ライチュウ

登録日:2010/08/18(水) 22:06:15
更新日:2018/04/22 Sun 19:52:30
所要時間:約 9 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン

◆データ


全国図鑑No.026
分類:ねずみポケモン
英語名:Raichu
タマゴグループ:陸上/妖精
性別比率:♂50♀50

タイプ:でんき(通常の姿)/でんき・エスパー(リージョンフォーム)
特性:せいでんき(接触攻撃を受けると3割の確率で相手を麻痺させる)/サーフテール(場がエレキフィールドの時、素早さ2倍)
隠れ特性:ひらいしん(でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。
          ダブル・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象のでんきタイプの技の対象を自分にする)

  • 通常の姿
HP:60
攻撃:90
防御:55
特攻:90
特防:90→80(金銀から)
素早さ:100→110(XYから)
合計:485

HP:60
攻撃:85
防御:50
特攻:95
特防:85
素早さ:110
合計:485

努力値:素早さ+3


◆概要


あの有名なピカチュウ進化形。
かみなりのいし”を使うことにより進化可能。
ピカチュウよりも体長が高くなり尻尾もかなり長くなっている。

ピカチュウ同様ほっぺに電気を蓄えておりその威力は10万ボルト程でインドぞうすら一撃で気絶させる。

また長い尻尾はアースの役割を持ちその電撃で自身が感電することは無い。

体に電気が溜まると筋肉が刺激され攻撃的になってしまうため気を静めるために定期的に放電している。
また暗闇ではぼんやり光って見えるらしい。

ピカチュウが人気すぎてコア扱いされやすい。
ぷにぷにしてそうで可愛い(かなり主観)のに……



アローラ地方では全体的にフォルムが丸っこくなり、エスパータイプが追加。
念力で電気を操り、丸みを帯びて大きくなった尻尾に乗ってふわふわと浮かんでいる。また日焼けしたかのように色黒になっており、耳と尻尾の先は白っぽくなっている。
なぜリージョンフォームになるのかは食事の問題だと分析されているが、アローラ地方の人々は「丸くてふわふわのパンケーキを食べたからじゃない?」と噂しているとか。


◆アニメでのライチュウ


マチスの使用したライチュウが初登場。
初戦では強力な技や持ち前の攻撃力でサトシのピカチュウを圧倒する。

しかし、バトルに勝つ為の進化に疑問を持ち、ピカチュウのまま身軽さを利用して翻弄され、見事にリベンジを果たされる。

ゲームでは素早さの種族値がピカチュウよりもライチュウの方が高いのに、この回でピカチュウのほうが素早いことを突っ込まれるが、これはマチスのライチュウがピカチュウの時にしか覚えない「こうそくいどう」を覚える前に進化していたため。
そもそもゲームでも、あるポケモンが他のとあるポケモンに対して、図鑑に表記されているスピードの設定では勝っているのに素早さの種族値では劣っているというようなことはざらにあるし。

またこの時ジョーイさんが渡した雷の石がDP74話でまた出てくる。
その話でもピカチュウがライチュウに負け、もう一度進化するかしないか、サトシが尊重するという話だった。
…昔から見ていた誰もがまだもってたのかよと思ったに違いない。

短編映画『ピカチュウのなつやすみ』に登場したツンデレライチュウや無印91話での引っ込み思案なダンシングライチュウも多くの人の印象に残ったことだろう。

その他DPでは88~91話のサマースクール篇にて臆病だが頑張り屋なライチュウがサトシと数話に渡ってタッグを組み交流する所が見られる他、終盤ではデンジの幼い頃からの相棒として登場していたりもする。
XYではゲームと違いトロバではなくティエルノが所有している。

次回予告後のコラムでオーキド博士により「コッペパンのような手はぷにぷにした触り心地」と判明した。
しかし博士は不用意に触ったことで怒りを買い、電撃を浴びせられた……


◆ゲームでのライチュウ


ほぼ全てのバージョンで手に入る。
ピカチュウが比較的低レベルで“10まんボルト”を覚え、弱点の少ない電気タイプ、
そして敵組織の下っ端がズバットやゴルバットを多用するのでストーリー攻略要員として便利。

