小早川瀬那(アイシールド21)

登録日 :2011/08/13(土) 13:55:58
更新日 : 2017/06/27 Tue 18:53:15
所要時間 :約 14 分で読めます




今日から僕が本物の


アイシールド21だ……!!



アイシールド21』の主人公。
CV:入野自由

ポジションはランニングバック(RB)兼フリーセイフティ(S)。
白秋戦ではクォーターバック(QB)も務めた。

名前の由来は、おそらくF1レーサーのアイルトン・セナ。「最速の男」のイメージからか。
父親が「秀馬(しゅうま)」、母親が「美栄(みはえ)」で、こちらはおそらくミハエル・シューマッハのもじり。

背番号:21
身長:155cm
体重:48kg
誕生日:12月21日
血液型:A型
40ヤード走:5秒0→4秒2
ベンチプレス:10→40→45kg。

一試合平均ラン獲得ヤード数:160,58



【性格】
気弱で引っ込み思案であるが、困っている人を見過ごせない心優しい少年。
また、尊敬する人物を侮辱されるとどんな相手にも立ち向かう正義感や、周囲の期待に応えようとする使命感を持っている。
大変仲間思いであり、仲間が悩んでいる時には仲間を救う為に奔走する。


……が、普段の彼はぶっちゃけビビリでパシリな小市民。

言う事を聞いていれば怖い目に遭わなくてすむという程のヘタレっぷり。
その謝りっぷりにモン太が泣く程に謝り馴れている。

第一印象はしょぼい、凡人くさい等。
まもり曰く、「虚弱で貧弱で脆弱で最弱」であり、飼い猫に負けたことすらある。
身長や体重もかなり小柄で、初期はベンチプレス10kgと言う貧弱さが溢れ出ている。

他の泥門メンバーと同じく、やはりバカ。
得意科目すらなく、まもりに教えてもらっているのが実情である。

恋愛感情には疎いが、瀧鈴音に対しては意識しているような描写がある。
多忙の為断ったが、モブ生徒からデートに誘われた事もあった。



そんな彼も強敵との戦いを経て、一人の男に成長していく。
アイシールド21という物語は、小早川瀬那の成長の物語である。


……フィールドに立っていない時は、基本的にヘタレではあるが。





【選手としての特長】
幼少の頃からパシリとして走り続け、知らずうちに鍛えあげられた黄金の脚を持つ。
その多くは、小学校の時同級生だった陸に走りを教えられたと言うのも大きい。

そうして自然と、人間の限界値である40ヤード走4秒2、
悪天候でも変わらない走りのキレ、隙間を探し出すデイライト、
瞬発力を活かした天然のチェンジオブペースといったランナーとして最高の武器を身につけていた。



ビビリでパシリな小市民は、アメフトの世界では英雄であった。



アメフトを始めてから努力とライバルとの激戦を通して様々な技を生み出す。 

太陽戦の決め手として、相手の頭上を飛び越える「デビルバットダイブ」を行う。
アメリカ合宿編では光速のクロスオーバーステップを行い、
消えた様に錯覚を生み出す「デビルバットゴースト」をどぶろく先生に伝授され、
それにスピンを組み合わせた「デビルバットハリケーン」などの派生技や、
腕で相手を弾く「デビルスタンガン」といった、身軽さを活かし、弱点を打ち消す様な技が多い。

そして帝黒戦で生み出した「デビル4thディメンション」は、
相手がタックルに来る瞬間に、誰にも捉えられない光速のバックステップでかわし抜き去る。
まさしく時代の最強ランナー、アイシールド21のランの究極奥義である。
シンプル故に派生技も多く、デビルバットゴーストの複合技や半歩だけ退がる縦のフェイントもある。

