屁怒絽(銀魂)

登録日:2011/08/22(月) 01:03:30
更新日:2024/01/03 Wed 20:13:09
所要時間:約 5 分で読めます




\殺生はいけない/
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銀魂の登場人物。

名:屁怒絽(へどろ)
声:玄田哲章
身長:203cm
体重:140kg
9月19日生まれ


「放屁の屁に、怒りの怒、ロビンマスクの絽と書いて屁怒絽(へどろ)です」

万事屋の隣に引っ越してきた天人で、花屋「ヘドロの森」を営んでいる。
種族は宇宙最強と言われている傭兵三大部族の一つの荼吉尼(だきに)族。

2メートルの巨体で、ごつごつとした顔には傷が刻まれていて、肌の色は緑。
頭には特徴的な2本の角が生えていて、ライオンのような長い黒い髪と髭を生やしていて、口には鋭い2本の牙。
人間の白目にあたる部分は黒に染まり、瞳の色は血のように赤い。その瞳で睨まれたら(本人はただ見ているだけ)あまりの恐怖で固まってしまうだろう。

花屋らしく頭の2本の角の間からは花が生えているものの、その職業とは裏腹に、見た目は鬼のような姿をしている。

その容姿と職業から、銀時達からは「花粉で人類を弱らせてから、地球征服をするつもり」と勘違いされていた。

本来、荼吉尼族はその見た目通り、戦いを好み残虐性に富んだ種族だが、
屁怒絽はそんな事はなく生き物や植物を大切にし、礼儀正しくマナーやルールを重んじる心優しい穏やかな性格の持ち主である。

しかし、その怖い外見のせいで周囲からは畏怖されており、屁怒絽自身も自らの怖い容姿にコンプレックスを抱いている。
銀時達からも初対面の時から恐れられており、回覧板を渡すだけでも一苦労だった。

その時に(嫌々ながらも)訪ねてきた銀時たちを「自分を怖がらずに接してくれた」と勘違いし、それ以来何かと親身かつ協力的に接する。

その一方で、ルールやマナーを守らない者に対しては、殴り飛ばすなど容赦ない対応をしている。

巨大な包丁や人間などを軽々と投げるほどの怪力で、おまけに花や虫などが踏み潰されそうになったりすると、その怪力を利用して無茶な止め方をする。

殴ってはいるものの、諭すような口調で接しているところを見ると、怒っている訳ではなくつい手が出てしまうようだ。
やられる側からしたら、それどころではなく恐ろしいが。

その外見とは裏腹に臆病者で、お化けの類が苦手なようである。

荼吉尼族の特徴的な角には意味があるらしく、屁怒絽さんいわく、
「荼吉尼にとって角は命の次に大事なものであり、一本は荼吉尼の誇り、もう一本は荼吉尼の魂の象徴とされ、
 角を傷つけられることはそれらを汚されることと同じ」だとか。

銀魂の220話において、この世で最も汚い場所(ゴリラの尻の穴)にブッ刺さっていた気がするが……
なおかつその命の次に大事な角を折られてしまっていたような気がするが気のせいだろうか……?

ちなみに、荼吉尼族はローションに触れると皮膚が焼けただれてしまう。
熱いお湯に弱く、普段は氷山1個を入れてちょうど良いくらいの極めて温度の低い水風呂に入っているとのこと。



またこの回において、屁怒絽さんの兄弟(屁怒絽さんは5人兄弟の長男)や両親ら屁怒絽一家(計8人)が登場したのだが、
屁怒絽さん役の声優である玄田哲章さんが一人八役を演じきった。

割と初期から登場しているが、登場回はギャグ回が殆どであり、最終章になるまでシリアスなエピソードには登場したことはなかった。
温厚な彼が血の気の多い場所に来ることはまずあり得ないから当然と言えば当然だが、メタ的には「桁違いに強すぎるから」の一言に尽きるだろう。
その圧倒的な強さと戦士としての来歴は最終章にてようやく描かれることとなった。


同族の中でもとりわけ恐ろし気な風貌のため幼少期は周囲から孤立していたが、成長後は「神の角」「荼吉尼の神・イゴルの最高傑作」と呼ばれ、荼吉尼最強の男とされるまでの実力を身に着け、王蓋と共に「角の団」を率いて幾多の星を潰し回ってきた。
性格も現在とは180度異なり好戦的だったが、ある時惑星胡珀にて、宿主の脳に根を張ることでその思考を支配し、やがて頭の中を花畑に変えるという寄生植物「パラッパーヘヴン」に寄生されて以降性格が変わり、現在のような温厚な性格となった。

銀ノ魂篇では花を守るためにかぶき町に現れ、解放軍傭兵部隊の一人として自分に挑んできた同族最強の戦士である王蓋をワンパンで吹っ飛ばした。
特にこのときは踏み荒らされた花を見て怒っていたため、王蓋を割と本気で殴っていた。
その一撃たるや凄まじく、王蓋は金棒を振り下ろした腕を残して吹っ飛ばされ、建物にぶつかった衝撃で頭の角もへし折られた。
更に彼自身の頑丈さも半端ではなく、九兵衛などに重傷を負わせた金棒を振り下ろされてもロクにダメージを受けておらず、逆に金棒が折れて砕けていた。
この時は王蓋や角の団時代の記憶を失っていたが、凄まじい威圧感で解放軍の荼吉尼族兵士たちの戦意を一気に喪失させた。
王蓋自体、ひと睨みで同族の兵士を震え上がらせるほどの存在なのに、その王蓋をワンパンで昇天させたので、同族の兵士が怖気付いて戦意を失うのは無理もない話である。


追記・修正は屁怒絽さんに恐れを抱かない人にお願いします。

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最終更新:2024年01月03日 20:13