ただし地面タイプがよく出る洞窟ではやや扱いにくいか。

アニメと同じく赤緑青黄と続編の金銀、及びそのリメイクのFRLGHGSSでクチバシティジムリーダーのマチスが使用。
特にピカチュウ版ではアニメ同様ライチュウ一匹でレベルも28とクチバ時点にしては高い。
捕まえたばかりのディグダ程度では「メガトンパンチ」や「メガトンキック」で返り討ちにされる場合も。

またシンオウのジムリーダー、デンジも使用する。

なお、アニメ基準のピカチュウ版では進化できなかった。
他バージョンに送れば進化可能だが、ライチュウになると後ろをついてこなくなってしまう事に。
後悔した当時小学生の方々も多いのではないだろうか。

余談だが先日、サトシのピカチュウが配信されたことにより、遂にサトシのピカチュウをライチュウにすることが可能になったりした。

SMではリージョンフォームとなって登場。
物理面が弱くなった代わり特殊能力が強化され、さらにエスパータイプが追加。
かなり出現率が低いものの最序盤で野生のピチューが出現するため、ウラウラ島にたどり着く頃には進化させられるだろう。

しかし、問題なのはストーリーで発生するハウ戦。
ハウはピカチュウを手持ちに入れているのだが、こいつが中盤からライチュウに進化。
知ってのとおりアローラ地方のポケモンは、全体的にのんびりした風土に感化されたのか基本的に鈍足である。
しかしその中で、ライチュウは激戦区の100を抜く素早さを維持しているため、ハウのパーティの先陣を切るアローラライチュウは、ほとんどのケースでこちらの繰り出すポケモンをタイプ一致の先制「サイコキネシス」で沈めてくるのである。

まっとうに育てていれば対処は難しくないが、これまでの作品の流れから「ストーリーのトレーナーはレベル上げをきっちりしていれば楽」という風潮が広まっているのに対し、サン・ムーンのトレーナーたちは努力値を振り、手塩にかけた仲間達を繰り出してくる。
バトルツリーではなく、ストーリーで出会う普通のトレーナーが、である。もちろんハウも例外ではない。
つまりこれまでのポケモンに慣れたトレーナーであるほど、初見での予想外の強さに混乱するハメになるのである。

対戦用・施設用のポケモンを育てるのは、殿堂入りし、さらに全てのイベントを終わらせて時間を確保してから、というのが常道だが、サン・ムーンは普通のトレーナーも普通に強い。これを頭に入れて旅パもそれなりにテコ入れしておかないと、かなり苦しい戦いになるだろう。

ちなみにサン・ムーンのストーリー内でライチュウを育てる際は石を使うタイミングに注意が必要。石で進化するポケモンは例のごとくレベルアップで技を覚えないのだが、「10まんボルト」の技マシンが今作は殿堂入り後まで手に入らない。
「わざ思い出し」も最終盤に配置されているため、進化させる前にピカチュウがレベル34で覚えられる「ほうでん」か、レベル42で覚えられる「10まんボルト」を習得させてからの進化をお勧めする。


◆対戦でのライチュウ


電気タイプらしく紙耐久と高めの素早さを合わせ持つ。
攻撃系の種族値は攻撃、特攻共に平均かやや低めといった程度。

しかしタイプ一致の技は物理ではピカチュウ一族専用技「ボルテッカー」、特殊は「10まんボルト」や「ボルトチェンジ」「かみなり」と豊富。
特に「ワイルドボルト」の威力を30も上回る「ボルテッカー」の存在は大きく、攻撃種族値123のエレキブルすら凌ぐ火力を発揮できる。

単電気タイプの中ではサブウェポンにも恵まれている部類に入る。
地面対策の「くさむすび」や追加効果の優秀な「はたきおとす」、先制技の「フェイント」「でんこうせっか」
弱点こそ突けないが電気技に耐性を持つタイプに等倍で通る「おんがえし」や「すてみタックル」等を持つ。
きあいだま」「かわらわり」「きあいパンチ」と格闘技も豊富で地面との複合が多いへの有効打となる。
これらは基本性能には癖があるもののZワザとして使うことで補うことも可能。
無論、特殊型では「めざめるパワー(こおり)」も重要な武器となる。

