かっとビング

登録日:2012/09/17(月) 22:19:16
更新日:2023/03/15 Wed 21:30:25
所要時間:約 3 分で読めます






かっとビングだ、オレェェェッ!


かっとビングとは、遊戯王ZEXALで使われる用語。
本作のテーマである挑戦、チャレンジ精神を端的に表した語。
本作の主人公である九十九遊馬が使用するキメ台詞であり、主に覚悟を決めた時や物理的に飛ぶ時に発する。

かっとビングとは
  • 様々な困難にもチャレンジする事。
  • どんなにピンチでも、決して諦めない事。
  • 勇気をもって一歩踏み出す事
と定義されている。

元は遊馬の父である一馬が使っていた言葉で、一馬から皇の鍵と共に受け継いだものである。

だが、この「かっとビング」は遊馬の勇気や不屈の精神の根幹を成す信念のようなもので、
の紋章の力によって一度かっとビングを忘れた時には非常に内向的な性格になっていた。
実際「挑戦する気持ち」は現実でも重要な気持ちなのでバカにしてはいけない。

遊馬がかっとビングの精神によって見せた様々な力は周りの人物も認めており、
シャークさんを筆頭に多くの人物がかっとビングに触れたことで更生している。

また、様々なキャラクターがかっとビングを使用しており、アレンジされる事も多い。


  • 勝ったビング
勝った時に

  • がっかリング
友人を助けたのに自分は誉めてもらえない時に

  • きゃっとビング
キャッシーが使用。猫。

  • どっぐビング
ドッグちゃんが使用。犬。

  • かしこまリングだ、オイラ!
オービタル7が使用。
普段のオービタルの受け答えは「かしこまりっ」だがその上級版として、カイトの下へ向かう時や自分を犠牲にして電源を止める時等に叫んだ。
また、遊馬を「元祖かしこまリング」と呼んだ事もある。

  • かっとビングだ、僕っ!
トロンが遊馬とのデュエル中に挑発的な意味で使用。直後に「なーんてね」とつけた。

  • ドキドキング
オービタル7がドキドキを表現する為に使った。

  • カイトビング
デュエルをする意義を見失っていた天城カイトへの励ましの言葉として遊馬が発した。

  • とどろビング
委員長の座を失って怯えていた等々力への励ましとして遊馬が発し、
自信を取り戻した等々力もとどろビングと叫びながらプールのジャンプ台から物理的に飛んだ。
普段「委員長」としか呼ばれない彼が「等々力孝」という名前である事を視聴者もすっかり忘れていた事は言うまでもない。

  • 終わったビング
ギラグが使用。唯一ネガティブな意味合いを持つバリエーション。この時ギラグは死にかねなかったのである意味当然。
しかし遊馬の機転で勝つことができた。


また、アストラルはキャッシーとドッグちゃんのデュエルの後、
「きゃっとビングにどっぐビングかっとビングは色々と呼び変わって広まっている。世界中に広まる日もそう遠くないだろう」と呟いた。


海外では「feeling the flow」と訳されている。
「テンションあがってきた」みたいな意味であり、日本語とは全然意味合いが違う。


なお、番組初期および漫画版では「かっとビング!」と言っていた。
これは番組最終回でもサブタイトルに使われた(最終回とその前の回のサブタイトルは第一話と第二話のサブタイトルに由来するためか)。


ネット上では「ち○ぽビンビング
かっとビングしてリア充になろう!」
「(タッグフォースの執拗なパロディネタに対し)スタッフの頭がかっとビング
などとやたらとネタにされている。



追記・しゅうせイングだ、オレッ!

















トラップ発動! 「かっとビング・チャレンジ」!!



