円子令司(アイシールド21)

登録日:2011/08/06(土) 14:25:45
更新日:2023/08/13 Sun 19:23:36
所要時間:約 8 分で読めます




女には愛


そして――


男には力





アイシールド21』の登場人物。

ポジションはクォーターバック(QB)兼セイフティ(S)
背番号:4
所属:白秋ダイナソーズ
身長:177cm
体重:66kg
誕生日:5月1日
血液型:AB
40ヤード走:5秒2
ベンチプレス:60kg
座右の銘:「弱肉強食」

名前の呼び方はマルコ。本人曰く、イタリア男っぽくてチョイ不良風味だから。



【性格】
常に飄々として弱気に振る舞い、掴み所の無い性格をしている。

父は元マフィアの資産家で、母はファッションデザイナー。
イタリア系のノリが色濃く出ており、白秋中時代では、その美貌から女帝と崇められていた氷室丸子を口説き落とした。
現在はそのやり方の為、冷めきった関係になったものの、彼女の事をマリアと呼んでいる。
女心が解ってないらしく、氷室は心底では彼のやり方を否定していなかった。彼女曰く、「狡賢いくせにそういうとこだけバカ」

元マフィアの父を持っているだけあって、狡猾でダーティーな面を持ち合わせている。
抽選会で西部と因縁があったセナ達と対戦順を変えようと提案したり、決勝進出を決めた泥門や次の対戦相手の西部に大量の花を贈ったり等、
好意の中に示威を潜ませた行為を見せる。

徹底した秘密主義者で、インタビューの際も答えをはぐらかしたり、関東大会決勝まで自分の実力を隠していた。
コーラとイタリアンスーツをこよなく愛する伊達男で、コーラを1.5Lを一気飲み出来る所かコーラを自分で調合出来るし、25万もするイタリアンスーツを買う程。

とまぁ、文面だけ見れば強キャラの風格を醸し出しているが、普段の彼はぶっちゃけ残念なイケメンで、内心は小心者。



【選手としての特長】
身体能力は並ながらも力は絶対という信念を持ち、「ボールハンドリングの達人」の異名を持つ*1
力ずくでボールを掻き出す「スクリューバイト」を得意とし、
その場で倒すのでは無く、逆に点を奪うこの技を持つマルコを、セナは史上最悪の敵と評し、光速のステップを捕らえる動態視力と一連の技巧に、あの進も驚愕した。

QBを徹底マークする「QBスパイ」で、新QBのセナの動きを封じた。
個人技だけではなく司令塔としても優秀で、
戦況を即座に読み取る力、臨機応変に戦術を変える機転の早さ、相手の弱点を見抜く力、蛭魔にも引けを取らないトリックセンスを持つ。
ランプレイも得意で、卓越したボール捌きと峨王とのコンビランでアメフトの原点とも言える北南ゲームを展開する。

ただ、QBでありながらパスをする場面が描かれなかったので、パスに関する能力に関しては不明。


【他校のプレイヤーとの関係】
『ゲームで勝つ』事が全てという考えを持ち、その点からヒル魔と気が合い、試合前から対話をしていた。
マルコは自分に似た選手にヒル魔の名前を出す程。故に自分と同じヒル魔を危険視している。

それ以外でもキッドの本名を知ってたり、陸の新技の肝を一目見ただけで理解する等、情報収集能力と洞察力も引けを取らない。
本物のアイシールド21の居場所をも掴んでいた。



【作中での活躍】
関東大会での抽選会にて初登場。
前述の通り、強い所とは戦いたくないと言って、神龍寺と戦う事になった泥門と対戦順を交換しなくて良かったと心から安堵してた。
ここまでは読者も特に危険視していなかっただろう。



一回戦の太陽戦にて、高校最強の破壊神・峨王を引き連れて再登場。
強い高校とは戦いたく無いのは峨王が目茶苦茶にしてしまうかららしい。
太陽の選手を戦闘不能にする凄惨な状況を目の前にしても顔色一つ変えずにいて、危険な雰囲気を醸し出していた。