彼の武器は勿論スピードだが、最も特筆すべきは長年走り、
人込みを駆け抜け鍛え続け、これらの技を成り立たせる足さばきである。



【作中での活躍】

●初期

幼少の頃からパシリをとしてこき使われ、姉代わりのまもりに助けられていた惨めな人生を送っており、
自分を変えようと泥門高校入学後、部活に入ろうと一念発起する。

そんな矢先、不良達(後のハァハァ三兄弟)にアメフト部の部室に連れ込まれ、
あわやリンチを受けそうになった時、アメフト部に所属する栗田に助けられる。

彼のアメフトへの熱意に感化され、主務としてアメフト部に入部。
その帰り道に栗田に逆恨みしたハァハァ三兄弟にアメフト部を潰されそうになるが、
その脚力をもって逃げ切り、そのスピードを見せ付けた。

この時の出来事を幸か不幸かヒル魔に目撃され、選手として参加させられるはめに。
その際他の部活からの壮絶な勧誘を防ぐ為、ヒル魔からアイシールドを渡され、「アイシールド21」が誕生する。
この時はその名前を名乗る意味は知らず、知った時はビビっていた。
ちなみに、表向きは主務。

始めはその苛酷な内容ゆえ、試合に出るのを渋っていたが、
春大会での初戦恋ヶ浜戦ではラストに登場してタッチダウンを決め、勝利を収める。
デビュー戦を鮮やかな勝利で飾り、続く王城戦では鉄壁の守備を抜いて、開幕一番のタッチダウンを決める。
メンバーのほとんどを素人の助っ人で揃えた弱小チームが、東京最強の名門チームから先取点を奪ったのである。

しかし、彼のビギナーズラックもここまでだった。
日本最強のLB進が出陣したことで、完膚なきまでに叩きのめされたのである。

彼の強烈なタックルを食らったことで、久しく忘れていた「痛み」を思い出し、心が折れかけるが、
次第に「勝ちたい」と願うようになる。
試合終盤、ついに彼を抜き去り、二度目のタッチダウンを決める。
チームとしては惨敗であり、個人としても何十敗のうちのわずか一勝であったが、彼にとっては初めて自分の意志で挑み、つかみ取った勝利であった。

その後、「勝ちたい」という明確な意思を持ち、雨の中泥まみれになりながら一人練習を始めた。



強くなる事を決意したこの瞬間に、この物語が本当の始まりを迎えたのである。



この頃から、正体不明のヒーローかつ、話題作りにもってこいとして、
試合の中継や半ばヒル魔のハッタリもあり一躍有名人となる。
勿論、セナは内心ビクビクしていたが。

更に賊学との練習試合では圧勝。
NASA高校との試合のために行った太陽戦では苦戦するが、
最後に行ったデビルバットダイブで引き分けに持ち込み、NASA戦へ。
「無重力の足を持つ男」パンサーとの一進一退の攻防を繰り広げるものの、途中で気絶したために試合では敗北する。

最初は嫌々ながら始めたアメフトだったが、試合を重ねる度にアメフトが好きになっていき、
太陽戦の頃にはどっぷりと嵌まっていた。


●秋大会編
NASA戦で敗北した事により、突如行われたアメリカ夏合宿。
曲がる瞬間にスピードが0になるという欠点を克服する為に、
「死の行軍(デスマーチ)」においては、どぶろく先生から石蹴りしながら2000km走るトレーニングを行わされる。

その途中、迷い込んだ先で偶然瀧兄妹に出会い、何故かプロのトライアウトを受ける事に。
トライアウトを落ちた瀧夏彦を泥門に誘い、行動を共にする。
セナ自身は一次試験を合格していたが、死の行軍に戻った為知る事はなかった。

秋大会では一回戦の網乃戦では、間違えて長野行きのバスに乗ってしまうトラブルに巻き込まれ、
試合に遅れたが、葉柱の活躍によって試合に復帰。
新技・デビルバットゴーストで打ち破る。
その後夕日戦、独播戦と順調に勝利を重ねていくが、準々決勝の巨深前に筧から「本物のアイシールド21」について耳にする。
小柄なセナ達に対し、長身の巨深の防御陣は圧倒的強さを誇ったが、相手の防御を振り払うデビルバットハリケーンで打ち破った。

