アナハイム・エレクトロニクス社

登録日 :2012/09/29(土) 20:41:31
更新日 : 2017/10/03 Tue 11:56:34
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Anaheim Electronics

アナハイム・エレクトロニクス社とは「機動戦士ガンダム」シリーズのうち、宇宙世紀を舞台とした作品に登場する架空の企業の事である。
初登場は「機動戦士Ζガンダム」。

電子・電気機器の製造販売を中心とする軍産複合企業として名を馳せ、キャッチフレーズは「スプーンから宇宙戦艦まで」とされている。
その果てはスペースコロニーの建造にも携わっているとか。

本拠地は月でグリプス戦役前後から連邦軍は勿論、反連邦組織等の機体の開発や製造も行っている。
いかんせん組織が巨大すぎる上に各部署間の風通しも悪く、連邦軍からさえ「何を作っているのか分からない」「右手がしていることを左手が知らない」とまで言われている。
逆襲のシャア」等では両軍がアナハイム社製のMSを使って戦っているんだから仕方ないか。
(連邦側のMS生産拠点はフォン・ブラウン工場、ネオ・ジオン側MSの製造拠点はグラナダ工場。双方は月の正反対に位置している)
まあだからこそシャアがサイコフレームの情報をアムロ側に簡単に流せたわけだが。 *1


宇宙世紀初頭には新進の一企業であったが、U.C.0080前後には地球圏有数の大企業へと発展。
その躍進の背景には、盟友のビスト財団が関わっている。

グリプス戦役期、保身の為に敵であるティターンズとも取引した。
これは、自己保身と同時にグリプス戦役を煽って戦争を加速化させて金を稼ごうとした背景もあると思われる。

ガンダムUC」ではアナハイム・エレクトロニクス工業専門学校も登場。
就職率は100%ながら、シニアハイレベルの学力がないと雇ってくれないらしい。

閃光のハサウェイ」では、マフティーとの極秘取引で宇宙世紀100年代の最新鋭機であるΞガンダムを提供。
この際には証拠隠滅の為に製造の元となる情報は全て隠していたが、こんな超高級機を提供できる会社なんてアナハイムしかないので、公然の秘密だった。
なお、連邦もマフティーに対してアナハイム製である超高級機ペーネロペーを投入している。

大きな戦乱もなかった閃光のハサウェイとF90の間の時期には、超高級機であるゾーリン・ソールを連邦向けに製造。
この機体は小型化路線とは真逆の存在だったので連邦軍に採用されず、ズィー・ジオン・オーガニゼーションに譲渡される。
実際はゾーリン・ソールの開発はアナハイムと連邦にズィー・ジオンが働きかけて、譲渡前提で開発されていたとの疑いもある。

ガンダムF90」辺りでサナリィとの小型MS開発競争に敗れたことからアナハイムが表舞台から消えつつあった。
特にサナリィの機体を模倣した機体のデータから新機体を開発しようとしたり等、サナリィの技術を盗用あるいは参考にする事がしばしば見られた。
連邦の敵対者であるブッホ・コンシュルンとも技術交流を重ねるなど、アナハイムの相当の焦りが目に見える。
また、残骸となったマザー・バンガードから帆を回収して実験してた事もあった。
まぁいくつものロングセラーの量産機を開発しているのでなんだかんだで潰れない。

ここまでは至って普通の会社に見える(いや見えないか)。

この会社の恐るべきところ、それは……



実にクリエイティブな機体を作る事である。



≪代表的な製品一覧≫


ガンダム開発計画の5体
ハイザックマラサイ
リック・ディアス系列(ディジェは除く)
ネモガンダムMk-Ⅲ(AE仕様)
百式系列、デルタガンダムメタス
Ζガンダム系列、Ζプラス系列、ΖⅡ
ル・シーニュ
Gディフェンサー、メガライダー
ΖΖガンダム系列、FAZZSガンダム
ディープストライカーネロ
ジェガン系列、ジェスタ
グスタフ・カール、シルヴァ・バレト
デルタプラスリ・ガズィリゼル
νガンダム系列、ユニコーンガンダム
ギラ・ドーガ系列、ギラ・ズール
ヤクト・ドーガサザビーシナンジュネオ・ジオング *2
Ξガンダム、メッサー、ペーネロペー
ヘビーガンGキャノン(OEM生産)
シルエットガンダムハーディガン
Gキャノンマグナネオガンダム
ザク50
ジェムズガンジャベリン
ゾーリン・ソール


