メイ・チャン

登録日 :2009/09/27(日) 20:34:28
更新日 : 2016/12/21 Wed 15:30:50
所要時間 :約 5 分で読めます




鋼の錬金術師」の登場人物。
漢字名:張 梅


アメストリス国東部にあるシン国の第十七皇女で錬丹術師。弱小の少数民族・チャン族の出身。
同じく皇子であるリン・ヤオとは異母兄妹にあたる。
黒い髪と御団子頭が特徴。

自らの一族の地位を引き立ててもらおうと、不老不死の法の手がかりを錬金術に求め、ペットのパンダ・シャオメイとともに砂漠を越えてアメストリスにたどり着く。
出自と地位により、ヤオ族に属する者に憎悪に近い感情を持っていた(チャン族の族長にそういった洗脳教育をされていた可能性が高い)が、
ノックスに諭されてから反省した。

未だ年端もいかない少女であるが、高度な錬丹術や体術を使いこなす。
その反面、年相応に乙女心を持っていたり、思慮が浅かったりもする。
錬丹術の達人で通常の錬成はもちろん、様々な文字や模様の描かれた表を駆使することでの遠隔錬成も可能。
また、リン達と同じように気を読むことができる。




東の大砂漠横断後、ユースウェル炭鉱にて炭鉱事故を自らの錬丹術によって解決した際にエドの噂を聞き、
彼を白馬の王子と勝手に想像して、エドを追いかけ始める。
だが想像と現実のギャップを知った途端、エドに対して大激怒した。

その後はシャオメイを保護し自分を助けてくれたアルに対して恋心を抱くようになるが、
アルに対しても元の姿をまるで王子様のようなイメージで妄想してしまった。


セントラルではひょんなことから「傷の男」と行動を共にする。
その後、北へと向かいマルコーと共に「傷の男」の兄が残した錬金術書の解読を行っている。

ブリッグズでエンヴィーを倒した後、「傷の男」の勧めで原型のエンヴィーを連れてシンへ帰ることになる。
しかし、途中でエンヴィーの口車に乗り、セントラルシティへと向かう。
地下の研究所で量産型ホムンクルスに襲われた際、エンヴィーを復活させてしまう。
その後エンヴィーや量産型ホムンクルスと戦っていたが、偶然地下施設に来ていたエド達と合流する。



以下ネタバレ



















フラスコの中の小人『ホムンクルス』(お父様)の部屋では、人柱とホムンクルス以外で、ただの人間でありながら『賢者の石』を求めて参戦。


お父様が『神』と呼ぶ者を自身に取り込んだ際には、攻撃を防御するホーエンハイムの援護などで活躍。


最終巻で、エドワードが鋼の右腕を破壊された際に、アルフォンスがエドが生身の右腕を「持って行かせる」ことで自分の魂を取り返していたことから、
「エドの右腕」と「自分の魂」が「等価交換」であることに気づき、逆に自らの魂を真理世界へ返すことでエドの右腕を取り戻そうとする。
その際に、メイに錬金術を通すための「道」を作るようお願いする。

そうすることは、アルの命を奪うも同然のこと。
初めは躊躇するが、アルフォンスの『こんなこと頼めるのは、君しかいない』という言葉を聞き、泣きながら手裏剣で「道」を作った。

これによりエドの右腕は蘇り、エドは命を擲ってまで「お父様に対する勝利」を願ったアルに応えるが如く、圧倒的な力でお父様を撃破した。
メイの勇気ある行動が、お父様への勝利をもたらしたといっても過言ではない。




戦いの後はリンが賢者の石を手に入れたのを見て、遂に一族を滅ぼされると思い悔し涙を浮かべるも、リンの出した答えは彼女にとっては意外なものだった。

「チャン族も他の兄弟も、全て受け入れる」

リンは最初から、他民族を粛清する気などなかったのである。
このリンの一言で、ヤオ族への憎しみは氷解。
兄妹として共にシン国へと帰っていった。

もしもアルフォンス、そしてノックスと出会っていなかったならば、
国土錬成陣や他民族の粛正に手を染め、第二のホーエンハイム、第二のクセルクセス王になっていたかもしれないだけに、
物語を通じて一番変わる事が出来た人物の一人と言えるかもしれない。


後の写真では成長した姿を披露、ちゃっかりアルフォンスと親密な関係になっちゃってるっぽかった。



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