ブローノ・ブチャラティ

登録日 :2009/05/26(火) 20:33:09
更新日 : 2017/08/05 Sat 20:44:11
所要時間 :約 9 分で読めます





おれの名は『ブローノ・ブチャラティ』。

答えろよ、 質問はすでに…『拷問』に変わっているんだぜ。



ジョジョの奇妙な冒険第5部の登場人物。
そしてジョルノに並び、本作のもう一人の主人公でもある。




【プロフィール】
  • 生年月日:1980年9月27日生まれ(20歳)
  • 身長:178cm
  • 好きな音楽:マイルス・デイビスの「アガルタ」「ビッチェズ・ブリュー」
  • 好きな映画:「イル・ポスティーノ」
  • 好きな食べ物:カラスミソースのスパゲティー、ポルチーニ茸、ホタテのオーブン焼き
  • 嫌いな食べ物:豆類、リンゴ


【人物】
犯罪組織「パッショーネ」に所属するチームリーダーの一人で、幹部ポルポの部下。
髪型はおかっぱに近く、白地に黒い点が入り多数のジッパーが付いたスーツを着用している。
汗をかいた時のテカり具合で相手の嘘がわかる特技を持っており、汗の『味』を見ればもっと確実らしい。

…と、特技的にも外見的にも奇抜なところがあるが、
実際には冷静沈着かつ温厚、どんなに強大な存在でも決して屈しない精神力の持ち主で、
自分にも他人にも厳しいが、その性格故に仲間や組織、街の人々から絶大な信頼を寄せられていた。
彼よりもはるかに年長の人から相談を持ち掛けられたり、笑顔で挨拶してくれる人がたくさんいるなど、
決して畏怖だけではなく、親しみを持って街の人は彼に接していることが伺える。



【来歴】
7歳の頃に両親が離婚し、父親を一人にはしてはいけないと将来を憂い父親の方に残ることを選んだ。
ブチャラティが「優しい」のは、父親の一途な家族愛によるものだろうか。

しかし12歳のとき、漁師だった父親が偶然麻薬の密売現場を見てしまったがために密売人に襲われ重傷を負う。
トドメを刺しにきた密売人たちを全員返り討ちに殺害してしまったことから人の越えてはならない領域にふみ込んでしまう。
そのまま追っ手から自分と父を守るため、組織に入団した。父親はその5年後、後遺症を残したまま死亡した。

そのため組織に忠実でまた麻薬を嫌悪していたが、後に組織が麻薬に手を染めそれを広げていたことを知り、矛盾と憤りを感じていた。
この時の心境は、彼曰く 「ゆっくりと死んでいくだけだった」


そんな折ネアポリス空港でショバ代を回収していた涙目のルカが、謎の変死を遂げるという知らせを耳にする。
そしてポルポにその犯人の捜索を命令され、その過程でジョルノと対峙する。
彼との戦いの末自身が始末されそうになるが、ジョルノがブチャラティの人間性を「いい人である」と判断して戦闘を中断する。
そして組織を乗っ取り街を平和にするというジョルノの夢に同調し、和解。さらに、ポルポへジョルノに入団試験を受けるよう取り計らった。

ポルポの死後、彼の隠し財産を組織に上納したことで幹部に昇格する。
その後、ボス直々の命令で娘であるトリッシュを護衛する任務を受ける事になり、彼女を付け狙う暗殺チームと死闘を繰り広げる。
特にブチャラティが直接対峙した、プロシュート兄貴ペッシとの戦いは5部の中でも屈指の名勝負と言われる。


物語中盤ボスの元へトリッシュの身柄を届ける任務を果たすものの、その目的がトリッシュを自らの手で殺害するというボスの真意を知る。
それに激怒したブチャラティはボスに反旗を翻すも、ボスのスタンド・キング・クリムゾンを前に成す術無く叩きのめされ、致命傷を負わされる。
その後ジョルノによって一命を取留めたブチャラティは組織を裏切ることを決意する。
なおブチャラティはこの一件でボス=ディアボロを、「吐き気を催す邪悪」と罵倒している。

