第二期平成ライダーシリーズ

登録日 :2011/11/05(土) 01:16:13
更新日 : 2017/08/15 Tue 10:34:01
所要時間 :約 17 分で読めます




W-B-X 最高のパートナー 出逢う時
奇跡おこる(So We can make it) W(ダブル)を捜せ―



_     ―Anything goes! その心が熱くなるもの 満たされるものを探して―     _


_     ―止まらない Growing 超刺激的 日々悩み Growing 超スバラシきスクールデイズ!―     _


_     ―昨日今日明日未来 すべての涙を(Show Time) 宝石に変えてやるぜ 本気(マジ)か!?本気(マジ)で!?本気(マジ)だ!!!! Show Time―     _


_     ―(Don't say No JUST LIVE MORE…)どこにある? (Don't say No JUST LIVE MORE…)どうつかう? 禁断の果実―     _


_     ―SURPRISE DRIVE SURPRISE DRIVE シグナル変わるとき… All we need is “DRIVE”―     _


_     ―同じ時代に 今出逢えた仲間達よ 我ら思う、故に我ら在り―     _


―EXCITE EXCITE 答えは EXCITE EXCITE 答えは
Ⅰ.この手の中 Ⅱ.進むべき Life Ⅲ.生きてくだけ



『第二期平成ライダーシリーズ』とは毎週日曜日朝8時に放送されている仮面ライダーシリーズの総称である。

仮面ライダークウガ』~10周年記念作品『仮面ライダーディケイド』までの10作を第一期とし、それ以降を第二期とする分け方において使われる呼び名。
  • ディケイドがそれまでの平成ライダーを全員集結させた総括的作品であったこと
  • ディケイドの次の作品『仮面ライダーW』放映前にあたって、製作側が「次の10年に向けて平成仮面ライダーシリーズ再始動」と同作品のPV内で告知
上記の旨を受けて、ファンの間でこの概念が誕生したとされている(ディケイドを「一期でもあり二期でもある」として、二期にも含める解釈もある)。
この単語は製作側にも逆輸入が為された様でシリーズ中で演出を手掛けている田崎竜太、坂本浩一監督等がインタビュー中で使用している。

一つの大きな特徴は、メタルヒーロー時代から長らく続いた1月または2月からの新作スタートの流れを断ち切り、9月に放送開始して翌年8月に終了というスケジュールになっていること。(鎧武からはウィザードを一カ月延長し、10月開始、翌年9月に終了)
これは商業展開の時期をスーパー戦隊シリーズとずらすための措置である。

またもう一つの特徴として、全体的に陰惨だったりシリアス気味だった第一期と比べて明るい雰囲気になっている。
これは、暗い世情が続いている今だからこそ明るくしていこうという制作側の意向である。
実際には、年々TV番組を製作する際の表現規制がキツくなってきているという面も否定はできないようだ。
コミカルな描写も多くある一方、設定の根幹(変身能力などの世界観)は変わらずシリアスなものが用いられていることが多い。



その他の特徴(ほぼ全作共通)

  • 各シリーズごとに印象が大きく異なる奇抜な見た目
  • 英語名表記が「MASKED RIDER」から「KAMEN RIDER」に変わった
  • コレクション要素があり、多媒体と連動する変身アイテム
  • ベルトの名称が「◯◯ドライバー」
    • 変身アイテムの駆動装置という意味か。
  • 喋るベルト。うるさいベルト。
  • ノーマル段階(パワーアップ以外)で主人公が複数フォームチェンジする
  • フォームは「〇〇フォーム」という名称では呼ばれない(例:〇〇コンボ、〇〇ステイツなど)
  • 生身アクションの増加。
  • 前作ライダーとの競演を軸とした『MOVIE大戦』シリーズ開始。前作夏映画や前作最終回に誰かしらが先行登場し、冬映画で共闘する。
  • 本作ライダーと本作戦隊との競演を軸とした『スーパーヒーロー大戦』シリーズ開始。第2期平成ライダーは中間フォームの初登場は23話前後が多く「春体みの祭りでの繋がり:合体ヒーロー祭り/合体1時間スペシャル」シリーズ開始(鎧武以来)として1年に1度で共闘する。
  • 人が怪人になる、または人から怪人が生まれる。とりあえず怪人が自然発生的に存在する異種族ではない。この辺は昭和ライダーで言う「改造人間」に近い。それに伴い、本編では怪人になった人物や、その関係者との関わり合いを重視したストーリーになっている。
  • 怪人になった人物の正体を「事件モノ」のフォーマットで描くため、一怪人に付き二話完結が基本。
  • 必殺技全体を指す固有名詞が存在する。
  • 最強フォームの初登場は32話~33話前後が多い。

