おばあちゃんの思い出(ドラえもん)

登録日 :2011/01/19(水) 08:05:24
更新日 : 2017/05/24 Wed 00:21:42
所要時間 :約 9 分で読めます




ドラえもんのエピソードの一つ。2000年には『ドラえもん のび太の太陽王伝説』との同時上映作として短編映画化された。

●あらすじ
ドラえもんとのび太が押し入れを整理していると、奥からつぎだらけのクマの人形が出てくる。
のび太はこれを、幼稚園の時に亡くなったおばあちゃんに直してもらったものだとドラえもんに教える。

ドラえもんにおばあちゃんとの思い出話をしているうち、のび太は優しかったおばあちゃんが恋しくなってしまい、
タイムマシンでおばあちゃんに会いに行こうとする。
ドラえもんは止めるが、のび太は一目見るだけでいいからと過去に行く。


過去の野比家でおばあちゃんを探していると、若い頃のママに鉢合わせてしまう。

「なんですあなたたち!」
「やっぱりさすがに若いね」
「あらそうかしら?」
「やがて小ジワだらけになるけどね」

当然追い出される二人。

すると帰ってくる途中のおばあちゃんに遭遇。

「おばあちゃんだ!生きてる!歩いてる!」

感動に震えるのび太と、 当たり前じゃないか と冷めてるドラえもん。
おばあちゃんが家に着くと、チビのび太が出迎える。

「おばあちゃん、花火は?」
「ごめんよ。花火は夏にしか売ってないって」
(当時は、夏の短い期間にしか花火を取り扱わない店がとても多かったのだ。コンビニもないし)

チビのび太はどうしても花火が見たいと駄々をこねて、最後には 「おばあちゃんなんてきらいだ!あっちいけ!」 と言ってしまい、
おばあちゃんは悲しそうに部屋に帰ってしまう。
のび太は大好きなおばあちゃんにそんなことを言ってしまった自分が許せず、思わずチビのび太に 「おばあちゃんをいじめるな!」 と怒鳴って泣かせてしまい、
奥からママが出てくる。


ママ 「ま た お 前 か」

「うちになにか恨みでもあるの!?」

のび太はしどろもどろになりながら、実は自分は未来ののび太だと言うが、ママはのび太を頭のおかしい子扱い(改訂版ではSFの見すぎ)してチビのび太と家に戻る。
もう充分だろう、これ以上ここにいても仕方ないとドラえもんは帰ろうとするが、のび太はもう少しだけと再び野比家に侵入。

速攻でチビのび太に見つかってママを呼ばれてしまい、慌てて飛び込んだのがおばあちゃんの部屋だった。
おばあちゃんは素姓の知れないのび太を、何も言わずに匿ってくれた。
ママをやり過ごしたのび太は、クマにつぎをあてているおばあちゃんと話をする。

「おばあちゃん、のび太くんはかわいい?」
「ええ、ええ、そりゃもう。でも、ずっとあの子のそばにいられるわけじゃないからね。
…せめて、あの子がランドセルしょって学校へ行く姿を見ることができればいいんだけど、私ももう年だからねぇ」

のび太はある決心をして、現代から自分のランドセルを持ってきて、おばあちゃんの前で背負う。

「おばあちゃん。信じてもらえないかもしれないけど、僕、5年生になったのび太です」

おばあちゃんは驚かずに、 「やっぱり。なんとなくそんな気がしていたよ」 と言った。

「おばあちゃん、信じてくれるの?疑わないの?」











「誰がのびちゃんの言うことを疑うもんですか」









「おばあちゃん!」


のび太はおばあちゃんに抱き付き、涙を流す。

「小学生になったのびちゃんを見たら、欲が出てきちゃったよ」

「なんでも言ってよ、おばあちゃん」








「次はのびちゃんのお嫁さんを一目見てみたいねえ」



「( ゚д゚)…エッ?」


再び現代に戻ったのび太は、しずかちゃん宅を訪ね、 「今すぐ僕と結婚して!」 と懇願するのだった。


●余談
余談になるが、おばあちゃんは「パパもあまえんぼう」の回で再び訪れたのび太のことを 「こないだ来た5年生ののびちゃん」 と迎え入れ、
のび太が連れて来た酔って荒れるパパを優しく甘えさせた。

さらに「あの日あの時あのだるま」の回では、病床に就きながらものび太の泣き声を聞き付けるとすぐに飛んでいく。
そして庭で転んで泣いているのび太に倒しても自力で起き上がる達磨を見せて達磨のように強い子になってほしいと言い、
のび太は達磨のようになんど転んでも必ず起き上がるとおばあちゃんと約束した。

そしてそのすぐ後に亡くなったという……


のび太のおばあちゃんマジ聖母。

また映画版で幼少期のスネ夫役を演じたのが、後にわさドラ版でスネ夫役になった関智一である(幼少期ジャイアンは女性声優のくじらが担当)。



涙を流しながらも追記・修正お願いします。

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