闇からの声!幽霊スポット(ゲゲゲの鬼太郎)

登録日 :2012/05/01(火) 23:35:17
更新日 : 2017/11/12 Sun 00:44:03
所要時間 :約 5 分で読めます




アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(5期)の20話。


【あらすじ】

ある夏の日、廃病院に探検に入った子供達が心霊写真を撮ろうとした所、突如暗闇から黒い煙が現れる。
そこから 「うわん」 という声を聞いた彼らは、驚いて一目散に逃げ出した。

実はこの廃病院、発売されたばかりの書籍『怪奇!幽霊スポット』に書かれた幽霊スポットの一つ。
その書籍に書かれた場所には実際にお化けや幽霊が出ると評判になっていたのだ。
著者はとある出版社で働くライター・蛭田。しかし彼は、幽霊や妖怪の存在を一切信じていなかった。

ねずみ男は書籍に書かれた幽霊スポットを人間達に案内する企画を思いつき、金儲けを目論む。
早速廃マンションへ下調べに行った所、黒い煙から 「うわん」 という声が。
その瞬間、マンションから落とされて怪我をしてしまう。

ファミレスのアルバイトで、書籍のことについて知った猫娘は鬼太郎に報告。
集めた情報によれば、幽霊スポットでお化けに遭ったという人々は全員「うわん」という声を聞いたという。
縄跳びをしながら話を聞いていた目玉おやじは、妖怪辞典・古今からそのお化けが「うわん」という妖怪であることを説明する。

うわんはイタズラ好きで、人を脅かすだけの大人しい妖怪。もし人間に姿を見られたら、永遠の闇に封印されてしまう宿命にある…。

「何故うわんがそんなことを?」と考える鬼太郎達の元にねずみ男が駆け込んでくる。
「うわんは俺を襲った凶暴な妖怪だ!」 というねずみ男の証言から、鬼太郎達は調査に出かけることにした。


一方、蛭田はライター仲間の坂口と再会していた。
居酒屋で書籍の売り上げを嬉々として報告するが、坂口から 「妖怪に関する適当な記事を書かないように」 と釘を刺される。
「自分の成功を嫉妬している」と訝しむ蛭田に、坂口は自分に起きた出来事を話す。
かつて坂口も妖怪の存在は信じていなかったが、蜘蛛島で起きた牛鬼の事件に巻き込まれたことで考えを改めたという。
それでも半信半疑な蛭田に坂口は言う。

「お前も会えば分かるさ…ゲゲゲの鬼太郎に」

その後マンションに帰宅した蛭田は、坂口から送られたメール画像を見て驚愕する。
そこには、蜘蛛島の凄惨な光景と、牛鬼の姿が克明に写されていた。


さて、例の廃マンションで鬼太郎は強い怒りや邪悪な気配を感じ取っていた。
書籍の幽霊スポットを巡るが、既に人間達は謎の声と黒い煙に襲われた後。そこで鬼太郎は書籍の著者―――蛭田の元を訪ねて真相を確かめることにする。

その同じ頃、蛭田は自分の紹介した幽霊スポットで事故が次々と起きたことをニュースで知った。
例の写真のこともあり、「マズイことになった」と焦る蛭田。そこにガラス戸を叩く音が。
開けてみると、ベランダには鬼太郎がいた。驚く蛭田は、彼から書籍の件について問い詰められる。
しらばっくれる蛭田だったが、鬼太郎の警告を受けて戦慄を覚える。
しかし、その警告から「本当に妖怪はいるのか?」と気になった蛭田は明日発売となる次の本に書かれた幽霊スポットに向かった。

車で幽霊スポットに到着する蛭田だったが、後を付けていた鬼太郎達に出くわす。
再び問い詰められた彼は「あの本に書いたことはでっちあげた嘘だ!」と、ついに本当のことを言ってしまう。
その時、早売りで書籍を入手した子供達が例の黒い煙に襲われた。

黒い煙の正体…それは黒坊主という黒豹のような妖怪。うわんは人間達が黒坊主に襲われないよう、影から警告を発していた。
皮肉なことに、あの書籍に でっち上げで書いたことが本当のことになっていた のだ。
子供達を助けるために体内電気で戦う鬼太郎だったが、力を使い果たしてしまい、苦戦を強いられる。
その様子を物陰から見ていた蛭田だったが、鬼太郎を助けようと物陰から飛び出した。
だがその瞬間、 「うわん」 の声と共にうわんが現れる。蛭田に姿を見られたうわんは、黒坊主を道連れに永遠の闇に封印されていく。
うわんの最期を見届けた鬼太郎は、涙ながらに「二度と幽霊スポットのことを書かないでほしい」と蛭田に警告し、闇へと消えて行った。

この事件から自分が今までしてきたことを反省した蛭田は、その後ライター業を辞めてしまう。
坂口はそれを聞いて驚くも、蛭田の話に付き合うことにした。

そして、彼らがいる居酒屋を鬼太郎は見つめるのだった…


追記・修正は妖怪の存在を信じる方にお願いします。

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