しんかのきせき(ポケモン)

登録日:2010/10/17(日) 21:53:00
更新日:2024/02/05 Mon 10:26:35
所要時間:約 7 分で読めます





「しんかのきせき」とは、ポケットモンスターに登場するアイテムの一つである。
第五世代ブラック・ホワイトから登場。

※アイテム説明文
しんかの ふしぎな かたまり。
もたせると しんかまえ ポケモンの ぼうぎょと とくぼうが あがる。

概要

「まだ進化を残している」ポケモンに持たせると、防御と特防の実数値を1.5倍に上昇させる。
進化前でさえあれば、第1形態だけでなく第2形態にも作用する。

この恐ろしい効果により進化後と全く違う運用ができるようになったり、むしろ進化後と遜色ない強さを手にしたポケモンも現れた。

「このポケモン、好きなんだけど進化するとルックスがちょっと……」
「ストーリー上で使いたいポケモンがいるが、進化前の期間が長いのが気になる……」
「進化前に、進化後にはない魅力があるが、それを引き出すには耐久力が足りない!」
「スペシャルバトルやランクバトル等のレギュレーションで弾かれたので、仕方ないから進化前で代用しよう」
そんな時こそこのアイテム。

BWでは序盤にヒウンシティで入手できる。4番道路に向かうゲートの手前右側のビルの1Fで、研究員に30匹以上捕獲した後のポケモン図鑑を見せると貰える。
BW2でも同じくヒウンシティで入手可能。噴水の広場奥の通り右上のビルの1Fで、研究員に40匹以上捕獲した後のポケモン図鑑を見せると貰える。
XYでは中盤にシャラシティのポケモンセンター右隣の民家で貰えるほか、終盤にエイセツシティ経由で行けるポケモンの村のゴミ箱からランダムで入手できる。
ORASでは終盤に122番水道の先にある123番道路北側の釣り堀で釣り人と会話し、彼の質問に「コイキング」と答えると貰える。
SMUSMでは中盤にコニコシティで入手可能。街の北西のピカチュウが3匹集まっているベンチの裏にある。少し分かりにくいので注意。
剣盾では、アラベスクタウンの民家に居るポケモンブリーダーとのポケモン勝負に勝つと貰える。
更に『鎧の孤島』ではウッウロボで4つのアイテムを合成して作る事も出来、1つのソフトで複数の入手が容易となった。
SVではエンディング後にテーブルシティのデリバードポーチという店で50000円で購入できる。コイキング100匹分の値段。

特にBW・XY・SMでは入手時点でまだ進化していないポケモンも多いため、役に立つ。
紙耐久のあの子やこの子に持たせて、お世話になった人も多いだろう。

実は漢字表記は「輝石」なのか「奇石」なのかが第9世代現在もはっきりしていない
これは、国によって「きせき」の表現が違うから*1
ちなみに「輝石」はケイ酸塩鉱物の名称で、「奇石」は色や形が珍しい石という意味である。
「奇跡」または「軌跡」とかけたネーミングともとれる。

弱点は道具を強制交換される「トリック(すりかえ)」や、道具消失と追加ダメージを受ける「はたきおとす」。
進化後の完全下位互換のポケモンだったりするとほぼ機能停止しかねない。
また耐久力しか上がらないため、低火力かつ変化技のレパートリーも貧弱だったり元々の耐久力が半端だとあっさり倒されてしまうことも。

旅パでは単純に進化するまでの繋ぎとして持たせておくだけでも役立つ。
一方、レートで活躍する奇石ポケモンの大半は、世代を跨いで進化形が追加されたポケモンである。
元々最終進化形として設定された能力がさらに強化されるため、初登場時から進化前扱いのポケモンよりも強力なことが多い。
それ以外では、進化すると特性が変わる、または素早さ等一部の能力が下がるポケモンも奇石型で使われることがある。
最大HPの低さを逆手に取り、「やどりぎのタネ」による回復量を増やせるくさタイプとの相性も良い。

第六世代のリトルマッチでは強すぎるため使用を禁止されていた。
第八世代ではメタの一つである「はたきおとす」の習得ポケモンが大幅に減ったことで、対抗策が少なくなり相対的に強化されている。
第九世代では技「トリック」を持ったヒトム(ヒートロトム)やオーロンゲが流行。奇石ポケがこだわりアイテムを持たされ、機能停止に陥ることがある。

ただ、後述の通り環境レベルの未進化ポケモンを輩出してしまっているのは事実。
この辺りが懸念されたのか「アルセウス」以降の追加進化は耐久(特にHP)をガッツリと引き上げたポケモンが多く
安易に「しんかのきせき」に頼らない調整が為されている。


