ツボツボ

登録日 :2010/06/28(月) 14:50:44
更新日 : 2017/02/19 Sun 00:30:29
所要時間 :約 9 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに登場するポケモン
初登場はポケットモンスター金・銀。いわゆる第2世代である。


図鑑No.213
分類:はっこうポケモン
英語名:shuckle
高さ:0.6m
重さ:20.5kg
タマゴグループ:むし

タイプ:むし/いわ

特性:がんじょう(一撃必殺技が効かず、HPが満タンの時に瀕死になるダメージを受けてもHPが1残る)
  /くいしんぼう(通常HPが1/4以下になった時に食べるきのみをHPが1/2以下になった時点で食べる)
隠れ特性:あまのじゃく(技や道具による能力の上昇・下降補正が正反対になる)

HP 20
攻撃 10
防御 230
特攻 10
特防 230
素早 5


フジツボのような穴が空いた赤い甲羅から触手のような手足や頭を伸ばしたような不思議な姿をしたポケモン。
普段は敵から身を守るために岩の下に隠れており、木の実を甲羅の中に蓄えながらひっそりと暮らす。

蓄えた木の実と体液を混ぜて発酵させ美味しい木の実ジュースを作る事が出来る。
その容姿はネット上では「£(ポンド)」「器」などの一文字AAで形容されることが多い。
また後述の異常な防御能力から


£< 「 さすがツボツボだ!なんともないぜ!


と称えられ一部トレーナーからカルト的な人気を誇っている。
ちなみにこの台詞の元ネタは「さすがゴッグだ!なんともないぜ!」というコピペネタ。
現在では本家であるゴッグよりもツボツボの方が長寿かつメジャーになっている。


・ゲームでのツボツボ


初登場の金銀ではタンバシティ付近の海辺にある岩を「いわくだき」で砕くと出現する。
また同じくタンバシティの一度ポケモンを盗まれたポケモンマニア(盗んだのは恐らくライバル)からまた盗まれないようにと、
プレーヤーに一時的に預けられる形でも入手出来る。
このまま借りパクする事も出来るがかなりなつかせてから返そうとすればそのまま譲り受ける事も出来る。ちなみに名前は「ネッシー」。
また、なつかせなくても別のツボツボを適当に捕まえてくれば、それを返しても何も言われない。

設定通り「きのみ」を持たせていると一定確率で「きのみ」が「きのみジュース」に変わる事がある。
だが何故か金銀以降のシリーズでは作る事が出来ない。

ただし「きのみジュース」の内部データだけは金銀以降でも存在しており、
ファイアレッド・リーフグリーンのナナシマにある謎の洞窟は配信で「きのみジュース」を作るイベント用に作られたらしいが結局お蔵入りとなっている。
実際HG・SSでは再び作成可能となっている。

低レベルポケモンなら全回復が可能なため、それらのポケモンを使う「がんじょう」戦術やリトルバトルで重宝する。
ジュースを作らなくとも「オレンのみ」でも代用可能だが、「きんちょうかん」「むしくい」「やきつくす」に弱くなる。


・対戦でのツボツボ


全ポケモン中 最強の防御・特防の数値 を持つがそれ以外の能力は 最低クラス という異常に尖りまくった能力を持つ。

その異常な防御・特防の数値から全ポケモン中最強の耐久力を持つ………
と思われがちだが、耐久に重要な能力であるHPまで低いため純粋な防御性能は実はそこまで狂っていない。
ハピナスの例を見ればわかるが耐久の種族値はHPが高めのバランスのほうが無駄が少ないのだ。
そのためツボツボの能力値は非常に無駄が大きいと言える。
どれだけ無駄かと言うとツボツボの防御・特防を50ずつHPに回せば総合的な耐久は1.5倍近くなるくらい。HPェ……。


ゐ< 「さすがツボツボだ!何とも無い…のか?」


あまりに極端な能力なため、実際のところの耐久が掴み辛いが、
特化させた場合の能力は物理ならパルシェンママンボウコバルオンと同程度、特殊ならミロカロスビリジオンと同程度。
同じ耐久型で比べた場合、スイクンには耐久で勝るが、クレセリアレジスチルには少し劣るくらい。
このように十分に高い耐久力だが…他の能力を捨てた割にはインパクトが少ないと言わざるをえない。

とはいえ耐久力は実践範囲なので耐久系のポケモンとして戦えない事もない。
攻撃系の種族値が壊滅的なのでダメージ原は主に「どくどく」や「まきつく」、「すなあらし」等の定数ダメージ。じわじわ削り殺す事が基本となる。
永続砂嵐を起こす「すなおこし」持ちの他ポケと併せて、砂パのディフェンダーに入れても良い。
「岩タイプは砂嵐時に特防1.5倍」という天候補正の恩恵も受け、耐久力も更に上がる。


