暗黒界(遊戯王OCG)

登録日 :2011/01/22(土) 16:56:43
更新日 : 2017/02/26 Sun 21:10:00
所要時間 :約 7 分で読めます




暗黒界とは遊戯王オフィシャルカードゲームのテーマの一つ。
エキスパンション『ELEMENTAL ENERGY』で初登場した。

カード名は全て「暗黒界の□□ ○○」という名前を持つ。
□□には二つ名、○○には色の名前が入るのも特徴。

モンスターは闇属性・悪魔族で統一されており、一部を除いて「カードの効果によって墓地に捨てられた時」に発動する効果を持つ。
そのためハンデスには強いが、除外されるカードには弱い。
また、発動条件は「カードの効果によって」捨てられた時なので、コストで捨てても発動しない点に注意が必要。

似たような効果を持つカードに魔轟神シリーズがある。こちらは全て光属性・悪魔族。


【暗黒界の住人】
  • 暗黒界の騎士 ズール
☆4/ATK1800/DEF1500
通常モンスター。名前の由来はイタリア語のアズール(水色)。
フレーバーテキストには弱い者いじめはしないと書いてあるが、アニメでは悪役そのものであった。

  • 暗黒界の番兵 レンジ
☆4/ATK100/DEF2100
通常モンスター。名前の由来はオレンジ。この人ではない。
通称鉄壁のレンジさん。不審な侵入者をその大きな手で排除するとか。壁役にどうぞ。

  • 暗黒界の狂王 ブロン
☆4/ATK1800/DEF400
名前の由来はブロンズ(青銅色)。相手ライフにダメージを与えた時に手札から1枚選択して墓地に捨てる事ができる。
効果は強制ではないので、状況に合わせて発動していきたい。
アニメでは下級モンスターを上級モンスターが支配する異世界に登場。下級モンスターのくせに上級モンスターを従えていた。
アニメのキャラでは珍しくフェイズの確認をするため、デュエルにおいては紳士的な性格。
ちなみにCV.伊藤健太郎

  • 暗黒界の刺客 カーキ 、暗黒界の策士 グリン
☆2/ATK300/DEF500
名前の由来はカーキ(枯れ草色)とグリーン。手札から墓地に捨てられた場合、カーキはフィールド上のモンスター1体を破壊し、グリンは魔法または罠を1枚破壊する。
こちらの効果は強制なので、自分フィールド上にしかモンスターがいない場合には注意が必要。

  • 暗黒界の尖兵 ベージ
☆4/ATK1600/DEF1300
名前の由来はベージュ。手札から墓地に捨てられた場合、特殊召喚される。
後述の魔轟神レイヴンと相性が良い。また、グラファのお供としてよく採用される。

  • 暗黒界の狩人 ブラウ
☆3/ATK1400/DEF800
名前の由来はブラウン。手札から墓地に捨てられた場合、カードを1枚ドローする。相手の効果で捨てられた場合はさらにもう1枚ドローする。
相手が手札抹殺やメタモルポットを発動した場合、1枚多く引ける。
このデッキの潤滑油。コイツや後述のスノウを何度も再利用してアドを取っていくのが暗黒界の基本戦法。

  • 暗黒界の斥候 スカー
☆2/ATK500/DEF500
名前の由来はスカーレット(緋色)。戦闘で破壊され墓地に送られた時、☆4以下の「暗黒界」をデッキからサーチする。
額に十字の傷は負ってない。
アニメでは融合メタなデッキを使い、十代に有利な立場を取るもネクロダークマンとネオスによりあっさりと敗北。

☆4/ATK1700/DEF0
名前の由来はスノーホワイト。手札から墓地に捨てられた場合、デッキから「暗黒界」と名のついたカードをサーチする。また相手によって捨てられた場合、相手の墓地からモンスター1体を自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。

ストラクからの新規カード。モンスターだけではなく魔法罠もサーチできるスカー涙目の性能を誇る。また攻撃力もそれなりにあり、3積み必須。
その外見から暗黒界唯一の女性と思われ、一部の方々から人気がある。

  • 暗黒界の導師 セルリ
☆1/ATK100/DEF300
名前の由来はセルリアンブルー。手札から墓地に捨てられた場合、相手フィールドに特殊召喚され、さらに相手から見て「相手」、つまり自分が手札を1枚捨てる。一見ディスアドに思えるが、暗黒界の強力な追加効果を発動できる。
アニメから実に4年以上もの月日を経てOCG化した。

