晒しし者(レイセン)

登録日:2011/05/03(火) 17:55:24
更新日:2022/09/01 Thu 16:05:35
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レッツ、マグナアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアムッ――!!



林トモアキ先生のライトノベル、『レイセン』にて、主人公ヒデオが暴走した精霊、ウィル子とノアレを鎮めるために披露しようとした姿。

男として生まれたならだれしもが持つ最後の武器を、ただ見せるだけで三千世界に亘る最古の神と、それを打ち払った最新の神を戦慄させた。
それも天才マッドサイエンティスト、ドクターに換装してもらい、十六インチ二十三口径波動ソルカノン砲を装着する予定だったらしい。

残念ながらヒデオのその姿に恐れをなしてウィル子とノアレが許しを乞うたため披露されることはなかったが、披露していればヒデオがその悠然とした姿から、
二代目聖魔王、魔眼の王に加え、『晒しし者 (The・Expose)』と呼ばれたこととなっただろう。










以下ネタバレ


無論、ただの変質者である。

晒すとはつまり、下だけを晒し続けるということである。

恥じもせず、隠しもしない。変態という名の紳士でさえないただの変質者となるということである。

海水浴中の女性陣の水着を取って遊んでいたウィル子とノアレを止めるため、そんな変態、晒しし者に作り出されし神、
晒しし者と契約せし神に成り下がるのだと脅し文句として言ったものであるが、ヒデオの心と繋がっている二人曰く、
脅し文句と言ってもホンキで言っているものであり、ビックガン・マグナムにちょっとワクワクしていたらしい。

前述のとおり短パンを下ろすすんでのところでウィル子とノアレに止められたため、ヒデオが変質者となることはなかった。

…ただし多くの女性陣の前で「ビックガン・マグナム」などと大声で叫んでしまったがために、
そのあとのバーベキューでは女性陣が目を合わせてくれないような事態に陥った。…なぜだ。

そして『晒しし者』はもう登場することなく終わり、ビックガン・マグナムにも出番はなかった…
――と、思われたが、

十六インチ二十三口径波動ソルカノン砲。そこから放たれる輝きはドラスティックドリルドレインボーレーザー。
七色の光が回転しながら集約し、それが一本の光となったときに最大の威力を発揮し超爆発を巻き起こすビックガン・マグナム。

製造された。

ただし、作中一の天才マッドサイエンティストといえど、ヒデオの体にそれを換装するのは不可能だったらしい。
『お・り・が・み』からたどっても研究において挫折したことなどないドクターが初めて自分の限界を知った瞬間である。
科学の力で神を殺すことより難しかったらしい…

しかしドクターの逆転の発想により、装備はできずとも、ヒデオがソルカノンのライフリングによってドリルドしながら、
七色に輝けるレインボー飛べばいいという結論に達し、名前も「超電磁鈴蘭MkUスペシャル・ヒデオロケッツ!」と命名され、
ヒデオは六マッハを超える砲弾となってスライムへと飛んで行った…


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最終更新:2022年09月01日 16:05