METAL GEAR SOLID 4: GUNS OF THE PATRIOTS

登録日 :2011/11/20(日) 07:40:26
更新日 : 2017/01/27 Fri 16:44:59
所要時間 :約 6 分で読めます





「戦争は変わった。一つの時代が終わり、俺たちの戦争は終わった」


METAL GEAR SOLID 4: GUNS OF THE PATRIOTS(メタルギアソリッド4 ガンズ オブ ザ パトリオット)とは、コナミから2008年6月12日に発売されたPS3用ゲーム作品。
MGS(メタルギアソリッド)シリーズの完結編にあたる。

概要

長きにわたったメタルギアシリーズの最終作。

これまでの全ての伏線が(少し強引という意見もあるが)見事に回収されている。
またシリーズ総決算という意味もあって、これまでのシリーズに登場したキャラクターがほぼ総出演している。

ハードをPS3に移したことでグラフィックがさらに向上し、目標プレイ時間約30時間のうち、約10時間をムービーに充てているなど、ストーリーに力を注いだことでもはや実写映画と見間違える程のクオリティになっている。

映像に関しては高い評価を得たものの、一方で前作であるMGS3に比べゲームとしてのボリュームや自由度が低下したことに対する批判もある。
ストーリーも高い評価を受けてはいるが、過程がご都合主義であるとの批判もある。

ちなみにシリーズ完結編と銘打ってはいるが、あくまでソリッドスネークを主人公とした作品の話であり、シリーズ自体は雷電やネイキッドスネーク等のキャラクター達を主役として継続している。

一応ではあるが、シリーズ完結編となっている為か、過去作の音楽や回想シーンが多く、MGSからやりこんでる人にとってはムービーといい音楽といいサービスだらけである。特に、ラスボス戦からエンディングにかけては涙腺がFOXDIEした人も多いとか。

あらすじ

そう遠くない未来――。
国家間の戦争は消滅し、戦場における民間軍事請負企業、PMCの台頭によって、戦争は世界経済を支えるビジネスへと変貌していた。

自身の遺伝子の宿命によって急激に老化し、余命幾許もなくなったソリッド・スネークは、戦場を支配するPMCを影で操るリキッドの率いる組織「アウターへヴン」の存在とPMC軍を用いた愛国者たちへの戦争準備を知る。
全ての因縁に決着をつけるべく、スネークは最後の戦場に身を投じることとなる。

ゲームシステム

スネークのアクションが複雑化していた為、これまでのシリーズとは操作性を一新。
CQCの追加もあり、より多彩なアクションが可能となりゲーム性は大きく増した。

さらに床や壁に合わせて見た目質感を擬態化するオクトパスカムフラージュなど、PS3の性能を生かしたシステムが追加された。

登場人物


「俺は英雄じゃない、今までも、そしてこれからも」

ソリッド・スネーク改めオールドとなったスネーク。
急激な老化によって実年齢40代前半にも関わらず肉体年齢は70歳を超えており、余命あと半年の命となっている。

今作での彼の任務はリボルバー・オセロット(リキッド・スネーク)の殺害。
リキッドとの決着をつけるため、衰えた身体機能を新型ス二ーキングスーツで補い最期のミッションへと臨む。



「終わらせようスネーク。僕らには終わらせる責任がある」

スネークの永遠の相棒。
今作では自身とサニーが制作した小型端末「メタルギアMk.Ⅱ」を通して、スネークを無線のみならずサポートする。

相変わらずの 1級フラグ建築士


  • サニー

「オルガっていうの」

オタコンの新しい妹…ではなくオルガの娘。
スネークとオタコンによって保護され、彼らは彼女にとって家族同然。
「ソリッド」「リキッド」「ソリダス」という鶏を飼っており、よくその卵で目玉焼きを作るが、いつも失敗している。
天才的システムエンジニアにしてハッカー。
幼少期の経験からか、吃音症がある。

メシマズ嫁の有力候補ながら、改善の兆しを見せている。


  • メリル・シルバーバーグ

「私にとって、あなたはまだ英雄よ」

キャンベルの不貞の娘で、シャドー・モセスでスネークに出会い、憧れていた兵士。
現在は国連所属のPMC監視部隊「ラットパトロール・チーム01」の隊長をしている。
かつての新兵から部隊を率いる隊長にまでに成長した。

