峠MAX 最速ドリフトマスター

登録日 :2012/10/12(金) 17:50:12
更新日 : 2017/03/16 Thu 18:56:10
所要時間 :約 5 分で読めます




『峠MAX 最速ドリフトマスター』は、1997年1月24日にアトラスから発売されたプレイステーション用ソフト。

同じくアトラスがセガサターンで展開していた『峠KING』シリーズとの関連性は薄く、本作は『峠MAXシリーズ』として独自の路線を築いていった。



峠MAXシリーズ第一作目。
本作は「手軽にドリフトする事」を重点に置いたゲームの為、操作性が後のシリーズとは大きく異なる。
しかし、「車内と運転するドライバーの再現」は本作から既に行われており、PS用ゲームでありながらドライバーのハンドル操作は勿論、シフトアップ/シフトダウンやサイドブレーキを引く動作まで細かく再現されている。
この要素は、シリーズ最終作『峠MAXG』まで受け継がれた。


[ゲームシステム]
後のシリーズと同じく基本的な動作は他のレースゲームと同じだが、本作にはマップ機能が無い為、初回プレイだと確実に迷う。

また、本作のみCPUとのレースがストーリーモード等を除き12台でのバトルになる為、1vs1バトルは基本的にストーリーモード限定である。


  • 収録コースとモデルになった道路
Seven Tight Corners(矛根山、五穀峠)
神奈川県・箱根山

Uptown Driveway(甲田山)
兵庫県・六甲山

Northern Country(幌舘)
北海道

Hill Crimb(パイクスピーク・ヒルクライム)

Bayarea
東京都・お台場


基本的にレースは上記の3コースで行われる。


[ストーリーモード]
プレイヤーは主人公を操り走り屋の頂点を目指すのが目的だが、ある程度目標が達成されたストーリー終盤では主人公が宿泊している旅館に凶悪犯が現れ彼の銃撃により負傷した旅館の娘を病院に連れて行く為に愛車のブレーキを壊された状態で峠を激走したり、爆弾を仕掛けられた車で爆走したりする。


  • 登場人物
後のシリーズとは違い、殆どの登場人物に詳細なプロフィールがある。
なお、キャラクターデザインは井上淳哉氏が担当。
(☆印のあるキャラはストーリー二周目以降では愛車が違うキャラ)


主人公(名前はプレイヤーが決める)
本作の主人公で、矛根山をホームコースとする走り屋。
少々口が悪く、度々挑発的な発言をする。


☆遠藤皇一(27)
EMPEROR『エンペラー』
愛車:日産・スカイラインGT-R(R33)
矛根山の走り屋。
当初はR33 GT-Rに乗っていたが、ルートによってはこの車を主人公が受け継ぐ事になり、ストーリーモードの二周目以降は別の車に乗る。
短足な事を気にしている。


☆石渡源造(33)
OGRE『矛根の鬼』
愛車:トヨタ・マークII(JZX90)
主人公の前に突如現れた強面の男性。
過去に『KING』に負けた事があるらしい。
主人公にジムカーナを勧める。
実は本庁の刑事。


広井耕三郎(21)
KAPPE『カッペ』
愛車:三菱・ランサーEXターボ
南の方面から主人公とバトルする為はるばるやってきた走り屋。
方言がキツく、主人公は終始彼の言葉を理解出来なかった。
服装のセンスが無さ過ぎる上に足が臭い。


姫野瑠璃(25)
QUEEN『クイーン』
主人公の彼女候補その1。
女性中心の走り屋チームのリーダー。


笠原沙織(21)
OTOME『乙女』
愛車:マツダ・ユーノスロードスター
主人公の彼女候補その2。
女性中心の走り屋チーム『OTOME』の七番目のメンバー。
現在はジムカーナを中に行動している。



神崎純(20)
JOKER『ジョーカー』
愛車:ポルシェ 964ターボ
四天王と呼ばれる走り屋の一人。
一番キザなヤツで、金持ち故に庶民の主人公を見下す。
何故か車を乗り降りする時に一回転するクセがある。


鳥飼紀三彦(25)
ACE『エース』
愛車:日産・フェアレディZ(Z32)
コワモテのニイチャンで、一見ガラが悪そうに見えるが、根はシッカリしている。
彼が走り屋になった理由は、実は亡くなった妹の為であり、彼が走り屋達を纏める事で事故を防止するのと同時に未だ捕まらない轢き逃げ犯を見つける為。


鳥飼舞
紀三彦の妹。故人。
兄が免許を取り立ての頃、山にドライブしに行った時の休憩中に走り屋に轢き逃げされる。
兄の努力も虚しく、病院に到着した時には亡くなっていた。
本作は走り屋を題材としたゲームながら、彼女の存在やそれに対する主人公達の会話に走り屋というもの自体を考えさせられるものがある。



朝倉ひかる(23)
SHUFFLE『シャッフル』
愛車:シルエイティ
雪国に住んでいる走り屋で四天王の一人。
実は女性だが、「女だと馬鹿にされたくない」という理由で敢えて身なり等を男っぽくしている。


ジャック=マイヨスキー(26)
JACK『ジャック』
愛車:トヨタ・スープラ(JZA80)
四天王の一人で、イギリスからやってきた。
ひかるの親が経営する牧場で働いている。
大の日本贔屓で、なにやらおかしな格好をしている。
そしてマザコン。


☆天王寺俊介(28)
KING『キング』
愛車:マツダ・アンフィニRX-7(FD3S)
四天王達の頂点に立つ伝説の走り屋。
謎の多い人物。
主人公曰わく「オーラを感じる」。
ストーリーを何周かすると、BMW マクラーレン F1で挑戦してくる。


旅館の娘
主人公達が宿泊していた旅館の経営者の娘。
恐らく女子高生。
凶悪犯の銃撃により肩を負傷してしまう。


凶悪犯の親玉
旅館で事件を起こした犯人の親玉。
石渡の車(ストーリー二周目では路線バス)に爆弾を仕掛け、子分が捕まった恨みを晴らそうとする。


[登場車種]
本作に登場する車は、あくまで「実車によく似た架空の車」である。
その上、登場車種の殆どがFR車でFF車が登場しない。
次作峠MAX2程ではないが峠の走りに関係ない車(バス、大型トラック等)も一部登場する。
また、二輪車が登場したのも本作から。


ゲームアーカイブスで配信されているので、興味を持った方は是非プレイして欲しい。



追記・修正はドリフトマスターになってからお願いします。


「よし行くぜ!」

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