ハヤト(ポケモン)

登録日:2012/04/06(金) 19:02:30
更新日:2024/02/18 Sun 23:22:11
所要時間:約 7 分で読めます





CV:石田彰(アニメ無印)/田邊幸輔(ポケモンマスターズ)

海外名:Falkner


●人物


ジョウト地方のキキョウシティのジムリーダーひこうタイプを使用する。
第五世代までは最初のジムリーダーで唯一いわタイプの使い手ではなかった。

片目を隠した青い髪と袴が特徴的な少年。
性格は生真面目だがやや強情。父親をとても尊敬している。
また大空を自由に飛ぶ鳥ポケモンにも憧れており、「でんきタイプでイチコロ」と馬鹿にする者は 絶 対 に 許 さ な い という。
通称「華麗なる飛行ポケモン使い」。

勝利するとウィングバッジわざマシン31(どろかけ)が貰える。リメイクではわざマシン51(はねやすめ)を貰える。
なんでひこうタイプ使いがじめんタイプの技を……と思うだろうが、ポッポやピジョンは「すなかけ」を覚えるので、それを攻撃技化したと考えれば良いのだろう。
「どろかけ」は威力が低い上、わざマシンが一品ものなので本編でも対戦でも非常に使いづらいが、VC版を経由したメガガルーラなら有効に使える可能性がある。
あとは第七世代ならZワザわざにすれば威力100の特殊じめん技になるため、一発限りのサブウェポンとして使えなくはないかもしれない。

リメイク版『HGSS』では電話番号を交換出来るが、アンズとどちらの父親の方が凄いか張り合っており、
「俺の父さんの方が凄い」に同意しないと交換して貰えない……もはやただのファザコンである。



●使用ポケモン


◆金銀

ポッポ  ♂ Lv.7
ピジョン ♂ Lv.9

◆HGSS

ポッポ  ♂ Lv.9
ピジョン ♂ Lv.13

使用ポケモンはポッポとピジョンのみ。新ポケモンは一切使わず、わざマシンの技もひこうタイプではなくじめんタイプの技。
(ツクシマツバシジマも新ポケモンを一切使わないが)
因みにこのポケモンは父親から貰ったものらしい。

またこのピジョンはレベル9であり、改造厨扱いされることも。
ただ、レベル9以下のピジョンは2番道路に低確率で出現する。

ひこうタイプの使い手の為、チコリータを選んだ人は苦労すると思われるが、くらやみのほらあなでイシツブテを捕まえる等で対処は可能。
しかし2匹とも「どろかけ」を覚えているため、ヒノアラシを選んだ人では倒しきれず逆に大ダメージを受け続けるケースもあり得る。
またイシツブテを用意してもいわタイプの技を覚えてないと、「どろかけ」で弱点を突かれつつ命中率も下がり続けて苦戦を強いられる。
しかもハヤトの大嫌いなでんきタイプは『金・銀・クリスタル』だとこのジムを突破しなければゲットできない*1
『HGSS』では「どろかけ」は使ってこないものの、回復技の「はねやすめ」を使ってくるので、先手をとられて回復されると勝負が長期化する場合がある。


◆HGSS(強化版)

ムクホーク ♂ Lv.50
ペリッパー ♂ Lv.48
ヨルノズク ♂ Lv.52
オオスバメ ♂ Lv.52
ドンカラス ♂ Lv.54
ピジョット ♂ Lv.56

やはり鳥系のひこうポケモンしか使わない。
このオオスバメは『かえんだま』を持っている為、(鳥だけに)カモにされることも。
切り札は進化してピジョットになったがよりにもよってとある元チャンピオンのジムリーダーと被ってしまっている。
こちらのピジョットは「かげぶんしん」「いばる」「はめやすめ」を使う害悪型なので慢心していると返り討ちに遭う。


アニメ版でのハヤト


CV:石田彰

ゲーム版と同じく鳥ポケモンに強く憧れていたが、父さんの話はしなかった。
特にピジョットを「最高の鳥ポケモン」と呼んで愛しており、サトシとピジョット談義で盛り上がった。
ちなみにハヤトのピジョットはサトシの個体よりも大きく、彼も驚いていた。

