四糸乃(デート・ア・ライブ)

登録日 :2012/07/19(木) 22:25:03
更新日 : 2017/05/27 Sat 00:26:16
所要時間 :約 7 分で読めます




……がんばって、ください


四糸乃とは、『デート・ア・ライブ』の登場人物。
初登場は2巻。副題も「四糸乃パペット」である。
アニメでは4話で初登場。担当声優は野水伊織

外見は14〜15歳くらいの女の子。
青く軽いウェーブがかかった髪に、蒼い瞳、左手には常に奇妙な兎のパペットを付けている。(プールに入っている時でも装着している)
霊装は兎の耳のようなものや、リボンのついた尻尾の飾りが付いたフードつきの緑のレインコート(よしのんを探すシーンにて雨粒の弾く描写があるため、そう推測)を着ており、
同じく緑にリボンのついたレインブーツを履いている。
精霊の封印が解かれた後は、胸元の露出している白いレースと、ハットを被っており、お嬢様風な姿をしている。(ハットは時々脱いでいる)
士道いわく、フランス人形のような可愛さ。
しかしその正体は十香と同じ精霊であり、世界を壊すほどの力を秘めている存在である。
ただ四糸乃は怖がりな性格と後述の理由から自分を殺しにきたASTから攻撃を受けても反撃せず逃げ回ってばかりいた。その為か、ASTが付けた識別名は「ハーミット」。
精霊の中でも大人しい存在として認知されていた。


以下、本編での活躍(ネタバレあり)

士道との出会いは小説では道端、アニメでは神社の境内。
四糸乃が現界する時は彼女の能力からか、いつも雨が降っているので、水溜まりで遊んでいた。 雨女とか言うな

そこで盛大にこけた所を、士道に助け起こされる。ちなみにこの時士道は いろんな所を触っていたらしい。(ただしレインコート越しなので直接ではないが)

突然声をかけられたためか士道に怯えるが、こけた拍子に落としていたパペットを装着すると一転、「 よしのん 」と名乗り、フレンドリーに礼を言うと、立ち去ってしまった。
二度その後、今度は空間震と共に出現。ASTから逃れる為にデパートに身を隠したところで、四糸乃を デレさせる為 に向かった士道と再会。

最初は警戒していたものの、数日前に出会っていた相手である事と士道に攻撃の意思がない事を確認するとそれをあっさりと信じ、楽しそうだという理由でこれまたあっさりと士道からのデートの誘いをOKする。
その後、遊んでいる最中にハプニングで士道と キス をしてしまい、しかも間の悪い事にそれを十香に目撃されてしまう。
嫉妬した十香を軽い口調でさらに挑発するが、パペットが喋っていると勘違いした十香(後述の理由から、これはあながち勘違いとは言えないのだが)にパペットを奪われるとこれまた臆病な性格に逆戻り。
パペットを奪われた混乱から天使 「氷結傀儡(ザドキエル)」 を召還し、パペットを取り返すと外に飛び出してしまう。そこにASTからの攻撃を受けるが、消失する。
そこそこの好意を抱かれた状態でキスをしたにも関わらず、精霊の力は何故か封印されなかった。

四糸乃の行方を探していた士道は、先日消失した場所で何かを探している四糸乃を発見。声をかけると怯えた表情で距離を取ろうとしたが、パペットがないことに気づいた士道がそれを聞くと逆に詰め寄ってくる。
どうもパペットを士道が持っていないかどうか調べようとしていることを察した士道が事情を尋ねると、先日の戦闘でパペットを紛失し、それを探していたと答える四糸乃。
それを聞いてパペットを探すのを手伝う、と申し出る士道の提案を受け入れた四糸乃だったが、直後に鳴った空腹を訴える胃の音を聞いた士道は食事を作ってやるために家に案内する。