また、キャッチフレーズ通りにアーガマ級アイリッシュ級ネェル・アーガマなどの戦艦も建造している。
各々の説明は項目の中の内容でまとめてあるのでそちらを参照。


まあ、何ていうか、色々とヤバい機体を開発しているのである。
特に核爆弾を積んだり、サイコミュを積極的に取り入れた危ない機体を見かけたら、 とりあえずそれはアナハイムの機体だろう 、多分ね。
あとMAは基本的に開発していない。
デンドロビウムやディープストライカーは装備を積み込みまくってデカくなったMSである。


また製品の他にも、一時期はニナ・パープルトンやオサリバン常務などなど、多くの 名物社員 を抱えたことでも有名である。中にはスパイもいたりと、枚挙に暇はない。
特にニナやルセット・オデビーを始めとするアナハイムの女性エンジニアは“ アナハイム・ギャルズ ”と渾名される名物集団であった。

会長夫人のマーサ・ビスト・カーバインは、ラプラス戦争の黒幕として暗躍した。


これらの凄まじいまでに特徴的な有り様から、数多いるガンダムファンからは 超ド級の変態企業 という認識が不動のものとなっているアナハイム・エレクトロニクスであるが、
実際その技術力や経済力からくる存在感は凄まじいものがある。

一年戦争時、既に巨大なコングロマリットを形成していたアナハイムは、当時からジムやその武装を中心に生産しつつ、軍関連資材の納入も積極的に行っていた。

一年戦争が終決すると、ZEONIC社をその巨体に吸収。更にその勢いは止まらず、RX計画にてコアファイターを開発したハービック社、
ビームライフルの開発生産を行ったブラッシュ社やボウワ社なども次々とM&Aによって吸収、或いは傘下に収め、
ついには 地球圏最高 とまで言われる程のMS技術を持つまでに至った。


一応中立の立場を取っていたが、歯に衣着せぬ表現をすれば 「勝てば官軍」 を地でいく腹黒っぷりを発揮している。
アナハイムは相手の身分を問うことはせず、テロリストだろうが反連邦組織だろうが金さえ払えば誰でも顧客にする。
戦争してる勢力両方に兵器を提供する ”など日常茶飯事。
上にも書いたが 敵も味方も全部アナハイム などよくあること。
遠慮誇張無くもう こいつだけでいいんじゃないかな 状態である。


月に本拠地を置くその体系から、アースノイド至上を掲げるティターンズからは爪弾きにされたために(実は元々アナハイムは地球の企業なのだが)
ムーバブルフレームの技術を得られなかったものの、“ブロックビルドアップ”と呼ばれる ムーバブルフレームに極めて近い特性を持つ構造を独自開発 してリック・ディアスに採用。

更にエゥーゴに繋がりを持っていたおかげでもたらされたガンダムMk-Ⅱのデータを使って更に発展させ、可変機Ζガンダムを完成させる。

地球連邦がサイコミュ技術を独占して民間企業を弾き出したのに、アナハイムは「 そんなの関係ねぇ! 」とばかりに、
吸収したZEONIC社の技術を発展させ 準サイコミュであるバイオ・センサーを独自開発 。同じくΖガンダムの機体管制・制御系に搭載する。

その後もアナハイムの 変態 っぷりは止まることを知らず、宇宙世紀を席巻し続けた。


≪余談≫


実はカリフォルニア州アナハイム市に「Anaheim Electronic」という会社が 実在 する。
また、日本にも業態・業務の異なるアナハイム・エレクトロニクスが いくつか 存在している。




wiki篭りは、サナリィの項目も作成・追記・修正しているんですよ・・・!
勘弁して下さい!我々編集者は違いますよ。
それがwiki篭りってもんだものな。

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