ラゼンガン

登録日 :2011/12/06(火) 23:59:17
更新日 : 2017/10/09 Mon 12:22:53
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思い知らせてやろう…

本当の螺旋力というものを…


このラゼンガンでなぁ!!



天元突破グレンラガン』に登場する架空の兵器「ガンメン」の一体。

正式には「羅善巖」。
地上を支配する獣人の創造主螺旋王ロージェノムの愛機であり、「真・螺旋王機」と称される世界最強のガンメン。
TV版前半のラスボス機である。


頭部に生えた大きな一本角と漆黒のボディが特徴。腰部には尻尾が生えている。
頭部と腹部にそれぞれ顔が一つずつ存在し全身にドリル孔があるなどシモンが乗るグレンラガンに酷似した特徴を持つ(劇中ではダイグレンのレーダーがグレンラガンと同じ反応を示した)。
反面ボディはアスリートのように洗練されたシルエットをしており人間に近い。

頭部の顔はラガンのものに近いがより悪役っぽいデザインになっている。
コクピットは頭部にありラガン同様正面に円形の螺旋モニターが設置されている。なお、モニター表示の赤く、デザインもラガンに比べ刺々しい。


平時は王都テッペリン・謁見の間の下にあるデカブツのコクピットに鎮座している。
起動時には螺旋王が普段侍らせている六人の「螺旋女官」がコアドリルに変身し首筋のドリル孔にスピンオンする。
ちなみにこの螺旋女官は人間の女性に螺旋力を注入し変化させたモノ。


●機体性能
グレンラガン同様徒手空拳(「旋闘術」)と全身のドリル孔から生み出す無数のドリルを組み合わせた肉弾戦法を主体とした戦闘を行う。
だがその運動性能は桁違いに高く、螺旋王の操縦によってパワー・スピード両面でグレンラガンを圧倒する凄まじい能力を発揮する。まあ乗ってる人からして素手でラガンを破壊できる規格外なんですけどね…

ドリルはグレンラガンのものとは異なり長細く途中で折り曲げ方向を変えられるため、敵を串刺しにしたり鞭のように振り回して複数の目標を撃破したりできるなど、汎用性が高い。
またフルドリライズ形態から生成したドリルを束ねることでギガドリルブレイク以上の超巨大ドリルを作り出す「奥義・無想螺旋反転」を発動することも可能になる。

腹部の顔の口には普段カバーがかけられているがその下には無数の鋭い牙が並んでおり、その力はグレンラガンのギガドリルブレイクを正面から受け止め噛み砕いてしまうほど。

ちなみに搭乗時ロージェノムは終始腕組みをしたままで特に操縦らしい操縦をしている描写はない。どうやって動かしてんだ?



●開発経緯
ラゼンガンが他のガンメンを大きく上回る性能を持っているのはその開発経緯が関係する。

ラゼンガンは元々千年前の戦いで対アンチスパイラル用に螺旋族が開発した最終兵器の一つ。
グレパラや劇場版の描写から本来はラガンとほぼ同タイプの小型ガンメンであったと推測され、ラゼンガンも首から下のボディは他のガンメンを乗っ取っているものと思われる。
また、グレパラでは上記の小型ラガンタイプやラゼンガン(グレンラガン)タイプの同系機が多数描かれており、ラゼンガンの大部隊が登場している。

千年前の戦いではこのグレンラガンタイプの同型機たちと共にアンチスパイラルと戦ったが、ロージェノムがアンチスパイラルからスパイラルネメシスの真実を伝えられたことで螺旋族から離反。
他の同型機相手に単機で無双し、変形させたカテドラル・ラゼンガンで螺旋艦隊を壊滅させた。