しかし積み技が「からにこもる」や「つぼをつく」とややクセが強く、回復技も「ねむる」のみと微妙に恵まれないのがややネック。
「アンコール」を上手く使っていかに相手を縛るかが勝利の鍵か?
育成は努力値を元の値が低いHPに全降りするとより一層硬くなり効果的。防御・特防はもともと高いので効果が薄い。

近年の火力インフレに加え、弱点であるの3タイプにメジャーな攻撃技が多いため、弱点技相手に火力で押し切られる場面もしばしば。
特に鋼タイプには無条件で 詰む
「どくどく」も効かず「すなあらし」も効かず定数ダメージ源は「まきつく」のみ…鋼が来たら逃げ去るしかない…
そのすなあらしも、第六世代からは特性による永続効果がなくなってしまった。

他にもHPが異常に低いので「ナイトヘッド」や「ちきゅうなげ」等の防御・特防無視の固定ダメージ技に異様に弱いのも注意。
当然ながら「ちょうはつ」にも異常に弱く、食らうと完全な置き石と化してしまう。


器< 「さすがにツボツボでも何ともあるぜ?」


だが…だがしかし…

ダイヤモンド・パールからは自身の 攻撃と防御の数値を入れ替える という技「パワートリック」を取得、
これによりデオキシスAFすら越える全ポケモン中 最強の攻撃力 を入手可能に。
もちろん代償として 紙を通り越して無装甲とすら言えるレベルのペラッペラな物理耐久 になってしまう。
ちょっとした襷潰し程度に持たせた物理先制技でもパワトリ後なら余裕で死ねる。
「物理攻撃・物理防御を入れ替える」ので、特殊耐久はそのまま。特殊型のポケモンを起点にしてやろう。
しかし5という鈍足過ぎる素早さのおかげでツボツボ一体だけで勝ち抜くのは難しい。

そこでツボツボ自身は取得しないがダイヤモンド・パールから初出の行動順を逆転させる技「トリックルーム」を活用したパーティーが流行。
「トリックルーム」さえ発動してしまえばこちらのもの。最鈍な素早さが幸いしてほぼ 最速 となってしまう。


ゑ< 「さすがツボツボだ!テッカニン相手でも何ともないぜ!」


攻撃技はタイプ一致の「ストーンエッジ」や遅さを活かした「ジャイロボール」、定番の物理技「じしん」、唯一の虫技「むしくい」(HG・SSのみ)辺り。
数は少ないが気にするな!

さぁみんなもこの超火力ツボツボ神の前にひれ伏すのだ!!
…えっ?他のポケモン(特にアーマルド)で「つるぎのまい」積むほうが 手軽で強くて現実的 なんじゃないかって?
(∩゚д゚)<アーアーキコエナイキコエナイ


ブラック・ホワイトでは、新たに 相手と攻撃・特攻の値を等分する 「パワーシェア」という技を獲得。
素の火力が皆無なツボツボとは相性抜群で、相手の攻撃をほぼ半減させ、自分は耐久を落とさないまま手軽に攻撃性能を向上させることが可能になった。

さらに「がんじょう」に「きあいのタスキ」の効果も追加され、総合的にかなりの強化を受けている。
…もちろん相変わらず鋼タイプや「ちょうはつ」に注意だが。
ダブルバトルでは同様に防御・特防を等分する「ガードシェア」により、味方にそのすさまじい防御性能を分けることができるように。
HPの高いハピナスや奇石ラッキーにでもしようものなら……。
え?その場合活躍するのはツボツボよりハピナスやラッキーだって?

さらに第3の特性「隠れ特性」解禁により「あまのじゃく」を取得。
「からをやぶる」を「コスモパワー」感覚で積めるようになり、ようやくまともな積み技を取得できた。
相手が耐久下降系の技を使ってきても耐久役の役割を果たせるのは大きい。



XYからは無効タイプ無しの拘束技「まとわりつく」を習得。
この世代から拘束系技の固定ダメージが強化されたため使い勝手はよい。
一方、天候特性の5ターン制限で砂パで使いにくくなったり、フェアリータイプの登場で弱点のはがねタイプの需要が増えているという点には注意。


ORASでは「ステルスロック」「ねばねばネット」の両立可能になり、耐久を活かして安定した撒き役に。


£< 「さすが俺の項目だ!なんかあんまり良いこと言われてない気がするけど何ともないぜ!」



追記・修正はネッシーのなつき度を十分に上げてからお願いします。

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