アニメにおけるテキスト
通常罠
自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体が戦闘を行った自分のバトルフェイズ中に、
そのモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの効果を無効にし、選択したモンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。


まさかの劇中でカード化

遊戯王ZEXALⅡ最終回の「遊馬VSアストラル」戦で登場した。

なんで九十九一馬が提唱した「かっとビング」がカード名に入っているのか(しかもカードイラストに遊馬らしき存在も)
メタ的にはともかく、劇中での理由は全くの不明。まぁ、それを言ったらミザエルとかも自分をカード化してるけど。

あえて理由を考えるならWDC優勝者である遊馬への大会記念カードであろうか?
ブレイビング・メモリーは「No.」用カードなのでまた別ルートだろう。
(ちなみに同じく劇中に登場した遊馬が写っているカードの内、シャイニングドローで創造したのは「マスター・ピース」のみ)

効果は攻撃を行ったエクシーズモンスターにもう一度戦闘の機会を与える効果。
その代わりにデメリットとして対象モンスターの効果は無効となってしまう。

だが、劇中の遊馬はこのデメリットをFNo.0 未来皇ホープの「お互いの戦闘ダメージを0にする効果」を無効にし、
「ブレイビング・メモリー」および最後のダブル・アップ・チャンスへとつなげるために逆利用している。
つまり、このターン中に行った最初の通常攻撃とその攻防は「カットビング・チャレンジ」発動のためのものであり、
(「ブレイビング・メモリー」の追加条件を満たすため)攻撃数値を変更せずに未来皇の効果を無効化できればしなくてもよかったものである。

ちなみにこのカードの効果を含めて、このターン未来皇ホープはブレイビング・メモリー、ダブル・アップ・チャンスの効果で
通常の攻撃を含めて合計4回の攻撃を行っている。ヨンレンダァ!!


最終回で登場したカードのため、半ばOCG化が不安視されていたが、
遊戯王ARC-V移行後のパック『NEXT CHALLENGERS』で未来皇とともにOCG化。


以下、こちらがOCG効果

OCGにおけるテキスト
通常罠
(1):自分バトルフェイズに、このターン攻撃を行ったXモンスター1体を対象として発動できる。
このバトルフェイズ中そのモンスターはもう1度だけ攻撃できる。
この効果でそのモンスターが攻撃する場合、
ダメージステップ終了時まで相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。


デメリットであった効果無効効果がなくなった
さらにおまけとしてこの効果が適用されたモンスターの二回攻撃時には、
ダメージステップ終了時まで相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できないアンティーク・ギア効果も付いた。

デメリットが無くなったことにより、2回攻撃を付与するカードの中では発動条件も緩く、コストもないカードとなった。
トラップカード故の遅さや、このカード自身のサーチのむずかしさもあり強さはそこそこ。

しかし同じくエクシーズモンスターに二回攻撃を付与する鬼神の連撃はエクシーズ素材が必要であり、
素材を全部使い切らないと高攻撃力を出せないダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
圧倒的な攻撃力を持つが銀河眼の光子竜がエクシーズ素材にないとダメージが半減するNo.62 銀河眼の光子竜皇等とは相性が良い。

なお、第二の効果である攻撃時に相手のカードの発動を防ぐ効果についてだが、
攻撃を妨害するカードならば、最初の攻撃の時に使われることが多く、有効に使える機会は少ない。

誘発効果を持つモンスターとそれ以外のモンスターがいる際に役立つくらいの認識でいいかもしれない。
もしくは相手の場に光属性とそれ以外がいる場合に、オネストの使用を封じるなどの使い方もいいだろう。


劇中でこのカードを使用した未来皇ホープとの相性は相変わらず良い。
劇中と違い効果は無効にならないため、ほぼ確実に相手モンスター二体を奪える。

ただコントロール奪取はバトルフェイズの間だけのため、出来る限りこのターンで仕留めたい。


【余談】
アニメオリジナルカードデザインを手掛けたスタッフによると、当初は別のカード名が考えられていたが、
かっとビングをイメージしたイラストのデザイン案にした所、カード名もそうなったとTwitterで明かしている。

他にも予想通り、マスター・ピースやブレイビング・メモリーもOPから取ったらしい。



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最終更新:2023年03月15日 21:30