  • 暗黒界の武神 ゴルド 、暗黒界の軍神 シルバ
☆5/ATK2300/DEF1400
名前の由来はそれぞれゴールド、シルバー。手札から墓地に捨てられた場合、特殊召喚される。相手のカードの効果で捨てられた場合、ゴルドは2枚のカードを破壊、シルバは相手の手札を2枚デッキボトムへ送る。

暗黒界の上級モンスター。簡単に特殊召喚できるが、攻撃力の低さが欠点。追加効果は両者とも非常に強力で、セルリと相性が良い。
簡単に出せるレベル5としてランク5のエクシーズ召喚の素材として有用。

☆7/ATK2500/DEF1800
名前の由来はレインボー。相手によって手札から墓地に捨てられた場合特殊召喚され、相手のモンスターか魔法・罠をすべて破壊する。

条件が揃えば非常に優秀な効果を発動できるが、相手に捨ててもらわなければならないのが難点。これもセルリの効果によって発動させていきたい。
アニメでは十代の怒りを買ってしまい、 「ぶっ倒しても!ぶっ倒しても!」 の名言を生むきっかけになった。

☆8/ATK2700/DEF1800
名前の由来はグラファイト。ストラクの新規カードかつ看板モンスター。

暗黒界最大の攻撃力を持ち、また非常に強力な効果を持っている。暗黒界が苦手とする「聖なるあかり」などを破壊でき、さらに何度でもフィールドに舞い戻ってくる姿は脅威の一言。
ただ除外には弱いので注意。

  • 暗黒界の鬼神ケルト
☆6/ATK2400/DEF0
PRIMAL ORIGINにて登場した鬼神。
手札から捨てられたときに特殊召喚でき、相手によって捨てられるとデッキから悪魔族一体を自分または相手の場に特殊召喚できる。
レベルなどの縛りはないためエクシーズ召喚を狙ったり、セルリの効果を活かせる。
名前の由来はスケルトン

  • 暗黒界の闘神 ラチナ
☆6/ATK1500/DEF2400
海外からやってきた闘神。
手札から捨てられた時に墓地から特殊召喚できる効果に加え、相手によって捨てられた場合フィールドの悪魔族一体の攻撃力を500上げる効果をもつ。
暗黒界唯一の☆6であったがケルトの登場で微妙な立場に。
名前の由来はプラチナ

☆5 ATK2400/DEF1000
暗黒界の海・暗黒海の主である鮭。
詳しくは項目参照。


【サポートカード】
  • 暗黒界に続く結界通路
速攻魔法。墓地から好きな暗黒界を特殊召喚できる。
発動したターンは召喚・反転召喚・特殊召喚ができなくなるので、相手ターンに発動すると無駄がない。

  • 暗黒よりの軍勢
通常罠。自分の墓地から暗黒界を2枚サルベージする。
スノウやブラウなどを再利用することでさらにデッキ圧縮に繋げられる。

  • 暗黒界の取引
通常魔法。お互いのプレイヤーはカードを1枚ドローし、手札から1枚カードを捨てる。
ゴルドを捨てて特殊召喚したり、カーキを捨ててモンスターを破壊、と様々なコンボが可能。

  • 暗黒界の雷
通常魔法。フィールド上に裏側表示で存在するカードを1枚破壊し、自分の手札から1枚選択して墓地に捨てる。
暗黒界の効果を発動しつつ除去できるのは優秀だがちょっと範囲が狭い。

  • 暗黒界の門
フィールド魔法。悪魔族の攻撃力・守備力を300アップ。
1ターンに1度墓地の悪魔族モンスターを除外する事で、手札の悪魔族モンスターを捨てて1枚ドローできる。
墓地の悪魔族をコストに毎ターン手札交換ができるのはそれだけで優秀なうえに捨てるのは効果なのできっちり暗黒界の効果も発動可能。攻守アップも微量とはいえ攻撃力不足に悩まされていた暗黒界にとっては痒いところに届く効果。

  • 暗黒界の書物
永続魔法
カードの枚数制限により手札を捨てた時、その中にモンスターがあれば一枚選択して特殊召喚する。
珍しい効果だが、手札がどんどん減っていく暗黒界とは全くかみ合ってないカード。
邪心教典との関連は不明。

  • 暗黒の瘴気
永続罠
自分は悪魔族を一体を墓地へ捨て相手の墓地のモンスター一体をゲームから除外する。
相手の墓地を封じ、自分は暗黒界の効果を発動できる強力なカードだが、条件が整わないと腐ってしまう。
カードイラストではライトロードのお父さんとゴルドが対峙している。

【相性の良いカード】
  • 魔轟神レイヴン
1ターンに一度手札から任意の枚数手札を捨て、捨てた枚数分自身のレベルを上げ、攻撃力も×400ポイント上げる。
捨てるのはコストではなく効果なので暗黒界の効果も発動できる。
チューナーなのでシンクロに利用してもいいし、ゴルドとシルバを捨てて一気に畳み掛けることも可能。

