ワーム(遊戯王OCG)

登録日:2009/07/27 (月) 01:24:39
更新日:2024/03/01 Fri 21:57:55
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DUEL TERMINALにて登場したカード群。
ここでは主にストーリーに関して記す。


概要

主体は『リバース効果』。
全て光属性、爬虫類族である。そのためオネスト、毒蛇の供物などが採用される。
それぞれワーム・~となっているが、~の頭文字がアルファベットに対応している。
DUEL TERMINAL出身のカード群の中で数少ないシンクロモンスターがいない種族。
その代わり融合モンスターがいる。

ストーリー上ではDUEL TERMINALの世界(以下DT界)に侵攻してきた外宇宙からの侵略者という位置付け。
ワーム星雲という名称が出てきているがおそらくワーム達の本拠地。
設定どおりエーリアンとはまた違ったベクトルでTHE・地球外生物な外見であり、全体的にミミズやヒル、アメーバのような軟体生物を怪物化したようなおぞましい姿をしているのが特徴。
ピケルに見せたら速攻で逃げ出しそうな面々が勢ぞろいである。
種族は爬虫類族であるが爬虫類的要素は無い。
外宇宙などとあるようにもしかしたらクトゥルー神話を元にしているかもしれない。

後の世の出来事は大体氷結界やリチュアが原因なのだが、すべての元凶という意味ではある意味こいつ。


所属カード

このテーマより以前にも「ニードルワーム」等のように「ワーム」と付くモンスターはいくつか登場しているが、これらは含まれない。
そのため、テーマを明確に定義つけるために「ワームと名のついた爬虫類族モンスター」とされている。

通常モンスター

  • ワームドレイク
通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1400/守1500
その長い体に巻き込まれたら最後、二度と逃げる事はできない。
「ワームと名のついた爬虫類族モンスター」だったため偶然巻き込まれてしまったモンスター。
それでも原作出身であるため、他のワーム達より知名度は高い…かも知れない。
【ワーム】では光属性でないためサポートを共有出来ず、ステータスも中途半端なので専ら《ワーム・ゼロ》の素材数水増しが主な仕事。
《切り裂かれし闇》の登場で《ワーム・ゼロ》の戦闘補助と言う彼にしか出来ない役割が出来たのが救いか。


効果モンスター

下級モンスター

  • ワーム・アポカリプス
効果モンスター
星1/光属性/爬虫類族/攻 300/守 200
リバース:フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
A(Apocalypse)担当のワーム。
リバースでサイクロンを放つ。
強制効果なので自爆する危険性があるのには注意。

  • ワーム・バルサス
効果モンスター
星3/光属性/爬虫類族/攻1400/守1500
このカードが召喚に成功した時、フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して表側攻撃表示にする。
B(Barses)担当のワーム。
召喚時に守備表示モンスターを攻撃表示に。
自身のステータスは貧弱なので相手の守備モンスターを狙うのは難しい。主にセット状態のワーム、特に上級・最上級ワームを起こすのが仕事。
同じレベル3の《ワーム・ジェートリクプス》を起こせばランク3エクシーズも狙える。
ただし、通常召喚時限定なのでセットモンスターとの召喚権の食い合いには注意。

  • ワーム・カルタロス
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1200/守 500
リバース:デッキからレベル4以下の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を手札に加える。
C(Cartaros)担当のワーム。
リバースで下級ワームのサーチ。
後述する墓地肥やし担当の《ワーム・ゼクス》辺りが狙い目。《ワーム・カルタロス》が生存していれば《ワーム・ゼクス》と併せて《キングレムリン》含むランク4に繋げられるのは大きい。

  • ワーム・ディミクレス
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1700/守1400
リバース:このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。
D(Dimikles)担当のワーム。
リバースで自身の攻守300アップ。
…全力でだからどうしたと言うレベル。
更にステータスが上がるのはダメージ計算後になる関係上、セット状態で殴られた際は「守備力1400」のままなので一般的なリクルーターにすら負ける。

