アレス(FE)

登録日:2012/03/22(木) 01:13:00
更新日:2024/04/10 Wed 12:34:13
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リーン(レイリア)に手出しをする者は、この俺が許さない!


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS



CV:興津和幸(FEヒーローズ)


■概要

かつて獅子王と呼ばれたエルトシャンの息子で、アグストリアが戦場になる事を予期した父によって病弱の母グラーニェと共にレンスターの実家に送られた。
しかし帝国の侵略が始まり母を戦火で亡くした後は傭兵ジャバローに拾われた。
十二聖戦士の一人である黒騎士ヘズルの血を強く受け継ぎ、魔剣ミストルティンを所持している。
「黒騎士」と恐れられているが、踊り子リーン(レイリア)には頭が上がらない。

ある時、ダーナの領主ブラムセルにリーン(レイリア)が人質に取られたことでアレスはジャバローから離反。
セリス率いる解放軍に入ることとなり、ブラムセルを倒してリーン(レイリア)を救出した。
当初はセリスの父であるシグルドを親の仇と恨んでいたが、いとこのナンナから渡された父親の手紙を読み、考えを改める。

ラケシスが独身または死亡してナンナが登場しない場合、当然ながらナンナとのイベントは発生しないので、セリスを恨みっぱなしのまま解放軍に従軍する事になる。
それでもエンディングでセリスとちゃんと和解しているので、プレイヤーたちの知らない所で互いに腹を割って話し合ったのだろう。
登場時の台詞から一見意固地にも見えるが、根が素直な上にシグルドが悪いわけではないと元々心の底では思っていた模様なのでナンナの件がなくとも和解のハードルは高くなかったと思われる。


顔グラはエルトシャンのものからの流用…もとい良く似ているが、服装が違うことと目にハイライトが入っていることが一番の違い。
そのせいか父親より幼く見える。
なお、「黒騎士」の異名を持つためか馬のグラフィックも真っ黒。

冬季ねあ版ではSFC版のグラフィックからは想像ができないほど、異様なまでにかっこよく描かれている。
でもこっちだとリーンが出てこない。おまけに好意を抱く相手はまさかの…。
因みにセリスの事は信頼しているがリーフに関しては若干煙たがってる描写がある。親達のように3人仲良く…とは中々いかないようだ。


■ユニット性能

○初期値と成長率、CCボーナス
ソシアルナイト LV7 (→パラディン)
HP-40(90+40)
力-13(30+60)+2
魔力-4(5)+5
技-12(20)+3
速さ-13(30)+3
運-6(40)
守備-12(50)+3
魔防-4(30)+5
移動-8+1
武器LV-剣★槍C→剣★槍B
血統-ヘズル直系
スキル-追撃・連続・待ち伏せ

クラスはソシアルナイトで、CC後はパラディン。
クラスとしては力が24止まりかつパラディンであるため弱い印象を持つ人も居るかもしれないが、充実したスキル(追撃、連続、待ち伏せ)、神器持ち、槍も使えるおかげでかなり便利で強い。
特に力と魔防の成長率は高く、ミストルティンの魔防+10を合わせればトールハンマーを使う強敵イシュタルとも渡り合える。
ファラフレイムによる圧倒的攻撃力を誇るアルヴィスとの戦いでも、セリスには劣るが多少は戦力になり得る。
さらにいうなら7章ラストのトールハンマー所持のブルームを、アレス以外で倒すのは至難の業。トールハンマーは命中率が半端なく高いので、あのシャナンでも回避は難しい。
終盤のダークマージの群れに突っ込ませ、待ち伏せ発動でずっとアレスのターンなんてことも可能。
ヘルには注意だが、これはセリスであろうが誰だろうが同じである。
ミストルティンを使わずとも剣持ちに槍を使って修理費をケチったり、敵ターンに手槍で数を減らしておく動きなども強い。特殊剣を持たせるスタイルもある。
縛りで平民プレイをやる時にはシャナンと並んでお世話になることも多い。

欠点らしい欠点はミストルティンの修理費が高いということと、ミストルティン抜きだと技がやや低めということ。
そのため確殺したい時はミストルティンを使うことが重要。
修理費はシーフの利用や恋人を作ってゴールドを貰うか、8章で手に入るシーフの腕輪などでゴールドを奪う、値切りの腕輪で修理費などで補いたい。


