {        `ー-- '   ,'    | 吹き出しそうなのを必死に堪えていたのだが、
   i(  ヽミ`ヽ  ヽ、       ー   l       横でカクリコンが腹を抱えて大笑いしていた。
.   | `'''┴-- 、.._  `''‐、       ,!、    亅 強烈なプレッシャーを感じた俺は、
   |   _____ ̄ ̄~ヽ` ー-r-‐ヘ ヽ く´  すぐさまその場から逃げ出した。
.   !  |=<>=<>=|    ト、-、r=ニ⌒ヽ.) ヽ  後ろの方で、カクリコンの 
  _,r=ゝ、  ̄ ̄ ̄     | ヽ. \ `ヽ } /   「前髪は抜かないでくれぇ」 という断末魔が聞こえた。   
      `ヽ ー-----‐‐┴、 }   ヽ レ',ノ./`ー- この日以来、誰もエマの髪型の話をする者は居なくなった。



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最終更新:2024年01月31日 11:11

*1 ちなみに「Ζ」第21話では危険を感じたカミーユがエマに呼びかけるも反応しなかったので、改めて呼びなおし「エマ中尉、注意してください。」と洒落のようなことを言われている。

*2 コロニー落としの際には相応の放射線が出るらしく普通に心配しているだけなのだが