準決勝前に泥門と西部に大量の花を贈り、無言のプレッシャーを与えた。
そしてマネージャーである氷室が、泥門のセナと西部の陸に情報を流出していた場面にPCを回収する為に峨王と共に参上する。
野獣のような雰囲気を纏っていた峨王とは別に、まさしくマフィアのような危ない雰囲気を纏っていた。

迎えた決勝では、峨王に破壊されたチームメイトの天狗の変わりに守備にも参加。
攻撃面は峨王とのコンビランで、守備面はスクリューバイトで泥門デビルバッツを苦しめる。
そして前半途中、峨王がヒル魔を破壊して退場させ、変わりにQBに入ったセナに翻弄されるも、後半にてQBスパイでセナを完全に圧倒し、
機転の利いた戦術面で泥門の攻撃を封じた。

が、負傷しながらも試合に戻ってきたヒル魔と覚醒した栗田に叩きのめされ、半ケツにされたまま気を失ってしまった。


と、ここで回想に入る。

白秋中学入学時マルコは夢に燃えるアメフト選手で、周囲も舌を巻く程の努力家であった。
当時付き合っていた氷室丸子に優勝して勝利の朝日を見せる事を約束するも、
関東で無敵を誇る神龍寺を一方的に叩きのめす帝黒学園の力を見せ付けられ、自身の器を知り、関東の蛙と卑下するようになる。
日本屈指のトッププレイヤーでありながらも、天才達特有の誰にも負けない誇りのような雰囲気を持ってないのはこの為であった。

帝黒を倒す為には全てを破壊する力が必要と考え、峨王をスカウトする。
対戦相手の全てを破壊する戦い方に変えた為、それに反対する氷室との付き合いも冷やかになってしまった。



才能が足りぬのなら臆面もなく人の手にすがり


己の手を汚し


愛する者に侮辱され


それでもなお、頂点を獲るために


ただ『登る』事を選んだのだ。



回想が終わり自分の足で立ち上がり、ヒル魔に決勝で戦えて良かったと告げ、小細工無しの白秋最強の北南ゲームで最後の勝負を挑む。
峨王の力を信頼し、自分を叩きのめした栗田に恐怖を抱きながら突撃する。そして峨王の護るための殺意を引き出した。

試合終盤、本物のアイシールド21が帝黒学園にいる事をセナに伝える。
そしてスクリューバイトを完成する為にセナを本物のアイシールド21に見立てて戦うも、力勝負で破られる。
激戦の末惜しくも泥門に破れ、試合後のロッカールームにて氷室との関係も回復の兆しが見え始めた。

関東大会ではセナを抜いて、ラン獲得ヤードトップであった。



クリスマスボウルでは関東オールスターと共に観戦。不可能と思われていた打倒帝黒学園を実現した泥門の試合を見届けた。

世界大会編ではヒル魔の推薦でセイフティとして出場した。
だが、人気キャラが出揃っているこの場では、まったくと言っていい程に出番がない。
試合外のシーンでも特に出番はなく、唯一の見せ場は峨王がミスタードンに言い放った男の生き様に目を細めた事ぐらい。

因みに、翌年の関東大会で白秋は泥門と当たるも惜敗した模様。
白秋には円子、峨王、如月と主力が全員揃っており、逆に泥門には蛭魔、栗田、武蔵と主力の大半がいないため、どんな試合展開になったのか気になる。
一応、中坊が泥門に入学したがライン対決では峨王に惨敗したため、余計に負けたのが不思議である。

高校卒業後の進路は関東勢で唯一、不明。




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最終更新:2023年08月13日 19:23

*1 ヒル魔より40ヤード走もベンチプレスの数値も劣るが、ヒル魔は「まともに戦ったら円子の方が運動能力が高い」と評しているため、記録の数値は本気を出していないか、偽の記録の可能性が高い