その他の特徴(いくつかの作品のみ)

  • MOVIE大戦などの共闘作品では「仮面ライダー」のフレーズが出る
  • 敵となる怪人は人間から誕生・変身する
  • 腹に巻いたベルトに怪人を生み出す元と同質のものをセットして変身する
    • 変身アイテムは差し替え可能でそれによってフォームチェンジする
      • 第一期と違いメカ系ライダーでも機能特化型のフォームチェンジを持つ
  • ライダーバトルは控えめ。
  • 一作品毎のライダーが少なく、基本的に本編のライダーは2人前後。
    • ただし、鎧武など本編のライダーが多数存在する例外も存在し、基本的にウィザード以降はその傾向は見られなくなってきている。
  • 2号ライダーはMOVIE大戦に先行登場し、TVシリーズでの本格的な登場は年末年始から。
    • 鎧武とゴーストは2号が既に本編で登場していたためか、新型ドライバーや3号ライダーなどの先行登場が行われている。
  • 小型サポートメカが存在。
  • 財団Xやユグドラシルなど、ライダーの変身システムに大企業が関わっている。
  • 敵側の幹部キャラを明確に設定。戦闘員キャラが存在。
  • 人外の相棒が存在する。
  • 怪人デザインに人気イラストレーターや漫画家が起用される。
  • 怪人が巨大化する。
    • スーパー戦隊シリーズとは違い人型ではなくなる。
    • 頻度が高い場合は通常形態の属性により巨大形態が数パターンに限られる場合も
  • 本放送終了後、サブライダーを主人公としたVシネマが製作される。
    • 劇場版キバ劇場版ウィザードまでに製作されていた夏のネットムービーの廃止がきっかけで、鎧武以降の作品は毎年リリースされることとなる。
  • 身体と精神が可分。

また、ファンの間で囁かれている説として「変身アイテムが数字に対応しており、1作ごとに1つ増えていく」というものがある。
例を挙げていくと

  • 『W』…「2本」のガイアメモリ
  • 『オーズ』…「3枚」のオーメダル
  • 『フォーゼ』…「4つ」のアストロスイッチ
  • 『ウィザード』…ベルトのモチーフが「5本」の指
  • 『鎧武』…ロックシード(錠前)を開けた形が数字の「6」に見える
  • 『ドライブ』…タイトルロゴの濁点を失くすと「トライ7」になる、タイヤが「なな」め掛け
  • 『ゴースト』…ムゲン魂の「∞」を横にすると「8」
  • 『エグゼイド』…救急(99)

ウィザードはともかく、鎧武あたりから苦しくなっていくのが分かるだろう。ドライブなんかはこじつけもいいところである。
ちなみに、「1」の要素はディケイドが変身や武器使用の際に用いるライダーカードが「1枚」とする説。
公式の言及があるわけではなく、制作側は意図しておらずファンによるこじつけでしかないという可能性も高い。
(ただし、半ば公式の企画である某トーク番組で取り上げられたりはした)
意外と荒れやすい話題なので注意。

監督の坂本浩一の考えでは『仮面ライダーW』以降のシリーズは基本的に世界観共通と考えている。

ただし、各作品同士を繋げるにしても、時系列や世界観設定の面で大きな矛盾や齟齬が起きてしまう面がある。
上記の坂本監督などの発言こそあるが、公式でも各作品の世界観の繋がりに関する設定を明確に説明したことはない。

平成二期はアギトのような『前作までの作品のストーリーと限りなく近い出来事』が起きている世界観設定と考察しているファンもいる。
ぶっちゃけるとスーパー戦隊シリーズも矛盾なんかクソ食らえなレベルで新作ごとにそれぞれ独特の世界観ながら世界を共有をしているので平成二期からそうなったとも考えられるので深く考えるだけ野暮と思われる。
ちなみにMOVIE大戦や夏映画などの本編連動は二期から増えており、そのことに関して触れる場面も存在する。



○作品紹介

2009年(後期)~2010年:『仮面ライダーW


俺達は僕達は 、二人で一人の仮面ライダーさ!

