ティータ・ラッセル

登録日:2012/05/31(木) 20:37:22
更新日:2023/02/17 Fri 18:38:43
所要時間:約 5 分で読めます




『英雄伝説 空の軌跡』シリーズの登場人物。


CV:今野宏美

導力技術の権威A・ラッセル博士の孫娘で、ツァイス中央工房(ZCF)で見習い技師として働く少女。

12歳(FC)→13歳(3rd)→16歳(閃Ⅲ)
金髪ロング、ゴーグル付き帽子にツナギ風の服装。
その可愛らしい容姿と言動に今野ボイスで、その筋のお兄ちゃん達からの人気を一身に集めていた(レンが登場してからは二分しているが)。あざといなさすが幼女あざとい

健気で朗らか。基本的に押しが弱い性格だが、いざという時には周囲を驚かせるほどの大胆な行動を取る度胸や、自分の考えを貫く芯の強さも持っている。

機械いじりに関しては12歳とは思えないスペックの持ち主であり、パーティーの機械担当。
町から離れた場所で機械関連の知識や技術が必要な場合の固定メンバー率が高い。


家族構成は『導力革命の父』こと祖父アルバート、母エリカ、父ダン(婿養子)。
一家全員が導力技術者であり、彼女もその才をしっかり受け継いだらしい。

両親は未開の地に導力を広めるためあちこちを飛び回っていてあまり家には帰ってこない。祖父も面白い仕事を見つけると何日でも没頭するタイプなため、1人で家にいることが多く家事もできるしっかり者に育った。
一方で機械のことになると周りが見えなくなる所も受け継ぎ、またエンジンに萌えるようなメカフェチである。

一人っ子で家族と触れ合う時間が短い反動か、エステルヨシュアと知り合ってからは実の姉・兄のように慕っている。


遊撃士のアガット・クロスナー(24)とは祖父の誘拐事件以来の付き合い。半分成り行きでだが共に行動する機会が多く、そのぶっきらぼうだが優しく頼れる所に好意を抱いていく。
SCでは「大好きで大切な人」と言い切っている。アガ夫爆発しろ。

積極的にアタックする様子は非常に微笑ましいものの、当の本人からは妹のような存在として見られている節がある。まぁアガットの方が積極的だと犯罪臭がエラいことになるので当然っちゃ当然ではあるが
しかし仲間内では年の差カップルとしての認識が既成事実化しつつあるなど、外堀から着実に埋めつつある。しかもおそらく無自覚の内に。ティータ…恐ろしい子!



以下ネタバレ








SCでは猫を被っていたレンと仲良くなるが、その正体は身喰らう蛇の執行者であり、仕事を終えて去って行く彼女に友人としてかけた言葉も届くことはなかった。

この経験を自分なりに受け止め、SCの後では彼女に近付くにはどうしたらいいのか考えるようになる。
その第一歩として彼女の視点や考えに少しでも近付こうと、レンが駆る巨大ロボパテル=マテルに対抗するためのオーバルギア開発計画に参加することを決める。
最初はエリカやアガットに兵器開発に携わることを反対されたものの、自分なりの考えと決意があることを伝え参加を認めさせた。自分が技術者として歩む道を見つけつつあるようだ。

零の軌跡の後にはエステルらによってレンが結社を抜けリベールにやってきたため、語られない所でティータとの交流もあったものと思われる。

ちなみに両親が帰ってきたのは二年半ぶりとのことで、久し振りの一家団欒を満喫している。
パワフルな母がアガットさんを目の敵にする姿に戸惑ったり、料理上手な父から料理を習ってアガットに試食させたりしているらしい。


閃の軌跡Ⅲにて成長した姿で登場、髪の毛を母・エリカのように後ろでリボンで結び、トールズ第Ⅱ分校の制服にジャケットを着て、お気に入りのゴーグルを首からぶら下げている。帝国で何かが起ころうとしているということをオリビエから知り、母親の猛反対を押し切り遊撃士のアガットと共に帝国入りし、交換留学生としてトールズ第Ⅱ分校へと入学する。
シュミット博士の四番弟子として偏屈な彼の元で大変ながらも騎甲兵や戦術殻を学んで行く。また、ジェニス王立学園に入学したレンとは再会した際に成果を見せ合うと約束をしている。
同級生のことは「さん」付けで呼ぶも、同じクラスだったミュゼのみ「ちゃん」付けで呼ぶ。
この頃になると、アガットのことに対する恋愛感情が明確になり異性として意識する様子も見られる。

