お姫様ごっこ

登録日:2011/12/10(土) 10:24:52
更新日:2024/01/13 Sat 21:27:38
所要時間:約 3 分で読めます




お姫様ごっことは、主に女児が行う遊び。
おとぎ話などに登場する王族の娘である姫は、昔から女児の憧れであった。
実際には、「姫」とは王族や貴族の娘を指す言葉であり、昔は中年以上の女性も姫と呼称されていたが、現在は専ら若い女性のみを姫と呼ぶ。

古くから日本や海外のおとぎ話を題材に行われていたが、
近年ディズニーが「白雪姫」「シンデレラ」「リトル・マーメイド」といった作品のヒロイン達に焦点を当てた「ディズニープリンセス」をプッシュしており、
現在はその影響も強いと思われる。


■主なやり方

◆既存のストーリーをなぞる

白雪姫やシンデレラなど、既存のお姫様ストーリーをそのままなぞった劇を行う。
主役であるお姫様役は持ち回りが普通だが、力を持った女の子ばかりがなってしまうケースもある*1
また、王子様役は男の子がやる場合もあるが、大抵は恥ずかしかってやってくれず、「空気王子」になる事も多い。
ちびまる子ちゃん』では、まるちゃんが友達と、「私はシンデレラ」「私は白雪姫」と設定し、各作品の主人公同士が友達であるとしてなりきり遊びをしていた。
ちなみ、みぎわさんと同じような事をやろうとしたら、みぎわさんは白雪姫をやりたがったのに対して、まるちゃんはシンデレラをやりたがったが、
「だめ!!あんたはリンゴを売る魔女よ!!」とか言われてしまい、自分だけが楽しい遊びにして酔っていた。
嫌われる理由がわかるよみぎわさん…。


◆オリジナル

既存の話に囚われない、子供達のオリジナルストーリーを展開する。
時には、感心するほどしっかりとしたストーリーと設定を考える、非常に創造力豊かな子供もいたりする。
時には、男の正義の味方ごっこと混ざり、仮面ライダーやウルトラマンに助けられる女の子もいる。
自分の見た例では、お姫様が助けられた途端、キュアビートに変身して、仮面ライダーOOOゼクロム(いずれも男の子演)と突然共闘しだした事もある。
女の子もいつまでも守られている時代ではないのだ。



お姫様なりきり用のおもちゃは女児向け玩具の定番であり、100円ショップのものから値の張る品まで幅広く売られている。ほとんどが西洋のお姫様をモチーフにしている。
ドレスや靴は高価でサイズも選ぶため持っている子供は少なく、100均でも手に入るティアラ、アクセサリー、ステッキが基本か。



ちなみに、いい大人もひそかに憧れる存在らしく、ディズニーランドのシンデレラ城は、未だに世界中の女性の憧れとして、
同テーマパークのシンボルであり続けている。

そして、お姫様願望が表れた大人の代表は、マジシャンの引田天功。
プリンセスを名乗るだけでなくナレーターに「お姫様」と呼ばせている。

だがそれに見合うだけの美貌とマジシャンとしての実力を持つのも確か。
ある意味「お姫様」と呼ばれ憧れられるのも必然ではないだろうか。



追記、修正は、実はいっしょにやりたかった方々がお願いします。

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最終更新:2024年01月13日 21:27

*1 ここで言う「力」とは気が強い、わがまま、頭がいい、子供の中で一番年上といった「自分の意志を押し通す力」のことである