しかしただ突撃するだけでは、元々の紙耐久から返り討ちに遭いやすい。
きあいのタスキ」や「こらえる」で耐えて最大威力の「きしかいせい」で反撃すると言う手はあるが、ほぼ一発芸であり、先制技持ちにも弱い。

ライチュウの真骨頂は補助技にあり、上手く補助技を利用して立ち回れるかどうかがライチュウを使う上で重要である。

敵の行動を大きく制限する「アンコール」
持ってるだけで補助技を躊躇させる「みがわり
紙耐久のポケモンをほぼ機能停止させる「ほっぺすりすり」「でんじは」
物理を流す「あまえる」
特殊を流す「ひかりのかべ」
など粒ぞろい。
ただし、紙耐久を大きくカバーできる「きあいのタスキ」は「ボルテッカー」「みがわり」との相性が非常に悪いため要注意。

ただ、ライチュウの「アンコール」はメジャーなので読まれやすい。「ちょうはつ」を使える相手には攻撃した方が無難かもしれない。

基本的に「でんきだま」一択のピカチュウと違って道具に縛りが無く素早さでも勝るため、ピカチュウよりも柔軟性に優れている。

また「こだわりハチマキ」装備時の火力は「でんきだま」ピカチュウとほぼ同じ攻撃力。
一応、「でんきだま」ピカチュウは「こだわりハチマキ」ライチュウと違って毎ターン技が選び直せるという利点はある。
しかしピカチュウの耐久力と素早さで何度も攻撃のチャンスを作るのは難しいため、やはり総合的に見るとライチュウに軍配が上がるだろう。

イベントで特別な技を覚えたピカチュウが配布されることが多いため、進化形であるライチュウもその度に恩恵を受けている。
なみのり」「そらをとぶ」に始まり、「フラフラダンス」「しんそく」「うたう」「おいわい」等、バリエーションも豊富。

そしてXYでは一部のポケモンが能力が少し上がったが、ライチュウは他のポケモンは上がらなかった素早さが10上がり抜けるポケモンが40匹以上増えた。
激戦区である100台を抜けるというのは非常に大きく、ライチュウは努力値を素早さに降りやすいステータスの為、以前より使いやすくなった。

耐久力の低さや弱点である地面技の殆どが非接触技であることから特性は「せいでんき」よりも「ひらいしん」の方が使いやすい。
ただし「なみのり」が欲しい場合は「せいでんき」型で使わざるを得ないので注意。

ちなみにタマゴから生まれるピチューはタマゴを作れないため、遺伝技(特にアンコール)を使用する場合厳選がやや面倒くさい。

SMではタイプ追加によりゴーストに弱くなったが格闘・エスパーへの耐性を獲得。
こうげき・ぼうぎょが下がった代わり、とくこう・とくぼうが上がった上強力な「サイコキネシス」が使用可能に。
地面タイプにもある程度強気に出られるようになった。
また専用のZクリスタル「アロライZ」を持たせることで、専用Zワザ「ライトニングサーフライド」も使用できる。
威力は175で、「10まんボルト」を「スパーキングギガボルト」にしたのと変わらないが、こちらは確定麻痺の追加効果つき。
ただ、上記でも触れた通り相性補完に便利かつ必中化の恩恵が大きい「きあいだま」等の方がZワザのベースに選ばれやすい。

専用特性「サーフテール」は、エレキフィールドの影響下でのみ素早さが2倍になるという強力なもの。
この特性のおかげで、それまでネタ技だった「エレキボール」が一気に強力な技に化けた。
今作から「エレキフィールド」をタマゴ技で習得できるようになったものの、実際はカプ・コケコとコンビを組んだ方がが手っ取り早い。
が、地面技が一貫するのが痛い。

思い出し技として、素早さを交換する「スピードスワップ」を覚えられるようになっている。
これはライチュウ以外だと自力で覚えられるのがフェローチェのみであるため、サンバージョンでは唯一の使い手となる。
ダブルバトルで味方に素早さを渡すのが鉄板だろう。


◆漫画でのライチュウ


やはり有名なのは4コマ劇場の向水氏によるライチュウ(通称ライチュウさん)だろう。
詳しくは当該項目を参照。






「兄より優れた弟などいねぇ!!ラーイ」



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