ACE COMBAT 3 electrosphere

登録日:2010/11/22(月) 19:08:13
更新日:2024/01/28 Sun 01:43:12
所要時間:約 7 分で読めます




DATA SWALLOW 40 Ver.3.2.2
データースワロー40を起動中です。




そして、時代は変わった。その兆候は、前世紀末から徐々に始まっていた。
しかし、いつの時代でも同じ様にその大きな変革について、人々が日常の中で気がついたのは、
随分と後になってからだった…。




ACE COMBAT 3 electrosphereは1999年にナムコから発売されたフライトシューティングシリーズの第3作目であり、シリーズ最後のPS用ソフトでもある。

概要

本作の大きな特徴は
  • 作中に攻殻機動隊等で有名なProductionI.G制作のアニメを挿入した事
  • 以降の作品にも傾向が見られる世界観に世界情勢やマスメディアの概念が取り入れることで、ストーリー性が大幅に増した事
  • これ以降のシリーズで実在する航空機をゲームに登場させ続けることによるユーザーのマンネリ化を防ぐ為に、架空の航空機を多数登場させた事

等がある。

本作は他のシリーズと比べてかなりの異色作であり、硬派なユーザーにとって受け入れ難いものである上に、善くも悪くもシナリオの最後の結末があまりに衝撃的だった為に、評価は賛否両論である。

しかし上記の特徴に加え、作り込まれた世界観、PSの性能を最大限に生かした美しい映像、テクノ調のクールなBGM、CD-ROM2枚分のボリューム、にもかかわらずデータの最適化による「ほぼ無い」に等しいロード時間による快適なプレイ、長らく歴代最長最強の座を保ったトンネル、etc...
シリーズ的には異端児を通り越した奇形的なナニカかもしれないが、神ゲーだと信じるファンも多い。
特に世界観の設定の作りこみはその後のシリーズを入れても随一、非常に緻密で、何冊か小説が書けるレベルと言っても良い程。
それゆえゲーム中では全て描き切れなかったためビデオソフトやサントラの特典ディスク、攻略本にまで設定が掲載がされておりプレミアがついているものも多い。

なお、本作はインターネット社会が到来する直前の1999年に発売された作品でありながら、VR・IoT・AIが超高度に進化した時代のネット利用形態に留まらず、ナノマシン技術の応用、実験的な精神転送の結果として起こり得ることなど、技術的特異点到来の瞬間をも現実的な側面から精緻に予測して描き出している点において画期的な作品であり、2020年の『エースコンバット』シリーズ25周年記念インタビューでも、民間企業の大躍進や、テレワークの広まりを受けて、現実世界がエースコンバット3の世界に追いついて来たと指摘されていることから、世界観設定に先見の明があったことが分かる。

尚、本作は5つのマルチエンディングが用意されている。
5つのエンディングを見た後、主人公(プレイヤー)はこの戦いの意味を知る…

その作風、および同じナムコ作品の『ギャラクシアン』や『スターブレード』などのSF作品群のUGSFシリーズに含まれていたことから長らく正史扱いされるか微妙であった。
Xにコフィンシステムを搭載しニューコムのRナンバーを連想させるRの型番が付いた*1XR-45『カリバーン』・YR-302『フレガータ』・YR-99『フォルネウス』
などを皮切りに徐々に3に関連したものが登場し始め、2020年時点で最も3に年代が近い7においてその後3に登場する人物や関連人物が多数登場したことで正史扱い(=ストレンジリアル世界がUGSFユニバースに至る運命)になった。


【ストーリー】

舞台は2040年の「ユージア大陸」。
多国籍企業「ゼネラルリソース」「ニューコム」という国家を超える規模を持つ二つの巨大多国籍企業体の台頭により、国家という枠が意味をなさなくなり、企業間の対立が軍事衝突の緊張を高めていた。
企業から全面的な支援を受ける弱小勢力に過ぎないが、名目上両社を調停する立場にある新国際連合共同体(NUN)の治安維持対策機構「UPEO」が擁する特別航空部隊SARFに所属する戦闘機パイロットである主人公(プレイヤー)は、同じくSARFのメンバーであるレナ、フィー、エリックらと共に、ゼネラルとニューコムの対立、そして人類の電脳化を巡る戦いに巻き込まれてゆく。

因みにユージア大陸はエースコンバット2・047の舞台でもある。


【用語】

  • エアロコフィン
パイロットと神経接続することで思考操縦を可能にしたこの世界の航空機の総称。
コフィン = Coffinとは「COnnection For Flight INterface」の略語で「神経接続による軍用兵器操縦システム」を示しており、これによりそれまでの航空機にあったキャノピーが排された。
従来の操縦方式より圧倒的な操作性を誇るが、神経接続している故に機体へのダメージは脳や精神に影響する。
2に出てきたADF-01とは関連がないらしいが、5で登場したコフィンシステムを搭載したADF-01のリメイク機であるファルケンとは関連がある模様。
3を作るときには2のADF-01は意識されていなかったとか。

