新しい血族

登録日 :2010/12/12(日) 01:09:04
更新日 : 2017/08/17 Thu 01:23:47
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この項目は魔人探偵脳噛ネウロの重大なネタバレを含みます。







「集え、 『新しい血族』 よ」

「新しい血族」とは、漫画『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する犯罪集団である。

「シックス」を当主とする一族で、悪意を定向進化させた新種の生物たち。
人間を遥かに超えた悪意と強靭な肉体を持っており、電子ドラッグの効果もほとんど受けない。
さらに一部の血族は悪意の定向進化の過程で特殊な能力も備えており、この能力で普通の人間には不可能な大規模テロを行う。

…というのは方便で、実際のところは、本当に新種と言えるのはシックスただ一人で、
「新しい血族」は突出して優れた才能故に他者や社会と隔たりがあるだけの人間たち。
シックスの悪意に魅了・洗脳され、自分たちはシックス同様に人間ではない悪意による新種だと思い込んでいる人間の集団に過ぎない。

シックス及び五本指の能力は五行+空気がモチーフとなっている。

アニメでは放送期間の関係で登場しない。
やる事がエグすぎるせいかもしれない…。


新しい血族の当主。個別項目参照。
対応属性は「金」


  • XI【イレブン】
怪盗Xの正体で「シックス」のクローン。女の子。
怪盗Xが持っていた類い稀な観察能力を究極レベルまで強化した。
これにより人の記憶を読み、ネウロでも見抜けないほど精巧な変身を行える。
弥子の記憶を読みあの至郎田シェフにも変身した。
最後は弥子の記憶の中の怪盗Xの情報から怪盗Xとしての人格を取り戻し、「シックス」の心臓をもぎ取るが「シックス」が体内に仕込んだ爆弾を炸裂させられ、
それが致命傷となって死亡する。
少年時代の「シックス」に外見が似ている。
名前はVIを反転させたということ。つまりシックスのコピーという意味である。


◆五本指

  • DR(ディーアール)

見かけで人を判断するな―――!!

だからおまえらはッ…我々と比べて生物的に下等なんだ!!
地球に巣喰うダニ共がッ!!
ダニッ!!ダニがッ!!

誕生日 3月2日
年 齢 27歳
身 長 187cm
体 重 94kg
この世で最も尊い存在:「シックス」
その次に尊い存在:自分
好きな音楽:雅楽

対応属性は「水」で、あらゆる水の流れを読む事に長けた血族。一人称は「私(わたくし)」。
遥か昔に治水を専門とし、治水を利用して裏から数多の王朝を操り富を搾り取っていた集団を祖先に持つ。

黒人でトランペットを持っているがジャズが大嫌いな隅に置けない奴。 雅楽好き。
他の血族たちが100人単位で殺すと言い出す中、10万の命をシックスに捧げると約束し、また葛西たちにも 「シックスの隣に立つのは私」 と宣言するほどの自信家。
一見礼儀正しく知的そうだが本性は下劣にして残忍。
知的で冷静そうな見た目とは裏腹に気性が荒く、他者に勝手に自分のことを決めつけられることを酷く毛嫌いしている。
己の才能と血族であることに異常なプライドを見せ、人間の存在を 「ダニ」 呼ばわりして虫けらとしか思っていない傲慢な差別意識の塊。

ダムを決壊させ街を水没させるテロを起こし、数千人の人間を殺害する人類史上類を見ない大規模なテロを発生させた。
その中には目覚める前の「謎」も多く、テロで人命を奪うだけではなくネウロの「食糧」も奪うことに成功。
さらに両腕に移植した強化細胞を使ってネウロにダメージを与えるが、「謎」を奪ったことがネウロの逆鱗に触れてしまい、
ダムの決壊を防がれ、777ツ能力「激痛の翼(イビルトーチャラー)」や魔力を使った凄まじい拷問に遭わされる。

形勢不利と見て逃走しようと試みるも、あっさりと捕獲された挙句滅多打ちにされ、

ネウロ「私はダニと言えば逃がしてやる」
DR「わ、私はダn 「川の音がうるさいな。聞こえん」

精神まで完全に折られ濁流の中に沈められた。

その後葛西に救出されるが、心が折れていた上に無様な虚勢を張るみっともなさから葛西からも見限られ、
敗者は用無しという理由で焼き殺された。

魔人を甘く見過ぎたがために慢心しベラベラと喋っていたことが敗因となり、その上シックスやジェニュインからは捨て駒でしかないと最初から切り捨てられていた。
だが、DR一人でネウロの魔力を消費させ、さらには食糧源である「謎」すらも多く奪い取ったこの結果は「血族の大勝利」に他ならなかった。
本名は 「ダニエル・ルソー」 (Daniel Rousseau)。


  • テラ

…ねぇネウロ
僕は美しくないものは嫌いだ キズのついた(アイコン)が大嫌いだ
だから…人間たちの苦しむ顔を見るのは嫌なんだ

吐きそうになる

誕生日 8月24日
年 齢 25歳
身 長 186cm
体 重 70kg
この世で最も美しい存在:「シックス」
その次に美しい存在:自分
簡単に見抜いた事:徳川埋蔵金が埋まっている場所