このアイテムで強化される主なポケモン


【メジャー/元メジャー】

ラッキー

最高の特防を誇ったハピナスより硬くなったピンクの悪魔。
火力では進化後に劣るが耐久力、特に物理耐久では大きく勝る。
当初は同タイプで火力もあるポリゴン2の影に隠れがちだったが、受けループ出現以降かなり増えた。
低火力を補う「ちきゅうなげ」も使えるが、第六世代でタマゴ技になるまではEmの教え技限定だった。
そのため世代間格差が生じることに…
ダブルでは対象から防御を貰える「ガードシェア」を使うことで防御も異様に硬くなり、「せいなるつるぎ」や急所での望みも断たれてしまう。
その嵌め性能によりダブルレート上位もこいつのパーティが席巻。
一応こいつの攻撃の通りはつぶしやすく汎用的な意味でPP切れを狙うことはできるが、すさまじく時間がかかる。
第8世代では覚えられるダメージソースがかなり限定されたため、PTによってはハピナスを選ぶ旨味も出てきた模様。

ポリゴン2

奇石ポケ最メジャーであり、対策必須の存在。
特攻と素早さが強化されたポリゴンZに対し、こちらは防御と特防で勝る。
種族値合計は進化後と同等であり、奇石を持つと実質種族値は600以上と強力。
弱点かくとうのみ。「じこさいせい」も使える上に特攻もそれなり。
受け役に困ったら入れて損はない。レートのみならずランダムでも人気は高い。
H振りだけで一致弱点以外がまず受けが確定するのでHS「みがわり」で「どくどく」のシャットアウトも考案された。
特化すればバシャーモの珠とびひざげりすら耐えて「トリックルーム」なり特性強化の攻撃で返り討ちにできてしまう。
この死角のなさから現在レート環境を席巻している。
第8世代でも新顔相手に強いトップメタだったが、シリーズ6の上位ポケモン使用禁止に含まれる結果に。そんだけ強かった。

サマヨール

火力ではヨノワールに劣るが、高い耐久力がさらに上昇。
ゴーストの優秀な耐性に加え、変化技には事欠かない。
低い火力も固定ダメージ技の「ナイトヘッド」で補えるし、「トリックルーム」を覚えさせればヨノワールより鈍足な点もメリットとなる。特性「プレッシャー」も高耐久との相性が良い。
型次第で物理・特殊どちらも受け切れる耐久ポケの鑑。
普段使いに向いた回復技がないのが欠点。第8世代ではヨノワールと違い「みちづれ」も出来ない。

ガラルサニーゴ

原種は対戦だとパッとせず、遺伝要員としての活躍が主だったが、
剣盾でリージョンフォームを獲得、これは進化系のサニゴーンが登場していることで奇石対象になった。
「じこさいせい」は原種と違って覚えないが、「おにび」「ちからをすいとる」で物理アタッカーに強い。
サマヨール同様「ナイトヘッド」が使用可能。
隠れ特性の「のろわれボディ」も物理耐久と相性がいい。
しかし通常特性は物理技を受ける度に耐久力が下がる「くだけるよろい」と相性最悪なので妥協は一切できない。

【中堅/マイナー

ゴルバット

クロバットを超える耐久力を得られるほか、固有タイプを活かした戦法が可能。
耐久型の弱点の一つであるが無効かつ必中「どくどく」+「はねやすめ」で粘れる。
じめんフェアリー・かくとうといった攻撃面でメジャーなタイプに耐性を持つのも魅力。
しかし、剣盾では「いかりのまえば」「どくどく」「はねやすめ」といった主要技をことごとく没収され戦術が崩壊してしまった。

クサイハナ

ラフレシアを上回る耐久力を得られる。
メガフシギバナほど硬くはないものの、「ちからをすいとる」の存在が大きな強み。
特性「あくしゅう」を「しびれごな」や「フラフラダンス」と組み合わせるのも手。

ポニータ

初代から進化前という位置付けながら410という高い種族値を誇る。
「おにび」「あさのひざし」「つのドリル」等耐久型向きの技も豊富。
ギャロップと違い激戦区の素早さ100を下回っているが、それでも90とここに載っているポケモンの中ではかなり素早い。

ゴースト

ゲンガーの特性が「ふゆう」から「のろわれボディ」になってから対戦で使う価値が出てきた。
同じ「ふゆう」持ちゴーストポケモンであるムウマージとはどく複合であることや特攻の高さ、同じく「しんかのきせき」を使えるムウマとは素早さでも差別化が可能。
しかしその素早さ種族値が95と激戦区の100未満、耐性は良くても肝心の耐久種族値が低いこと等が難点。

モンジャラ

モジャンボはもとよりクレセリアをも超える物理耐久力を得られる。
特殊アタッカーにも状態異常や積み技、壁貼り等で対応でき、くさタイプの中でも特に戦術の幅が広い。
「こうごうせい」「やどりぎのタネ」に加えて特性「さいせいりょく」の存在もあり、回復力も高い。

