ラグラージ

登録日 :2010/08/16(月) 13:56:00
更新日 : 2017/11/02 Thu 18:09:50
所要時間 :約 13 分で読めます





■データ


図鑑No.260
分類:ぬまうおポケモン
英語名:Swampert
高さ:1.5m
重さ:81.9kg
タマゴグループ:怪獣/水中1

タイプ:みず/じめん
特性:げきりゅう(HPが1/3以下になると水タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:しめりけ(互いの爆発技、特性「ゆうばく」を無効にする)


HP:100
攻撃:110
防御:90
特攻:85
特防:90
素早:60
合計:535

ミズゴロウがLV16でヌマクローに進化
ヌマクローがLV36でラグラージに進化。


■がいよ要


ルビサファ御三家の水タイプであるミズゴロウの最終進化形。

青色のカエルやサンショウウオ、ムツゴロウを合わせた怪獣のようなモチーフが特定しにくい姿をしている。

その硬い腕で1トンもの岩石を軽々持ち上げたり、大型船を引っ張ったり出来るぐらいのものすごいパワーを持つ。
また、濁った水の中でも見えるほどの視力を持ち、ジェットスキー並みのスピードで泳ぐ。

ヒレで潮風や水流の僅かな違いを感知して、嵐を予感し海岸や美しい砂浜にある巣をそのパワーで岩を積み上げて守る。



2chのとあるスレではその姿をネタに

「ラグラージってキモいよね…」

「いやラグラージはキモくないよ!(゜∀゜) キモクナーイ !」

等のやりとりが頻繁になされいつの間にかその「 キモクナーイ 」という通称が定着した。
ラグラージは決してキモクナーイ!が、比較対象になるバシャーモジュカインのヴィジュアルが優れているのは確かである。


キモクナーイ!!


■ゲームでのラグラージ


ルビー・サファイアにて御三家の一匹であるミズゴロウを進化させることで入手できる。

基本的に水タイプの御三家はストーリー攻略において優遇されやすい傾向にあるが、中でもこいつは特にその優遇具合が激しい節がある。
ヌマクローに進化する事により弱点がのみとなりタイプの面で異常に優秀。
能力値もかなり高く扱いやすい。
実はホウエン地方では使いやすい地面タイプがゴローニャ系統と手間のかかるフライゴン系統しかいない為、序盤で入手できるのは大きなメリット。

ルビサファのジムリーダーには草タイプ使いがいないためほぼ全てのジムリーダーに互角以上に戦える。
更に「すてられぶね」で「れいとうビーム」の技マシンを入手すれば相性的な死角はほぼ無くなる。

ORAS」では「れいとうビーム」を入手できる期間が伸びた代わりに、「いわなだれ」を自力で覚えるためナギチルタリス等厄介な相手にも対応できるように。
更にメガシンカにより安定感は非常に増しており、ダイゴメガメタグロス相手でも安全に対応できる等、本編での使い勝手もリメイク前よりさらに良くなった。

その異常な安定感から最初から最後まで常に活躍してくれる非常に頼もしい存在。

ただし序盤~中盤にライバルが使ってくるジュプトルダイゴユレイドルには注意したい。不安ならスバメ等の飛行タイプ格闘ポケを育てておこう。

また、「ハイドロポンプ」はミズゴロウの時しか覚えないので注意。

トレーナーでは、フロンティアブレーンヒース(銀、金シンボル)、シャドー幹部のダキム(初戦(ヌマクロー)、ボトムコロシアム)が使用する。


■対戦でのラグラージ


素早さ以外の全ての能力がかなり高水準にまとまっており、特に攻撃力に優れる優秀な重アタッカー。

更に前述の通り恵まれたタイプを持ち弱点は草タイプのみ。ただしその草タイプは四倍ダメージを受けてしまう。

なんと種族値の合計が 全御三家中最高 の値を誇り、
能力バランスも安定感が抜群なことから対戦面では御三家の中だと比較的メジャーなほうである

その単純に高い攻撃力から放たれる「じしん」等の物理技の威力は勿論、
その高い耐久を活かして「のろい」を積んだり、「ミラーコート」「カウンター」でダメージを反射したり等、
水タイプの御三家らしく、その戦法は多彩で器用。

草タイプに弱いのは大きな欠点だが、耐久力がかなり高く生半可な草技では一撃で倒す事は難しいため下手に草技を使うと反射技で痛い目に合う。
リンドのみ」を使えばタイプ一致の草技ですら倒しきるのは難しく、反射技や技で返り討ちにもできる。


苦手な草タイプに有効で「じしん」との相性補完に優秀な氷タイプの物理技を二種類も覚えてくれるのも嬉しいところ。
素早さの低さから「ゆきなだれ」との相性がかなり良いが、交代読みで撃つ事を考慮する場合は「れいとうパンチ」も候補。

ちなみに「じしん」と範囲が被り気味なためか、水御三家にも関わらず「たきのぼり」等の水物理技の採用率は低めだった。
現在では長所の一つである対面性能の補助になる「ねっとう」の存在やメガシンカ修得により雨下で戦う状況が増え、水技も普通に使われている。

