アガット・クロスナー

登録日:2012/05/30(水) 00:55:21
更新日:2023/08/30 Wed 18:21:11
所要時間:約 5 分で読めます




『英雄伝説 空の軌跡』シリーズの登場人物。


CV:近藤孝行

24歳(FC)→25歳(3rd)→28歳(閃Ⅲ)
強烈な赤毛に強烈なモミアゲ、風呂でも外さないバンダナがトレードマーク。

リベール王国の正遊撃士。
基本的に一所に留まらない一匹狼タイプ。期待の若手として頭角を現しつつあり、《重剣》の異名を持つ。
遊撃士ランクはC(FC)→B(SC)→A(閃Ⅲ)



かつてはルーアンの不良グループ「レイヴン」のリーダーをしていたが、チート親父カシウスと出会いフルボッコにされ、なんやかんやあって遊撃士になったらしい。
カシウスには(口には出さないものの)恩義を感じているようだが同時に苦手意識を抱いており、その娘のエステルには厳しい態度で接する。

ただし基本的には(程度はともかく)誰にでもそういう態度を取り、自分自身に対しても厳しいタイプ。
また面倒見が良く優しい一面もあり、エステルたちへ言ってる内容も先輩としての指導や年長者としての心配という側面が大きい。
初対面でこそ口と態度の悪さで最悪な印象を残したが、エステルもそこら辺は察して早々に評価を改めている。
またレイヴンの現リーダー格の三人組が遊撃士を目指す際には彼らの指導教官を務め、そのスパルタっぷりに恐れられながらも慕われていた。

性格は一言で言えば熱血。
状況判断自体は割と冷静なのだが、手段の選択においては気合いと根性で何とかする傾向が強く、負けず嫌いなのが拍車をかける。
過去の経験(後述)の影響もあり、結社の実験がボースの民間人を巻き込んだ際には怒りを露わにし、1人で突っ走ってレーヴェにフルボッコにされたことも。



ツァイスで知り合った、アルバート・ラッセル博士の孫娘ティータ・ラッセル(12)とは、毒弾丸から彼女を庇って以来なにかと縁がある。

最初は「チビスケ」と半ば馬鹿にしていて、彼女の失敗に対しても厳しく当たったが、それを穴埋めしようと根性を見せる姿や剣帝相手に自分をかばう姿に認識を改める。
本編ではアガットさん大好きなティータにたじろいだり、2度の看病イベントやら、無茶をしてお説教されたりと、着々と距離を縮めている。SCの後では月に一度ラッセル家で夕飯をご馳走になっているらしい。

ティータの祖父のラッセル博士からは生暖かい目で見守られているものの、父のダンは様子見、母のエリカからは危険人物として強烈にマークされている。エリカからはやたらバイオレンスな方法の数々で葬られかけたことも。

本人の好意が恋愛感情なのかは定かではないが、なにぶん絡みが多く着々と外堀を埋められているため仲間内では年の差カップルネタが鉄板に、というかアガ夫自体が弄られキャラとしてのポジションを確立しつつある。

なにせ年の差12歳の可愛いロリっ娘である。当然ファンの間でもネタにならないはずが無く、ロリコンの称号を欲しいままにしている。



出身はボース地方のラヴェンヌ村。百日戦役では村に飛んできた流れ弾によって妹のミーシャを亡くしており、ティータを気遣うのには彼女をミーシャ(当時12歳)に重ね合わせていた部分もある様子。

ようはロリコンじゃなくてシスコンである。

ミーシャを亡くして以来カシウスと出会うまでは荒んだ日々を送っていたようで、遊撃士になってからも己の空虚さをごまかすために剣を振るっていた部分があった。
しかし剣帝との戦いでその欺瞞を指摘され、ティータの叱責を受け吹っ切れる。自らが剣を振るう理由を見つめ直したようだ。
ついでにこれを境にティータに頭が上がらなくなる。