手持ちポケモンはホーホー、ドードリオ、ピジョットの3匹。ゲームより大幅に強化されている。
というのも、金銀編は以降の多くのシリーズとは違いサトシが手持ちリセットを行わずに他地方に出向いたため、キキョウジムの時点で手持ちにリザードンがいるというバランスブレイカーになっていたためである。
そのサトシと接戦するためにハヤトも相応の強化を受けている。

その他、ハヤトがピンチになる度「ど根性!ど根性!」と連呼して応援する門下生が沢山いたのも印象的。


●漫画版でのハヤト


ポケットモンスターSPECIAL』では警察官の職に就いており、階級は巡査。初登場は完全にモブキャラ。
第3章開始当初はまだジムリーダーではなく、ゴールドと協力して捕まえたエアームドで試験を突破する。

伝説の三犬がジョウト中を駆け巡っていた時は、彼だけ唯一三匹まとめて相手をするハメに。
それでもスイクンライコウエンテイを捕獲寸前まで追い詰めたのだから、十分健闘した方だろう。
その後、ポケモン密猟区で違法操業していた密猟者*2を連行した。

父親のハヤテ(Walker)もエアームドを伴って登場。
友人のシジマ&ニョロボンと共にスイクンと戦うが、惜しくも敗れた。

本作では「父の跡を継いで就任した新人ジムリーダー」同士、アンズと接点がある。
(『HGSS』での描写はこれの逆輸入という声も。)

第9章でも登場。マツバの千里眼を強引に使おうとする者が相次いだため、ツクシ・シジマと共にエンジュシティジムを警護していた。

漫画『ゴールデンボーイズ』では手持ちのポッポとピジョンがブラックにボコられてポケセン送りになっていたので、何とプライベート用のピジョットとゲスト参戦したフリーザーでゴールドを迎え撃った。

またギエピーこと穴久保版には「ござる」口調で登場。
ネイティを使用し戦い、いろいろあって敗れるも、バッジはマダツボミの塔の和尚に預けてあると言い、バッジを渡してくれなかった。ジムリーダーとは一体何だったのか。


●余談


ハヤトの勝負前の動きはハヤトカッターと呼ばれ、時々ネタにされる。
また、『金・銀』では三白眼の鋭い目付きだったが、リメイクでは瞳が大きくなり若干幼くなった。

どことなく『BW』のコーンと似ている。

ゲーム版『ポケモンレンジャー』には、『ポケスペ』におけるハヤトの父と同じ名前であり、リーダーレンジャーであるハヤテ(Spenser)が登場しており、こちらのパートナーも鳥ポケである。

二次創作では同じ若い男同士かマツバと一緒にされる事が多く、年齢的に近そうな為かアカネミカンと仲が良い設定もよく見られる。
カップリングではアンズとの組み合わせも人気。この組み合わせはファザコンビと呼ばれることもある。

その他には
  • ファザコン扱いされる
  • 他の一番目のジムリーダーから仲間外れにされる
  • ジムリーダー最弱と馬鹿にされる
  • 「かえんだま」を何度も盗まれる
  • キョウに敵視される

等、不憫な役回りが多い。
また、『HGSS』ではあまりに父さん父さん言う為、次回作でひこうタイプの四天王等でハヤトの父親が出る等と予想される事もあったが、次世代の飛行使いは例のぶっとびガールだった。

最近は同じひこうタイプの使い手の為、フウロとの絡みも増えつつある様子。

彼がことあるごとに口にし尊敬する父さんだが、作中には一切出てこない。それもそのはず、『BW2』のPWT決勝戦の台詞から察するに、すでに故人であることが示唆されている。


ハヤト「ちくしょう…せっかく父さんが追記修正してくれた項目が……」

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最終更新:2024年02月18日 23:22

*1 『HGSS』では32番道路の草むらがハヤト戦前でも存在するようになり、メリープが入手可能になった他、ポケウォーカーででんきタイプやこおりタイプが入手可能になるなど多少の救済がなされている。

*2 ワカバタウンでインチキゲームを開いていたオヤジと同一人物。