平成ライダー第十一作にして平成ライダー十周年プロジェクト秋の陣。
テーマは 原点回帰
極めてシンプルかつ左右で色が違うデザインは同じ石ノ森作品の『キカイダー』を彷彿させる。
変身アイテムは「USBメモリ」.ドーパントの「ガイアメモリ(仮面ライダーW)」とは別仕様の「W専用ガイアメモリ」を使用。
フォーム名称は無し(使用するガイアメモリの名称がそのままフォーム名になる)、必殺技名称は「マキシマムドライブ」。

主役ライダーは「2人の人間が1人の仮面ライダーに変身する」、「フォームチェンジは使用するアイテムにより部分的に変化する」というシリーズ初の設定を持ち、放送前より注目を集めた。
主役ライダーのフォーム数は12。
一つの街を舞台とした探偵モノというシリーズでも珍しい内容だが、三条陸&同等の話数を務めた長谷川圭一の筆による笑って泣けて燃えるシナリオ、トイアドバイザー予定の三条氏を脚本に引きづり込み世界観や脚本を練りに練った練り過ぎて製作が遅延しかけた事実上のシリーズ構成的な塚田英明プロデューサーたちが手掛けた、魅力的なキャラクター達、整合性のある設定で人気を集め、本編・劇場版共に好評を博した。

高い人気を得たからか、翌年にはサブキャラ(アクセルエターナルが主人公の番外編『RETURNS』シリーズも製作されたり、以降の劇場版にもちょくちょく客演したりしている。

変身ベルト「ダブルドライバー」は、2003年の「ファイズドライバー」を超え、長年更新されていなかった売り上げ記録を更新した。

怪人デザインはメタルダー・ゼイラムに携わった世界的イラストレーターの寺田克也が手掛けている。



2010年~2011年:『仮面ライダーOOO(オーズ)』


!!!

シリーズ第十二作。
変身アイテムは「メダル」。ヤミー(仮面ライダーオーズ)の体を構成しグリード(仮面ライダーオーズ)の核となる「オーメダル(玩具)」。
フォーム名称は「○○コンボ」、必殺技名称は「スキャニングチャージ」。

前作Wの「ハーフチェンジ」を発展させ、主役ライダーは「ヘッド・アーム・レッグ」の3箇所を部分的にフォームチェンジさせ数々の能力を得る。
主役ライダーのフォーム数はダントツで歴代最多の127フォーム。だが設定上のみで登場しなかったフォームも多い。
人間の欲望から生まれた敵「グリード」との戦いと、三つ巴によるメダル争奪戦を主軸に物語が展開される。欲望の真の意味や大切さを視聴者に一年間伝えた。
そのデザインはどこか『超神ビビューン』を連想させる。
また、石ノ森先生の描いた絵本『ちいたかわしわしごりらんらん』もモチーフとされているが、企画段階からあったわけではなく、一致したのは偶然であり、製作の後押しとなった形である。
途中で話の尺が足りなくなり終盤の展開が非常に駆け足になってしまったが、こと最終決戦の熱さを評価する声は多い。
メイン脚本は『電王』以来となる小林靖子が担当する。

なお、2011年4月3日の放送を以て、仮面ライダーシリーズのTV放送が全シリーズ通算で1000回目を迎えた。
この日は奇しくも、40年前に初代・仮面ライダーの放送が開始された日でもあった(東北地方太平洋沖地震の影響で放送がずれたため、偶然一致した)。
劇場版ではあの暴れん坊将軍こと松平健と共演を果たす。

変身ベルト「オーズドライバー」は、昨年の「ダブルドライバー」の売り上げ記録を早くも更新。
さらに、劇中アイテムの「オーメダル」が全国的な品薄状態となり、劇中さながらの争奪戦が繰り広げられた。



2011年~2012年:『仮面ライダーフォーゼ


青春スイッチ ・オン! 宇宙 キター!!