  • エレクトロスフィア
ゼネラルが開発した情報ネットワーク空間。「electro(電気的な)」と「sphere(粒子の集まる球体)」を掛け合わせた合成語が由来。
この製品の登場により世界は急激に情報化社会へと促された。

  • データースワロー
ゼネラルが2032年に発売した端末用OSで、エレクトロスフィアに接続するブラウザを搭載しており、エアロコフィンにも対応している。
この世界の生活の必需品であり、主なコンテンツとしては現実で言うテレビ電話にあたる『ビデオフォン』や、放送配信によるデータ放送、文章によるニュース『文字放送』、検索エンジンシステムなどがあり、
このOSのコンテンツを使えば10年以上引きこもったとしてもバレずに他人とコミュニケーションを取り続けられるようだ。
本作の公式ビデオ作品『エースコンバット3 エレクトロスフィア ミッションゼロ』にて公開された未公開ムービーによると、
これの広がりによってもはや通勤・通学という概念は過去のものとなっておりテレワークやオンライン授業は当たり前、外出するとしても旅行や観光などいった娯楽目的に限られているという状況に。



【登場組織、登場人物】

UPEO(ユーピオ)

NUN(新国際連合)直属の治安維持対策機構。独自の軍事力を持つ安保理みたいなもの。平和維持を目的としているが、ゼネラルリソースの政治的圧力を受けやすく、派兵回数は少ない。そのため、「張り子の軍隊」と揶揄されている。
しかし、近年の組織改革によって国際社会でのUPEOの役割が増大しつつある現在では、深刻化する企業間紛争に対応するために新たに軍備の増強を急いでいる。
中立性維持のために脅威となりうる強力な兵器の保有を意図的に避けていたという事情もあってか、使用できる機体はエアロコフィン対応型の90年代当時現役だったヨーロッパ・ロシア製の戦闘機が多く、しかもやや旧式を充てがわれている。

  • 主人公(プレイヤー)
デフォルト名はnemo

特殊航空部隊SURF(サーフ)所属の4番機パイロット。数々の戦闘の中で頭角を現し、エースパイロットへと成長してゆく。
物語終盤で、ハッキングにより飛行中に敵の無人機のコントロールを奪い自機と同時に操ったり、コンピュータに神経接続された人物の記憶を読み取り消去することで精神崩壊に追い込む等、人間離れした能力を持つ。その理由は…
所謂『喋らない主人公』。
ちなみにnemoとはラテン語で『誰でもない』を意味する。

(CV:白鳥由里)

19歳でありながらSURFの隊長を務める天才パイロット。TACネームはレナ。
太陽光を浴びられない特殊な病を患っており、外出時は常に宇宙服の様な防護服を着ている。それを幼少期から好奇の目に晒されてきたせいか内向的な性格。クーデレ?
幼少時代の恩から、ディジョンには強い従属心を持っているが…。
UPEOルートのEDの彼女は非常に可愛い。
だがそれ以外の√では廃人になったり挟まられたりしてロクな目に会わない。
『わたしに似ている、あなたならわかってくれるって、思えたから…ありがとう。』

(CV:渡辺久美子)

SURFの2番機パイロット。TACネームはフィー。明るく、隊のムードメーカーだが基本的に真面目な性格。天才の姉に対して愛情を抱いているものの、コンプレックスも内在しており、それが元で負けず嫌いな性格でもある。プライベートではラフな格好が好みのようだ。
主人公に対してはツンデレでもキチデレでもなく基本的にデレ。
ニューコムルートの彼女も非常に可愛いがそれ以外のルートの死亡率は100%で死に方もなかなかの不遇っぷり…
『ねぇ、キミは…何の為に戦ってるの?』

(CV:保志総一朗)
SARFの3番機パイロット。TACネームはエリック。ことなかれ主義でSARFのメンバーの中では最も戦うことに無自覚であるが、戦いを重ねる中で成長してゆく。後半のカッコ良さは異常。
Su-37 スーパーフランカーにはこだわりがある様子。
別に固有結界は展開しない。
『レナはフランカーに乗れていいよなぁ』

  • ガブリエル・W・クラークソン
(CV:糸博)

対話を重んじる平和的な人物であり、穏健派として知られるUPEO代表。ゼネラルの圧力で実質的機能を果たしていなかったUPEOの体質改善に成功、設立の精神である平和主義を再確認し、UPEOの国際的権威を取り戻した。正直空気。