…と強力な仲間であるのは間違いないのだが、実は結構聖戦ファンの間ではネタにされている。

まず上級職がパラディンな点。力の上限24というのは、力が低いという設定のロードナイトより1低い。何故だ。
また、運の初期値と初期レベルの都合上、いくら吟味しても29止まり(上限は全クラス共通で30、なお聖戦にはドーピングアイテムは存在しない……)
最後にユリウスの怒りロプトウスは攻撃力110なのだが、パラディンの魔防の上限は20。
どういうことかというと、HPをカンストの80にさせ、ミストルテインの魔防補正+10を計算しても、ぴったり110。あと1あれば耐えれるのに……。

このように、なぜか妙に痒い所にばかり手が届かないのだ。
とはいえ親世代でカップルを全く作らない全員平民プレイの場合、彼には主力として最後まで頑張って貰わないと困るのだが。

まあ、そうは言っても神器持ちでステータスの上限は低くとも強いユニットなのは変わりない。
ユリウスの怒りロプトウスも魔防16以上でバリアリングを持たせれば耐えられるとか、そもそもナーガ使えばいいじゃんとか言わない

ちなみに(あくまでシステム的に見ると)スキルは全て母親譲りということになる。なぜなら父親である筈のエルトシャンにはスキルが一切ないからである。
とはいえ念のため言及しておくと、これはあくまでもネタに過ぎない。
(例えばシグルドとエスリンは兄妹だがスキルが被ってすらいないし、ユリアやユリウスもお互いとも両親とも揃っていないし、子世代の代替ユニットは軒並みばらけている。あくまでもシステム要素であってトラキア776で語られた流星剣辺り以外は厳密な設定ではない。)
何が言いたいかというと、アレスは実はエルトの完全上位互換エルトが強く見えるのは指揮5の賜物である。


■カップリング

恋人候補にはリーン(レイリア)かナンナ(ジャンヌ)がオススメ。
特にリーン(レイリア)は古くからの付き合いだという事もあり、物語的にも辻褄が合う。
実はリーン(レイリア)との恋人会話が無いのだが、会話イベント自体はかなり充実しており、加入時から恋愛値は高いのですぐにくっ付きやすい。
貧乏騎士をけなげに支えるけなげな踊り子……そこ、変な妄想した人は怒らないから素直に手を挙げなさい。

ナンナ(ジャンヌ)は移動タイプの関係で一緒に進撃しやすいのが利点。ナンナに至っては父親次第では戦力としても使えるので、前線でも活躍させやすい。
また、ナンナとの恋人成立時の会話がぶっ飛んでいる。

ブラムセル撃破後に「リーンは無事だろうか……」という台詞があるのだが、レイリアの時でも発する。酷い不具合があったもんである。
レイリア「……」


ファイアーエムブレム ヒーローズ


まさか父上とお会いできるとは……母上から聞いていた通り、いやそれ以上、まさしく騎士の理想の体現者だ。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2018年5月にリーンと一緒に登場。イラストは父親同様にп猫R氏。
赤属性の剣使い。騎馬ユニット。
エルトシャンがこちらの世界にいる事と、そして再会できたことを喜んでいる。

武器スキルは奥義が発動しやすくなり(奥義カウント-1)、戦闘(または戦闘前)で奥義を発動した場合、戦闘後、奥義発動カウント-2になる『魔剣ミストルティン』

Aスキルは戦闘開始時、自分のHPが80%以下なら戦闘中、攻撃、守備+7にする『攻撃守備の大覚醒3』
Bスキルには戦闘後、敵の守備、魔防-5にさせる『守備魔防封じ2』

魔剣ミストルティンの効果で、一度奥義が発動し始めればカウント3以下の奥義なら連発できる。
1回目の戦闘でエンジンをかけ、それ以降は奥義を連発して敵を切り伏せるスタイルが定番。
「遠距離反撃」「待ち伏せ」などを継承することで、少し傷を負わせたうえで反撃を狙う型も有効。
欠点はミストルティン装備なのに魔防にやや不安を覚えるところ。
実装時は星5で登場。優秀なスキルを多数所持するがゆえに星4落ちはないだろう…と思っていたらまさかの星4落ちをしたという驚愕の事実があり、限界突破が容易なのは利点といえる。

2021年8月には錬成武器対象に。
特殊錬成ではHP3に加えて、敵から攻撃された時、または戦闘開始時敵のHPが75%以上の時、戦闘中攻撃、守備を+5し、
戦闘前奥義も含めた奥義発動時のダメージが7増加する。



追記・修正はシーフの腕輪装備で荒稼ぎしながらお願いします。


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最終更新:2024年04月10日 12:34