血縁関係は知ったが、キャンベルとは剣呑な仲で父親と認めていない。



「ルーキーだと!俺はこの道10年のベテランだ!」

シリーズ皆勤賞のジョニー一族の末裔。
メリルの部下。チームではトラップ解除や電子機器の取り扱いを担当。
いつもどこか抜けた言動で、腹が弱い。

最初はチームワークを乱してばかりだが、終盤はしっかり活躍する。
実はスネーク、雷電に次ぐイケメン。



「スネーク、今度は俺が守る」

MGS2の主人公。
今作では強化外骨格によるサイボーグとなっている。スネークと共に戦う不死身の男。

元上官に嫁を寝取られた


  • ロイ・キャンベル

「手段は問わない、リキッドの決起を阻止しろ」

かつてのスネークの上官。
スネークに対して「リキッドの暗殺」という個人的かつ違法の依頼をする。
こちらからはほとんどコールできないが、たまに無線に出る。

元部下の嫁を寝取った
しかし……


  • ローズマリー

雷電の元嫁 にして キャンベルの現嫁
現在は軍での心理カウンセラーをしており、キャンベルと共にスネークをサポートする。

飯の不味さは健在


  • ドレビン

「俺は敵じゃあない、そしてまだ、味方でもない」

ID付き銃が普及した本作の世界において、敵から奪った銃はそのままでは使えない。
使うためにはIDなしでも撃てるように「武器洗浄」と呼ばれる特殊な改造を施す必要がある。
彼は戦場に出向いて兵士から武器を買い取り、武器洗浄を施し売り捌く、非合法の武器商人。
彼自身はATセキュリティ社の社員で、その立場を利用していると言うが…
敵味方問わず取引する商売人で、様々な情報に精通しているがとにかく胡散臭い。
非合法の任務を請け負ったスネークに対し拾った武器の買い取り(洗浄)と、武器弾薬の提供を持ちかける。

コーラをよく飲み、自前の装甲車の中には自販機も設置している。
好事家でもあり、毛のないサル「リトル・グレイ」を飼っているほか、有名な兵士の写真や武器をコレクションしているらしい。


  • リキッド・オセロット

「これがガンズ・オブ・ザ・パトリオットだ!」

リキッド・スネークによって自我を完全に支配されたリボルバー・オセロット
本作ではPMCの経営者であり、これまでのスタイルを捨てサングラスにスーツ、黒のロングコートという出で立ちになっている。

自らが所有するPMC軍を率い、愛国者達に対して戦争を仕掛けようとしている。

本作のネタ要員


  • ナオミ・ハンター

「罪はその当人が償うべき、これだけは次の世代に委ねるわけにはいかない」

かつてスネークにFOX DIEを投与した張本人。

リキッドの実験に協力していて、スネークは彼女を救出することとなる。
スネークにリキッドの計画を伝え、スネークの寿命が僅かとなっていること、さらに体内のFOX DIEが変異を始めており、それによってスネークがいずれ歩く大量殺戮兵器になるであろうことを教える。


オタコンとフラグを建ててしまうが…



「お前、俺を殺してくれるかもな」

MGS2のビッグ・シェル事件を起こした、デッドセル最後の生き残り。
現在はリキッドと行動を共にしている。

今作でもその不死性は健在。

最近声変わりした …のにはきちんとした理由がある、項目参照。


  • メイ・リン
スネークのシャドーモセスでの戦友。
現在は戦艦ミズーリの艦長をしている。
最終決戦ではミズーリをもってスネーク達をサポートした。
死なない桑島声





以下ネタバレ


















アメリカ、そして世界を支配する組織。
その実態は人ではなく「規範の集合体」としての代理AIであり「ジョン・ドゥ」を頂点とする3つのAIによって構成されている。

元々は50年前にスネークイーター作戦に関わった者たちが、ザ・ボスの遺志を引き継ぐべく創設した組織であったが、内部分裂と抗争の果てに創設者のゼロが次世代の人間に組織を継承させることを拒否し、その存在を永遠のものとするために作り上げられた。しかし現在は戦争経済の運営へと突き進んでいる。


  • ゼロ
愛国者達の創設者。

約40年前にザ・ボスの遺志を継ぐためにビッグボスやかつての仲間たちと愛国者達を創設するが、その過程でビッグボスと袂を分かつこととなり、人間不信に陥る
そのため組織の後継者に代理AIを選びこれが「規範としての愛国者達」の誕生につながる。
現在も生存しているがすでに機械に繋がれた生ける屍と化してしまっており、AIの行動も彼の理念に沿ったものかは疑わしいものになりつつある。

  • シギント
愛国者たちの創設者の一人。故人。
メタルギアソリッドにて死亡したDARPA局長・ドナルド・アンダーソンであったことが明かされた。

  • パラメディック
愛国者たちの創設者の一人。故人。
メタルギアソリッドにて、フォックスに殺害されたクラーク博士であったことが明かされた。ナオミは「彼」と呼んでいたのに

  • EVA/ビッグ・ママ

「私がママ、ビッグ・ママよ」

かつてビッグボスと共にスネークイーター作戦を遂行した元中国の女スパイで、愛国者達の創設者の一人。
現在は東欧で愛国者達に抵抗するレジスタンス、「失楽園の戦士達」を率いている。

スネークに対して愛国者の真実を教える。
今作で彼女がスネークやリキッドの代理母であったことが判明する。

70過ぎてもそのスタイルと情熱は健在。



「蛇は一人で…いいや、蛇はもういらない」

ネイキッドスネークのコードネームを持つ伝説の傭兵にして、全ての蛇たちのオリジナルとなった人物。

愛国者の創設者の一人。

これまでの作品では死亡していることになっていたが実は「愛国者達」のイコンとするために人工的な脳死状態にされ、保管されていた。
物語中盤はその肉体が重要な鍵となる。

全てが終わった後……






「アニヲタwikiは変わった、冥殿の時代が終わり、俺たちの追記・修正は終わった」


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