ストライク

素早さ105に加え、ハッサムを超える持久力を得られる。
しかし、元々メジャー所を含め弱点が多いので、多少固くなった所で落とされてしまう。
とは言え、それでも等倍ダメージ相手にも繰り出せる可能性が出てきたのは嬉しい所。

実質種族値ではハッサムを上回ったが、火力・耐性・一致先制技の有無等の差から運用には工夫が必要。
メガシンカ枠を使うとは言え同タイプにはメガカイロスも存在し、ひこう技の威力で大きく劣る点にも注意。
奇石以外に拘り型や型も選択肢に上がる。
第8世代にてひこうタイプの威力40の2回攻撃技「ダブルウイング」を習得した事で注目されている。
しかし同時に「はねやすめ」が没収されたのが痛く、受けると言うよりは無理矢理一発耐えるような使い方になりがち。

エレブー

特攻はエレキブルと同等の上、素早さでは10上回り、100族やガブリアス等にも先制できる。
物理技の火力や「でんきエンジン」の存在を重視しない場合、敢えてこちらで戦うのも手。
しかしエレキブルと違い特殊寄りの種族値で、そのくせ範囲が取れるのが物理ばかりなのが難。
エレキブルと違って「かえんほうしゃ」も覚えない。

ハクリュー

カイリューとはタイプが異なるほか、特性「だっぴ」「ふしぎなうろこ」も耐久型向き。
ねむねごテールや「でんじは」撒きが主な戦法だが、フェアリーの登場以降は運用が難しくなっている。

ムウマ

同タイプの「ふゆう」持ちであるムウマージゴーストを超える耐久力を得られる。
変化技のレパートリーもサマヨールに見劣りせず、あちらにはない「マジックコート」「ほろびのうた」等も使える。
耐久力が上がる分「おにび」+「たたりめ」や「わるだくみ」積み等の猶予が増え、アタッカーとしても活躍が可能。
使いやすい回復技がないのは悩み。

イノムー

マンムーを超える耐久を得られる。
ドラゴンをはじめとする物理アタッカーを対面から狩るほか、「ステルスロック」+「ほえる」等も可能。
特性は耐久を伸ばす「あついしぼう」と「ちょうはつ」対策の「どんかん」、どちらも一長一短。
マンムーと比較してだいぶ遅いのと、回復技が無いのが悩み。

ロゼリア

ロズレイドを超える耐久力を得られる。
さらにあちらにはない特性「リーフガード」を備え、耐久型と相性が良い。
モンジャラ同様、粉技や宿り木、回復技とくさタイプらしく変化技が豊富。
また、こちらは「どくびし」「まきびし」「みずあそび」等も使用できる。

ヤルキモノ

ケッキングの特性「なまけ」に対し、こちらは「やるき」と対照的。
平均的な種族値であり、アタッカーとしての性能ではケッキングはおろか、大半のノーマルポケモンにも見劣りする。
その分「なまける」を利用した耐久型や「カウンター」型、「きあいパンチ」を絡めたコンボ等、型が豊富な芸達者。
やる気を出しているのに怠けるのが基本というのは違和感があるかもしれないが。

ガマガル

ガマゲロゲの特性「どくしゅ」に対し、こちらは「うるおいボディ」。
みず/じめん複合でこの特性を持つ唯一の存在。
基本戦術は「ステルスロック」「どくどく」撒きや「ねっとう」によるやけど狙い等。
しかし、第六世代で天候変化にターン制限がついてからは運用が難しくなっている。

クルマユ

ハハコモリにはない特性「リーフガード」を持ち、耐久型と好相性。
素の状態でもハハコモリより防御が高く、変化技も豊富。
「やどりぎのタネ」は使えないが、貴重な「ねばねばネット」持ち。

ギギアル

ギギギアルを上回る耐久力を得られる。
「でんじは」「どくどく」撒きを主軸とし、「ちょうはつ」されても「ボルトチェンジ」で逃げられる。
ギギギアルと違い鈍足なため後攻「ボルトチェンジ」により後続を無傷で降臨させられるのもポイント。
しかし第8世代ではギギギアル同様技が枯渇してしまった。

チョボマキ

剣盾で突如注目された。
耐久力はアギルダーより上、というか未進化ではかなり高い方。
「じこさいせい」「どくびし」「とける」等、耐久型向きの技が豊富。
ウーラオスの両形態の技を受けられる。

ジヘッド

特殊アタッカー寄りのサザンドラに対し、こちらは物理アタッカー向き。
特性「はりきり」で禁止級とメガシンカを除けばドラゴンNo.1の物理攻撃力を得られる。
じゅうりょく」パだと実質デメリットを相殺できるため、そちらで採用されることも。
奇石以外に拘り型やZワザ型等で使われることもある。

