No.8 紋章王ゲノム・ヘリター

登録日:2012/10/30(火) 06:00:23
更新日:2024/03/31 Sun 20:53:25
所要時間:約 4 分で読めます





僕からのファンサービスだ!

さあ行くよ!僕は魔法カード高等紋章術(ハイ・メダリオン・アーツ)を発動!

現れろ!No.8 紋章王ゲノム・ヘリター!!


(アニメ版効果)
「紋章獣」と名のついたレベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードのエクシーズ素材1つを取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●このターンのエンドフェイズ時まで、このカードと戦闘を行う相手モンスター1体の攻撃力を0にし、このカードの攻撃力はその相手モンスターの元々の攻撃力になる。
●このターンのエンドフェイズ時まで、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体のモンスター効果を無効にし、このカードはその相手モンスターの元々のモンスター効果を得る。
●相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その相手モンスター1体のモンスター名を「アンノウン」とし、このカードはその相手モンスターの元々のモンスター名を得る。

トロンのエースモンスターであるナンバーズ。シシガミ様みたいな見た目が特徴。
アニメ版では唯一のカテゴリ縛りNo.。

ただし、正式なテキストが判明したのはアニメ終了間際の「必勝!モンスターアカデミー」44話と遅く、それまではランク4でありながらホープしか使わない遊馬に「ヘリター使えよ!」というツッコミが飛ぶことも多かった。

初登場はVSドロワ戦。
鉄壁のライフ100にまで追い込まれたトロンが魔法カード『高等紋章術』の効果で墓地からエクシーズ召喚し、フォトン・バタフライ・アサシンから名前を奪う事でドロワのコンボを崩した。
ちなみにこの時、誰得な男への触手プレイが多い遊戯王ZEXALにおいて女性型モンスターを触手プレイという珍しい事が起きた。

続いてのVSカイト、VS遊馬戦でも登場し、コート・オブ・アームズの前座的ポジションになってしまってはいるものの自分の役割はきっちりと果たしてから破壊されている。
ちなみにVS遊馬戦ではきっちりへの触手プレイを披露した。

アニメでは名前を奪う、攻撃力を奪う、効果を奪うはそれぞれ独立した効果でありエクシーズ素材を必要とするが、変わりに相手ターンにも使用可能だった。
また、名前を奪うというのはOCGで表そうとすると非常に難しい事になるためか、アニメでは処理上は「アンノウン」とする効果であった。
演出上はカードイラストから名前を消去している。

相手モンスターから何かを奪う時は頭から生えてる触手みたいなのを巻き付けて遺伝子を奪っているように描かれている。
……ん、遺伝子?まさか…

そして相手から何を奪った場合でも姿はそのモンスターの姿となり、ついでにカードイラストも変わる。
ただし顔の部分はゲノム・ヘリターの仮面のまま。「08」の刻印もそのままであるため、No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドーになったときはグラフィック上では「08」と「12」の二つの刻印を持っていた。
あと流石にデカすぎたからか、No.9 天蓋星ダイソン・スフィアの攻撃力・効果をコピーした際には姿はそのままだった。


OCG版

No.8 紋章王ゲノム・ヘリター
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/サイキック族/攻2400/守1800
レベル4「紋章獣」モンスター×2
①:1ターンに1度、相手フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
このカードは、元々の攻撃力がそのモンスターの攻撃力と同じになり、そのモンスターの元々のカード名・効果と同じカード名・効果を得る。
その後、対象のモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。
この効果はエンドフェイズまで適用される。

ABYSS RISINGでOCG化。
CNo.以外では初の素材縛りが付いているNo.であり、紋章獣デッキ以外では出す事はほとんど不可能。
なお、属性・種族縛りのNo.は後に多く登場したが、カテゴリで縛っているのは現状このカードとNo.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒュークの二枚しかいない。

効果そのものは戦闘破壊耐性がなくなった以外はアニメ版からほぼ据え置きで、
  • 三つの弱体化効果を選ぶのではなく全て適用
  • 対象に出来るのはエクシーズモンスターのみ
  • 起動効果になったために相手ターンには使えない
という変更点がある。
総じてアニメ版の立ち回りを再現しつつ、カードパワーの調整を図った形である。

攻撃力を0にする事でどんな相手でも戦闘破壊を可能にし、効果を無効化する事で戦闘破壊耐性や戦闘の妨害をも封じる。
おまけで同名カードになれるのでホープの名前を奪えばホープレイやシャーク・ドレイクの名前を奪えばシャーク・ドレイク・バイスセイクリッドエクシーズの名前を奪えばトレミスM7にもなれる。

更にこの効果にはエクシーズ素材を使う必要が無いので、奪った効果を使用することはもちろん、蘇生カードでゲノム・ヘリターを呼び出した場合でも効果で相手のエクシーズを無力化できる。

ただし、守備力までは奪えず、コピー先次第では攻撃力が元々の攻撃力より下がってしまう。ガチガチガンテツマエストロークが守備表示で立っているとゲノム・ヘリターだけでは対応できなくなるので注意しよう。

また、紋章獣縛りが付いているにもかかわらず紋章獣の数が非常に少ない……という欠点も抱えていたが、COSMO BLAZERに収録された紋章獣達のおかげでそこは解消された。

似た効果を持ち、効果対象にも縛りのない輝光士パラディオスが最大のライバルとなるが、そこは素の能力の高さと紋章獣の専用サポート『高等紋章術』での出しやすさで差別化を図ろう。
コピー効果という点ではコート・オブ・アームズが対抗馬になる。あちらは自分のエクシーズもコピーできるがこちらは相手限定、代わりにこっちはステータスと効果を消去するため戦闘での突破が容易になるという違いがある。





「なんだ…ほぼ完全再現じゃん、やるねえKONAMI」








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最終更新:2024年03月31日 20:53