登録日:2009/10/14 Wed 17:58:24
更新日:2024/01/09 Tue 17:35:37
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BYDO(バイド)とは、アイレムのシューティングゲーム「
R-TYPE」に登場する生物の総称である
それは26世紀の人類が生み出した惑星級の星系内生態系破壊兵器のなれの果て…
◎概要
アイレムが誇る金字塔的STG「R-TYPE」における敵対存在。正式表記は「BYDO」
26世紀
銀河系中心域で明らかに敵意を持った外宇宙生命体に備える人類……
彼らは対象の空間を汚染することなく、その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器を作り上げた!
月サイズのフレームの中に満たされた
全てを侵食し
取り込み
進化して
自分以外の生命体全てを食い尽くすまで活動を続ける絶対兵器
生体物理学
遺伝子工学
魔導力学までも応用して合成した人工の生ける
悪魔…………
これを空間跳躍させて敵星域に送り込もうとしたらミスって太陽系で発動
一週間近く暴れたそれは人類により次元消去型兵器でまるっと異次元に飛ばされた
一応メデタシメデタシである
追記・修正お願いします
そう、「26世紀では」一安心である
しかし、22世紀は違った
かつて星系内生態系破壊兵器だったオゾマシイ何かが来ちゃったのである
異次元の中で進化して
気の遠くなるような放浪の果て
時間を乗り越え
自力で22世紀に出現したのである
◎バイドの特性および性質
1.本体は人と同様の二重螺旋構造の塩基配列による生命書式に依ってたち、自己複製及び増殖を行う粒子によって構成された超集束高エネルギー生命体
2.有機物、無機物に関係無いばかりか、更には空間や人の精神すら融合捕食して己と一部としてしまう
バイドの影響によって変異してしまうことを「バイド化」という
3.物質存在でありながら波動としての性質を持ち、あらゆる存在に伝播する
4.いわゆるラスボスは異相次元に存在している為、物理及び相対論的に殲滅することは極めて困難である
また、バイドは平行世界を含む多くの次元に伝播していく
5.極めて強い排他的攻撃衝動を持ち、その特性は次元の壁を越えても普遍的である
6.バイドを駆逐可能な攻撃手段は波動兵器及びバイドのエネルギー体のみを抽出・加工・制御した次元兵装フォースに限られる
つまり
- なんでも融合するよ!
- 少しでも残ってるとゴキより増えるよ!
- 環境や敵の強さに合わせて進化するよ!
- どんなに変異しても「人類の敵」であることは変わらないよ!
- 普通の兵器じゃトドメさされないよ!
- 違う次元にだって住み着くよ!
- パラレルワールドだってホイホイ行っちゃう!
これがバイドである
良く分からない人はデビルガンダムが本体と同等の分身作れてUCやアフター世界に行けて何でも取り込めるようになったと考えればよい
しかも戦っている最中にDG細胞に感染する危険性があり、倒してもその機体が新たなデビルガンダムになるという恐怖の無限ループである
いや、新たなデビルガンダムは倒されたそれより強いと考えられるわけで…まさに絶望の螺旋といえよう
シリーズを重ねてこれらの設定が出来上がっていったが、SF的見知から見てもバイドという存在がいかに人類にとって厄介な敵勢存在であるかがうかがえる
様々なSF要素を含む作品の兵器、技術をもってしても完全な殲滅が可能であるとは考えにくい
バイドという存在自体が一敵勢存在である以前に、覆すことの出来ない絶望的状況の指標にすら考えられると言っても過言では無いだろう
◎バイド化について
上記に書いた通りバイドはありとあらゆるものと同化し増殖する存在である
さてここで一つの疑問が残る
同化された場合彼等の意識はどうなるだろう?
他のゲームやSFに出てくるパラサイト系モンスターに同化された時のように同化した存在の操り人形になってしまうのだろうか
そこで何名かに尋ねてみた
パイロット「なんか異次元を越えて帰ってきたら仲間が撃ってきた」
提督その1「バイドの親玉倒して地球に帰ったら皆攻撃してきた」
提督その2「バイドの親玉を倒して放浪してたら超攻撃的文明が喧嘩売ってきた」
三人「だから反撃してやった。徹 底 的 に 。」
彼らは気がついていない
自分らが既にバイドになっていることに
相手がかつての同族であると認識していないケースさえある
また、ある程度の思考は出来ても「バイドたる何か」が強制的にバイド化したモノ達を突き動かす可能性もある
謎は尽きないがただ言えることは、バイドが地球に向かって進行する理由は一つではなく、その中にはバイドと化してしまった人間が唯一記憶に残る故郷を目指しているという理由があるのかもしれない
◎バイドって倒せるの?