ニダンギル

「バトルスイッチ」がないため、ギルガルドとは使用感が大きく異なる。
クレベースメガボスゴドラを超える物理耐久力を得られ、火力も高め。
ギルガルドは第八世代で防御種族値が下がり、明確にこちらを選ぶ意義が出て来た。
鈍足も「ジャイロボール」と「かげうち」の存在によりあまり気にならない。
特殊攻撃にかなり弱いのと特性「ノーガード」が足を引っ張りがちなのが難点。
この時点で「もろはのずつき」が使えればまた違ったのだが。

ニャヒート

素早さ種族値がガオガエンの1.5倍。
ほのお単なのでフェアリー半減・かくとう等倍といった耐性面での差別化も可能。
いかく」「おにび」等を撒いて「とんぼがえり」するのが主な仕事。
ただ、何も考えずに採用するとウインディの影がちらつく。

タイプ:ヌル

素早さ以外は進化後のシルヴァディと同等の種族値。
そのため奇石を持たせると種族値合計650相当という桁外れの数値になり、数値上はラッキーやポリ2以上の耐久力となる。
ただ、この2匹と違い回復技が「ねむる」しかない上、サブウェポン不足なのも気になる所。
とは言え特性「カブトアーマー」で急所攻撃を防げるため、上記2匹と違い事故死しないというこいつ独自の強みもある。


ダブル向き】

ピッピプリン

耐久力は「オボンのみ」持ちのピクシープクリンに劣るが、それらにない特性「フレンドガード」を活かせる。
技自体も両者「いやしのはどう」「てだすけ」等、サポート向きのものが揃っている。
その他ピッピは「アンコール」「このゆびとまれ」、プリンは「ほろびのうた」「サイドチェンジ」等を使える。
特にピッピはその「このゆびとまれ」と「フレンドガード」のかみ合いもあり、レート上位には大抵入るほど。

サイドン

変化技がないと「ハードロック」「とつげきチョッキ」装備ドサイドンのほぼ劣化なので、シングルではマイナー。
しかし、ダブルでは奇石による耐久力と「ひらいしん」、ダブルの重要技「まもる」等を同時に併せ持つ点が強み。

ヤミカラス

アタッカー気質のドンカラスに対し、こちらは豊富な変化技を活かせる「いたずらごころ」を持つ。
「いたずらごころ」使いの中では「おいかぜ」「ほろびのうた」「くろいきり」等を覚えるのが特徴で、ダブルのサポーターとして優秀。あくタイプなので「いたずらごころ」ポケモン同士のミラーにも強い。逆にシングルではメジャーでなく、第7世代では奇石型よりも攻撃を1段階上げつつ相手の技をZワザとして返す「Zオウムがえし」型が主流だったり。
第9世代では唯一の先制おいかぜの使い手となったことやシャリタツ+ヘイラッシャのしれいとうコンビに対し先制くろいきりが刺さることから大きく評価を上げた。ダブルでは使用率トップ10に食い込むことも。

デンヂムシ

クワガノンには無い特性「バッテリー」は味方の特殊技の威力を1.3倍にするというダブル向きのもの。
進化前としては耐久力が高く、「ひかりのかべ」や相手全体が対象の「エレキネット」「いとをはく」等を使える。
「ほうでん」は味方も巻き込む全体攻撃であり、「ひらいしん」「でんきエンジン」持ちのサポートとしても有用。


その他レアコイルグライガー等が使われることも。


ポケモンカードゲームでのしんかのきせき】

ポケモンのどうぐ
効果:このカードがついているたねポケモンが受けるダメージは-20される。

ポケモンカードゲームBW第2弾レッドコレクションでも登場。
なんとこのカード、ゲームの奇石とは違い進化しないポケモンでも、たねポケモンであれば効果が働く。
要するに常時ディフェンダー状態と言う鬼畜カード。
レシラムゼクロムに付けて暴れさせるのが強力。特にゼクロムのワザ「らいげき」の反動ダメージ40が20になるのは大きい。



追記・修正は進化前の方にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケモン
  • ポケットモンスター
  • アイテム
  • 道具
  • しんかのきせき
  • 第五世代
  • 進化前
  • 進化
  • 奇石
  • 輝石
  • 奇跡
  • 軌跡
  • 個性
  • 耐久型
  • ロマン
  • 文字通り奇跡
  • ラッキー
  • ポリゴン2
  • サマヨール
  • ガラルサニーゴ
  • マイナー←一部はチート
  • ポケモン道具項目
  • ポケモン持ち物項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月05日 10:26

*1 中国版は「奇石」になるが、韓国語版を漢字表記すると「輝石」になる