カグヤ(シャイニング・ハーツ)

登録日:2012/02/23 (木) 15:14:34
更新日:2023/10/03 Tue 01:30:24
所要時間:約 5 分で読めます





月を見ていると落ち着くの。
なんだか・・・・懐かしい気がしてね・・・・


?全ての鍵を握る神秘の少女?
月虹の巫女 カグヤ

シャイニング・ハーツの登場人物。
シリーズ全体に深く関わる重要な役割を持った少女。


声:桑島法子
種族:人間
年齢:16歳
性別:女性
身長:160cm

○容姿・性格
精霊石と呼ばれる石のペンダントを首に掛けている。

長い黒髪が特徴的で服装はどこか沖縄の民族衣装に似ている。
何枚も体に布を巻き付けたような格好だが露出度は高めで肩や背中はむき出しでへそまで出てる。非常にけしからん。

性格は儚げな外見に反してかなりやんちゃで好奇心旺盛、少々人見知り。
そして何より食いしん坊キャラである。リック達の焼くパンが大好きで劇中では事あるごとにお腹を空かせてはパンを欲しがっている。

○経歴
ウィンダリア島に流れ着いた所をリックとパートナーに発見される。



病院に運ばれるもかなり衰弱しており寝たきりの状態であった。
更には記憶だけでなく感情まで失っていたため、無感情で受け答えは機械的。

しかし周囲の人達の助けもあり徐々に感情を取り戻し、快復に向かっていくのだった。

記憶は一向に戻らないが不思議な事に彼女が感情を取り戻す度に輝く「鍵」が出現する。
そして、その鍵を湖に沈める度にユーフォリアに新たな島が出現する。



○デザインについて
名前の由来はかぐや姫でデザインのイメージは巫女さん。
彼女の存在自体は企画初期から存在しており「島の診療所にいる病気の少女」というコンセプトであった。

髪の色が黒になったのは『ウィンド』に黒髪ロングの美少女がいなかったから。

服装が民族衣装っぽいのはTonyがプロデューサーの要望から「神秘的な女神」のようにしようと様々な神話の民族衣装や装飾品の要素を足した結果である。


余談だが「カグヤは病気の少女という設定なのにこんなに薄着で大丈夫なのか」とスタッフ内で話題になったらしい。

Tony「おなかが冷えちゃいますね(笑)」





?以下、ネタバレ注意?

嫌な人はジャンプ!

















○ゲームの中盤以降
騒がしくも穏やかな日々が続くかと思われた矢先、彼女を狙い海賊が次々と襲撃。それが原因でリック達に危機が訪れてしまう。
カグヤはそれらの事態に深く傷ついてしまい結果、暗い感情を取り戻してしまう。

怒りや憎しみを手に入れたカグヤはアイザックと共に世界を終わらせようとガイルバンカーの元へ下り、リック達を拒絶する。
しかし、リック達の説得と彼らが焼いたパンに込められた想いを知る事で、世界を滅ぼす事を思い留める。

だがそれは、それは彼女が重大な記憶を取り戻し、リック達と離れる原因となってしまう。

アイザックを倒した後、日常に戻った彼女は自身に課せられた使命を果たすためにマキシマと共に月の向こうに消える。

個別エンドで帰ってきちゃうけど










?ネタバレ終了?


○設定
劇中でも明言されているが、彼女の正体はマキシマ・エンフィールド(サクヤ)の過去の姿である。
正確に言うと彼女は「サクヤ」という人格が目覚めるまでの仮人格である。


サクヤとカグヤの設定はかなり複雑であるため、これから順を追って記す。


難しい説明が嫌いな人はジャンプ!












○世界観
まず第一に、シャイニングハーツの舞台となる異世界ユーフォリアが存在するのは『ティアーズ』『ウィンド』舞台となったエンディアスとエルデの間にあるアストラル界と呼ばれる空間である。
そこは幾つもの人間の心象世界が存在する場所でウィンダリア島がある世界はサクヤの心象世界を中心に他の心象世界の幾つかが結びつく事で生まれた。

つまりはサクヤの妄想の産物。

基本的に「人生を捨てたいほど心が傷ついた人間」が召喚され、呼ばれた人間は記憶の大半を失い“漂流者”となる。
ユーフォリアに存在する人間は皆、魂に近い存在になっていらしく、中にはエルデやエンディアスに居た時とは別の姿になってしまう者もいる。

ユーフォリアは来訪した人間にとっての楽園であり、心の傷が癒えた人間は元の世界に自ずと帰るようになっている。

そんな世界にカグヤが現れたのは「封印」が原因である。


○正体
彼女の正体はティアーズやウィンドにも出没した神器の内の一体である。

正確な境遇は未だ明かされていないが“世界の調律者”の役割を持っており、「竜」「妖精」に続く「人間」の神器の中枢である模様。

他の神器同様、封印されており、この封印が解ける事で「カグヤ」は「サクヤ」になる。
キリヤやシーナが通っている光風館の地下に封印されているらしい。


○本題
プロデューサーの言によると、シャイニング・ハーツの物語は光風館に留学生としてやってきたアイザックが神器の封印の一つを解いた事が発端である。

カグヤがウィンダリア島に流れ着いたのも封印が解けた事が原因。
カグヤが感情を取り戻し、鍵を沈める度に島が現れるのは、感情を取り戻す毎に封印の一つが解けている事を表す。

リック達がカグヤの感情を取り戻させていったのは実はアイザックにとって都合が良かったらしい。
カグヤとサクヤの魂は連動していて、仮に負の感情がカグヤを支配した状態でサクヤが目覚めればサクヤは魔王になっていた。



○最後に
ゲーム中に登場したサクヤは未来からやってきた人格であるが、その意図は不明。

「カグヤ」が「サクヤ」になればユーフォリアは用済みで消滅してしまうのだが、カグヤの望みでそのまま残される事になった。














?難しい説明終了?



【シャイニング・ブレイド】
封印は完全に解けたらしく「サクヤ」として覚醒している。

「カグヤ」の人格がどうなったのかは不明。



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最終更新:2023年10月03日 01:30