準決勝の西部戦では親友の陸と再会する。
極端な攻撃寄りチームとの対戦だが、得点で言えば西部の方に分があり、武蔵が復帰しても勝利は叶わなかった。

3位決定の盤戸戦では、真のアイシールド21と名乗る赤羽とぶつかるために、
アイシールドを外し、一人の選手・小早川瀬那として出場。

この時の出場は作中でも屈指の名シーンだろう。

ちなみに、東京大会ベストランニングバックの称号を得ている。


●関東大会・クリスマスボウル編
3位を勝ち取った事により、関東大会に出場。
1回戦からの神龍寺戦は勝率0%とすら言われ、絶望的な試合を繰り広げた。

2回戦の王城戦はライバル・進とついに対決。
強固な守りを前に、デビルスタンガンでの弾きによる捨て身の攻撃を行う。

決勝の白秋戦では早々にヒル魔が負傷。
一時期QBを担当し、初めての不慣れなプレイながら、現代型の完全移動砲台として活躍を見せる。
ヒル魔とのドラゴンフライは感慨深い物を感じた人も多いだろう。

クリスマスボウルでは関西の最強校・帝黒と対戦。
本物のアイシールド21である大和を前に大きな点差を付けられるものの、
最後の新技・デビル4thディメンションでついに打ち破り、ついに「真のアイシールド21」となる。
その後、関東大会及びクリスマスボウルMVPを獲得。


●世界編・ラスト
セナとモン太が足で集めた、関東のライバル達を仲間に加えて日本代表として出場。
ラストのアメリカ戦では生まれ持った才能の差に悩むものの、パンサーと再戦し、彼の走りをブロックしきる。

一生超えられはしないが、それでも戦い続ける雄の生き方を選んだ。


その後は泥門のキャプテンとして活躍。
3年の秋ではノートルダム大付属から誘いを受けて半年間留学し、ヒル魔のウソを実現した。
その後、またもや定員割れで全員合格の炎馬大学に入学。
モン太、栗田、陸、雲水、水町、コータローなどのアホ率の高いメンバーと共にライスボウルを目指していく……と言う所で話は終わる。

真の日本一を目指して、これからも彼は走り続けていくのだろう。



【名セリフ】
「……いやだ。知ってても教えない」
「殴るなら殴れよッ!!! 絶対言うもんか!!!」

(逃げる? 違う!)
(勝つんだ!!)

「強くなるんだ。嘘がホントになるように」

「闘う理由は違うかもしれない」
「でも目的は一緒だ『勝つ』!!」 

「小早川瀬那 21番
 ――ポジションは、ランニングバックです」

「泥門デビルバッツが『全員揃う』その日まで」
「僕たちは負けない」

「ちゃんと勝って証明しますよ」
「チビでも最強になれるって」

「一年後なんていいわけ無いだろそんなの!!」
「泥門デビルバッツは絶対負けない!!」

「分かったんだ……。僕がマルコくんに勝つにはどうすればいいか」
「『どうしなくちゃいけない』か…………!!」

「……そう。ゴールはこんなとこじゃない」
「クリスマスボウルで帝黒学園に勝って全国制覇すること…………!!!」

(何かが燃えてる。こんなに)
(心臓の中で―)

「泥門に入って、みんなと会えて」
「アメフト部に入って良かった……!!」

(楽しい)
(すごい人と戦うのが)
(アメフトが楽しい……!!)

(きっと一生は超えられはしない)
(分かっててそれでも挑んで戦い続ける)
(それがアメリカンフットボールが教えてくれた世界―)





小早川瀬那。


卒業後の希望進路は、


アメリカンフットボールの


プロ選手です。

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