初めて見る士道お手製の親子丼を美味しそうに食べた後、四糸乃は士道を信頼したためか、自分の事情を話す。
よしのんというのはパペットの名前である事、自分自身の名前は四糸乃であり、よしのんは自分にとって友達であり、ヒーローである事。
そして、『攻撃されると痛い』ことを知っているため、自分だけでなく攻撃してくるASTにも痛みを味あわせないように逃げ回っている事を。

これを聞いた士道は、『こんなに優しい子が救われないなんておかしい』と四糸乃を救う思いを強くする。
しかし、士道に謝るべく家に現れた十香に四糸乃の頭を撫でているところ(十香からはキスをしているように見えた)を見られて場が混乱し、十香を恐れた四糸乃はその場から消失してしまった。


その後、四糸乃は再び現界するが、士道に会う前にASTに見つかり、攻撃を受けてしまう。
ヒーローであるよしのんがいない状態では四糸乃は向けられる殺意に耐えきれず、再び氷結傀儡を召還。降っていた雨の力もあり、ASTを圧倒し、正当防衛とはいえ攻撃した後、逃亡する。
逃げた先で折紙の家にあったよしのんを手にした士道と再会するが、よしのんを渡される間もなく再び攻撃を受けた為、またも逃亡する。
が、ついに追い詰められ、四糸乃は氷の結界(四糸乃を中心に発生する冷気の竜巻。中は氷の礫が散弾銃の弾丸のように高速で吹き荒れている)に閉じ籠ってしまう。
強硬突破しようとする折紙だが、士道と和解し、精霊の力を幾分か取り戻した十香がそれを妨害。その隙に士道は必死に止めようとする琴里の声を尻目に自分の再生力頼りに四糸乃の結界の中に突っ込む。
身体中氷や雪でズタズタにされながらも士道は四糸乃の下にたどり着き、泣いている四糸乃によしのんを手渡す。泣きながら士道に感謝する四糸乃に、士道は『今度はおまえを助ける番だ』と告げる。
封印方法がキス、と聞いた四糸乃は言いよどむ士道に ふいうちキスをする。 それによって四糸乃の精霊の力は封印され、事件は解決した。

余談だが、四糸乃の精霊反応に隠れるようにもう一つ微弱な精霊反応がある事が発見される。これは四糸乃ではなく『よしのん』精霊反応である。
ずっと孤独であり、しかもASTからの厳しい攻撃を受けていた四糸乃はもう一つの人格「よしのん」を無意識に作り出し、それによって自分、 攻撃してきたASTすらも守っていたのである。
(継続的に耐え難い環境に置かれるともう一つの人格を作り出すのは実際にも事例が存在する。)
デパートでキスしても精霊の力が封印されなかったのは『よしのん』が表に出てきていたからであり、四糸乃は眠っているような状態だったため。 可愛い顔して腹黒キャラかと予測してごめんなさい

精霊の力が封印されてからは士道に好意を持つ。
初めて友達とも呼べる人間ができたことで意識が変わったのか、他人とのコミュニケーションをよしのんに頼らず自分で話すようにもしており、その第一歩として十香とも和解。
しかしちょっと臆病なところは変わらないため、緊張のあまり話しかけるときに間違えて練習していた早口言葉を口走ってしまったことも。

あ、あめんぼ赤いなあいうえおっ!

かわいい。


また、人と話すのは苦手だが、士道が琴里と二人きりにならなければならない時はさりげなく十香を連れて離れていくなど、空気は読めるいい子である。
キスについてはあまり意識していないらしい ……ゴクリ
ただ、急に裸になった場合は慌てるなど恥じらいはあるもよう。
士道に対して異性として好意を抱いているかどうかは微妙なラインだが、少なくともよしのんはそう確信しているようで、『デート一回くらいもぎ取ってあげるから』と四糸乃に言ったりしている。
最近では士道に対して明確な好意を抱き、占いを聞いて『士道の運命の相手』となるべくキスをしようとしたこともある。

