折れたぁー!?(仮面ライダー龍騎)

登録日 :2012/03/28(水) 12:06:34
更新日 : 2017/11/15 Wed 10:15:15
所要時間 :約 3 分で読めます




「折れたぁー!?」とは、仮面ライダー龍騎の主人公、城戸真司の台詞である。
全体的にシリアスで、暗い内容の話も多い龍騎での、数少ない笑えるシーンの要因である。


【概要】

ミラーワールドにて、初めて仮面ライダー・龍騎に変身し蜘蛛形ミラーモンスター、ディスパイダーに戦いを挑もうとする真司。
しかし、その時龍騎はモンスターと契約してない『ブランク体』の状態で、戦闘力は著しく弱い。

代わりに、手本を見せるようにナイトに変身していた秋山蓮が戦闘を始める。
翼召剣ダークバイザーのカードリーダーに、腰のカードデッキから取り出したカードを装填すると、
「Sword vent」の音声と共に、上空に飛来したナイトの契約モンスター、ダークウィングが槍状の剣、ウィングランサーを投下した。
ナイトはこれを受け取ると、ディスパイダーに切りかかった。

それを眺めていた龍騎は、自身の腰にも同じようにカードデッキがあることに気づく。

「これか…?」

同じようにカードを取り出して、恐る恐る左腕のライドバイザーに装填。
果たして同じように「Sword vent」の音声が流れ、何もない虚空から、どこからともなく一本の剣、ライドセイバーが降ってきた。
思わず虚空を振り返る龍騎だったが、意を決してセイバーを手に取る。

「よーし…何だかわかんないけど、俺も!だああああ~!」

雄叫びをあげてディスパイダーに駆け寄り、斬りかかる。


しかし。


キンッ!

「折れたぁー!?」

ブランク体専用の武器であるが故、ライドセイバーも非常に脆い。ディスパイダーの攻撃で、あっさり折られてしまったのだ。
直後龍騎も吹き飛ばされ、飛ばされた地点にいたナイトにすら、

「邪魔をするな!」

と、同じく吹き飛ばされてしまうのだった。

結局ディスパイダーは、ナイトのアドベントとファイナルベントで無事倒される………





と、このエピソードは、龍騎の世界に於ける戦い方とライダーのシステムの簡単な説明になったと共に、ネタとしてファンに親しまれている。

通常の龍騎の武器、ドラグセイバーは2000AP(20APが1tに相当)に対して、ライドセイバーのAPはたったの300。そりゃ弱いはずだ。

龍騎が不思議そうに虚空を見上げるシーンは、スーツアクターである高岩成二氏のアドリブ。さすが高岩さん、わかってらっしゃる。
というかこのセリフ自体高岩さんのアドリブ。
更に言えば、ライドセイバーのモックが折れたこと自体アドリブ、というかただの 事故 であり、
高岩氏の機転が無ければ恐らくNGシーンになっていたと思われる。

実際の発音としては「折れたぁー!?」ではなく「折れた!」が近い。

余談だが、このどこか間の抜けたセリフや、それに対応する高岩さんの動きから、城戸真司というキャラの方向性が決まったらしい。

更に高岩さんは、8年後の『仮面ライダーOOO』でも、ライドベンダーの変形を止められたオーズが
はい 変わっ たー! 」とシュールなアドリブを行っている。
このアドリブも、高岩さん曰くオーズのキャラを掴む切欠となったらしい。

また、PS版格闘ゲームではブランク体とともにまさかの登場。
最初の一撃がヒットするかガードされると「折れたぁー!?」と叫びスキだらけになるが、
ここでダウン攻撃や投げ技を受けなければ(システム上、受けると武器が消える)折れたライドセイバーを使い続けることは可能。
余談だがコピーベントを使うと真司ボイスで「折れたぁー!?」と叫ぶライアが見られる。

装着変身、S.H.フィギュアーツでもこのシーンを再現するための折れた物が付属する。
また、アメリカのリメイク作『KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』においてもほぼ同様のシーンが台詞までそのままで登場した。この時、主人公であるキット・テイラーが発した台詞の発音は「折れたぁ?」とやや間延びした感じになっている。



(冥ω殿)「驚いたな。まだ集いにログインしてないのか!」
wiki籠もり「えっ?」
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