22世紀人類は確かにバイドを倒してきた
しかし、退けても退けても更に悪い方向へ進んでいった
初代R-9は密かに汚染され、結果地球の至近距離にバイドを巣食わせてしまった
これを機に
これだけやっても完全勝利したかは分からない
勝つたびに人類が追い詰められたから
また密かに汚染されてるかもしれないから
更に進化して襲ってくるかもしれないから
平行世界のバイドが涌くかもしれないから
そもそもバイドを生み出したのが…
バイドの全容は、いまだ解明されない
まあ、まとめると
バイドは倒せる
でも倒した後何が起こるか保証しない
ただ確かなのは、それでも人類は生き延びてきたという事実のみである
余談
- これらのやばすぎる設定は1993年のR-TYPEⅢよりのもので、それまでは「バイド帝国」「バイド帝星」といった宇宙戦争ものにありがちな描写をされていた
- 1993年に発売されたアイレム制作のアーケード版対戦型格闘ゲーム「パーフェクト・ソルジャーズ」の舞台は1999年だがラスボスを倒すと腹から光の球体が抜け出し「…ワレハ バイド ワガタマシイハ フメツ…」と言い残して消える。
「私は追記修正したかった」
「だけどアニオタwikiの人々はこちらに銃を向ける」
- BYDO(バイド)
- 異論がなかったのでログのリネームを実行しました。 -- (名無しさん) 2020-02-12 00:50:07
- ↑あちこちでログ化提案を同時に行っているのですが、混乱するので一つの記事を終えてから他所のを実行していただけないでしょうか -- (名無しさん) 2020-02-12 00:51:07
- ↑了解しました。 -- (名無しさん) 2020-02-12 00:52:11
- それにしても……別太陽系に無事送れたとしても、その後こちらにも来るかもしれないってことは考えなかったんだろうか? 26世紀の人類は -- (名無しさん) 2021-02-03 15:35:23
- バイド系機体やR-101からは制御の方向に舵を切ってる感じがある。R-101は特に明言されたわけではないけど機体の外見が有機的でバイド系に似ているからか想像をかきたてられる -- (名無しさん) 2021-02-18 16:19:47
- 前の編集された方へ。 -- (名無しさん) 2021-05-01 16:29:14
- あ、途中送信しちゃった。『が、飛ばされた次元の先でも吸収・増殖と進化を繰り返し、次元と時空を彷徨った末に22世紀の太陽系外縁部に現れたのである…』は以下に続く『自力で22世紀に出現したのである』に重複している為、申し訳ない事に消させて頂きました。というか、元々『自力で~』までがバイドの説明の為の、話のマクラとして書いていたので……。ごめんなさい -- (名無しさん) 2021-05-01 16:31:59
- 「星系内生態系破壊兵器のなれの果て」であって、「星系内生態系破壊兵器」そのものじゃないんだよね。製造時だと他次元には影響なくて、コア部撃ち抜けば止まるくらいの代物だったのかもなあ。 -- (名無しさん) 2022-01-02 01:44:19
- ↑もともとは「時空間汚染をすることなく敵対文明を破壊する兵器」とされていたはずなので、その可能性は高いと思う。最初に暴走したのを異次元へ放り投げたのがまずかったんじゃないかな… -- (名無しさん) 2022-10-16 13:34:49
- 「星系内生態系破壊兵器」本来の運用方法は、敵勢力の膝元に空間跳躍させてから解放→生命体を食いつくすまで自動で暴れる→食うものが無くなると沈静化or自然死。となる予定のはず。生物兵器(病原体)を投下して、保菌者が死に絶えれば病原体も自然に死滅するのと同じ。 -- (名無しさん) 2022-11-04 10:43:33
最終更新:2024年01月09日 17:35