ウォーグル

登録日 :2011/01/08(土) 19:51:56
更新日 : 2017/04/19 Wed 07:23:10
所要時間 :約 7 分で読めます





ウォーグルは、ポケットモンスターブラック・ホワイトから登場するポケモンである。


<データ>


図鑑NO.628
分類:ゆうもうポケモン
英語名:Braviary
高さ:1.5m
重さ:41.0kg
タマゴグループ:ひこう

タイプ:ノーマル/ひこう
特性:するどいめ(命中率を下げられない。相手の回避率上昇を無視する。手持ちの先頭にするとレベルの低いポケモンが出にくくなる)
   ちからずく(追加効果の出る技は追加効果が出なくなるが、その技の威力が1.3倍になる)
隠れ特性:まけんき(相手に能力を下げられると攻撃が2段階上がる)

※仕様により、「いのちのたま」を持たせて「ちからずく」の適用される技で攻撃した場合、反動ダメージを受けない(威力アップはそのまま)

  • HP 100
  • 攻撃 123
  • 防御 75
  • 特攻 57
  • 特防 75
  • 素早 80
合計 510


<概要>


インディアンの羽飾りのような鶏冠?をもつ猛禽類型のポケモン。
バルジーナがハゲタカなのに対しこちらはハクトウワシ+ネイティブアメリカン。
発売前からかなり早い段階で発表され、そのデザインから前評判は上々だった。

勇敢な大空の戦士であり、仲間のためなら危険をかえりみず戦う。体の傷が多い個体ほど仲間から尊敬されるという。
自動車を鷲づかみにしたまま大空を舞うことができる程の脚力と翼の力を持つ。


白き翼ダイナブレイド
ホークモン進化、アクィラモン?
ナンノコトカナー


<ゲームでのウォーグル>


ワシボンがLv54で進化する。
♂しか存在せず、対になるバルジーナも♀のみである。
野生ではホワイトのみ出現。進化前のワシボンは10番道路、チャンピオンロード、クリア後では11番道路とビレッジブリッジにウォーグルが出現する。
(同じ飛行タイプのバルジーナはブラックのみに現れる)

ストーリー中の使用トレーナーはサザナミタウンの不意打ちチャンピオンシロナのみ。
ブラックではここでしかお目にかかれない。


<対戦でのウォーグル>


ノーマル/ひこうの中でも屈指のこうげきを持ち、高威力の一致わざも自力で覚える。

ラインナップとしてはタイプ一致の「ブレイブバード」「フリーフォール」「あばれる」など
完全に物理型の種族値だが、ちからずくが適用される一致物理わざは「ブレイククロー」だけ。
不一致だと「いわなだれ」「がんせきふうじ」「いわくだき」と、正直物足りない。
サブに「シャドークロー」「ばかぢから」、補助は「ふきとばし」「つめとぎ」、わざマシンで「ビルドアップ」「かげぶんしん」「いばる」など。

耐性の面から流石に昆布でお馴染みの無道さんほどではないが、それでも伝説を除くそこいらの鳥ポケを凌ぐ耐久のおかげで、
微妙なすばやさをカバーする「おいかぜ」を自分で使うチャンスが多いのは嬉しい。
♂固定なのでタマゴ技はあきらめよう。


さてこのウォーグル、 「第四世代狂気の序盤鳥ムクホークの劣化」 と言われることが多い。
悪タイプのバルジーナが対になってるのなら、正義の象徴である格闘タイプにすべきだった」 とも言われる始末。
序盤鳥と同じタイプや対になるバルジーナが耐久型であることから速攻低耐久としての能力を期待され、失望されがちである。

だが、どちらかと言えば素のウォーグルの能力はエンブオークリムガンに近いタイプであり、

「相手の一撃を耐えて痛い一撃を叩き込む」 所謂 「肉を切らせて骨を断つ」

という運用コンセプトの方が向いているのである。
相手の攻撃関係の能力値が並かそのラインなら一致抜群ぐらいは普通に耐える。
鳥の中では珍しい「攻め」と「堅さ」を両立した存在なのだ。

ただ、ライバルのムクホークが優秀な特性である「いかく」を備えているため、
これを考慮したらウォーグルがムクホークに勝る種族値は攻撃(たった3の差)と特防だけだったりする。
だが、素早さを調整して守りを固めるなど、自分の好みで調整して上手く活躍させたい所。

そんなウォーグルだが、現在の対戦環境では「こだわりスカーフ」型がメジャーである。
飛行タイプとしては耐久値が高めとは言え弱点が電気とメジャーであることや、昨今の火力インフレであっさり落ちるリスクが高まったこともあるだろうが、
死に出しに向く「かたきうち」、高威力の反動技「ブレイブバード」、撃ち逃げ向きの「ばかぢから」、交代技「とんぼがえり」とスカーフと相性の良い技も多い。