何気に600族のほぼ全員とわりと有利に戦える等、さりげなくメジャーどころに強いのもラグラージの強さの要因の一つ。

HG・SSでは新たに遺伝技で「あくび」を習得し流しの能力にさらに磨きがかかった。

しかし近年の対戦環境では火力を中心に若干インフレに置いていかれてる気配があり、単純なアタッカー型は鳴りを潜めている。
現在の主流は先発に出して「あくび」「ステルスロック」をばら撒く起点作り型。
弱点が少ないので一撃で落ちることがなく、役割遂行が容易。ORASでは後述のメガシンカを修得しアタッカー型も復権しつつある。


隠れ特性はまさかの 「しめりけ」 。「だいばくはつ」が弱体化した今作でまさかのしめりけ(笑)である。
そのガッカリさは加速アチャモ欲しさに攻略本を買った人を絶望させるほど。
爆発したい、でもできない
まあ起点作り型で採用する場合はこの特性にも一考の余地があるので救われているほうである。
なおそのガッカリ加減が尾を引きすぎて現在では湿り気ミズゴロウの入手難易度は非常に高い。
ミラクル交換などで偶然来たときは重宝しておいて損はないだろう。

そしてバシャーモに遅れつつもリメイク作ORASにて遂にメガシンカを獲得した。


■メガラグラージ


タイプ:みず/じめん
特性:すいすい(天候が雨の時、素早さが2倍になる)

HP:100
攻撃:150
防御:110
特攻:95
特防:110
素早:70

上半身が肥大化した非常にマッシヴなデザインに変化した。通称「ゴリラージ」。

能力上昇は攻撃に+40・防御・特防に+20・特攻・素早さに+10。
見たとおり、 メガシンカの中でもかなり理想的な能力上昇 となっている。
攻撃に偏った能力上昇となった為、メガシンカ前と違い物理1本の方が戦いやすいだろう。

特性は「すいすい」に変化する。 このゴリラ何て速さだ!
ルンパッパと同速の70になった為、雨前提で動かすなら無理に素早さに特化する必要はなく耐久にも振れる点は嬉しい。
但しXYからそうなのだが、天候は5ターンしか持たない。無理に活かさず素で戦う事も考慮に入れよう。

特性を活かさなくても、上記の通り耐久の数値は H100・BD110 とやたら 硬い (種族値だけ見ればスイクンに匹敵する)。
「もっと硬い奴は多い」? 忘れてませんか? ラグラージは水・地面タイプなんですよ?
つまり弱点は 草4倍 。これだけである。弱点一つでこの硬さは反則である…。
逆に言えば草タイプの技で軽く捻り潰されると言うことでもある。草タイプ相手の場合は大人しく退こう。
後、先制技が無いので不意の相手の先制攻撃にも注意したい。

ちなみに水等倍なので水技を受けるのが辛そうに感じるが、
実は特攻に特化してさらに雨補正をかけ、命の珠を持たせたキングドラのドロポンでようやく低乱数1発 である。なんだこのエグい耐久。


■映画でのラグラージ


ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』のオープニングにRS男主人公(ユウキ)と思われるトレーナーのポケモンとして登場した。
ゲームで男主人公を選んでミズゴロウをパートナーにした人ならニヤリとしただろう。
本編アニメに登場できなかったのが激しく悔やまれる。


■アニメでの登場


本編アニメではタケシの手持ちにミズゴロウがおり後にヌマクローに進化したがラグラージには進化せずに終わってしまった為、
ゲストポケモンという登場に留まってしまった。
すてられ船でトレーナーとはぐれ、野生化した個体や下水道に住みテリトリーに入って来たサトシを攻撃した個体等サトシ達とは敵対するものが多かった。
そして何故か不衛生な場所によく現れた。
ちなみに下水道にいた個体はピカチュウの「10まんボルト」を普通に食らって痺れていた。アニメではじめんタイプは無かったことになっているのだろうか…。

かと思いきや、バトルフロンティア篇でヒースがウインディと共にラグラージを出した時には、
サトシが「ラグラージはみずとじめんだからでんきは効かない」と言っていたり扱いがよく分からない。

バシャーモはジョウト編で先行登場を果たし、サトシのエースであるリザードンと互角以上の戦いを繰り広げ、倒した。
ジュカインサトシピカチュウやリザードンに次ぐAG編のエース枠で、後のシンオウリーグで出場ポケモンの中で唯一タクトダークライを倒した上、
両者共AG編ラストのサトシvsハルカにて互いのエース対決を繰り広げたという破格の扱い。
同じホウエンの御三家なのにこの差はあんまりである

少なくとも子供票は完全にかっさらわれている。



ポケットモンスターSPECIALでの登場


主人公の一人、ルビーの手持ちである。
ニックネームは「ZUZU」。
こちらでは活躍の場が多い。





ラグラージ「オニイサンオニイサン、ワタシ キモクナーイ !!」





第五世代にて、本当にキモいやつが現れた。






時の流れはうつりゆけども変わらぬその身のたくましさ
ほとばしたるは追記・修正!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/