平成ライダー第十三作にして仮面ライダー生誕40周年記念作品。
変身アイテムは「スイッチ」ゾディアーツ (仮面ライダーフォーゼ)に変身するのと同じだが製作者が違う「アストロスイッチ」。
フォーム名称は「○○ステイツ」、必殺技名称は「リミットブレイク」。

仮面ライダーシリーズ初の学園青春ドラマ。
異色な舞台設定や「驚きの白さ!」なデザインから前評判はいま一つであるが、ライダー共通のモチーフである『涙のライン』が無い唯一の存在である。
スイッチによって多彩な武器を使用するが、その代わり前二作と比べてフォーム数が少なく7個しかない。(とはいえ1期と比較すれば充分多いが)
だがスイッチの数だけ技があり、組み合わせ次第でいろんな技が使え、1000を超える組み合わせが存在する。
メイン脚本は中島かずきが担当し、『W』の三条陸長谷川圭一もサブライターとして参加している。
怪人デザインは漫画家の麻宮騎亜が担当した。

デザイン段階で意識されていたわけではないものの、『宇宙鉄人キョーダイン』の兄貴スカイゼルに似ていると発表段階から話題となり、夏の劇場版ではリメイクキャラとのまさかの競演を果たした。



2012年~2013年:『仮面ライダーウィザード


今こそ指輪の力を 出でよ 使 (ウィザード)

シリーズ第十四作。
変身アイテムは「指輪」「ウィザードリング」。
フォーム名称は「○○スタイル」「○○ドラゴン」、必殺技名称は「○○ストライク」(○○は技によって異なる)。

の四属性の指輪を変える事でスタイルチェンジを行い、それぞれ異なる絵柄の指輪を使うことで様々な魔法や必殺技を発動させていく。
コンセプトが『絶望からの救済』であり、魔力の強い者が絶望の底に追いやられることで生まれる怪物「ファントム」から人間を守るという目的から、前三作よりもシリアス寄りな展開。基本フォームも4つと1期に近い雰囲気であるが、よく喋るベルトは健在。
構成は基本的に2話完結だが、初回やクリスマス、ビースト初登場回など1話で完結するものもある変則方式だった(後に、1話完結回があるのはメインのきだの要望による物だったことが明らかになっている。)。
『魔法使い』という物語としては定番のテーマと仮面ライダーの要素との融合だけでなく、最終的には錬金術や賢者の石という組み合わせも絡んできて、希望と絶望の織り成す物語となった。
メイン脚本は『響鬼』前期以来となるきだつよしだが、香村純子が同等の話数と劇場版2作を務める、実質的なダブルメイン体制である。「侍戦隊シンケンジャー」を手掛けた宇都宮孝明が初のチーフプロデューサーを担当した。

最終回後には、先行登場ライダーの鎧武を加えたオール平成ライダーの特別編が放映された。



2013年~2014年:『仮面ライダー鎧武(ガイム)』


 この 、君はどう使う!

シリーズ第十五作。
変身アイテムは「フルーツの種」の形をした「錠前(ロックシード)」。食べるとインベスになる実を加工したもの。
フォーム名称は「○○アームズ」、必殺技名称は「○○スカッシュ」「○○オーレ」「○○スパーキング」(○○にはロックシードの名前が入る)。

主人公は「戦国武将」をモチーフにしたライダーに変身し、「西洋騎士」「中国武将」などをモチーフとした多くのライバル達と戦うことになる。
「昭和の怪奇路線に戻す」と公言し、平成のお約束をことごとく撤廃した異色作。
久々にライダーバトルを実装、『龍騎』のようなシリアスな展開になると告知され、誰が敵で誰が味方かわからない、まるで未知の森に迷い込んだかのような混沌としたストーリーが展開される。
また、よく使われる「1エピソードにつき2話の前後編構成」を撤廃。
「ビートライダーズ編」「ユグドラシル編」「ヘルヘイム・オーバーロード編」「黄金の果実編」
の全四部構成で激動に次ぐ激動が連なる展開がメインライターの虚淵玄(代表作に『BLASSREITER』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『Fate/Zero』、『翠星のガルガンティア』が知られる)によって綴られて大きく話題を呼んだ。

制作には虚淵が所属するニトロプラスも関わり、『デモンベイン』シリーズを手掛けた鋼屋ジンもサブ及び劇場版の脚本として参加、エピローグである最終回も執筆している。デザインにはニトロプラスの原画家NiΘ・中央東口をはじめ、イラストレーターの山田章博らが参加している。
このためか、全体的な雰囲気は二期ライダーの中でも最もファンタジックかつ重苦しいものとなっている。

他作品とのコラボレーションも盛んで、『烈車戦隊トッキュウジャー』『キカイダー REBOOT』とも競演したが、後番組の仮面ライダードライブの先行登場は夏映画やテレビシリーズ最終回でも果たされなかった。なおこの理由は翌年の夏映画『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』で間接的に判明する。

放送終了後はW RETURNS以来となる、サブキャラクター(斬月バロンデュークナックル)を主人公とした、Vシネマ『鎧武外伝』が製作された。W RETURNSシリーズとは異なり、一作品に2人のライダーのエピソードを収録している。
(第一弾には前者2人、第二弾には後者2人のエピソードが収録。時間は約30分×2)



2014年~2015年:『仮面ライダードライブ


この男、 刑事仮面ライダー !!