クラスはⅨ組、主計課で、料理部に所属している。また、エプロン姿や湯着のコスチューム変更も可能。(イラストで学園指定水着で登場するも、ゲーム内にコスチュームとしてはでない)

黄昏が始まった後は当初はバルフレイム宮にいたが、後にドレックノール要塞にてアルフィンとともに軟禁されていた。
VII組に解放されてからは行動を共にし、第II分校をランディやVII組とともに解放した。
パンタグリュエルでは、エステルたちとも再会した。

大戦終結後、エリカから「ティータをこれ以上危険な目に遭わせたくない」とリベールに強引に連れ戻されそうなるが、オーバルギアの更なる発展があると固辞したため、エリカはテストを行うと告げられ、奮闘することになる。

◯戦闘での性能
武器は導力砲。オーブメントは空属性固定、2-4-2(FC)→2-4-3(SC以降)の3ライン。

全キャラで唯一通常攻撃が範囲攻撃で、クラフトはどちらも広範囲をカバーでき、面制圧力に優れる。反面耐久力は最低クラスで、単純な攻撃力も飛び抜けて高い訳ではない。

アーツ能力やライン構成は中の下といった性能。攻撃も回復もクラフトで十分なので、補助アーツを重視した構成がオススメ。
攻撃面では、多数の敵を一度に攻撃できるため死の刃や石化の刃と相性が良く、雑魚散らし、状態異常撒き役として重宝する。


反面、その単体火力の低さと圧倒的な紙装甲からボス戦では泣きを見ることに…
SCでは使用できる機会が増え、相対的な待遇は改善された。ラスダンでは専用防具ヨルムンガンドが登場し、打たれ弱さもカバーできる……が、やはり雑魚散らしが主となる。

しかしそれも過去の話。the 3rd中盤でオーバルギアを覚えると、前作まで物理最強だったジンさんすら超える肉弾戦の鬼と化す。ぅゎょぅι゙ょっょぃ

閃の軌跡Ⅲ、Ⅳではフィールドでは導力砲を使うが、戦闘では新型のオーバルギアを使用する。



◯クラフト
  • スモークカノン
地点指定中円→大円(U)攻撃。暗闇付加。
◯◯の刃の異常効果とも相性が良く、雑魚相手には滅法強い。

  • バイタルカノン
地点指定、中円→大円(V)回復。状態異常と能力低下を解除(U〜)。
終盤では回復量が少々物足りなくなるものの、回復クラフトとしては最高ランクの使い勝手。

  • オーバルギア
小型ロボ(というか強化外骨格)に搭乗する。
最大HP+100%、STR/DEF+20%、アクセサリ無効化、多数の状態異常無効化。使用中はクラフトが専用のものに変化する。
アーツとSクラフトが使えなくなる等のデメリットがあるものの、圧倒的にパワフルなキャラに変貌する。しかもこの状態からセイントやゾディアックによる底上げ可。
このままでもかなり凄そうな兵器だが、2年後には魔改造施された上にもっとヤバい機能満載兵器と化して帰って来た。
閃の軌跡Ⅲでも、最新型(「003」の刻印がある。3号機ということだろう)に乗ってパーティメンバーとして参戦する姿がCMで確認できる。 

◯Sクラフト
  • カノンインパルス
中円攻撃。ガトリングの掃射を浴びせる。帝国のラインフォルト社製の、この時代では珍しい導力に頼らない火薬式。反動とか大丈夫なんだろうか…
SCの終盤、サブイベントでファイナルパーツを入手するとカノンインパルスFに強化され、『直線』と言う名の『全体ごんぶと攻撃』に化ける。

脅威のヒット数を誇る稼ぎの要。FCではこれ一発で獲得セピスがカンストすることも。

ド、ドキドキしちゃった…

  • サテライトビーム
中円攻撃。端末を操作、人工衛星からビームを照射する。
ZCF狂気の技術の産物、近世という世界観ガン無視の超兵器である。でも威力は普通。

ふんふんふ〜ん♪…よし!


◯オーバルギア中のクラフト
  • 機銃速射
中円攻撃。

  • チャフグレネイド
小円攻撃、暗闇。

  • チャージ
単体攻撃、吹き飛ばし、気絶付加。剣聖剣帝コンビすら完封するポテンシャルを秘めた超絶兵装。


  • オメガインパルス
閃の軌跡Ⅳで登場。(Ⅲではなし)オーバルギアから大量のミサイルと機銃攻撃を行ってから、オーバルギアのリミッターを解除して光線を放つ。



ティータの母、エリカの猛攻を凌いでから追記修正をお願いします

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最終更新:2023年02月17日 18:38