浅野學峯

登録日:2012/11/04(日) 19:26:52
更新日:2024/03/08 Fri 00:52:09
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負けたというのになぜ君は…死ぬ寸前まで悔しがってないのかな?


暗殺教室』の登場人物。
下の名前の「學峯」は「がくほう」と読む。

CV:石川英郎(VOMIC版)/速水奨(TVアニメ版)

椚ヶ丘中学校の理事長であり、殺せんせー達の教師としての雇い主。
椚ヶ丘中学校を創立十年で全国指折りの優秀校にした敏腕経営者で、E組をはじめとした合理性を突き詰めたようなシステムの考案者。
殺せんせーの事は当然知ってるが、口止め料も相当貰っているのもあり基本的にノータッチを決め込んでいる。
達も知らない殺せんせーの秘密を知っているかのような発言をしている。


口調は丁寧で物腰は穏やかで謙虚。
しかしとことん合理性を追求する冷徹な性格であり、
ルービックキューブの色を素早く沢山、誰にでも出来るやり方として「分解して並べ直す」という、楽しみもへったくれもない提案をする程。
それ故に「殺せんせーを今年度までに殺せた場合」を想定する事、
つまり「自分にとって理想的な集団を作る事」を「地球の不安」より優先させる事の出来る思い切りの良さを持っている。
また殺せんせー同様に教師としてのかなり熱心な面があり、持ちうる資金の殆どを学校運営に費やし自信の教育理念を貫くのに心血を注いでいる。

彼の理想とするのは、「5%の怠け者と95%の働き者がいる集団」で、
5%の悪い待遇を受けている者達を見て95%の者達が優越感とそうなりたくないという緊張感を持たせるというもの。
その為普通なら問題になる学校主導によるいじめも黙認している。

うるさい保護者を説得させる為の材料でもあろう「救済処置」も用意し、それでE組の生徒達はそれを達成出来ない劣等感からえげつない差別を受け入れるという、
人間心理の負の一面を上手く刺激したやり方を見て他にもえげつない制度を提案しているだろうと思われる。

カメラ越しに渚が絡んできた一般生徒を威圧したのを見て、『改善』する為にE組に来た際初めて殺せんせーに出会い、挨拶する。
そして自分の考えを述べた後、複雑な知恵の輪で殺せんせーの高い知能とスピードを確認し、「スピードで解決出来ない問題もある」と挑発。

殺せんせーは既にこの学校の制度を受け入れて勉強をおざなりにしている生徒達を見て、
「救済処置の第一条件をクラス全員が満たさなければ学校から去る」と言って焚き付ける。


教え方の上手い殺せんせーの指導によりテスト当日、生徒達は問題を順調に解いていく。
しかし殺せんせーが自分の力を見せ付ける為のデモンストレーションを目撃し、
何をするのか分かった為か妨害としてテスト2日前にテストの出題範囲を全教科で大幅に変え、その連絡や授業をE組に対してのみ行わないという、
PTAやマスコミが知ったら間違い無く世論で叩かれるとんでもない妨害を行い、それにより順位向上を失敗させた。

ありとあらゆる事態を想定する事の出来る殺せんせーもこれは想定外であり、本気で落ち込んでいた。
これにより順位向上の失敗は『殺せんせーのミス』として前述の「学校を去る」宣言を撤回する事となり學峯にとっては一石二鳥の結果となったと言える。

因みにこの際彼は自分が教壇に立っており、教師としての指導能力は相当優秀である事がうかがえる。
上述した通り殺せんせーの想定を越えた発想から彼を出し抜いており、初めて殺せんせーを負かした人物と言える。


E組の生徒に対しては、あくまで自分の理想の為にいじめやらを黙認しているだけであり、彼自身E組の生徒そのものに対して蔑視感情やそれに類する感情は持っていない。

前述のとんでもない妨害も自分の理想の為でしかなく己の確固たる信念をもっての行動と取れ、
そういう意味ではただ制度に染まって差別感情を露わにし、E組生徒に対してカツアゲや脅し、果ては暴行をしても罪悪感を抱くこともなく笑い話にして他者を見下す、本校舎の教師や生徒*1よりかは遥かにマトモな人格の持ち主と言える。*2

自身の教育理念を何よりも優先するため自身が采配を取った野球部との試合では、
試合ラストに行った3-Eのゼロ距離前進守備に異を唱えることも無く、素直に負けを認めたり、自身の教育理念に合わないと判断した鷹岡を解雇するなど、
結果的に3-Eの利益になることでも躊躇はない。
しかしその場合でも自身が支配者だと見せつけることは忘れない。

