スワンナ

登録日:2011/06/20 Mon 23:58:20
更新日:2023/09/18 Mon 11:25:02
所要時間:約 5 分で読めます




/スワンナ\



■データ


全国図鑑No:583
分類:しらとりポケモン
英語名:Swanna
高さ:1.3m
重さ:24.2kg
タマゴグループ:水中1/飛行
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず/ひこう
特性:するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避ランク上昇も無視する。手持ちの先頭にするとレベルが5以上低い野生ポケモンの出現率が半分になる)
  :はとむね(防御力を下げられない)
隠れ特性:うるおいボディ(天候が雨の時、ターン終了時に状態異常が治る)

HP:75
攻撃:87
防御:63
特攻:87
特防:63
素早さ:98
合計:473

努力値:素早さ+2

コアルヒーがレベル35で進化する。


■概要


スラッとした美しい白鳥のような姿をしたポケモン。
進化前の少しおちゃらけたイメージとは正反対の姿となっており、モチーフはまんま『醜いアヒルの子』。
夜明けになると群れで美しい踊りを行う習性を持ち、群れの真ん中で踊るスワンナが群れのリーダーらしい。

実際の大きさは1.3mと普通だが、BW内でのモーションで翼を広げるグラフィックは全ポケモン中屈指の大きさで異様な威圧感がある。

イメージの割に攻撃的なようで外敵に対しては鋭い嘴と長くしなやかな首を利用した強烈な連続突きで攻撃する。
余談だが実際の白鳥も意外と凶暴らしく、近付いた学者が殺された例もあるらしい。


ちなみにBW発売前からその姿やタイプが公表されていたポケモンの1匹で、公開直後からその名前をネタにされたりしていた。

スワンナ「座んな」
タッツー「立っつー」


■ゲームでのスワンナ


進化前のコアルヒーはホドモエの跳ね橋に登場。
エンカウント方式が特殊で橋に時々現れる影に触れると時々出現する。
またスワンナそのものはクリア後のワンダーブリッジにて同じ方式で出現する。

BWでは地味に貴重な水タイプな為捕まえておいて損はない。
というか御三家三猿を除けば序盤で入手可能な水タイプはこいつとオタマロプロトーガのみ。

「そらをとぶ」「なみのり」を同時に覚える為秘伝要員としても有用。


主要トレーナーではフキヨセシティジムリーダーにして飛行タイプ使いの我等がぶっ飛び娘フウロちゃんの切り札。
…しかしジムリーダーの切り札の割に能力値・技構成共にショボくぶっちゃけ弱い…
中盤に戦う飛行タイプ使いの切り札」という似たような立場を持つチルタリスとは雲泥の差である…
せめて「アクロバット」が使えれば…


クリア後はリトルコートのテニス練習時に大量のスワンナ使いが集結する。
レベルが高く、高い素早さと攻撃力から「ブレイブバード」を連発してくる。
録な壁役がいなければ修羅は免れまい。


■対戦でのスワンナ


ギャラドスマンタインペリッパーに続く水/飛行の複合タイプを持ち、能力値は素早さに優れた速攻型。

同タイプ内では最も素早さと特攻に優れており、
攻撃技もタイプ一致の水技に加えて他の同タイプには無い「ぼうふう」「ブレイブバード」といった高火力のタイプ一致飛行技まで備えている。
実は水と飛行タイプの攻撃技の組み合わせは半減される相手が少なく攻撃範囲はかなり優秀で、
これらの技を豊富に備え素早さも高いスワンナはこの攻撃相性を同タイプ内で最も活かしていると言えるだろう。


……しかし肝心の能力値が微妙でそれらの利点をあまり活かし切れていないのが現状…

素早さ以外の能力は決して高いとは言えず特に耐久面は壊滅的。
特攻が同タイプ内で一番優れていると書いたかがそれでも87という微妙な数値しか無く昨今の環境下では火力不足。
一番高い素早さも散々中途半端な速さだと言われてきたサザンドラと同速で100族をギリギリ抜けないという微妙さ。
いわゆる種族値の配分がアレなポケモン。合計値も高いとは言いがたいが。

てか100に届く能力が一つもないとか…
フウロちゃんの手持ちの癖に全くぶっ飛んでない…


さらに特性にも恵まれていない。
「うるおいボディ」にしてもSM以降なら雨パで水/飛行タイプを使うなら「あめふらし」持ちのペリッパーが優先的されるため活かされることは少ない。
「はとむね」は論外なので、回避率を上げる相手に強い「するどいめ」が最もマシか。

技バリエーションも極めて微妙。
まともなサブ技は「れいとうビーム」、補助技は「おいかぜ」「フェザーダンス」「さきどり」ぐらい。
因みに何故か「なみのり」は覚えるのに「ハイドロポンプ」は覚えない。ただでさえ火力は低めだというのに…。
めざめるパワー」の候補は電気あたり。
また物理水技は「ダイビング」のみ。というか物理技自体「ブレイブバード」以外にまともな物が無い。


…総評すると極めてマイナーなポケモンと言わざるを得ない。

本気で使うなら水技と「ぼうふう」を利用して雨パでの運用が理想的だろうか。
ただ特性が「すいすい」ではない為微妙な素早さを補えないのは痛く、結果的に他の雨パアタッカーに劣りがち。
スカーフを持たせる等の工夫で頑張りたいところ。

USMでは遂に先制技「アクアジェット」を習得可能に。
水・飛行複合では唯一となる「がむしゃら」+先制技戦法が可能になった。
また教え技で「アクアブレイク」を習得し、今まで乏しかった水物理に関しても安定させられるようになっている。



スワンナ♂「あちしが微妙ポケですって!?じょ~~うだんじゃないわよぅ!!」


追記・修正は座ってからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケモン
  • ポケモン解説項目
  • ポケモン最終進化形
  • 第五世代
  • BW
  • みず
  • ひこう
  • コアルヒー
  • スワンナ
  • 白鳥
  • スワン
  • アヒル
  • 醜いアヒルの子
  • 座んな
  • 鳥ポケ
  • 暴風
  • 南斗水鳥拳
  • オスでもヌーブラ
  • 手ブラ
  • オーロラサンダーアタック
  • キャモメの別進化
  • アクロバットは覚えない
  • マイナー
  • 電気4倍
  • フリーズドライ4倍
  • ぼうふう
  • うるおいボディ
  • フウロ
  • みにくいアヒルの子

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年09月18日 11:25