シリーズ第十六作。
変身アイテムは「シフトカー」or「シグナルバイク」というミニカー。ロイミュード(仮面ライダードライブ)と同じ機構を持つ。
フォーム名称は「タイプ○○」、必殺技名称は「フルスロットル」。

鎧武が平成2期の雰囲気から大きく外したため、Wのようなコメディ&ドラマ路線に戻すことを目指している。
が、終盤では敵であるロイミュード側の描写の増加やメインライダーの「死」がはっきり描かれるなどシリアスな作風になった。
キャッチコピーの通り、刑事である主人公は「車」をモチーフにしたライダーに変身し、意思を宿した変身ベルトの「ベルトさん」ことドライブドライバーと共に戦う。
そしてなんと「バイクには乗らない」と宣言。今までの作品はどこかで必ずバイクが関わっていたが、ドライブが乗るのはベルトさんの指示で動く6WD車「トライドロン」のみ。
『ライダー=バイク乗り』の暗黙の了解を打ち破ったという意味では、とてつもなく型破りな仮面ライダーと言える(一応前例はいる。なおその車の名前は「ライドロン」と一字違い)。
その代わりバイク要素はチェイサーマッハが受け持っている。
重加速現象を引き起こす謎の生命体「ロイミュード」を敵とし、「捜査」と「事件解決」といった刑事ドラマの要素を取り入れている。

メイン脚本は『W』以来となる三条陸が担当、サブライターに『W』『フォーゼ』でも参加した長谷川圭一、『ウィザード』にサブとして平成ライダーシリーズに初参加の香村純子が担当する。
特に香村純子は、30分後の『Go!プリンセスプリキュア』にもサブとして参加することになり、ちょっとした話題になった。
なおそちらにも「洗脳されて悪の道に堕ちるが、苦悩の果てに正義のために戦うことを選ぶ」ライバルキャラクターが登場する。
怪人デザインはSICやFFシリーズで有名な造形作家・竹谷隆之が担当した。
平成ライダーでは定番の2話完結形式が基本だが、ロイミュードが及ぼす影響によっては2話以上のエピソードを費やす場合もある変則形式。

前年度と同様に『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と競演する春休み合体スペシャルも放送されたほか、本編最終回後にはウィザードのように後続の新仮面ライダーとのコラボレーション回を放送(後に後番のエピソードに組み込まれている)。

放送終了後の2016年には、Vシネマ『ドライブサーガ』シリーズがリリース。
4月20日には第1弾『仮面ライダーチェイサー』、続けて11月16日には第2弾『仮面ライダーマッハ仮面ライダーハート』、更に1週間後の11月25日にはCDドラマ『仮面ライダーマッハ夢想伝』がリリースされた。



2015~2016年:『仮面ライダーゴースト


命、 やすぜ!! ヒーローは、一度死んで甦る。

シリーズ第十七作。
変身アイテムは「ゴーストアイコン」という眼球の形をした眼魂(アイコン)眼魔(仮面ライダーゴースト)の魂の代わりに偉人の魂が宿る。
フォーム名称は「○○魂」、必殺技名称は「オメガ○○」(○○はベルト単体では「オメガドライブ」となり、ガンガンセイバーでは形態によって○○が変化する)。
また、ベルト単体では4回に1回発動する「オオメダマ」もある。

主人公は「幽霊」をモチーフにしたライダーに変身し、歴史の偉人の魂の宿ったゴーストアイコンを巡り、異世界に存在する謎の怪物・眼魔(ガンマ)と戦いを繰り広げる。
今作もアイテムは変身ベルトだけでなくスマホにも連動、DCD『仮面ライダーバトル ガンバライジング』にも対応する。
主人公が一度死んで甦るという、ファンタジー要素の強いライダー。
前2作がシリアス寄りの作風だったからか、今作では久しぶりにコメディ路線に回帰した。
一方で
  • 1~2話完結回と連続エピソード回の混在
  • 2号ライダーが比較的早い段階から登場
  • 1号ライダーと2号ライダーの使うベルトが待機音声こそ異なれど、ほぼ全く同じベルト
等、これまでの2期ライダーとは異なる点が幾つも存在する。