椚ヶ丘中学校を強力に支配しており、その仕組みは殺せんせーですら逃げられない。また学校内の多くの人物が彼を恐れている。
野球部顧問である寺井は浅野にプレッシャーをかけられただけで泡を吹いて倒れてしまったほどである。
また、学園の人事に対する全権を握っており、殺せんせーや烏間、ビッチ先生も彼の権限で解雇することも可能なようである。*3
現に防衛相から派遣されてきたはずの鷹岡は浅野に教師として失格と判断され解雇された。

そのほか武道にも精通しており、(15歳の中学生とはいえ)大柄で屈強な男4人*4を全く寄せ付けないほどの戦闘力を持つ。

これ程の腕を持つに至った理由は、その才能もさることながら、彼自身の度を越した負けず嫌いである。

かつて30過ぎで空手を習い始めた折、師範に吐くほどボコボコにされて、
「もう一回負けると死んでしまう」ところまで精神が追い込まれたことにより、1日中その師範の動きを観察し尽くした。
その結果、後日再戦した際には彼を寄せ付けずに勝てる程に上達。その後も追い付かれる恐怖と戦うことにより、最終的には赤子扱い出来る程になったという逸話がある。
因みにその経緯は

1日目:師範にフルボッコされる
2日目:師範の動きを観察し尽くす
3日目:黒帯の空手家を超える実力を有する&師範を1日目以上の実力差で叩き潰す

という彼の凄まじい才能を端的に証明するモノとなっている。
普通であれば「初心者が熟練者に勝てないのは当たり前」と考えるところだが、學峯はそんな安易な答えに逃げず、
「自分なら熟練者にも初回で勝てて当然、それができなかった自分は恥ずべき」と逆に自分を追い込んだのである。
この時の教訓から息子をも「負けたというのに、なぜ死ぬほど悔しがっていないのか。そんなことで勝てると思っているのか」と追い込んでいる。

他にも上記の教師としての手腕や学校経営、武道以外にも金儲けの才能にも非常に長けており、
投資や副業で稼いだ莫大な資金の殆どを優秀な教師や教材を集めたり、有名大学にも負けないようないい環境*5を作るために費やしている。
その金額は半端ないと思われ、

  • 中学生の修学旅行ではE組への待遇を差をつけるためとはいえA~D組160人分とそれらの引率教師数名分のグリーン車、及び高級ホテルの個室を取る
  • 過去に出た教育関係の書籍ほぼ全てが収納された国会図書館に引けを取らないレベルのクオリティの図書館を作る

など一学校としては破格の待遇を生徒(E組除く)に施すなど教育に対する熱心さが尋常ではないことが分かる。

何より恐ろしいのはその話術であり、ほんのわずかな言葉で人の心理を思い通りに操ることができる。
野球大会でE組に追い詰められていたエースピッチャーに催眠をかけ、プレッシャーを取り除くと同時に潜在能力をフルに発揮させ、
彼と敵対していた人間も、ものの数十秒会話しただけで彼の信徒になる。その手際の良さは、ほとんど洗脳じみた演出をもって描かれる。

それ以外にも口止め料は一回に付き10億と防衛相の一人が泣くような額を提示*6し、
その上で殺せんせーの懸賞金を得て自身の教育理念を全国に施すことを願うなどとことん教育のために動いている。

息子はA組所属、学内1位模試1位の超エリートの学生の浅野学秀
息子との関係は険悪そのものであり學峯は息子を社畜として飼い慣らそうとしており、学秀は父をいずれは自分の支配下に置こうとしている。
その険悪さは二人の険悪さだけで理事長室に置いてあるトロフィーが壊れる程。




以下、ネタバレ注意






今でこそ非道な制度を実施し、その制度を正常に保つためには手段を選ばない冷酷な男だが、かつては殺せんせーのように思いやりを持ち、自分や人の長所を理解できるような生徒になるよう個人個人と向き合い伸ばしていく今とは真逆の教師だった。

最初は小さい私塾で赤字も出していたが、副業としてやっていた株式投資で損失を見事にカバーするなど持ち前の才能をフルに発揮して、生徒たちと楽しげに過ごしたりしていた。一期生が卒業してから3年、経歴や実績が詰まれ評判が知れ渡り、塾は盛況していくなど順調な経営をしている時に悲劇が起きた。

一期生の一人が質の悪い先輩に絡まれてそれを苦に自殺してしまう。
当初彼は理事長に助けを求めるべく電話をするも、携帯越しでかつてと変わらず充実した人生を送っている恩師の様子を感じたことで気が引けてしまった。
結局いじめのことを相談することはできず、學峯の方も彼が自分の塾に通っていた頃の記憶に基づいた先入観に囚われて彼の上辺の言葉を鵜呑みにして様子を判断してしまい、本当は自分に助けを求めていたことを察せないまま会話を打ち切ってしまったことで、結果的にだが彼を見捨てる形となってしまった。