そして3rd以来長らく本編での出番が無かったが、閃の軌跡Ⅲにおいてティータと共に参戦が確定。
遊撃士としてかなりの経験と実績を上げたようでランクはAに昇格しており、実力も協会の中でもトップクラスになっている。
内戦終結後に結社や猟兵団が動き出していることを察し、ほぼ壊滅状態になった帝国ギルドの助っ人として、戦友のオリビエを助けるために帝国入りをする。
また第二分校入りをしたティータの事も気にかけており、何かあったらすぐに駆けつけると約束をしている。

他にも14年前に起きた「ハーメルの悲劇」の真相を独自に調査しており、シナリオの途中、ハーメルの村でリィン達と合流する。


ソシャゲ「暁の軌跡」にも登場。
衣装装備があまり登場せず、戦力としてはイマイチ。ただしティータがそれなりに強力で、その補佐には必要なので、その点で需要があった。
シナリオではかなりの活躍っぷり。
暁が、閃の軌跡Ⅰ~Ⅱくらいのお話で、各国とも帝国への対応で人手が無い中、その驚異的な人脈で諸外国から必要な人材を招集している。
特に戦争卿との戦いでは、彼がラッセル博士を呼び、暗殺者から守り切っていなければレミフェニア公国は滅亡していただろう。
暁の軌跡は正史扱いではないが、もしこの働きが考慮されたのだとしたら、閃ⅢでのA級昇格も納得が行く。



◯戦闘での性能
武器は二つ名のまんまの重剣(大剣)。
オーブメントは火属性固定、3-2-3(FC)→3-3-3(SC以降)の3ライン。

ステータス的には典型的な前衛タイプで、物理面とHPに優れるが魔法関係は壊滅的。
クラフトは攻撃的なものが揃い、バッファローレイジがあるため攻撃の手を緩めることなく攻め続けられる。他の物理キャラと比べると殲滅力を重視した味付けになっている。

アーツ関係は期待できないが、火属性アーツは意識せずとも揃うことが多い。いざという時にはサイクロンナパームあたりをぶっ放すのもあり。
ライン構成は最大3連結と微妙な上、火属性は補助アーツに絡み難いのが辛い。補助アーツを組むならある程度目標を絞るが吉。

  • バッファローレイジ
HPを消費しCPを回復する。アガットの生命線とも言える固有技。
Ⅱに強化されるとCP回復量150と、一発でSクラフト可能な域まで持って行く。ただしHP消費量も70%に跳ね上がるので、使用タイミングには注意。

うおおおおッ…だぁああああッ!→こん、ちくしょう……
は誰もが通る道。

  • ドラグナーエッジ
直線範囲攻撃、アーツと技の駆動解除。
そこそこ太い範囲で、範囲攻撃技としてもキャンセル技としても便利。

  • フレイムスマッシュ
小円攻撃、吹き飛ばし効果。
吹き飛ばしは必ずしも有利に働くとは限らないので時と場合を選んで。

  • スパイラルエッジ
単体攻撃、遅延効果。
技自体は悪くないが、遅延ならヨシュアがいるので…

◯Sクラフト
  • ダイナストゲイル
単体攻撃。連撃を叩き込む。
使い道はあまりない。

  • ファイナルブレイク
中円攻撃。地を這い爆発する一撃を撃ち込む。

  • ドラゴンダイブ
通称ロリコンダイブでお馴染みな全体攻撃。オーラを纏い空高くジャンプ→敵に向かって急降下。
アガットを象徴する技。SCでこれを覚えると、バッファローⅡと併せて使い勝手がぐんと上がる。
ロリコンネタはもはや半公式ネタなようで、ファルコムラジオの近藤さんゲスト回では中の人に叫ばせていた。いいぞもっとやれ。
閃の軌跡Ⅲでは、「ドラゴンフォール」という上位版に強化されている。ロリコンフォール


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最終更新:2023年08月30日 18:21