葛西善二郎(魔人探偵脳噛ネウロ)

登録日 :2012/01/04(水) 01:14:55
更新日 : 2017/11/15 Wed 16:19:15
所要時間 :約 7 分で読めます




葛西善二郎は考える──


年齢:41歳
身長:179cm
体重:88kg
1日で吸うタバコの本数: 8箱
「火」にかけたオヤジギャグのレパートリーの数:1000以上
生まれついての犯罪者として唯一後悔している事:「バブルの輪の中に入れなかった事」      
吸っているタバコの銘柄:じoker(オカー)(現在は絶版。自宅冷凍庫に 残り2万箱 保管中)


漫画『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場するキャラクターの1人。重度のヘビースモーカー。
「伝説の犯罪者」と称される程の生まれついての極悪放火魔であり、その前科は放火を主に脱獄も含めて1342犯とギネス級。
しかし全国指名手配されて尚、警察の包囲網を掻い潜り生き延びて来た。
放火魔らしく(?)彼の台詞は「ひ」が「火」になっていたりする。例:「火火火(ヒヒヒ)」

作中で最初に名前が上がったのは電子ドラッグに操られた連続放火魔の叔父であったという説明だけの登場だったが、
後に怪盗"サイ"の協力者として再登場。
サイをバックアップし、ネウロを殺すというサイの目的の為に行動するが…


以下ネタバレ














「前座は引っ込め怪盗"サイ" なにが怪物強盗だ、笑わせるぜ」

その正体は絶対悪『シックス』の手先であり、「新しい血族」の1人。
シックスの側近「五本指」の一人(指で言うと人差し指を担当)であると同時に、最古参の血族でもある。
少なくともジェニュインが勧誘された時には、すでにシックスと行動している。

シックスの命によってサイの監視役として潜り込んでおり、
シックスが正体を現した後は五本指として他の血族のように破壊工作や、シックスの名を知らしめるテロを行う。

他の五本指同様超人的な能力も持ち合わせており、彼の場合は火に特化している。
手から火炎を放射したり、人間を発火させるという芸当も可能で戦闘や破壊工作はそれで行う。

序盤戦は他の血族のバックアップなどどちらかと言えば裏方の仕事が多かったが、
自らを除く五本指がネウロや人間達に倒された後はついに自ら動き出す。
複数の高層ビルを一瞬で同時に燃やし尽くし倒壊させるという他の血族同様「人間」には不可能なテロ犯罪を起こしネウロを誘き寄せようとする。

ちなみに高層ビル群を燃やすワンシーンでパチンコを打ちながら解説していた。
しかも大当たりし、玉が足りないため隣の爺さんから玉を借りているお茶目なシーン(背景は大惨事で笑えない)。

しかし笛吹達警察の執念と精密な捜査、ネウロからのヒントによってトリックを見破られ、ビル内で追い詰められる。
得意の火を扱った戦術も対策されており、ビルの頂上に追い詰められ銃弾の一斉射撃を食らい動けなくなるが、
事前に仕掛けておいたトリックでバックドラフトを引き起こし自爆。
ビルの倒壊に巻き込まれ炎と瓦礫の中でシックスとの出会いを思い出しながら瓦礫に押し潰された。


以下、更なるネタバレ





その正体は「ただの(?)人間」。
人間の限界を超えない事」を美学としており、派手に燃え尽きるような生き方をして死ぬ事を目標としていたが、
シックスから血族に勧誘された際にその悪に魅入られ、
人間として、最悪の犯罪者であるシックスを超える(シックスよりも長生きする)」事を新たな目標として生きる事に。

その為 「強化細胞なんてズルい代物や生まれ持った超能力とやらに頼るのは美学と合わない」 として、
他の血族とは違いサイの強化細胞も埋め込んでおらず犯罪や放火を行う際も血族が生まれ持って持つ超常的な能力には頼っていない。
事実ビルの放火に関しては、ビルの内部構造を利用し大量のガソリンをビル全体に散布、発火装置で時限式に燃えるという計画的なものであった。
ただし、ビルの壁面をすいすい登ったり、大量の銃弾を受けても致命には至らない所を見るとその身体能力は常人よりも遥か上だが。

全ては小細工とトリックによって引き起こしているのであり、葛西自身も 「『ただの人間』が手から炎出すとかアホくせぇ」 という発言をしている。
実際によく見れば火炎放射器を隠し持っているコマもあり、服の下にはガソリンかなにかを入れているチューブを全身に回る形で隠していた。
ただし「頼っていない」だけで他の血族同様火に関する何らかの特殊能力を持っている可能性はあるが。

それ故性格面もシックスに対する敬意や畏怖は抱いてはいるが他の血族程では無く、崇拝や依存心も無い。
血族についても生物の進化の歴史を例に出し
「他の血族はシックスに惹かれた『人間』であり真に『新しい血族』と言えるのはシックスただ一人」 という核心を突いた発言をしている。

また、本来新しい血族は「人間」としての名前と「血族」としての名前、二通りの名を持っているのだが、
葛西だけ血族としての名前を名乗っておらず、その点でも他の血族とは一線を画した存在である(そのためジェニュインからは「血族としての意識が薄い」といつも口やかましく説教されていた)。
それに加え血族は基本的に「血族」同士でも他人であれば敵意を抱くものが多いのだが、葛西の場合、自身が始末したDRを含め「五本指」のメンバーたちには仲間意識を持っており、崩壊するビルの中でも「お前たちの理想郷を作ることは叶わなかった」と謝罪までしている。尚それだと前述のように「仲間」と認識していた筈のDRを始末した件と矛盾しているようだが、逆に、もしああしなかったとしても今度は崇拝対象である シックスに無価値認定される⇒普通に死ぬよりも遥かに恐ろしくもおぞましい殺され方で殺される …の鬼畜コンボが待っていた事は“ほぼ”確実だったので、だからこそ葛西は彼に対し、なるべくラクに引導を渡してあげたつもりだった…とも、解釈する事も(一応は)可能ではある。
それ以前からも、テラやヴァイジャヤのサポートに回っており、ヴァイジャヤからは誕生祝(「呪」と誤字ったもの)まで貰っていたことがプロフィールで判明している。

また、そのシックスが敗北者に対してはたとえ『新しい血族』でも敗北者になった時点で完全に興味を失ってしまうのにも拘らず、彼が死んだ?時に関して、対ネウロ戦の重要局面において彼のある言葉を思い出しそしてそれに対し「正しい」と、つまりシックスが物語中唯一他人の言葉…ひいてはその存在そのものを「肯定」している。







そして最終話にて傷と火傷だらけの状態で満身創痍ではあるが、生存していた事が判明。彼の目的は見事に達成されたのである。
可能性としては限り無く低い(残念ながら)が、もし次回作が出るとしたらネウロと弥子のライバル的なポジションとして登場するのだろうか。

犯罪者とは言え彼もネウロのテーマの一つであると思われる「人間の進化の可能性」を表したキャラクターだったと言えよう。


おーい
誰か追記・修正してくれよ



火火火 悪いな

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