  • ワーム・ファルコ
効果モンスター
星2/光属性/爬虫類族/攻 500/守 800
リバース:このカード以外の自分フィールド上の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスターを全て裏側守備表示にする。
F(Falco)担当のワーム。
リバースで自身以外のワームをセット状態に。イーロキンが睨んでる
ただしリバースと遅く、強制効果なので上級・最上級ワームの足を引っ張る事もあるので使いづらい。

  • ワーム・グルス
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1500/守 300
フィールド上に裏側守備表示で存在するモンスターがリバースする度に、このカードにワームカウンターを1つ置く。
このカードの攻撃力は、このカードに乗っているワームカウンターの数×300ポイントアップする。
G(Gulse)担当のワーム。
モンスターがリバースする度に自身にワームカウンターを1個載せ、その数×300攻撃力アップ。
カウンターが載るのがリバース限定かつ強化量も少なめ、元々のステータスが貧弱なので使いづらい。
それに同じ弾で出た、同じくワームカウンターを使う後述の《ワーム・イリダン》の方が使いやすい効果を持つのも厳しい。

  • ワーム・ホープ
効果モンスター
星1/光属性/爬虫類族/攻 800/守1500
リバース:このカードが相手モンスターの攻撃によってリバースした場合、デッキからカードを1枚ドローする。
また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分は手札を1枚選んで墓地へ送る。
H(Hope)担当のワーム。殺意の一族は関係ない。
相手の攻撃でリバースしたら1枚ドロー、場から墓地に送られたらセルフハンデスと言う回りくどい手札交換の様な効果を持つ。
使いづらさは否めないが【ワーム】ではドローと墓地肥やしが同時に出来る貴重なカードでもある。

  • ワーム・ジェートリクプス
効果モンスター
星3/光属性/爬虫類族/攻1200/守 0
リバース:このターン、このカードが破壊され墓地へ送られた時、このカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。
J(Jetelikpse)担当のワーム。
リバースした後破壊されて墓地に送られたら表側守備で自己再生。
ぶっちゃけ単なる壁にしかならないので微妙。

  • ワーム・リンクス
効果モンスター
星2/光属性/爬虫類族/攻 300/守1000
リバース:このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、お互いのエンドフェイズ毎に自分はデッキからカードを1枚ドローする。
L(Linx)担当のワーム。
リバースした後に場に残っていれば互いのエンドフェイズ毎に自分のみ1枚ドロー。
効果自体は強力なものの、「低ステータスのこのカードを一度セットしてリバースした上で相手の攻撃や除去から守り抜く」と言う手間がかかるので1枚ドロー出来れば儲け物、と思った方が楽。

  • ワーム・ミリディス
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻 400/守1600
リバース:このカードを装備カード扱いとして相手モンスター1体に装備できる。
お互いのスタンバイフェイズ毎に、装備モンスターのコントローラーに400ポイントダメージを与える。
M(Millidith)担当のワーム。
リバースで相手モンスターの装備カードとなり、互いのスタンバイフェイズ毎にコントローラーに400ダメージ。
バーン値がしょっぱい上に各種召喚の素材に使われてしまって継続的なダメージ源にはなりにくい。
更に戦闘によるリバースを狙う場合、戦闘破壊されたら効果は不発になるためなんらかの補助が必要になるため使いづらいカード。

  • ワーム・オペラ
効果モンスター
星2/光属性/爬虫類族/攻 400/守 800
リバース:「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター以外の、フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。
O(Opera)担当のワーム。
リバースでワーム以外攻撃力ダウン。
永続弱体化ではあるがリバース故の遅さとしょっぱいダウン量から採用は難しい所。

  • ワーム・ルクイエ
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻2100/守1200
このカードは、このカードがリバースしたターンでなければ攻撃宣言できない。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に裏側守備表示になる。
R(Rakuyeh)担当のワーム。
リバースしたターンでなければ攻撃出来ず、攻撃後裏守備になる所謂デメリットアタッカー
【ワーム】でも扱いづらさは否めず、《スキルドレイン》軸のデッキでも低めの打点とサポートの少ない種族から敬遠されがち。