無邪気で優しく、大人しい四糸乃は士道にとって癒しであるらしく、琴里のいたずらで女王様チックな台詞を(どもりながら)言われた時には「俺の心のオアシスに何吹き込んでやがる!」と激怒した。
結構周囲から可愛がられている節もあり、その天使っぷりに触れたとある精霊に『何この子、結婚してぇ…』と素で言われたこともある。


士道に初めて親子丼をご馳走になって以来すっかりお気に入りになったようで、特典ブックカバーのやり取りで士道に親子丼を作って欲しいとリクエストしたことも。
また、親子丼を食べた時、美味しいという意思を伝えるために『目を見開き、机をバンバン叩いた後にサムズアップする』というリアクションをしたが、
親子丼に限らず美味しいものを食べるとこのリアクションをするらしい。
ちなみにアニメーションではそのリアクションはカットされている。何故だ。

2巻の裏表紙では服をはだけた&縞パンの四糸乃が拝める。
4巻の目次では水着姿の四糸乃の小ぶりで可愛いお尻が拝める。
つなこ先生グッジョブ。

後に変身能力を持った七罪の能力で大人の姿に変身した時には、可愛らしさも残る可憐な顔立ちでスタイルも抜群というとんでもない美女になった。
士道と同年代くらいに変身した時もかなりスタイルの良い美少女になったが、実は変身後の姿は七罪のイメージであるため、四糸乃がこんな女性に成長したらいいな、という七罪の理想の姿であり、
成長すれば四糸乃が本当にグラマラスな美人になるかどうかは不明。

アニメでは出番が原作よりも多く、士道や十香たちと温泉旅行に行ったり、偶然が重なって十香、折紙、狂三と同時にデートするはめになった士道をサポートするためにラタトスクから無断出撃したりしている。
喋らずともテレビを見ている四糸乃とよしのんの映像が出ることも。スタッフにも愛されているのかもしれない。

ゲーム『デート・ア・ライブ 凛祢ユートピア』では攻略対象の一人として登場し、十香と共に初めから攻略できる。
よしのんが表面化しなくなり(しゃべることも反応することもなくなり)、困り果てる四糸乃のために士道がその要因を探る、というのがストーリーの流れ。
EDのCGがかなり破壊力の高いものになっているので、四糸乃スキーはプレイしてみてほしい。


氷結傀儡(ザドキエル)
四糸乃の天使。幾何学模様の書かれた巨大な兎のような姿で、四糸乃が背中に乗り、操作する(手を入れる為の穴が空いており、そこにある糸が付いた指輪のようなもので操っている)
口から吐く冷気の固まりは物質ではないASTの随意領域すらも凍らせるほどで、四糸乃を乗せたまま滑るようにして高速で移動する。それなんてウルクスス?
精霊の力が幾分か戻った時には小さめになり、よしのんの意思が宿っているようである。

なお、原作では3メートルほどの大きさとされていたが、アニメではそれなんてウルトラ怪獣?と聞きそうになるくらいの大きさで顕現した。
『デート・ア・ライブ アンコール』のゲーマーズ特典ブックカバー裏で士道がその理由を訊ねると、『せっかくのアニメなので頑張りました』という四糸乃の返答があった。頑張れば大きくできるらしい。



余談
十香、折紙と士道との1日デート券をかけた戦いで とあるハプニング により見事勝利。士道との1日デート券を獲得した。今後の展開が楽しみである。
そしてついに、そのデートも描かれた『デート・ア・ライブ アンコール』が発売された。

なお、アニメで士道を演じた島崎信長氏は四糸乃が一番お気に入りらしい。ロリコンとか言わないであげてよぉ!

アニメでは四糸乃もよしのんも野水伊織女史が声を担当しているが、寡黙な四糸乃とおしゃべりなよしのんという、キャラも声色も異なる二人を声が重なるところ以外は別撮りなしで収録し、周囲の声優を驚かせたとか。




んじゃあ追記、修正頼むよアニヲタくん
つ、追記、修正っ! お願いします……っ

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