己の未熟さを深く悔いていた最中、葬式の中で彼がいじめを行っていた先輩たちに何の抵抗もできず周囲から孤立、絶望の果に命を断ってしまったという自殺した背景を耳にする。
そこで「彼を死なせることにしまったのは自分の教育が間違っていたせいでは?」とより自責の念にかられ、「強く育てなければ意味が無い」と思い詰めてしまい、強さを教えるためにそれまで未習得だった武道を始め様々な強さを学び尽くした。
彼の度を越した負けず嫌いの性格はこの時に形成されたものであり、上記の悲劇が原因による敗北=死というトラウマが彼の心に癒えぬ傷として刻まれてしまったことによるものだったのだ。



以上の出来事がきっかけで學峯は殺せんせーのような優しい教師から、現在のいじめをはじめとした社会の不条理に屈さない強者を少しでも多く育むためなら、その育成過程で弱者と見なした一部の生徒を犠牲にすることをも厭わない冷酷な教師に変貌してしまったのである。*7
現在の合理主義と実力主義に基づく苛烈な教育は全ては二度と彼のような犠牲者を出したくない一心からであり、かつての自分を彷彿させる殺せんせーのやり方を認められないのも今でも大切な生徒を救えなかったあの日の自分を許せず、責め続けていたからであった。
かつての教え子を救えなかったのもそれをきっかけとした現在の冷酷な教師への変わりようも彼の完璧さと純粋さが最悪の形で仇となってしまったが故の悲劇であった。

なお強さを学ぶ過程で習得した洗脳技術の実験も兼ねて、教え子を死に追いやった連中は「全員を唆すことでギャンブル中毒にし、理事長が恵んでいる小金で賭博を楽しむことしかできない浮浪者へと追い込む」という一切法に触れることのない復讐を成し遂げている。

これまでのE組との闘いにおける敗北を通して心身ともに成長した息子の学秀から、自身の教育を否定されたことで己の理念の正しさを証明するべく、二学期期末テストにおいて自らがA組の担任になり、E組への憎悪を煽ることでモチベーションを極限にまで高めた洗脳教育を息子を除くA組の生徒たちに施し(この時のA組の様子は学秀曰く「地獄」と言わしめるほど凄惨な状況に陥っていた)、期末試験の問題も大学受験レベルにまで跳ね上げる。
しかし所詮は一夜漬けの洗脳で高めたモチベーションに過ぎないため、いつまでもそのような不自然なコンディションを長時間維持できるはずもなくA組面々は試験の途中で精根が尽きてしまう。
最終的には洗脳を免れベストコンディションを保っていた学秀さえもE組で人との繋がり方を学んで成長していたカルマに敗北したことで結局A組全員がE組に敗北を喫することとなった。

その結果、A組の面々は洗脳から解き放たれ、とうとう学秀以外のA組クラスメイト達からも己の教育理念を否定されてしまったことから遂に思考回路が暴走。
E組の校舎を半壊させると共に生徒たちには刑務所を参考とした新しい隔離校舎に移動を命じ、殺せんせーにも解雇通知を突き付けることで互いの命を懸けた最後の勝負(暗殺)を殺せんせーに持ちかける。

勝負とは5つの問題集(學峯は1つのみ)にそれぞれ手榴弾を仕掛け、爆発するまでに仕掛けられたページの問題を一問解かなくてはならないというもの。
無論ページを開けば即爆発するため命の保証はない。*8
手始めに数学の問題集で殺せんせーを爆破、早くも殺せんせーを追い詰める…と思いきや日本全国の問題集を記憶していた殺せんせーにあっさり逆転されてしまう。
ちなみに失敗した数学の問題集は生徒に貸していたため覚えきれなかった&焦ってテンパったから。こんなところで弱点が…

次は自分が問題集を解くことになったが勝ち目は全くなかった。しかし、どこまでも己の理念に忠実な學峯は迷わず自爆を選ぶ。

…が、それさえも予期していた殺せんせーの身体を張った行動に命を救われるのだった。

勝負後、殺せんせーの掛けた言葉で諭され、非情なE組制度を敷いてまで自分がやりたかったこと・成し遂げたかったこと……例え生徒が不条理な現実に翻弄され一度は闇に落ちてしまったとしても、起死回生のチャンスを与えることで再び光を取り戻して立ち上がり、健やかに生きていってくれることであったことを思い至り、それによって自身のかつての教育が間違っていなかったと悟ることができた學峯はようやく過去を吹っ切ってあの日の自分を許すことができ、殺せんせーの教育方針もE組のことも正式に認めて受け入れることができるようになったのだった。
それを機に息子との仲も改善に向かい、これまでいくら血は繋がっていても教師と生徒の関係の枠を超えられずにいた二人もやっと互いに親子として向き合えるようになった。
とは言っても相変わらずどこか変に張り合う場面が見られ、車の中で相手を訴え合うことを仲良く話す場面も見られた。…あれ?仲直りしたんだよね君たち…。

