タクティクスオウガ

登録日 :2010/07/27 (火) 06:15:26
更新日 : 2017/06/07 Wed 13:19:04
所要時間 :約 5 分で読めます




Chapter-1

僕にその手を汚せと言うのか


タクティクスオウガ(Tactics Ogre: Let Us Cling Together) は、クエスト(現在はスクウェア・エニックスに吸収された)から発売されたSRPG。

ハードはSFCに始まり、SS、PS、Wii&WiiU(VC)、そしてPSPとなっている。

オウガバトルサーガの第7章に位置付けられており、タイトル画面でもそう記されているが、ぶっちゃけ5~7章しか無い(6章が『伝説のオウガバトル』5章が『オウガバトル64』)ので気にしなくともよい。

素晴らしいグラフィック、素晴らしい音楽、深いゲーム性、深いストーリー、などなど。
今でも人気をまだまだ保っており、2chのガイドライン板には今でも作中の会話を改変するスレッドが立っている。
ファミ通の今は亡きコーナー「読者が選ぶTOP20」において、SFCソフトでは最も長期間に亘りランクインした。


  • システム

SRPGと言うとスパロボとかそのあたりの「フェイズ制」が多いが、
タクティクスオウガは「ウェイトターン制」をとっている。
それぞれのユニットが持っている「ウェイト」という数値が0になった瞬間行動可能になる、と言うもの。
ウェイトはそれぞれのユニットの最大値から素早さや装備の重さから算出された値が減少していく。
リアルタイムで減っていくわけではなく瞬時に行動可能になったキャラクターへターンが回ってくる。

ターンでの行動は、「移動」と「行動」になっており、どちらかだけをしなかったり、どちらもしなかったりできる。
その場合、次のターンまでのウェイトは最大値からではなく、ある程度少ない状態から減少していく。

ユニットには武具を4つまで装備可能。ただし『袋』アイテム(消耗品などが該当)と『手』アイテム以外は各部位一つずつ。『手』アイテムは二つ。
レベルが上がると、クラスチェンジができるようになり、強力な魔法が使えるようになったり、得意武器を使うと少しモーションが変化して威力が高くなったりする。
ナイトとかヴァルキリーとかマジかっけぇ。

また、高さの概念を前面に出した立体的なMAPとそれを活かした戦術は当時画期的であり、後の作品にも大きな影響を与えた。



  • あらすじ

舞台はヴァレリア島という諸島。

かつては「ヴァレリア王国」として統一されていたが、先の王が病死。
彼の後釜を争い、内乱状態に。

少数派のウォルスタ、多数派のガルガスタン、貴族階級のバクラムという三勢力に。
その状況に痺れを切らしたバクラムは、島外の大国ローディス教国の「暗黒騎士団ロスローリアン」に援軍を要請。
バクラムは一気に力を増やし島の半分を手中へ。そしてバクラム・ヴァレリア国を建国。

そして多数派のガルガスタンもガルガスタン王国を建国。
バクラムへ抵抗するとともに、民族浄化をかかげウォルスタを弾圧下に。
抵抗活動をしてきたウォルスタ解放軍の指導者も捕えられる。

そんな中ロスローリアンに故郷を襲撃され、父を拉致された主人公は、ウォルスタのレジスタンスとして活動を行っていた。
ある時、暗黒騎士団の団長である「ランスロット」が港町ゴリアテを訪れるという情報を聞きつけ、姉のカチュア、親友のヴァイスとともに、彼らを待ち伏せし、暗殺するという計画を立てるが…。



以下ネタバレ?






このゲームは物語の節々に重要な選択肢があり、その選択により物語が変わっていき、それぞれロウルート、ニュートラルルート、カオスルートに分岐するマルチシナリオ。頭文字からLルート、Nルート、Cルートとも呼ばれる。
一般的な認識ではロウ=正義、カオス=悪となるだろうが、本作ではロウ=秩序や体制を優先、カオス=束縛を嫌い自由を求める、ニュートラル=柔軟な思考(日和見主義)となっている。




物語だけではなく、仲間になるキャラクターや入手できるアイテムなども違ってくる。
○ルートでは敵で殺すしかないキャラクターが○ルートでは仲間になるとか、
○ルートでは主人公と命を懸けて対峙するが○ルートではあっけなく死んじゃう、などなど。


第一章
僕にその手を汚せというのか(初期はN)
第二章
誰も僕を責めることはできない(Lルート)
思い通りに行かないのが世の中なんて割り切りたくないから(Cルート)
第三章
欺き欺かれて(Lルート)
すくいきれないもの(Nルート)
駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚(Cルート)
第四章
手をとりあって(ルート共通。副題のLet Us Cling Togetherはこういう意味。)
最終的には全て同じルートへ収束することになる。





PSPでリメイク版『タクティクスオウガ 運命の輪』が発売された。
これには松野泰己を始めとした原作スタッフが制作に参加しており、50手前まで行動をやり直せるシステムや新キャラ、新ダンジョンなど、大幅なリメイクが施された。

しかし、あまりに大胆な改変からか評価は割れる傾向にある(単純な改悪と呼べるものでも無い)。



プレザンス神父
「く、立て逃げ項目がこんなに大勢…。
 ツヴァイの鯖をもて遊びおって。
「ならば…、
 死せる項目を常世の闇へ葬らん…。
 安らかに眠れッ! イクソシズム!!

プレザンス神父
「待っていろよ、タクティクスオウガの項目。
 援軍が到着するまでの辛抱だからな。

プレザンス神父
「…おおっ、あれはまさしく追記修正。
 天の助けとはこのことだ。





???「追記・修正しないWiki篭もりに制裁をッ!!」

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