kガリ・ユラ・アスハ

登録日:2010/08/02(月) 04:10:09
更新日:2024/02/21 Wed 23:03:29
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【概要】


オーブ連合首長国の代表首長。
竜宮島の広報係ではない。

非常に豪胆で勇猛な性格。
やや短気なのが玉にきず。

世界の平和を守る為に各研究所への支援も怠らない先見性を持つ。

オーブは他国の軍事活動に干渉しない理念を持つが、それは人間同士の戦いにのみ適用され、
ダリウス帝国邪魔台王国等の侵略者や、フェストゥムや擬態獣等の人類の脅威に対しては徹底抗戦すべしと考えている。
またプラントのレクイエムによって地球が荒廃しかねなくなった時は、理念より平和の為に戦いを優先させた柔軟な考え方をしている。

戦いには一切の迷いもなく戦う武人の精神の持ち主でありながら、適材適所を考えて自らを抑えることもできる。

その溢れるリーダーシップから実質上の自軍の司令官として行動する。

途中セイラン家の策略によってオーブを離れるが、これだけの有能なkガリ様が看破できていなかったとは考えにくい。
恐らく己の力量という現実を分からせることでユウナに政治家としての実力をつけさせる為に、あえて策略に乗ったものと思われる。

政治家・指揮官としてだけでなく一人の人間としても非常によくできた人物であり、コミュ力も極めて高い。
あの皆城総士に気さくに構っていけるのは竜宮島以外の人間ではkガリ様くらいであろう。
他にもパイロット達を労わるために自費で宴会を開くなど懐も広い。


言ってしまえば、カガリ・ユラ・アスハの代替キャラ。
問題にならないよう顔と名前と大まかな設定はカガリの使い回しだが、そのキャラクターからプレイヤーにはすぐ別人とバレた。
カガリが参戦できない理由には何やら大人の事情があるのかもしれないが、よく一緒にハブられるディアッカは普通に参戦している為、そのへんは不明である。



【パイロット性能】


パイロットとしては特に目立ったところはなく平凡に見えるが、SEED能力(気力130以上でダメージ25%up、命中率と回避率10%up)を持つ。SEED込みでもステータスは主人公級からはやや劣るがスキルや精神コマンドが優秀なことやアカツキの防御性能からサブ適性が高い。
ちなみに種運命本編でカガリはSEED能力を使っていないので細かいところで別人だと示している。
精神コマンドも一通りのものは揃っており隙は少ない。リアル系で不屈を覚えるのはシンプルに強く覚醒や絆(昔の友情に相当)も覚える。

シナリオでは指揮官として有能っぷりを見せているが残念ながら指揮官スキルは所持していない。
恐らく(軍全体の指揮官としてはともかく)現場指揮はそこまでではないと自覚してのことなのだろう。
この辺りはアカツキをより現場に適したムウに譲ろうとする点からもうかがえる。
一方でSEED系では珍しい底力を持っている。何があっても諦めないという強い意志の表れであることは想像に難くない。

信頼補正は獲得資金増加でMAP兵器持ちのアカツキと相性が良い。
何より補正を与える・受けられるキャラが凄まじく、姉弟であるキラや関わりの深いアスランは当然としてラクスやマリュー、かつての敵である砂漠の虎にすらも信頼補正を持つ。

ただし機体は既に型落ちのエールストライクルージュで参入する為序盤は戦力としては期待できない。何故か幸い修理能力がある為これで乗り切ろう。
途中でムラサメが手に入るので戦闘面で活躍させたい人は乗せ替えよう。もっとも最終的には乗り捨てる形になるので改造はあまりおすすめできないが。

kガリ様の本領発揮はやはりアカツキが手に入ってから。
ムウの方がステータスがいいのでkガリ様の言うようにこちらを乗せててもいいのだが、SEEDを持たないことを考えるとやはりkガリ様の方が使えるだろう。