語らずに及ばず。

  • リグラス・リーパー
お互いに手札を1枚捨てる事ができる効果を持つ。戦闘破壊された場合、破壊したモンスターの攻撃力を500ポイント下げるおまけ付き。

  • トランス・デーモン
1ターンに1度手札を捨てて攻撃力を500上げる効果と破壊時に除外カードのサルベージが出来る効果を持つ。コイツも捨てるのはコストではなく効果。
暗黒界の為に生まれてきたようなカード。門の効果も受けられ、自身の効果と合わせると下級モンスターとしては破格の攻撃力2300になれる。

説明不要のチート竜。
暗黒界は全て闇属性で構成されており、門やグラファで墓地調整もしやすいため、引きさえすれば簡単に出る。

  • クリフォトン
アニメでカイトさんが使ったフォトン。
良く見ればわかるがこのカード、なんと 悪魔族 である。どうみてもブラックライトだろうが!!
そのため前述の暗黒界の門を初っ端から発動することができる。

マッチ戦に非常に弱い暗黒界とカウントダウンデッキをサイド込みで混ぜる事がこのカードによって可能となり、マッチ戦に強い新たな暗黒界デッキが生まれた。

  • 魔界発現世行きデスガイド
有能リクルーター兼アイドル枠。
ブラウを引っ張って来れるのでこの2体でリヴァイエールをエクシーズ召喚して門などで除外された下級暗黒界を帰還させたり、そのままグラファの効果でバウンスしたりと結構便利

  • 手札抹殺
手札を全て捨て、捨てた分だけ引ける手札交換カード。一気にラッシュをかけられる。

  • 墓穴の道連れ
お互いに手札を公開し、1枚づつ選び捨て、1枚ドローする。
普段はアドが取りにくいため、使いづらいが暗黒界では話が違う。手札を暗黒界のみで固め、何を捨てさせるか迷わせる戦法が取れる。相手の手札にある切札を捨てさせる事も可能。

しかし全体的に見ると確実性に欠ける点、相手のデッキを回りやすくしてしまうことがあるなど、万能ではない。あと使うと社長に怒られる。
ストラクチャーデッキの発売で一気に価値が上がった。

  • 闇の誘惑
闇属性デッキ定番の手札交換カード。
暗黒界の効果は使えないが事故防止に役に立つ。

  • 暗黒の謀略
お互いに手札を2枚捨て、2枚ドローする。
相手は手札を1枚捨ててこの効果を無効にできるので微妙。

  • 闇の取引
1000ライフ払い、相手の通常魔法を「相手はランダムに手札を1枚捨てる」効果に変える。
受動的だが強欲で謙虚な壺をシルバ破棄でただの謙虚な壺に変えるなど、仮想敵は多い。

  • 各種ウイルス
グラファとか門で攻撃力強化したゴルド・シルバ辺りがコストになる。
手札抹殺などの相手にもドローさせるカードと組み合わせると相手へ与えるアドを最小限に抑えられる。

  • バージェストマ・ディノミスクス
サンダー・ブレイクや鳳翼の爆風みたいな万能除去だが、コイツだけ手札を捨てるのがコストではなく効果扱い。
相手カードを除外しつつ暗黒界の効果発動を狙っていける。
表側表示のカードしか対象に出来ないことに注意。

  • 強制接収
自分が手札を捨てるたびに相手にも同じ枚数捨てさせる。
自分からガンガン手札を捨てていくので相性がいい。
自分は手札を捨てつつもアドを稼いでるので被る被害は殆どない。


【アニメでの活躍】
暗黒界モンスターが支配する異世界がGX第3期に登場。フレーバーテキスト詐欺。
邪心教典の力で超融合を完成させるため、十代達を罠に陥れるが……。

TF2では十代がこれらに天使の施しを混ぜて「覇王の予兆」というデッキ名で使用してくる。
また、アニメではこの他に発掘師 コバル 、混沌王 カラレス などが登場している。

☆暗黒界の発掘師 コバル
下級モンスターであり、相手にダメージを与えた時墓地の魔法カードを回収する効果を持っていた。

☆暗黒界の混沌王 カラレス
レベル12のモンスター。召喚には魔神レインと超融合が必要ということ以外詳細不明。

☆暗黒界路
デッキから暗黒界を一枚手札に加え、墓地に送る魔法カード。
この効果だと暗黒界の効果は発動できない…。

カラレスの出番をいつまでも待っているそこのあなた、追記・修正お願いします。

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