  • ワーム・ソリッド
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1000/守1600
このカードの守備力は、自分の墓地の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスターの数×100ポイントアップする。
また、このカードが攻撃され、相手プレイヤーが戦闘ダメージを受けた場合、
そのダメージステップ終了時に相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
S(Solid)担当のワーム。墓地のワームの数だけ守備力を上げる。更に反射ダメージを与えたら相手の魔法・罠を破壊する地雷モンスター。
墓地肥やしや《収縮》《D2シールド》などのカードで補助してやれば決まりやすい。
攻撃表示にされても《オネスト》で迎撃すれば追加効果も発動するので一石二鳥。

  • ワーム・テンタクルス
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1700/守 700
1ターンに1度、自分の墓地の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
T(Tentacles)担当のワーム。
墓地のワームを除外して2回攻撃。
素のステータスは貧弱なのでなんらかの補助は必要となるがダメージソースになり得る爆発力を秘めている。
ただし、墓地のワームを利用するカードとはリソースを食い合うので注意。

  • ワーム・アグリィ
効果モンスター
星1/光属性/爬虫類族/攻 100/守 100
このカードをリリースして「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスターのアドバンス召喚に成功した時、自分の墓地のこのカードを相手フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚できる。
U(Ugly)担当のワーム。
上級ワームのアドバンス召喚に使うと相手フィールドに自己再生。
《ワーム・プリンス》とは相性抜群でリリース要員兼効果発動の的になれる。
とは言え《ワーム・プリンス》自体が使いにくい部類のカードなのでそこまでして使いたいかと言われると微妙。

  • ワーム・ゼクス
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、デッキから「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
自分フィールド上に「ワーム・ヤガン」が存在する場合、このカードは戦闘では破壊されない。
X(Xex)担当のワーム。火消しの風は関係ない。
召喚時にワーム1体をデッキから墓地へ送り、場に《ワーム・ヤガン》が居れば戦闘破壊耐性を獲得する。
後述の通り《ワーム・ヤガン》は自己再生能力を持つのでコンボが繋がる…のだが、裏守備での自己再生となるので戦闘破壊耐性をすぐには得られないのが辛い。
即座に《ワーム・ヤガン》を表側にするカードと併用するか、《ワーム・ヤガン》は諦めて《ワーム・ヴィクトリー》のサポートに徹するのが無難か。

  • ワーム・ヤガン
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1000/守1800
自分フィールド上のモンスターが「ワーム・ゼクス」1体のみの場合、このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードがリバースした時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
Y(Yagan)担当のワーム。
自分の場が《ワーム・ゼクス》1体だけなら裏守備で自己再生し、リバースしたら相手モンスター1体をバウンス。
単体でも強力なバウンス効果を持つので使い勝手は良好。
自己再生すると場を離れた時に除外されるデメリットがつくので、さっさと表側にしてから《ワーム・ゼクス》と2体でランク4エクシーズするのが吉。


上級モンスター

  • ワーム・イーロキン
効果モンスター
星6/光属性/爬虫類族/攻2400/守1200
このカードは特殊召喚できない。
1ターンに1度、フィールド上の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を選択して裏側守備表示にする事ができる。
E(Erokin)担当のワーム。
味方のワームをセット状態に出来る。
味方ワームの効果を再利用できるのはありがたいが、このカードが特殊召喚出来ない上級モンスターと言う点が足を引っ張る。
重さに対する見返りが少なすぎるので厳しく、《月の書》でおk。

  • ワーム・イリダン
効果モンスター
星5/光属性/爬虫類族/攻2000/守1800
自分フィールド上にカードがセットされる度に、このカードにワームカウンターを1つ置く。
このカードに乗っているワームカウンターを2つ取り除く事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
I(Illidan)担当のワームにして【ワーム】のエースその1。
自分の場にカードがセットされる度に自身にワームカウンターを1個載せ、ワームカウンターを2個消費して相手のカード1枚破壊。
魔法・罠のセットでもカウンターが載る上に破壊効果にはターン中の回数制限がないのでワームの中では非常に高い制圧力を誇る。
ステータスの低い上級モンスターなので使用する際は専用デッキを組む事をお勧めする。