ちなみに彼の身体はキング・クリムゾンに攻撃された時点で死亡しており、
ジョルノのゴールド・エクスペリエンスにより生命エネルギーによってのみ活動する存在となる。


ディアボロを追跡する過程でかつて自身と同じくディアボロに敗北したジャン・ピエール・ポルナレフのコンタクトを受けたブチャラティは、
彼と落ち合うためにローマへと向かった。
しかし次第に身体が朽ちていき、やがてポルナレフと対面した際にはディアボロにその身体状態を利用され先回りされてしまった。

そして最終決戦ではシルバー・チャリオッツ・レクイエムの影響でディアボロと精神が入れ替わりながらも、
レクイエムの秘密をディアボロに続いて看破すると、それを自らの命と引き換えに破壊・解除した。
矢と自らの遺志を全てジョルノに託して、 「オレの心は生き返ったんだ……おまえのおかげでな…。」
と感謝の言葉を述べながら天へと昇って行った。


ブチャラティの死後、組織を掌握したジョルノは彼の遺志を引き継ぎ、裏社会の清浄化を進めることとなった。



【スタンド】
『スティッキィ・フィンガーズ』
破壊力A/スピードA/射程距離E(2m)/持続力D/精密動作性C/成長性D


ブチャラティのスーツと同じジッパーが体に付いた人型のスタンド。
能力は「殴ったものにジッパーをひっつける」こと。
傷口をくっつけたり、ジッパーが閉じる動作を利用して移動したりと応用の幅は非常に広い。
また、腕をジッパーで開いてパンチの射程距離を伸ばす事もできる。
身体をバラバラにし、さらに心臓を分けてペッシの追撃を逃れたこともあり、3部最後の心臓ネタがまさかの復活を果たした。

ラッシュ時の掛け声は 「アリアリアリアリ!!」 で、止めは 「アリーヴェ・デルチ(さよならだ)」 でシメる。

スタンド名の由来はローリング・ストーンズのアルバム「スティッキィ・フィンガーズ」。
スタンドの能力もこのアルバムのレコードジャケットに実際についているジッパーから。



【名言】

「この味は!………ウソをついてる『味』だぜ……」

「おれの名は『ブローノ・ブチャラティ』。答えろよ、 質問はすでに…『拷問』に変わっているんだぜ。

「こいつ…オレを殺る気だ 「マジ」 だ…小僧のくせにこのオレを始末しようとしている…
「ウソ」 は言ってない皮膚と汗だ… こいつにはやると言ったらやる…「スゴ味」があるッ!

「ウミネコだよ…ありゃカモメじゃあねえーぜ。ウミネコだ。どうやって見分けるか?ニャアニャア鳴くのはウミネコだ。」

『任務は遂行する』 『部下も守る』 「両方」やらなくっちゃならないってのが幹部のつらいところだな。 覚悟はいいか?オレはできてる。

アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ
アリーヴェデルチ!(さよならだ)

「吐き気をもよおす 『邪悪』 とはッ!
なにも知らぬ無知なる者を利用することだ…自分の利益だけのために利用する事だ…
父親がなにも知らぬ『娘』を!!てめーだけの都合でッ!

「貴様にオレの心は永遠に分かるまいッ!!」

「あいつはオレにいつも『勇気』を与えてくれる」

「これは「運命」とオレは受け取ったよ。「天」がチョッピリだけ許してくれた偶然の運命だってな…」


「ジョルノ…オレは… 生き返ったんだ 。故郷…ネアポリスでおまえと出会った時…組織を裏切った時…にな…
ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は生き返ったんだ……おまえのおかげでな…
幸福というのはこういうことだ…………これでいい。気にするな………… みんなによろしくと言っておいてくれ…




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「両方」やらなくっちゃあならないってのが「アニヲタ」のつらいところだな。
覚悟はいいか?オレはできてる。

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