秘密結社鷹の爪

登録日:2009/12/28 Mon 23:48:31
更新日:2024/01/10 Wed 20:28:17
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このしんきくさいサイトはなんじゃね?
吉田くん


アニヲタの集いというサイトで冥殿という管理人を始めとした、無職、学生等で構成された秘密結社だと思いますよ。総統




秘密結社 鷹の爪





■概要

蛙男商会による、Macromedia Flashで制作されているアニメ。*1
監督、作画、更には声優までも殆どFROGMAN一人が手がけている。
彼特有のカオスなストーリー、雰囲気が目立ち何かとネタばかり尖ってる印象があるが、よくよく見てみると無駄に良い事を言っていたり、感動展開があったりする所が、長いこと人気が続いている秘訣なのかもしれない。



■あらすじ

心優しい総統率いる、間抜けな悪の秘密結社「鷹の爪団」世界征服を目指して様々な作戦を考えるものの、最後には非常識で正義の味方とは名ばかりのヒーロー、デラックスファイターに倒されてしまう


◆鷹の爪団

表向きはベンチャー企業と名乗っているが、正体は世界征服を企む秘密結社。ただしテレビ番組で世界征服をしたことがあるため、おそらく世間にも知られている。
イメージカラーは
アジトは東京都千代田区麹町のとあるアパートで、団員はそこで共同生活をしている。表札も掲げている。
元々は「竜の爪団」という名前だったが、第1話のデラックスファイター襲撃で大打撃を受けたのを契機に組織を刷新、現在の名前となった。
「人に地球に優しい世界征服」がモットー。
資金面では赤字続きで、団員旅行は年に1回だけしかできない。
経済難のあまり食べ物に困ることが多く、その際はベッドの下の綿埃やおがくずを食べて生き延びている。


■登場人物


●総統(小泉鈍一郎)

鷹の爪団の総統。
55歳。誕生日は1月1日。
間の抜けた所はあるが、吉田や博士よりはしっかりしている、団員の保護者役。
ツッコミ役にまわる事も多い。
人一倍臆病で涙もろいが、誰もが幸せに生きられる世界を作るために世界を統一し国境を取り払うべく世界征服を企む。
家賃を滞納していることが多く大家さんに頭が上がらない。
劇場版第1作目ではバツイチで息子もいたことや劇場版第5作目では惑星トリドン出身の王族の子供とだった事が明かされた。
また、かつてはどこぞの総統閣下のようにちょび髭だったが、海外進出が決まってからはカイゼル髭に変更されている。


●吉田君(吉田カツヲ、通称ジャスティス)

24歳→21歳。島根県吉田村(現在は雲南市吉田町)出身。
誕生日は蛙男商会が創立した2月14日→FROGMANの結婚記念日と同じ7月27日。
鷹の爪団の戦闘主任で、怪人製造マシン完成後は怪人製造の担当主任も務める。
両手を鉤爪のような形にして体の前に出し、手首を上下に振りながら「た〜か〜の〜つ〜め〜〜」と呻く「鷹の爪ポーズ」の考案者。ちなみに国歌斉唱と同じくらい重要であるらしい。
年齢と誕生日は2015年に変更された。

前職は大手の鳩会社で、第1シリーズ9話では祭りの会場を荒らしに来た鳩の集団を説得して帰らせている。

一時は宿敵デラックスファイターの娘、デラックスドーターと恋に落ち、パジャマ姿で抱っこしてもらう仲まで行った男である。なおこの時、嬉しさのあまり「マシュマロの丘です!」と中学生のような感想を大声で叫び感想を大声で叫び、デラックスドーターを赤面させた。
また、エロ本が大好きで、「すげー、おかーさーん!」と叫ぶことはしょっちゅうで、命の危機に陥った際には「もうエッチな本は読みません!もうエッチな本は読みません!」と叫んでいる。