  • ワーム・ノーブル
効果モンスター
星6/光属性/爬虫類族/攻1500/守2400
リバース:このカードが相手モンスターの攻撃によってリバースした場合、その相手モンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
N(Noble)担当のワーム。
相手の攻撃でリバースしたら攻撃モンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に飛ばす。
一種の地雷として機能するが、上級モンスターである上に相手依存となるので使いづらい。

  • ワーム・プリンス
効果モンスター
星6/光属性/爬虫類族/攻2200/守 400
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、デッキから「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を手札に加える事ができる。
エンドフェイズ時、自分フィールド上にこのカード以外の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスターが存在しない場合、このカードを破壊する。
P(Prince)担当のワームにしてワームの王子。
戦闘勝利時にワームのサーチを行える。
とは言え上級モンスター故の重さと攻撃力の低さから効果の発動自体が難しく、他にワームが居ないと自壊するので扱いが難しい。

  • ワーム・ウォーロード
効果モンスター
星6/光属性/爬虫類族/攻2350/守1800
このカードは特殊召喚できない。
このカードが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃できる。
W(Warlord)担当のワーム。
特殊召喚出来ないものの、戦闘破壊したモンスターの効果無効と戦闘勝利時に2回目の攻撃が可能。
打点自体はライン以下だがその突破力自体は高いため、各種サポートカードで戦闘補助したい所。
ちなみにその効果からしてワームの天敵である。
故に【ワーム】で使う際にはコントロール奪取に気をつけたい。


最上級モンスター

  • ワーム・キング
効果モンスター
星8/光属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
また、自分フィールド上の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースする事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
K(King)担当のワームにしてワームの王。【ワーム】のエースその2。
最上級だがワーム1体のリリースで出せる上、ワーム1体のリリースで相手のカードを破壊する。
ワーム最高打点とターン1制限のない破壊効果による突破力は折り紙付き。

  • ワーム・クィーン
効果モンスター
星8/光属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
また、1ターンに1度、自分フィールド上の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースする事で、
リリースしたモンスターのレベル以下の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
Q(Queen)担当のワームにしてワームの女王。息子と一緒に来る辺り子離れが出来ていないのか、それとも息子はまだ幼いのか…?
夫同様にワーム1体のリリースで出せる最上級。ワーム1体をリリースする事でそのレベル以下のワームをデッキからリクルート。
自身をリリース出来るので即座に夫たる《ワーム・キング》や《ワーム・イリダン》と言ったエース級に繋げられる。
また、リクルートにはターン1制限こそあるが同名制限がないので《ワーム・クィーン》で《ワーム・クィーン》をリクルートを繰り返す事でデッキ圧縮と墓地肥やしの両方が可能なので【ワーム】における必須カード。

  • ワーム・ヴィクトリー
効果モンスター
星7/光属性/爬虫類族/攻 0/守2500
リバース:「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター以外の、フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードの攻撃力は、自分の墓地の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスターの数×500ポイントアップする。
V(Victory)担当のワーム。【ワーム】のエースその3。
リバース時にワーム以外のモンスター全破壊と、墓地のワームの数だけ自己強化の永続効果を持つ。
最上級モンスターなのでリバース効果は狙いにくいものの、単純に墓地にワームを置けば置くほど強くなるその打点の高さは圧巻。
元々の攻撃力は0なので各種リクルーターや《ダメージ=レプトル》の様なカードにも対応するリクルートしやすさも魅力的。


融合モンスター

  • ワーム・ゼロ
融合・効果モンスター
星10/光属性/爬虫類族/攻 ?/守 0
「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター×2体以上
このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの種類×500ポイントになる。
また、このカードは融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を選択し、裏側守備表示で特殊召喚できる。
●4種類以上:自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
フィールド上のモンスター1体を選択して墓地へ送る。
●6種類以上:1ターンに1度、デッキからカードを1枚ドローできる。
Z(Zero)担当のワームにしてワームの親玉。最後にして始まりのワーム
地味に爬虫類族初にして唯一の融合モンスター。
融合素材にしたモンスターの種類×500が攻撃力となり、素材にしたモンスターの種類に応じて使える効果が増える。
中でも4種類以上使用時の除去は、ターン1制限のない破壊以外の除去と非常に優秀な性能を誇る。
ただし、融合召喚には大量のワームを必要とするので非常に融合召喚がしにくく、専ら《未来融合-フューチャー・フュージョン》による疑似的なデッキ融合か《死魂融合》による墓地融合が基本となる。
しかし《未来融合-フューチャー・フュージョン》は維持が難しく、《死魂融合》は墓地肥やしの手間がかかる上に《ワーム・ゼロ》の2種類以上時の蘇生効果及び4種類以上時の破壊効果とリソースを食い合ってしまうため扱いが難しい。