<ポケモン立体図鑑BWでのウォーグル>


今作の彼を一言で言い表すなら

ウォーグルさんマジイケメン


<BW2XYでのウォーグル>


続編であるBW2にももちろん登場。相変わらず野生での登場はホワイト2のみ。
本作では毎週月曜日に4番道路にてシンボルエンカウントができる。レベルは驚きの 25
さらに、このウォーグルは特性が隠れ特性「まけんき」になっている。
ちなみに、隠れ特性はワシボンはその後XYのフレンドサファリにて解禁された。

この「まけんき」のおかげで、少なくともムクホークの劣化呼ばわりされるのは避けられるようになった。
……が、今度は同じ特性を持つ隠れ特性の化身トルネロスの壁が……
だが、あちらの一致物理技は「アクロバット」のみなので、持ち物が実質「ひこうのジュエル」で固定されてしまう。
ARサーチャー産なので、入っているボールが「ドリームボール」固定となり、すぐにバレるのも痛い。
さらにXYではジュエルシリーズが登場しなくなったため、アクロバットも相対的に弱体化。さらに差別化しやすくなった。

教え技にも「はねやすめ」「ゴッドバード」が追加されたので、従来の「ちからずく」型もややロマン気味とはいえ活躍する機会が増えた。
「ねっぷう」は特殊技だが、C下降補正ありでも「ちからずく」でいのちのたま持ちなら4振りでH252ハッサムに確1を取れる。
特防特化ナットレイ相手でも確2なので、役割破壊として使う価値があるかもしれない。

XYからは「するどいめ」で相手の回避率アップを無視できるようになり、ようやく実戦に使える特性となった。
奇石ラッキーシャンデラといった「ちいさくなる」使い相手に弱点を突けるので有用。
また、第六世代から♂からも隠れ特性が遺伝するようになったので厳選が楽になった。

ORASでは「おおぞらをとぶ」の際に野生の個体が出現する。


<進化前 ワシボン>


図鑑NO.627
分類:ヒナわしポケモン
英名:Rufflet
高さ:0.5m
重さ:10.5kg

タイプ:ノーマル/ひこう
特性:するどいめ(命中率を下げられない。相手の回避率上昇を無視する。手持ちの先頭にするとレベルの低いポケモンが出にくくなる)
   ちからずく(追加効果の出る技は追加効果が出なくなるが、その技の威力が1.3倍になる)
隠れ特性: はりきり (攻撃が1.5倍になるが、物理技の命中率が0.8倍になる)

種族値
  • HP 70
  • 攻撃 83
  • 防御 50
  • 特攻 37
  • 特防 50
  • 素早 60
合計 350


進化前。まだ小さく可愛らしいが、この時点でもきのみを簡単に砕くほどの脚力はある。
強敵に立ち向かう勇気はこの頃から健在で、何度も戦い続けることで鍛え、強くなっていく。
余談だが、名前を 「ワシボシ」 と間違えられることが多い。

通常特性は進化後と共通だが、隠れ特性はウォーグルの「まけんき」に対して、こちらは「はりきり」。
性格「いじっぱり」で攻撃に努力値252振りすれば、攻撃の実数値は 222 と種族値 150 相当にもなる。
持ち物なしで「こだわりハチマキ」持ちファイアローメガボーマンダの火力を超えるのだ。

特にハチマキを巻いた場合の火力は凄まじい。
弱点を突けるメガフシギバナは物理耐久特化でも確定1発、防御4振りガブリアスも同じく確定1発。
耐久ポケの代表格であるクレセリアも防御252振りを確定1発、物理耐久特化でも高乱数2発。
ファイアローが相手の場合、火傷させられてもHP252振り程度なら「いわなだれ」で確定1発。
……ただ、残念ながら「ばかぢから」でもナットレイ奇石持ちポリゴン2・ラッキーは確定2発。

また、見ての通り攻撃以外は軒並み低水準なので、「おいかぜ」等で上手くサポートしたい。
おいかぜ役が倒れた後の死に出しなら、タイプ一致「かたきうち」も使いやすくなる。

進化後のウォーグルと同様にスカーフで速さを補う手もある。
「いじっぱり」でも激戦区の100族を抜き、「ようき」なら115族まで抜ける。
ハチマキファイアローとは技とタイプで差別化できるか。

いずれにせよ攻撃以外の能力が壊滅的な分、先制技にはかなり弱いので注意。

リトルバトルでは♂しか存在しないため、「ブレイブバード」等のタマゴ技を継承できないのがネック。
自動的にレベル5に修正されるリトルマッチを除き、「つばさでうつ」や「ヒコウZ」等で戦うことを余儀なくされる。


追記・修正は勇敢なトレーナーにお願いします。

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