対応属性は「土」で、土中を読む事に長けた血族で、大地のあらゆる事象を見抜くことができる。
脆い地盤から頑強な地盤、土地に眠る未発見の活断層から様々な資源に至るまで一目で察知し見抜いてしまう。

その昔アメリカ大陸の先住民達の文明を征服し、略奪と殺戮の果てに彼らの文明全てを埋めて破壊し尽くしたヨーロッパ人「征服者(コンキスタドール)」を先祖に持ち、
かつてはその能力により、不動産業で名をあげていた。
ただしその頃からもやり口は非常にえげつなく、 所持者が土地を売り渡さない場合は脱法スレスレの脅しや恫喝行為で退去させ、
土地に眠る資源を刈り取った後は用済みとゴルフ場開発から更地にする 非道なやり口。
その手口はシックスが称賛するほどの無駄のなさと残忍さである。
【血族】として勧誘された際に、社員およびその親族・恋人・友人に至るまでの数百人単位の人間(当然全員始末されている)の顔の皮で出来た箱に魅入られ、
以後は【血族】として活動している。

性格は典型的な目立ちたがり屋のナルシストで、他人から何度も身ぐるみを剥がされてもまったく気にしないポジティブメンタルの持ち主。
葛西曰く 「バカ」
道行くDQN女に簡単に騙され身ぐるみを剥がされパンツ一枚になるくらいのバカ。
その行動や言動から憎めないコメディキャラを思わせるが、表社会で働いていた時の経歴から見てもわかる通り本性は 残虐非道。
大地の価値も碌に見抜けない人間という種そのものを、血族となる前から 「醜い」 と侮蔑しきっており、
人間の苦しむ顔を見たくないと語るのも人々への悲しみではなく単純に 嫌悪と嘲笑 によるもの。
嫌いな虫が苦しみのたうち回る姿を気持ち悪いと思うこと同じである。

「バカ」と評されているため侮られがちだが、
後先考えないバカゆえに大胆な作戦を考え、またバカゆえに後遺症など一切考慮せず顔以外の全身に強化細胞と武器を移植しており、その本性は葛西からも一目置かれる程。
唯一の自慢である顔だけは生身であり、この顔でシックスの築く新しい世界を見ることを目標としている。
ビルをハンマー代わりにして、地盤の亀裂を叩いて地盤沈下を発生させるテロでネウロを呼び出し殺そうとするが、
本性を現したがためにネウロの怒りを買い、また失言から弱点が露呈したため隠れていた笹塚とコンビを組んだネウロに敗れる。
最期は機密保持のために全身を爆破しようとするも、顔だけをコーティングされ、自慢の顔が絶望に歪みながら死にゆくという自業自得の末路を遂げる。
この顔から警察は【血族】に対してさらなる一歩を踏み込むことができた。
本名は 「ペドロ・コルテサロ・トレス」 (Pedro Cortezarro Torres)。


  • ヴァイジャヤ

…………十年早いとか言ってたけど

五千年早いんだよ。忍クン

誕生日 9月3日
年 齢 18歳
身 長 167cm
体 重 53kg
呪術士としての才能:生れつき完全
呪うべきもの:力無き者全て
呪いで失敗した事:間違えて「誕生呪い」と書いて渡した葛西にどつかれた

対応属性は「木」で、植物の特性を把握する事に長けた血族。
薬物の扱いに秀でるだけでなく、葉のざわめきや木の根や枝の音を瞬時に聞き取り相手の居場所さえもたやすく見破ることが可能。
祖先は薬や薬草を利用した5000年続く呪術師であり、彼とその母親は末裔。
両親とともに日本で暮らしていたが、生まれつき薬草の知識に秀でた母は父親に家畜のように働かされ(母の功績はすべて父親のものとされていた)、
その上過労死した際には「まあいい代わりはいる」と吐き捨てられたことから父親を憎み、執拗なまでに「力」を求めていた。

チンピラ時代の吾代の元舎弟で「チー坊」と呼ばれていた。
吾代からは悪態をつかれながらも面倒を見てもらっており、「力」のくだらなさを説かれるが届くことはなかった。
シックスと出会ったのはその頃であり、自らの手で憎むべき父を、母から教わった劇薬(混ぜてはいけない組み合わせの薬草)で殺害。
以降はシックスと血族の「力」に魅入られ、【血族】として活動。

身体を溶かす猛毒と麻酔ガスを使う。
さらに強化細胞を全身に移植しているうえに体内に強化細胞を活性化させる植物を寄生させており、
口の中から急速に成長させた樹を生やして投げつけるなどの戦法を使う。
一時は吾代を瀕死の重傷に追い込み、ネウロ不在のヤコたちを絶体絶命にまで追い込むが、
吾代の挑発にかかり所持していた猛毒のカプセルを傷口から体内に注入され、重傷から任務続行不可能と判断。
吾代の身体を張った決死の説得が通じたのか、脳を破壊して自殺する。

強いって……疲れるね

……今さら理解しやがって

回想シーンではジェニュインから直々に血族としての教育を受けており、
敗れた際も驚かれてることからも、彼女からは相当可愛がられていたことがわかる。

彼の最期の言葉は、吾代(ひいては読者)に対し 「【血族】というのは本当に存在するのか」 という疑問を植え付けた。
本名は 「チャンドラ・アスカ・ルジュナワラ」 (Chandra Aska Rjunawala)。
チー坊の由来は多分本名のチャンドラからだろう。


  • ジェニュイン

調教の覚悟はよくて脳噛ネウロ?