オオワシ装備も悪くないが、シラヌイ装備が強力すぎる。
本来シラヌイの誘導機動ビーム砲塔システムは第一世代なので空間認識能力の持ち主でないと使えないが、Kでは関係なく誰でも使えるのでkガリ様も使える。
kガリ様なので普通に空間認識能力を持っている可能性もあるが。
誘導(ryは通常版も射程1〜2に使えないことを除けば使い勝手が良いが、MAP兵器バージョンは自機を中心に5マスの円内を攻撃できる。
しかも味方識別式で混戦時に非常に役立つ(レジェンドガンダムのドラグーンシステムはさらに高性能だが、こちらは隠し機体)。
今回はフルバ系の弱体化等で有用なMAP兵器が少ない為、宇宙では必ず出撃させたい。 


【kガリ様の主な伝説】


  • ジーグ達がいない間、ビルドベースにオーブの守備隊を配備して防衛させるkガリ様。

  • 竜宮島を襲った擬態獣に対し先陣を切るkガリ様。

  • 他国の戦いに干渉しないオーブの理念に反するのではないかと聞かれて、
「これは地球を守る為の戦いだ。私はオーブの代表ではなく、ひとりの地球人として戦うんだ!」
「言いたい奴には言わせておけばいい。私は自分の信念のもとに戦うんだ!」
と微塵の迷いも無いkガリ様

  • 「よお、総士!」と気難しい相手にも気さくに声をかけるkガリ様

  • 無断出撃の先輩としてファフナーのパイロット達を営倉ではなくコンテナ入りで勘弁してやるkガリ様。

  • レクイエムの破壊に集中させる為に、全部隊にオーブを防衛させることを断るkガリ様。

  • 「勘違いするな!誰がお前の事なんか…!」←ツン
「でもまあ、デスティニープランに反対したのは、いい判断だった。ちょっと見直したぞ」←デレ

  • 「わかった。ユウナ、場所を教えてもらうぞ」←デレ
「馬鹿を言え!誰が一緒に行くと言った?場所だけ教えてくれればいいんだ」←ツン
とユウナにツンデレなkガリ様

  • ユウナの処遇について「あんな奴でも、代表の座にいた方が市民が不安にならずに済む」と使える人材は有効に使うkガリ様

  • 「アカツキの特殊システムはエンデュミオンの鷹と呼ばれたフラガ一佐の方が上手く操れるだろう。勝つ為には当然の判断だ」と謙虚にアカツキを譲るkガリ様
(しかし今回のアカツキは誰でもドラグーンを使える上、kガリ様はSEEDを持つ為むしろムウより適性がある)

  • 自軍が支援を得やすいようにAA他にオーブ軍としての活動の権限が与えられるよう取り計らう上にザフト組の為にプラントとの協議も検討するkガリ様

  • 金属繊維の有用性を見越しミズーギィに研究の場を提供して技術開発の援助をするkガリ様
→それが後々地球規模の異常気象や災害から人々を守り死傷者0になることに
自分の人を見る目に自信を持つ

  • 辛かった明けの砂漠時代を思い出すものの、「昔の事」とすぐ割り切るkガリ様

  • カギ爪の男の計画を阻止する為に向かう途中、前方で戦闘を確認するも、果敢に正面突破を命じるkガリ様
(実際、突破していなければ阻止が間に合わなくなっていた)

  • そんなkガリ様の男気に影響されたのか、オーブをまとめ上げ、各組織と連携して侵略者に立ち向かうユウナ
一体誰がキレイなユウナが出ると予想できたことだろう
お前らもう結婚しちゃえよ

  • オーブの自費で宴会を用意する太っ腹なkガリ様





アニヲタWiki(仮)の追記・修正システムはWiki籠りと呼ばれた住人達の方が上手く操れるだろう。
良い項目を作る為には当然の判断だ。


追記・修正は自然に優しい人にお願いします。













    *   *
 * 嘘です
   n ∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`)E)
   Y   Y  *




