神主

登録日 :2012/02/10(金) 11:55:04
更新日 : 2016/12/24 Sat 16:18:29
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神主。

それは神道神社における神職の長……だった人。
現在では神社にいる神職の人を指す。

第二次大戦後、神官=公務員は廃止されたため、現在日本に神官はいない。

ちなみに、明治政府により女性神主は廃止されるも、
現在では男神主減少と男女同権の観点から再び認められつつある。

神主になりたい場合、日本に二校しかない神学校へ進学するか、
突然先代が倒れて急に神主になるための通信教育、日本にいくつかある養成学校に行く。
の3つが主。


神主にも身分はある。
特級、一級、二級上、二級、三級、四級で、奉仕度合いや功績などから階級は上がって行く。

さらに浄階や明階などの階級があるなど、
一般人にはわからなくもしっかりとした上下関係がある。


○仕事(※噛み砕いて説明しています。)
よく見かける神主と言えば

  • お祓い
地鎮祭などの更地に簡単な祭壇を作り、
「今から建物建てるから祟らないで~貴方に害を与える気はないからね~」とその土地の神に頼む。
その土地の神が元人間の場合、やらないと大抵はなにかしらの事故が多発する……らしい。

また、自殺が多い場所などに呼ばれてお祓いすることもある。

  • 祈る
我々が神社に行くと神主が祈りを捧げている事がある。
我々や神主自身が神に心から感謝しています。
祟らず、我々を御守りしてください、と朝昼夕に神へ頭を下げている。

  • 相談など
地域の事から個人の事まで相談にのってもらえる。
また、宗教関係者であるので、犯罪を犯してしまった人を一時預かる事も稀にある。

……あまりいい例えではないが、突発的に殺人を犯し、神社に駆け込み神主へ事情を説明。
警察が神主にその事を調査に来ても「知らない」と答えても宗教行為として 犯人隠匿にならない

もっとも、そのあとは神道なりの説得をされ、遅かれ早かれ自首する事になるだろう。
(説得すらしないと本当に犯人隠匿にされかねない)。

なお、祓うなどと書いてあるが、実際には鎮めるが正しい。
生きた人間より大きな力をもつ神や死者の魂を説得し、祟りではなく御利益に変えるのが神主の役割である。


○何故、今も祈る?
細かい説明をすると非常に長く、かつややこしい為に噛み砕いて説明すると

日本は祟りを恐れる風習があった→神道に発展した→これに目をつけたのが天皇と地方豪族。自らの支配の正統性を主張するために脚色。
→さらに明治維新により脚色して《国家神道》に→和を重んじていたが、和より天皇万歳が強くなる。
→大戦で敗れ、さらに軽んじ過ぎた荒御霊 *1 のせいか、そこかしこで妙な事故が起きる。

荒御霊は鎮めなかった期間があると余計に長い間荒御霊のままなのだ。

故に、神主は祈る。地域に、日本に災いが無いようにと。
ちなみに、天皇も祈っている。


え? 宗教と政治は分離すべき?

当たり前じゃないか。だからこそ、
宗教の範囲や宗教の事をしっかり学ぶ必要があるのではないかな?

と、脱線したので戻すと、要するに祟りの回避を一番にしている。
日本人的には、神道的には、祟りがなければ、とりあえず平凡かつ幸せだという考え方である。謙虚!


○神主の魅力

神主。

厳つい顔から優しい顔まで。

艶々な若さ溢れる方から皺に自信と責任感を刻んだ方まで。

露出は少なくとも、いや、むしろ露出がないからこそ、様々な妄そ想像が可能である。

その服装は幻想的で、まるで神社の境内は過去からそのままやってきたかのような……自分の洋服が珍しいような錯覚が起きかねない。

さらに神社を、神主を彩る 巫女

神主も女がいる時代が再来した今、可愛い巫女も女である確証が君には持てるか?

知ってるか? UFOってのは宇宙船って意味じゃねえんだ。なんなのか未確認で空飛んでたらUFOさ。

そして巫だけでみこ、と読む。

なんだ、神社って楽園だったのか!

まぁ、無理矢理確認したら、多分即警察だけどね。


ところで、神社や寺の近付くに、昔は春を売る人が多かった。

と、いうのも神社でお祓いするんだし、せっかくだからもっと穢れていくか! と言う理由と、
神社と言う特別な空間、神域から現世に足をつけるため、あえて俗な事をするため。

平民な方々はそんな事をしていたが、神主は出来なかった。

鳥居またいで向こうとこっちで、本当に別世界だったのだ。


ちなみに、神主に休日は決まってない。

予定がない日に、地域で奉仕活動などがあると参加している方も多く、まさに滅私奉公と言った方がいる。

さらに、上記相談には七五三の仕方から神への参拝の仕方、祟りの相談から恋の相談まで引き受けてくれる。

また、怒り(激情)をよしとしない他の宗教と違い、叱るべき時に激しく叱ってもくれる。
別に神道は怒りを全肯定していないが、否定もしていない。

かねて言うと、この文章みたいに外来語を使わず話すこともしない。

雰囲気は幻想的だが、とても我々に近い感情の出し方をされるため、親しみやすいかもしれない。

さぁ、行こう。神主に会うため、神社へ!

ぶっちゃけ今日本で著名な「神職資格所持者」だと狩野英孝(家業が神社) になるんだが。

また近年は「無人の神社」が増えており、ある元某国営放送アナの神主は数十社くらい神社を掛け持ちしていたという。



追記・修正は自分を鎮めてからお願いします。

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