●作中の活躍
  • TV版
第二部最終回である15話Bパートでアイキャッチと共に初登場。
ヴィラルエンキドゥドゥを下したシモンのグレンラガンと対決。
性能差とロージェノム自身の戦闘経験、そして莫大な螺旋力を以て、それまで無敗の必殺技だったギガドリルブレイクを正面から撃ち破るなど実力の違いを見せつける。
しかし不屈の闘志を見せたシモンの機転で両腕を破壊され、全力で放った無想螺旋反転をラガンのドリルで破られ胸部を穿たれてしまう。
だが、ロージェノムは闘いを止めるどころか動かなくなった機体から飛び出し生身でラガンに襲い掛かるのだった……


  • グレンラガン・パラレルワークス(グレパラ)
『無印』の3作目と8作目に登場。
3作目では和風グレンラガンのコンセプトに則り、日本刀片手に甲冑を着たような姿のグレンラガンと対決し相討ちとなる。

そして8作目ではTV本編の千年前、少年期のロージェノムとラガンタイプの小型ガンメンの出会いから地上支配を行う螺旋王が誕生するまでを断片的に描いており、ロージェノムの乗機としてラゼンガンがメインで登場する。
「お前ら全員燃えてしまえっ!!!」をBGMに画面狭しと動き回るその姿はラゼンガンファンなら必見である。

ちなみにグレパラは基本的にTV本編とはパラレル扱いの作品群であるが、唯一この8作目のみはTV本編の前日談的な内容になっている。


  • 劇場版
『紅蓮篇』ではプロローグとして上記のグレパラの8作目の一部が使用されており、ラストではデカブツ内に鎮座する姿がチラリと登場する。
続く『螺巌篇』では開始時点で既に破壊されており僅かに姿が描かれるのみ。
つまり劇場版本編では追加の活躍シーンが無い。



●関連機体

  • デカブツ
現王都テッペリン。
スペースダイガン級の大型ガンメンでありテッペリンの空中ビル群を排除することで出現する。
非常にずんぐりとした体形が特徴。右腕は三本指、左腕は超巨大ハンマーとなっておりグレンラガンのドリルを受け付けないほどの装甲を持つ。
元々はカテドラル・テラの動力機体。
テッペリン攻略戦後は新政府の庁舎となっている。


  • カテドラル・ラゼンガン
戦艦カテドラル・テラが変形した超絶螺旋・超弩級ガンメン。
超銀河グレンラガンと同一機体だがグラサンが無い。
千年前の戦いで超銀河ギガドリルブレイクを使い螺旋艦隊を壊滅させた後「人類殲滅プログラム」に組み込まれ月に偽装されていた。
TV版では正式な登場は無かったがグレパラと劇場版で登場した。


  • ラゼンガン・オーバロード
最終話と劇場版「螺巖篇」で登場したラゼンガンの天元突破バージョン。もちろんサイズは銀河サイズ。
超螺旋宇宙の力でロージェノムが実体化させグランゼボーマのインフィニティ・ビックバン・ストームを受け止めエネルギーと同化し大グレン団に勝利の力を与えた。
TV版では天元突破グレンラガンの腹部から、「螺巖篇」では天元突破グレンラガンの残骸から出現した。
「ラゼンガン・オ↑バ→ロ↓ド」


  • ラゼンガン部隊のガンメン
千年前、共にアンチスパイラルに挑んだ螺旋族の機体群。
全機ラゼンガンや後のグレンラガンに近い姿をしているが、一機一機よくよく観察するとそれぞれどこかで見たことある往年のロボットたちの意匠が付け加えられている。
気になる人はグレパラを見てみよう。



●立体化
リボルテックで発売。
アニメ設定画に比べより一層スルムになってはいるが筋肉質で躍動感溢れる仕上がりになっておりカッコいい。
グレンラガン用のグレンウィングの一部が付属している。



●余談
主役機であるグレンラガンのデザインは元々ラゼンガンのデザインにアレンジを加えたものである。
そのためかラゼンガンをデザインした吉成氏はグレパラでのラゼンガン無双を「今石さんの機体なんて俺がぶち壊してやる」と冗談まじりに語っている。



追記・修正は千年の倦怠から目覚めてからお願いします。

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