  • ギルバート・パーク
(CV:麦人)

ゼネラル出身のUPEO司令。ゼネラル代表と繋がっておりUPEOを裏から操るが、ただゼネラルの意に従うだけでなく世界を統治する野心も秘めており、物語中にゼネラルとニューコムの全面衝突を引き起こす。というかもう、声と顔を見ただけでどういう人か分かっちゃう。
『ゼネラルとニューコムの焼け野原に立つのは、私だ。』


●ゼネラルリソース

ユージア大陸を実質的に支配する多国籍企業。絶対的な資本力を背景に政治・経済・司法・軍事等あらゆる面で国家を超えた影響力を持つ。巨大な企業故に体制は保守的。
また、強大な資本力や影響力を背景にした他社への圧力や大規模開発の環境に対する無配慮など、その強権的な経営手法は反グローバリズム団体や環境保護団体などからの強い反発を招いており、反企業過激派によるテロの標的となることも珍しくない。
こちらもアメリカ製の現役の戦闘機をエアロコフィン仕様に改装した機体が多いが性能の高い機体を中心に配備しており
さらに現行機以上のスペックを誇る機体も開発しており、物語の後半で投入する。


(CV:江原正士)

40歳を越えて尚現役の特殊部隊GRDF隊長。性格は冷静沈着で、腕利きパイロットが揃うGRDFでも部下からの信頼は厚い。一方で独断で作戦行動を行うなど、片腕のキースですら真意のわからない行動も多い。X2ではジョイントアサルトもしている。
ヨーコとは過去に恋愛関係にあった。
台詞がいちいちカッコいいナイスミドル。
『時代は既に変化を望んだ。そう思わないか?』

(CV:中村大樹)

GRDFの腕利きパイロット。ディジョンとは長く2人でチームを組んできた古い付き合いで、彼と対等に話せ、またその操縦の腕を認められている数少ない人物。
ゼネラルに所属した当初は主人公を見下すが、後に「相棒」と認める。急に態度が変わるので戸惑う。ツンデレにして漢。
本作の中では死に際が割りとまともな男。
『ふっ、ははははは!挟まっちまった!』

  • ヨーコ・マーサ・イノウエ
(CV:玉川紗己子)

人の持つ人格をコンピュータ上にコピーする電脳化(サブリメーション)技術の基礎理論を構築したが、実験中の爆発事故により物語の10年前に死亡する。享年30歳。
しかし、事故は実験を危険視したゼネラル上層部が仕掛けた陰謀であった。リア充爆発した。


ニューコム

ゼネラルとの対立が深刻化しつつある新進企業。
財政難から民営化されたとある政府機関「政府宇宙管理機構(EASA)」が前身であり、民営化直後に大手航空会社を吸収合併した後、上層部の保守的な方針に不満を持つゼネラルリソースの技術者が離反して集団移籍したことで誕生した。
元ゼネラルの技術者が多くいる事もあってか、技術力はゼネラルを大きく上回っており、これらを独占的に利用することで強大なゼネラルの影響力に対抗している。
こちらは現役の戦闘機の改装型は一切使っておらず、代わりに先進的技術を取り入れた近未来的フォルムを持つ架空機のみを使用している。
その中には実際には企画されるも実用化出来なかった親子戦闘機などキワモノも存在。ある意味ニューコムが「技術バカ達が集まったでっかい変態企業」らしいところだと言える。


(CV:川村万梨阿)

フィーのお姉様で、ニューコムの兵器開発に関わる一流の科学者にして、ニューコムの非常事態対策機構NEUのチーフコンサルティングパイロット。しかも美人。美人。でも若干電波。
夢想家であり、エレクトロスフィアの可能性を狂信的に信じるが…
『……目覚めの悪い夢。』


  • サイモン・オレステス・コーエン
(CV:中尾隆聖)

ニューコムの技術者であり、主人公達に科学面の助言・協力を行う。先進的なニューコムの中でも、特に変態的なお方。
というかもう声と顔を見ただけd(ry。
ある意味で真のラスボス


ウロボロス

ゼネラル、ニューコム、UPEOの賛同者たちで構成された武装蜂起集団。全人類に肉体を放棄させ、その精神をエレクトロスフィアへ電脳化させるという信念に基づき、物語後半に蜂起する。
しかし…