サポートカード

  • ワーム・コール
永続魔法
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札から「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
《ワーム・ゼロ》出現の様子。
サイバー・ドラゴン》と同じ条件で手札のワームをセット出来る永続魔法。
全体破壊を持つ《ワーム・ヴィクトリー》をセットして牽制、或いは即起こせるカードと併用して一気に攻め込みたい。

通常罠
フィールド上に裏側表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に表側表示で存在する爬虫類族・光属性のモンスターを全て裏側守備表示にし、 その枚数分だけ自分のデッキからカードをドローする。
その後、自分のデッキからレベル7以上の爬虫類族・光属性モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
ワームだからこそ許されているカード。
罠カードと言う遅さとサーチ手段の乏しさと言う弱点はあるが、ワームのリバース効果を即座に発動出来るだけでなく再使用出来る状態に戻した上でその数だけドロー、更に最上級ワームをデッキからリクルートと、これ1枚で相当数のアドバンテージが稼げるとんでもないパワーカード。





DUEL TERMINALでの活動


【第一弾】
外宇宙からの侵略者としてバウンスの鬼と神だって殺せるシンクロモンスターに隠れる形で地味に登場。


【第二弾】
タイトル『ワームの侵攻』とあるようにDT界に侵攻。イリダン、キングと一線級も投入されている。


【第三弾】
タイトル『反撃のジャスティス』とあるように前回攻め行ったが思わぬ反撃を食らった模様。
収録枚数も三枚と少ない。


【第四弾】
前回手痛い反撃をもらったがその時封印されし神々である魔轟神が復活。
その混乱を利用し戦線を立て直し、次へ備える。


【第五弾】
敵対勢力であるA・O・Jが今回未登場である。おそらく現住種族達の間に問題があったのだろう。
その間に最終決戦に向けて戦力の補充を行う。


【第六弾】
再録カードもワームと相性の良いものが多い。
軍神に最凶のワームと全戦力を投じ最終決戦へ!!


【第七弾】
A・O・J達原住種族に敗北。

全滅したのか撤退しただけなのかは不明だが、
各ワームの名前はアルファベットから取っておりそれを第六弾で使い切っているので復活の可能性は低いと思われる。



第十三弾で登場したヴェルズ・アザトホースは多数のワームの体の一部が合わさった姿をしている。
ヴェルズ化という形で復活(?)を果たした。

以下個別バックストーリー

『ディミクレス』
クィーンの餌
ムシャムシャ


『アポカリプス』
キングの餌
バリボリ


『イーロキン』『グルス』
実は兄弟らしい。
グルス曰く、イーロキンが兄。

グルスは氷結界開発のA・O・Jアンノウン・クラッシャーやフレムベル開発のA・O・Jルドラに対抗して生まれた存在。
その極低温・超高温に強い性質でもってそれらを大いに苦しめたとされる…
が、ゲーム上はルドラはまだともかくアンノウン・クラッシャーとは相性最悪である。

『ルクイエ』
霞の谷開発のA・O・Jクラウソラスに対抗して生まれた存在。
上空からの奇襲攻撃に対し、その擬態能力でもって巧みに見た目を欺いたとされる…
が、ゲーム上はクラウソラスには普通に力尽くでしばき倒されてしまう。

『ソリッド』
X-セイバー開発のA・O・Jサウザンド・アームズに対抗して生まれた存在。
対サウザンド・アームズのワームには硬化した皮膚や分裂・再生能力を持つものがいたらしいが、効果や外見からして恐らくこいつは「硬化した皮膚」で対抗した組だろう。
ゲーム上でも表側守備表示のこれがいれば、サウザンド・アームズの全体攻撃をためらわせることができるので相性は良い方。