あろうことかAH-SoftwareからVOICEROIDが発売されている。打ち込んだ文章を吉田くんの魅力溢れるボイスで読み上げてくれる一品。
鷹の爪ファンは買って損はないよ!
基本的に男性ボイスロイドは女性のそれと比べて低音の為か合成音声にするのは難しく、感情の起伏が表しにくいのだが、吉田君は元々が冷静な口調かつ声に特徴がある為やたらと再現度が高くなっている
しかしそのせいか彼のみが動画サイトへの投稿など、誰でも視聴できる形での公開が禁止されている
一応EXボイス等で他ボイスロイドから彼へ呼びかけるものもあるが、現状では本当に家で楽しむためだけにしか使えない。



●フィリップ(岡本和夫)

鷹の爪団の契約社員
27歳。誕生日は3月10日。
島根から上京してきたが、吉田に強制的に組織に入れられた。
筋肉質のごつい体格で、頭を丸刈りにし、赤いタンクトップを着用して、腕全体に入れ墨を彫り込んでいる。一方性格は気弱で、マイクを使わないと話せない小心者。
手は常にファックサインのような形にしているが、立てているのは人差し指。
話す時は片言の日本語を喋る。
実はヒーロー願望があり、それが原因で総統にクビにされたことも。しかしその後「フィリップDEATHホールディングス」という会社を設立し、社長に就任。現在は会長。
何故か会社はとてつもなくデカくなっており、もういつでも世界征服が可能など、良い意味で本末転倒な設定に。
劇場版第1作で老化光線を受けて墓石になってしまいその状態で総統が盾にしたため死んでしまったが、レオナルド博士の技術でリモコンで実体と幽体をチェンジできるようになった。ボタンを押せば強制的に切り替わるので食事の時は幽霊にされてしまうので毎回お預けをくらっている。また壁抜けの途中で実体化されて出られなくなった事も。

恐らく総統の息子だと思われる。基本いないので空気

●レオナルド博士(レオナルド・デカ・ヴィンチ)

誕生日は6月6日
人間とされているが、外見や行動はデフォルメされた熊でいつも白衣を着ている
鷹の爪団のマッドサイエンティスト(外部契約)。熊と言われると反射的に襲い掛かってくる。
「お前はディナー、俺のディナー」。
レオナルド・ダ・ヴィンチの子孫。
べらんめえ口調で口が悪く、鷹の爪団の中では最も凶暴で考えている事も腹黒い。オラオラ、オラ
その技術は本物で、質量保存の法則をすら超えている。主な材料は100円ショップで購入しているとのこと
以下、発明例(カッコ内は材料)
  • 怪人製造機(100円ショップで調達)
  • 乗り込み式合体ロボット(粗大ゴミ)*2
  • 核融合炉(ティッシュペーパー)
  • 黄色いスクーター(カレーライス)
ただし「金払いがいいから」とデラックスファイターからの依頼を受けることも多い。
声は吉田君の声にフィルタをかけて加工したもの。

●菩薩峠君

誕生日は8月24日
超能力で人の身動きを止めたり、地球の自転を反転させたり、九州と北海道を入れ替えたり、スプーンをフォークに変えたり、地球を動かしたりできるが、実力は未知数。
左利きで大きな目に紫の肌をしている。
言葉が未発達で、「パパ」「お兄ちゃん」等簡単な単語しか喋れない。
TV版最終回で家族の元に帰ったが、劇場版ではなぜか戻ってきていた。母親似。また、この母親が某日曜夜アニメの主人公に似た髪形をしている。
デラックスファイターのことは非常に嫌い。