【ミッション一覧】

本作は歴代最多のミッション数とマルチエンディングを誇る。ルート分岐も多いため、中々すべてのミッションを見られなかった人も多いのではなかろうか。
※分岐の数字はミッション番号に対応。一部記事の都合でミッション番号が前後しているため注意※
+ ...
  • UPEO
01 UPEO、出動/AWAKENING
02 SARFのエース/BRAVADO
03 ゼネラルのディジョン/ENTER DISION
04 張り子の虎/PAPER TIGER
★ミッション終了後分岐
  • ディジョンについて行かない→05へ
  • ディジョンについて行く→19へ
05 停戦協定破棄/BROKEN TRUCE
06 よみがえる記憶/GHOSTS OF THE PAST
★ミッション中分岐
  • 極秘開発基地を発見した→07へ
  • 極秘開発基地を発見できない→08へ→09
07 作戦外行動/NO CLEARANCE
★ミッション中分岐
  • レナについて行く→ミッション続行→09へ
  • レナについて行かない→ミッション終了→08へ→09
08 匿名のテロリスト/FRAGILE CARGO
09 レイニー岬の交錯/SCYLLA AND CHARYBDIS
★ミッション終了後分岐
  • R-505Uを撃墜→10へ
  • R-101Uを撃墜→39へ
10 UPEOの革命/FATES INTERWINED
11 星を目指す光/REACHING FOR STARS
12 ユニット奪回/ONE-WAY TICKET
13 ナノバイト暴走/BUG HUNT
14 パークの陰謀/PAWNS IN THE GAME
15 始まりの指導者/DAMAGE CONTROL
16 レナの翼/BROKEN WINGS
17 スフィルナ追撃/SPHYRNA
18 夜空の下で/A CANOPY OF STARS
  • ゼネラルリソース
19 新しい場所/SOLDIER OF FORTUNE
20 メガフロート制圧/MEGAFLOAT
★ミッション中分岐
  • 高速艇を破壊した→21へ→23
  • 高速艇を破壊していない→22へ→23
21 隠蔽されしもの/TARGET ACQUISITION
22 コンビネーション/PARTNERS
23 偽りの平和は/TAINTED PEACE
24 眼下の強敵/STRATOSPHERE
★ミッション中分岐
  • キースを援護→25へ→27→28
  • 高高度攻撃機を撃墜→26へ→28
25 シャトル破壊作戦/WELGOMING COMMITTEE
26 強襲!宇宙開発基地/TECHNOLOGY TRANSFER
27 霧の峡谷/CLAUSTROPHOBIA
28 二度目の決断/DILEMMA
★ミッション終了後分岐
  • ディジョンについて行かない→29へ
  • ディジョンについて行く→34へ
29 異変/BETRAYAL
30 ウロボロスの脅威/HEART OF THE SERPENT
★ミッション中分岐
  • X-49に一定ダメージを与えた→31へ→32
  • X-49に一定ダメージを与えられない→32へ
31 ブレイク・ダウン/GEOFRONT ATTACK
32 有翼の悪魔/CASUALTIES OF WAR
33 銀色の8機/GEOPELIA
  • ゼネラル・ウロボロス
34 ヘビの意志/THE ORIENTATION
★ミッション中分岐
  • ニューコム脱出ヘリを撃墜した→36へ
  • ニューコム脱出ヘリを撃墜していない→35へ→36
35 残存のニューコム/LIQUIDATION
36 最後のテキ/ARCHNEMESIS
37 消えゆく記憶/MEMORY ERROR
38 エレクトロスフィア/ELECTROSPHERE
  • ニューコム
39 ニューコムの力/POWER FOR LIFE
★ミッション中分岐
  • シンシアの指示に従う→40へ→42→43
  • シンシアの指示に従わない→41へ→43
40 シャトル帰還/GURDIAN ANGEL
41 大気圏離脱/ZERO GRAVITY
42 衛星回収作戦/THE PRIZE
43 夢と現実/UTOPIAN DREAM
★ミッション中分岐
  • シンシアについて行く→44へ
  • シンシアについて行かない→48へ
48 クーデターの声明/RESISTANCE
★ミッション中分岐
  • UI-4054に90秒以内に一定ダメージ→49へ→50
  • それ以外→50へ
49 無言のシンシア/RADIO SILENCE
50 フィーの決意/REVENGE
52 ジオフロント・パス/TUNNEL VISON
51 悪夢の最期に/SOLE SURVIVOR
  • ニューコム・ウロボロス
44 それぞれの真実/REALITY DISTORTION
45 離脱/COUNTERREVOLUTION
46 ナイトレーベン追撃/PURSIST
47 サイモン再び/SELF AWARENESS




















やっと、また会えたな。
――どうだ。
もう、気がついているのかもしれないが、
オマエは私によって造られた
プログラムだったのだ。





――ゲームを、始めよう。

program Nemo purged from electrosphere

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最終更新:2024年01月28日 01:43

*1 これらの開発は多国籍企業の航空機部門が設計したと解説されている