ランクルス

登録日:2011/08/25 Thu 01:36:41
更新日:2024/01/16 Tue 18:47:29
所要時間:約 6 分で読めます




ランクルス 同士が 握手すると 脳みそが ネットワークで つながり サイコパワーが 増幅されるのだ。




データ▼


全国図鑑No:579
分類:ぞうふくポケモン
英語名:Reuniclus
高さ:1.0m
重さ:20.1kg
タマゴグループ:不定形
性別比率:♂50♀50

タイプ:エスパー

特性:ぼうじん(天候ダメージ、粉系の技、特性「ほうし」の効果を受けない)
  /マジックガード(攻撃技以外でダメージを受けない)
隠れ特性:さいせいりょく(手持ちに戻るとHPが1/3回復する)

HP 110
攻撃 65
防御 75
特攻 125
特防 85
素早さ 30
合計 490

努力値:特攻+3

進化:ユニラン(レベル32)→ダブラン(レベル41)→ランクルス


概要▼


緑色の粘液質に包まれた胎児のような姿をしたポケモン。
可愛らしい見た目をしておりなかなか人気が高いが、その細胞的な姿から苦手と言う人もちらほら。

非常に高い知能を持つポケモン。
ランクルス同士が握手するとネットワークで脳が繋がり非常に強いサイコパワーを発揮する。

その体を包む特殊な粘液のおかげであらゆる環境に対応する事が可能。
粘液でできた腕は岩をも握り潰す握力を誇る(ゲーム内での攻撃力は低いが)。
その液体を飲むと知恵を授かると言われているが、ランクルス以外には猛毒らしい。

因みにブラック・ホワイトの発売前から姿が公開されていたポケモンの1匹で、名前が判明するまでは「水饅頭」とか呼ばれたりしていた。

名前の由来は卵+ホムンクルス?


ゲームでのランクルス▼


ホワイト・ホワイト2に登場するポケモン。
ブラック・ブラック2に登場するゴチルゼルとは対の関係。

進化前のユニランは5番道路等に登場。
ランクルス自身も9番道路の揺れる草むらから極希に野生で出現する。
ちなみにダブランの特攻も125。ユニランの時点ですでに105。

ランクルスそのものは特攻が高く、わざマシンで強力な技を複数覚えられ、かつ「じこさいせい」で連戦にも耐える等使いやすい能力。
しかし、逆に進化するまでは耐久も素早さも皆無で自力で覚える攻撃技も微妙な為使い勝手は悪く育てるのにかなり苦労する大器晩成型。
またエスパータイプには序盤から即戦力になるコロモリも存在する。
ストーリー的には若干使いづらいか。


主要のトレーナーではイッシュ四天王カトレアが使用。
その高い特攻から繰り出される高威力技の数々に苦戦した人は多いはず。


対戦でのランクルス▼


高いHPと特攻を持つが素早さは低めという特殊重アタッカー型の能力を持つ。

BW発売当初は「単エスパーとか今の環境じゃオワコンw」といった感じであまり注目されていなかったが、
後の研究で非常に高いポテンシャルを持つ事が判明し見事「要注意組」の仲間入りを果たした強ポケ。

合計値は490と平凡ながら、極限まで削った素早さと攻撃に、耐久面は実数値で最も無駄が少ないHP2:防御1:特防1に近い数値になるという、
非常に無駄の無い種族値を持ち数字以上の性能を秘める。

また特性「マジックガード」のおかげでエルフーンの「やどりぎのタネ」や砂嵐等の天候ダメージが効かない点はかなり優秀で、
下手な小細工は寄せ付けない素敵仕様。「どくどく」も効かない為耐久潰しの戦法も効果が薄い。

もう一つの特性「ぼうじん」は天候によるダメージを無効にできるので、霰パ砂パ等で活躍が期待できるが、
「マジックガード」は天候を含め攻撃以外のダメージを受けないのでぼうじんはぶっちゃけ外れ特性。
……と言われていたが、XYからは強化され、粉や胞子の技を受け付けなくなったため、十分使える特性になった。
鈍足なので先制「ねむりごな」などを防げるのはおいしい。

隠れ特性は「さいせいりょく」。高耐久との相性は抜群だが、天候ダメージを受けるため通常特性と比べると一長一短である。


覚える技も豊富でメインウェポンとしては「サイコキネシス」「サイコショック」、
サブウェポンとしては「きあいだま」「エナジーボール」「かみなり」「シャドーボール」とその範囲は広い。
めざめるパワー」のタイプはドラゴン対策のか、対策のがお勧め。
ちなみにどういうわけか「10まんボルト」は習得できない。

更に特筆すべきは変化技のバリエーションで
  • 火力・耐久アップの「めいそう」
  • 物理を受けれる「とける」
  • 優秀な回復技である「じこさいせい」
  • 鈍足さを逆に活かす「トリックルーム
  • 素早さの遅さを補う「でんじは」
  • こだわり系アイテムや「どくどくだま」「かえんだま」を押し付ける「トリック
  • 後続サポートの「リフレクター」や「ひかりのかべ」
非常に多彩な戦法を取る事が可能で、その優秀な種族値と合わせて攻守共に様々な型が考えられる、かなりカスタマイズ性が高いポケモンである。
高耐久なエスパーという事で強力なかくとうタイプ全般に強いのも利点。


持ち物は特性のおかげでデメリットが無い「いのちのたま」がアタッカーでは第一候補。
耐久型ではマジックガードの効果を利用し「どくどくだま」や「かえんだま」を持たせ、効果発動後に「トリック」で相手に押しつける戦法が主体。

ただしやはり単エスパーというタイプが少し足を引っ張る。
タイプ一致技の威力に乏しく、抵抗も格闘以外有用な物は少ない為過信は禁物。構成次第では意外な相手に押し負ける事も。
変化技が中心になりがちな為「ちょうはつ」に注意だが、上記の通り火力と攻撃範囲が優秀なのでアタッカー型なら逆手に取ることも可能 


アニメでのランクルス▼


進化前のユニラン、ダブランが登場。ユニランはバーローもどき(しかし中はナルト)の手持ちで出演。可愛いけど声がやけに高い。ユッニッ!
ダブランはジュンサーの手持ちで登場。こちらはどや顔したりグルグルお目々になったりとなかなか可愛かった。ダブー…


映画でのランクルス▼


ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/ビクティニと白き英雄 レシラム」にユニラン・ダブランが登場。
とある場所であるものを移動させる為に大量のユニランとダブランがより集まっている。

ゼクロムではランクルスも出るが、レシラムでは代わりにゴチルゼルがそのシーンに登場する。


余談▼


ランクルスはその一族も皆、フィギュアとかでは緑色の粘液質に包まれた見た目を表現するのが難しく、どれも体が露出させている。
特にクリアパーツに本体を埋め込ませるのが難しいのか、角度によってはランクルス本体が隠れてしまったりする事も。
「立体ポケモン図鑑BW」版や根付は一部クリアパーツ使用だが、モンコレ版やポケモンキッズではクリアパーツの使用は無い。

ぬいぐるみは「Pokémon fit」シリーズで商品化されるまでは一度も無かっただけに、その苦労がうかがえる。
こちらも露出させてしまっているが、ぬいぐるみならではの丸っこさで可愛いらしさが強調されているのでファンならばぜひオススメしたい。




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最終更新:2024年01月16日 18:47