〇デラックスファイター

42歳。世界各国で活躍する棒読みの正義の味方でDXカンパニーの社長。
戦う相手の目の前に現れた瞬間、問答無用で必殺技デラックスボンバーを繰り出す。ただし攻撃手段はほぼこれしかない。そのため弱い相手にはめっぽう強く、後述の自己中心的な性格もあって鷹の爪団など弱い相手としか戦おうとしない。
昔は空を飛べたが、本人曰く疲れるとの事で今は1m浮くのが限界。
普段は華やかだが、家に帰るとプチ反抗期のデラックスドーターとゲーム中毒のデラックスサンと家を空けがちなデラックスヨメに頭を悩ませる普通のおっさん、そしてかなりの守銭奴で自己中、短気。そのため金で買収されることも非常によくある上、一般人(子供や老人でも)相手にデラックスボンバーを使用することも。
鷹の爪団からを巻き上げたいが為に、彼らへの融資を渋っていた銀行を脅したこともある。
以上の人柄ゆえ総統や吉田など彼を知る人からの人望は皆無。子共からもセアカゴケグモ並みに嫌われている。中でも菩薩峠には相当嫌われている。しかし、デラックスファイターにとって鷹の爪団は「まともに取り合ってくれる数少ない相手」であり、鷹の爪団サイドもその想いを理解している。
GTでは第8話まで登場しなかったため、「ついにリストラされたのではないか」と噂された。

「ハッハッハッ、そうだ、デラックスファイターだ。というわけでデラックスボンバー」

ちなみにFROGMANの地声に一番近い声だとか。



○大家さん

鷹の爪団のアジトがあるアパートの大家さん。家賃さえ払っていれば優しい。

女ながら非常にタフであり、兵士を殴り飛ばしたり、ロケット噴射をまともに食らっても宇宙までついてきていたりする
イケメン好きだが、精力豊富で相手をした男は搾り取られる。また彼女のキスは死者を甦らせるが、総統にトラウマを与えた。
純情そうな一面もあるが、それを見た者は視聴者を除いて必ず吐く。
劇場版1作目は彼女がほとんど後半の主役だったが、TV本編や2作目では空気だった。3作目も空気に見えたが、作中のやりとりが後の話にあたるカウントダウンでとてつもなく重大な事に繋がり、視聴者を仰天させた(色んな意味で)


○フェンダーミラー将軍

世界征服を目論む本当の意味での悪党。
菩薩峠君を誘拐したりとあくどいことをしているが、その度に鷹の爪団に阻止されてきた。
無印最終回で鷹の爪団とデラックスファイターの協力で生死不明になるが、劇場版第1作でサイボーグとして蘇りデススターぽいもので地球に復讐しようとしたが…

●森田コウイチ(コウモリ超動物バット)
鷹の爪団のライバル組織で、地球環境を守るための世界征服を目指す「阿武隈バイオ研究所」で生まれた喋るコウモリ。「鷹の爪MAX」以降研究所やそのメンバーは出なくなったが、例外的に彼のみ登場している。
森田コウイチという名前は吉田が勝手に名付けたものだが、鷹の爪団やデラックスファイターにもそれで定着している。
何だかんだで鷹の爪団とは仲が良く、アジトにも頻繁に出入りし、ゴールデンスペルからはメンバーのような扱いに。
この作品において、まともに喋るツッコミ役という数少ない存在。


ちなみに先に挙げた『秘密結社鷹の爪 The Movie 〜総統は二度死ぬ〜』は2008年ニューヨーク国際インディペンデント映画祭において
  • アニメーション部門最優秀作品賞
  • 国際アニメーション最優秀監督賞
のダブル受賞を果たし、かの有名なカンヌ国際映画祭でも原因不明の上映会が催されたことはあまりにも無名





Wiki篭り達にこんな深夜のしがないFlashアニメなんか見てくれる人がいるんじゃろうか?吉田くん

いるわけないですよ総統


HAHAHA、今日もお前たちの作戦は失敗だー!

むうっ、その声は!デラックスファイター!

何、お前たちの項目が出来たのか。どれどれ見せてみろ……


な、なんだこれは!オレの事をここまで酷く書きやがってーーーーー!

ば、バレた~~~~~!!


デラックスボンバーーー!!!


追記修正よろしくお願いしますーーーーーーー!!!


.            E N D            

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最終更新:2024年01月10日 20:28

*1 Flashの公式サポート終了以降の作品でも、敢えて「Flash風」のアニメとして製作している。

*2 ちなみに「材料が余った」とのことで、無意味に670体も作られた