敗北(マゾ)の快楽を教えてあげる

誕生日 6月18日
年 齢 51歳
身 長 177cm
体 重 60kg
特技:煽動・調教・鞭検定1級
最終ご主人様:「シックス」
驚異的な若さの秘訣:無駄にエロい事

五本指の一人にして、他の4人に指示を下すリーダー格。
捻り過ぎてパッと見わかりにくいが、対応属性は「空気」。
場の空気を支配して人心を自在に掌握する事に長けた血族。
群衆の心理と行動を思うままに支配して、数々の戦争を引き起こしては上から眺めて楽しんだ 「魔女」 と呼ばれる一族を祖先に持つ扇動の天才。
祖先のイメージとしてはジャンヌ・ダルクのような女性が描かれている。
その能力で死ぬまで自分に身を捧げる「ファン」を大量に抱えている。
元は 「ジェニファー・ユーイング」 (Jenifer=Euing)という世界的大女優であり、その頃から映画監督やスポンサーを屈服させていた。

性格は生粋のサディストであり典型的な女王様。加えて ご主人様限定M。
他人を奴隷扱いしてこき使う残忍な悪女であるが、同時にプライドも非常に高く、そのプライドの高さは自分だけでなく下僕のファンにも何だかんだで働いていた。
またただの残忍な悪女というわけではなく、態度こそ高圧的で分かりにくいが母性や仲間意識は高め。
葛西には口うるさく【血族】としての意識を持つように説教したり、ヴァイジャヤには様々な教育を施し可愛がっていたことからも、割と面倒見の良いオカン気質だった模様。
使い捨ての下僕扱いしていたファンに対しても、実は「ファン」の名前を全員ちゃんと憶えている程度には愛着を持つなど、本質は誇り高い女傑である。
本人曰く 「飼い主としての義務」

グリーンXでネウロを待ち構え、踏み込んだ警察を疑心暗鬼に陥れて同士討ちさせるも、ネウロに簡単にトリックを見破られ自ら姿を現す。
しかしある失言からうっかりネウロのS心に火を付けてしまい、魔力によって様々な自由を奪われ奴隷にされてしまう。
が、奴隷になって以後も、話した内容はネウロにとって既知の内容(=知られて当然な内容)ばかりであり、
核心に迫る質問をされると同時に自らの強靭なまでの 「血族としてのプライド」 を取り戻し、更に奪われた下僕からの信頼を自力でもぎ取ると、
それ以上余計なことを口走る前に下僕のアランを連れて、彼と共に自爆し果てた。

余計な情報を喋る前に、間違いなくネウロに一度屈服していたにも拘らず、己の精神力だけでシックスへの忠誠を貫いた彼女の最期に対しては
ネウロも「一族の中で唯一、もっとも鮮やかな方法で吾輩に勝ったのだ」と称賛した。

最初はぶっちゃけケバいおばさんだったが、ネウロに敗北した後から なぜか急激に若返り、若々しい美女になった。



五本指の一人。最古参の【血族】。
個別項目参照。
対応属性は「火」。


◆その他

  • リコ
Xを捕まえる事ができなかった罰として「シックス」にノコギリで割腹自殺させられる。

  • サーシャ
誕生日 6月12日
年 齢 23歳
身 長 168cm
体 重 53kg
好きな食べ物:イクラ
シューラとの関係:同姓同名の他人
いつか消したい奴:シューラ
好きなギャグ:シュール

血族の工作員。
笹塚のトラップにやられた後、強化細胞の見せ場無しで「シックス」に“間違えて”殺される。

  • シューラ
誕生日 6月12日
年 齢 23歳
身 長 168cm
体 重 53kg
好きな食べ物:イクラ
サーシャとの関係:同姓同名の他人
いつか消したい奴:サーシャ
好きな射撃法:掃射

葛西を警察から救出しようとするが、早坂の撃ったロケットランチャーが命中して死亡する。

  • アンドリュー・シクソン
誕生日 6月29日
年 齢 28歳
身 長 184cm
体 重 73kg
特技:記憶能力
メガネのフレーム:記憶合金
嫌いな食べ物:ミョウガ
最近増えたモノ:フケ

瞬間記憶能力をもつ血族の端くれの国際警察。
「シハシハ」という笑い声を出す。
葛西が引くような方法で殺害される。




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