チーフプロデューサーには『仮面ライダー4号』を手掛けた高橋一浩、メイン脚本は過去に『ウルトラマンマックス』や『ULTRASEVEN X』に参加、東映特撮初の脚本担当となる福田卓郎。
福田は過去に『警部補 矢部謙三』シーズン2でライダー俳優を集めてライダーネタを散りばめた、ライダーファン歓喜の話を制作した事がある。
両者とも初のメイン担当で、これまでの主要スタッフを一新する顔合わせ。
敵怪人のデザインには『仮面ライダーBlack PartX イミテーション・7』に漫画版『仮面ライダーZO』などを手掛けた、石ノ森先生の熱烈ファンでもある漫画家の島本和彦らが率いるビッグバンプロジェクトが手掛けており、ファンの間で話題を呼んだ。

放送終了後は、スペクターを主役としたスピンオフVシネマ『仮面ライダーゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター』が製作され、2017年4月19日に発売された。



2016~2017年:『仮面ライダーエグゼイド


ゲーム スター ト! ノーコンティニュー で、 運命 を変えろ!!

シリーズ第十八作。ライダー生誕45周年を迎える。
変身アイテムは「ライダーガシャット」と呼ばれるゲームソフト。
フォーム名称は「○○ゲーマー」、必殺技名称は「△△クリティカル○○」。△△にはガシャットの最初の単語が入る(マイティ、タドル、バンバン等)。○○はスロットホルダーでは「ストライク」、武器で「フィニッシュ」に変化する(ガシャットギアデュアルなどの例外も存在する)。

主人公は変身ベルト「ゲーマドライバー」にライダーガシャットを差し込んで「ゲーム」をモチーフにしたライダーに変身し、謎のゲームウイルス「バグスター」と戦い、人々の救助を目指す。
主人公や関係者は医者であるなどドライブ同様、明確に職業が設定されている。
多数のライダーが登場し、龍騎・鎧武に続いてライダーバトルがメインに描かれる。

メイン脚本は高橋悠也が担当。
ドライブの映像特典「シークレット・ミッション type TOKUJO」を手掛けたことはあるが、テレビシリーズのメイン脚本を担当するのは本作が初となる。
怪人デザインは『W』以来7年ぶりに寺田克也が手掛ける。

今作は前作品のゴースト以上にこれまでのライダーとの違いが盛り込まれており、何と姿からして根本的に異なっている。
主人公はまずドライバーにガシャットを差して変身するのだが、なんと変身した姿は レベル1 と呼ばれる 二頭身状態の姿
そこからゲーマドライバーのレバーを開く事で、ようやくこれまでのライダーと 同じ頭身をした レベル2 へと レベルアップ
これだけでも十分過ぎる程に衝撃的なのだが、より衝撃的なのが何と言ってもレベル1・2の両方にバッチリ存在する キリッとした瞳 と、トレードマークでもある トゲトゲした髪のような形状をした頭部
これまでのどのライダーとも似つかぬ異質な姿はあらゆるファンにド級のインパクトを残した。
一見するとライダーが代々受け継ぐ「複眼」が存在しないように見えるが、よく見るとオレンジの部分がしっかり複眼になっている。

ちなみにWに始まり、4年の時を経て鎧武、ドライブ、ゴーストとサブキャラクターが主役の作品は基本的には本編終了後にVシネマで主役の作品が作られていたが、エグゼイドでは本編放送中の現在の段階でYouTubeでの公式チャンネルやBlu-rayの特典などの様々なメディアで早くもサブキャラクター達(ゲンム(完結)、ブレイブ(完結)、スナイプ(未完)、レーザー(予定)。)が主役に抜擢されて活躍した、もしくはこれから活躍する。

そのポップな見た目かつ明るい雰囲気の一方で、ライダーバトルを扱った作品ゆえか本筋となるストーリーは意外とシリアスで重めなのも特徴。

ちなみに仮面ライダーブレイブからは久々に財団Xが登場している。


次の10年に向けて、追記・修正お願いします。



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