    *   *
 * でもだいたいあってます +
   n ∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`)E)
   Y   Y  *


【ホントの概要】

ざっくり言ってしまえばスパロボ補正を凄まじく受けた結果、元のキャラとは似ても似つかないキャラと化したスパロボKのカガリ・ユラ・アスハの通称。
当然だがkガリなどというキャラクターは存在しない。が、上述したことはだいたい本当である。

何故こうなったかというと、K以前のスパロボにおけるカガリは三次αの「砂漠の虎で外宇宙の脅威が分かる」発言などからプレイヤーにポンコツ・空気読めない・アホの子といった扱いされていた。
しかしKのカガリはド有能・空気読める・指揮も出来るとこれまでのカガリとはあまりにも違っていたためこいつ別人じゃね?となりkガリが誕生した、というわけである。

実際のところ「代表になり志と理想だけは立派だが、結局は実力も人脈も足りていない、直情的で感情的になりやすい少女」であるカガリというキャラクターが
「有能で実力者、立派な志と理想を持ちそれを実現する力も持つ、また直情的ながらも冷静なところがある」キャラクターに何の理由もなくなってしまうのは一言にスパロボ補正という言葉では片づけられない大胆すぎる改変である。

結果として愛される改変となったが、出てくるシーンはギャグ要素皆無のシリアスシーンなのに元のキャラクターに比べて余りにもギャップがある為面白いという、意図しないところで笑われるというのは偏にライターの力量不足と見ることも出来る。
そもそもこの項目ができるくらいには元のキャラとかけ離れており、いうなれば原作レイプとも言える産物である。
スパロボにはそういった良くも悪くも原作レイプは多数あるが、それらは新しい出会いによってもたらされるクロスオーバーや、あの時こうしていれば死ななかったというif展開がほとんどであり、特に理由なく改変されたkガリはやはり異質。
とはいえギャグや悪い事ばかりではなく、カガリというキャラクターが「無力感に吠えるだけしかできなかったはねっ帰り娘」とは違う書き方ができるようになったのは、最初に舵を振り切ったライターの功績と言えるだろう。

K以前のスパロボカガリを知りたい場合は第3次αやJ*1やWをプレイしよう!


【似た様な人々】

次作のLでは種運命シナリオにK以上の改変が加えられ、シンと協力してステラを助けるキラや裏切らずに自身のFAITH権限を使って協力関係となったAAに移籍するアスランが登場、それぞれキLさん、アスLンなどと呼ばれることがある。
他にも種運命本編じゃ目立たなかったディアッカがミネルバに合流、戦力になるだけでなくキラの人となりをシンに説明するという役割を持っている為Lスマン(謝っているわけではない)と呼ばれたりもする。
ただkガリほどのインパクトはないためややマイナー。


【その後のシリーズにおけるカガリ】

K以降はさすがに吹っ飛び具合は減ったものの、オーブの代表としての責務を全うするカガリというのはスパロボでもデフォルトとなる。
特に直後のLでは終盤で大統領に対して全キャラで真っ先に啖呵を切るシーンは印象深い。

再びファフナーが参戦したUXではプロローグにまたしても違和感なく登場し、「kガリ様の再来か!?」とプレイヤーを沸かせた。
残念ながらNPCおよび裏方だが、ファフナーと種運命のクロスオーバーを代表する「モビルスーツは対フェストゥム用兵器」発言*2をした。


【その他】

種運命本編でカガリはSEEDを使っていないので、カガリに種割れさせるためだけの無印SEED参戦なのでは?などと囁かれることがある。
実際無印SEEDの参戦していないZ(の没データの)カガリはSEEDを所持していない。でも指揮官は持ってる。





追記・修正は多大なスパロボ補正を受けてからお願いします。

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最終更新:2024年02月21日 23:03

*1 αとJではSEEDのみ参戦。

*2 本作においては、ガンダムはSEEDとOO劇場版、SD三国伝のみが参戦しており宇宙世紀作品は未参戦。