E組の味方になっても流石に基本的なやり方を急に変えるつもりはないことと、何よりE組の「ここまで来た以上旧校舎で卒業したい」という意思を汲んだことでオンボロ校舎を継続して使わせ、結局無害化した以外に大きな変化はなかった。
一方で最終章では久々に凶悪な能力を発揮。E組に敵対的な記者共を密室に呼び込み、洗脳を仕掛けて味方にしてしまっていた。
この手の凶悪なスペックのキャラは味方化すると凶悪さを発揮できなくなって弱体化することが多いのだが、
彼の場合は大人しくなっただけでスペック上の弱体化はほぼなく、いざ本気を出させれば相変わらず怖い存在と言う立場を維持している。

しかし、殺せんせーの存在が公になってしまったことが原因で学園に強制捜査が入り、これまであの手この手で隠蔽していたE組システムの実情を筆頭とした上述の様々な所業が暴かれたことでE組システムを始め学園の悪習は一掃と改革を促されるのと同時に理事長の座を追われることとなる。
だがその時の表情は憑き物が落ちたように穏やかな表情であり、おそらく今回の事態がなくとも既に理想を取り戻していた彼は元よりE組システムを今年限りで終えるつもりだったのだろう。
最後の場面では一期生の生徒達と久方ぶりの再会を果たして、彼らの近況や自身の愚痴も含めた現在の様子を在りし日の自分たちの思い出を振り返りながら語り合っていた。

ちなみに新米教師だった雪村あぐりをE組担任へ指名したのも彼であり、
その真意は彼女がかつての自分と同じ悲しみを味わないようにE組を通じて教え導くことへの難しさを痛感させて成長させること、つまり彼女に対しては教師として大きく期待を寄せていたのであった。それだけに「亡くすには惜しい人材でした」とあぐりの死を悼んでいることを殺せんせーに語っている。

その後は卒業アルバムの時間によると、自身の本当の理想に基づいた新たな塾「浅野塾」を開校していることや、汚名をかぶって椚ヶ丘学園を去った後もその辣腕を惜しまれて大きな起業の話が次々舞い込んでいることが明らかになった。また、渚を講師としてスカウトしようとしている。

実写映画版には登場こそするものの、原作やTVアニメ版ほどストーリーには関わらず顔を見せるシーン自体殆どない。

余談

E組の生徒の名前は「忠臣蔵」に登場する四十七浪士が元になっているが、浪士たちの主君である「浅野」の名はなぜか味方ではなく敵対する立場である学園長の名前になっている。
この設定はどこか意味深だが……?
ただ忠臣蔵のストーリーをざっくり説明すると「浅野内匠頭がブチ切れて場所柄わきまえない行動に出たせいで家臣が路頭に迷う話」なので、「浪士の真の敵は浅野じゃね?」とは昔から囁かれていることだが

追記・修正はルービックキューブを分解して並べ直してからお願いします。

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最終更新:2024年03月08日 00:52

*1 中には学校外で、老人(E組生徒の変装だが)に陰口を叩いたり、ミスに対して暴言を吐く者もいた

*2 前述の妨害に対して烏間は当然の抗議を行ったが、妨害が通った点や滅茶苦茶な回答から、少なくとも応対した教師は止めようともしてないどころか可笑しいとすら思っていないのは明白でそういう意味では本当に恐いのはそっちの方である

*3 そういう意味ではいつでも自分の仕事を失いかねないE組を見下している教師達も被害者ではあるが…

*4 二人は格闘の名手とされもう一人はイトナ同様に肉体改造しており常人を超えた力を持つ

*5 アニメ版ではE組の校舎のある裏山も含め、野球、サッカー、陸上競技用のグランドが一面ずつ、テニスコートが3面存在しているなど広大な敷地を有していることが確認されている

*6 このままでは懸賞金100億円を超える勢いで請求している

*7 奇遇なことに、殺せんせーもかつては冷酷な暗殺者だったのが、大切な人を救えなかったことをきっかけに今のような優しく思いやりを持った教師と浅野とは真逆の道を辿っている

*8 対殺せんせー特殊弾が詰まった手榴弾なので殺せんせーにも有効