ポケットモンスターダイヤモンド・パール

登録日 :2010/06/25 (金) 16:12:45
更新日 : 2017/05/13 Sat 02:19:32
所要時間 :約 6 分で読めます




2006年に発売されたニンテンドーDS(以下DS)用のゲームソフト。


パッケージのポケモンはダイヤモンドがディアルガ、パールがパルキア


新たに新ポケモン107匹が追加されただけでなく、ハードがDSに移った事に伴い、3Dの技術を使用し前作までよりもマップが立体的に進化。
対戦面においても前作まで攻撃技の物理特殊の分類がタイプ依存だったものが技ごとの設定になったり、一部技の威力が変更されたり等、全体的に大きくシステムが進化している。

また、前作とは違いクリア後には前作のポケモンをこちらに送ってくる事も可能(一方通行ではあるが)。

ちなみにDSのダブルスロットで前作までのソフトをセットしていると一部出現ポケモンが変化したりもする。


そして何より、最大の特徴はDSのWi-Fi機能により遠く離れたプレーヤーと通信対戦や交換が気軽に行えることだろう。
これによりポケモンの入手や対戦相手探し等の敷居が下がり、リアル仲間がいない人にも優しい仕様になった。






冒険の舞台は北海道(北方領土含む)をモデルとしたシンオウ地方
このシンオウ地方はモデル通り気候が寒冷で、主人公のグラフィックもマフラーをしている等のやや厚着となっている。

御三家は草のナエトル、炎のヒコザル、水のポッチャマ
シリーズでは珍しくストーリーでは炎が序盤から終盤までやや有利で、水がやや序盤辛め。


今作の悪の組織は前作のマグマ団・アクア団同様に、
ギンガ団という、伝説のポケモンの力を使い 「既存の世界を滅ぼして新しい世界を作り直すのが目的」カルト集団的存在

やはり前作同様、伝説のポケモンが重要な存在となっている。


更に今回は時空の神やらが絡んできて、その設定はややインフレ気味である。
ストーリーには絡まないが創造神がいたりする。恐らくは日本神話がモチーフとなっているのだろう。

また、古くからの言い伝えも伝承されている。
ポケモンの骨を川に流すと肉をつけて戻ってくる、昔はポケモンと人間も結婚していた、等々。


そして何より、今作からキャラの性格、人物像が異様に濃くなっており、後の作品にも多大な影響を与えている。
特にチャンピオンであるシロナは屈指の人気キャラとなり、本作以降も度々客演している。


本作と並行して放送されたアニメとして『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』がある。



本作は当時DSソフト中最速でミリオンセラーになるほどの売れ行きを見せた。
やはりWi-Fi機能の追加が大きかったのだろう。

しかしまだまだ問題点も多く、全体的な評価としては後一歩足りない感は否めない。

その主な問題点として

  • 戦闘のテンポが悪い。過去最悪クラスとも。
  • レポートを書く時間が長い
  • ストーリー中に出現するポケモンのタイプがやや偏っている(特に炎タイプは御三家とギャロップ系の二匹のみ)
 ↑但しこれはモデルが寒冷地という事もある。事実、温暖な気候のホウエン地方では氷タイプが少ない
  • 強力な攻撃技やアイテムが増えたため、やや火力偏重の対戦バランスとなった
  • 技の物理特殊の仕様変更で一番救われるべきポケモンが救われていない
  • エメラルドで好評だったバトルフロンティアが再びバトルタワーのみになった
  • 卵から孵化したポケモンのレベルが5から1になり、ジャッジおじさんもいなくなったため卵厳選が面倒になった
  • 眠り判定がシビアになった

等が挙げられる。



2008年にはマイナーチェンジ版である ポケットモンスター・プラチナ も発売される。
パッケージのポケモンはギラティナ

ストーリーが一部変更され、ジムリーダーの使用ポケモン等や野生で出現するポケモンも一部変更されている。
(例:前作よりも炎タイプのポケモンが多く登場する、ダイパでそれ以前のポケモンの新進化形として登場したポケモンがすべてクリア前に手に入る等)


また前作で特に問題視されていたテンポの悪さが改善された。

更に再びバトルタワーもバトルフロンティアに進化し、ジャッジも復活。
新たに大量の教え技が追加されるなど、多くの変更箇所が存在する。


前作の問題点を軒並み改善しており、他にも「べっそう」や「しょうぶどころ」の追加、新しい施設も追加されるなど、
再びやりこみ派の人達から高い評価を得ている。

ただし、追加要素の多さからかレポートだけは逆に長くなっている。


ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー』とは、システム的にも設定的にも密接に関わっている部分がある。
DPtの時点で伏線も多く散りばめられていた(アニメや映画も同様)。



ちなみに一時期スタッフが「ポケモンはこのシリーズで終わり」みたいな事を言ってた気がするがそんなことはなかったぜ!

まあ実を言うとこの世代のコンセプトは


ポケモンという作品の集大成


だったんだけどね。





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