『テンタクルス』
見た目と名前通り泳げます。
DUEL TERMINALのミニゲームでもスイスイ泳ぐ。


『ゼクス』
『ヤガン』
ワーム1の仲良しコンビ。
イラストでお互いに登場するほど仲良し。


『ヴィクトリー』
6つの手全てでVサインするお茶目さん


『ウォーロード』
ワームの軍神。
どっかの破滅の女神に目の敵にされている。


『ノーブル』
ワームの貴族。


『プリンス』
ワームの王子様。
金色の父と銀色の母を持つ銅色の子。
後ろではアポカリプスが彼に万歳をしている。
そんな彼らの末路は語るまい……。


『クィーン』
ワームの女王様。
右手にはディミクレスが握られている。
ウマウマ。


『キング』
ワームの王様。
左手にアポカリプスが握られている。
彼らが不遇すぎる……
海外版では下のお口が消されている。


『ゼロ』
始まりのワームにして最凶のワーム。
その姿はさながら巨大な繭か巣。
このカードそのものがワーム星雲にあるワームの本拠地なのかもしれない。
未来融合-フューチャー・フュージョンで同じ列に特殊召喚すると効果はもちろん、イラストでも満足できるだろう。

イラストではどこかの都市を襲っているようだが……
これなんてデモンベ(ry


『ワーム・コール』
ゼロ出現の様子が描かれている。
イラストから察するにゼロは転移系の方法で出現したこと、DT界で最初にゼロが現れた場所がこの都市であることが窺える。


デッキ

きっちり26種で全て光属性爬虫類なので割りと強力なデッキが作れる。
特にイリダンとヴィクトリーは切り札となりうる性能を持つが、
基本的にこの2種は併用するのではなく、個別にデッキの核となりうるカードである。

ヴィクトリー軸は未来融合やスネークレインなどを用いて
とにかくデッキのワームをひたすら高速で墓地に捨てまくり、
ある程度肥えたらQの効果やヴァイパー・リボーン、あるいは死者蘇生などで
唐突にヴィクトリーを呼び出し、高火力で一気に仕留める豪快なデッキ。
特に未来融合とのコンボは強力であり、エラッタで成功率は大きく下がってしまったが
それでも成功すれば一気に大量のワームを墓地に落とす事が可能であり、攻撃力10000以上のヴィクトリーをポンポン出すのも容易となる。

その性質上、アナンタ様との相性は最高に良いが、アナンタ様が除去されたら後はジリ貧でしかないため、最後の奥の手としてピン刺しが望ましい。


イリダン軸はカウンター罠を大量に積み、相手の行動を妨害した上で
セットカードやモンスターをイリダンの効果で割っていくという
コントロール寄りのパーミッションデッキとなる。
登場当初は構築やプレイングの難易度は高かったものの、
使いこなせれば中々強力な部類のデッキであったが、
2017年現在はサイクロンが無制限な上、コズミック・サイクロンやツインツイスターなどの
サイクロンとの相互互換カードが巷に溢れているので、少々難しいか。


ワームE・W・Z以外はデッキから特殊召喚できるのでワームQはどのタイプでも入る

ワームにこだわらなくても爬虫類なのでスネーク・レインやヴァイパーリボーン、毒蛇の供物に対応する。
毒蛇神ヴェノミナーガ様や邪龍アナンタ殿を忍ばせても面白いだろう。

一部のサポートカードと相性が悪いが光なのでオネストや光の召集が利用できる。



タッグフォースにおいて一般デュエリストの山根章裕が使用。
パートナーとしてもデッキレベルが高く頼りになるが、TF5のみパートナーデッキが【ヴェノム】なので注意。

また、TF6では、
  • オクトパーサー
  • デビル・クラーケン
  • テンタクル・プラント
  • ファイヤー・クラーケン
  • ローズ・テンタクルス

を投入した『侵略のススメ』なるデッキが配信されている。



リバース:「wiki籠り」と名のついたアニヲタ族は追記・修正をすることができる

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最終更新:2024年03月01日 21:57