皇紫音

登録日:2011/07/12(火) 23:50:40
更新日:2022/02/04 Fri 16:15:34
所要時間:約 6 分で読めます




(すめらぎ) 紫音(しおん)
CV:三森すずこ

高校2年生→3年生(5巻~)

得意科目:特になし(なんでも得意)
苦手科目:体育
趣味:真央いじり

ちから:2
体力:2
知力:5
気合い:1
運のよさ:3


GJ部の登場キャラクター。
黒髪ロング(カラーでは)の知的なお姉さん。
普段は制服を花魁風に着崩しており、黒タイツを履いている。
小学生の時からの付き合いである親友の 真央 からは「シイ」と呼ばれている。

ゲーム」ならなんでもこなすゲームの天才で、ネットチェスで「世界統一王者」のビリーを一方的に負かすほど。
また、「完全記憶能力」を持っており学業のほうも非常に優秀。
本人いわくアカシックレコードにアクセスしてるとかなんとか。
ちなみに作者的に「天才」の定義は、天才1人vs人類総出でパワーバランスが取れるくらいの存在だそうな。

さらに速読術も持っており図書館の棚1つを数分で読み尽くすことが出来る。
挙げ句の果てに教師から質問される始末。
そういった意味でも間違いなく「天才」なのだが、本人的にはそう呼ばれることをあまり好ましく思っていない。
勉強と比べると身体を動かすのは苦手とのことだが、スキーは滑れるようなので少なくとも完全な運動音痴というわけではなさそうだ。

このように、一見すると非の打ち所のないように見える彼女だが、致命的なまでに一般常識が無い。

例えば
  • カップ麺の存在を知らない
  • 当然作り方も知らない
  • 高2で電車デビュー
  • 当然乗り方もs(ry
  • インスタントラーメンをカップ麺の新種として学会に発表しようとする
  • ラムネの飲み方が解らず半泣き

など。本人曰わく常識すぎることは逆に調べにくいんだとか。

逆にそういった常識を一度経験するとハマってしまう傾向があり、今ではすっかりカップ麺やらコンビニ菓子、ジャンクフード等が好物に。
しかもわざわざ電車通学まで始めてしまった。

そのため最近は「カワイイ生き物」と思われており、後輩の 京夜 はカッコイイ時の紫音を「紫音さん」、可愛い時の紫音を「しおんさん」と使い分けるようになった。


視力は4.0(真央によると保健室の壁がなければもっといっていたらしい)で遠視ぎみなため、近くのものを見るときだけメガネをかける
その際、 タマ に「ばーちゃんの眼鏡(老眼鏡)と同じ」と言われヘコんだことも。
幼いころはまわりにいたのが兄兄ズだけだったため、自分が女性であるということがわからず一人称が「ボク」だった時期がある。
また、兄だらけの反動なのか妹萌えに目覚めてしまい、タマを可愛がっている。

「恋」や喜怒哀楽等、「感情」というものがよく判らないらしく、体温も低いことも合わせて時折冗談まじりに「冷血女」と自称したりもすることも。

……が、間接キスにあたふたしたり恋愛物のラノベや漫画にハマっている描写はあるし、最近は明らかに表情が緩むことが多くなってきている。
というかちゅー描写があるだけで読めない真央とは対照的にもっとすごい描写があるラノベもむしろ積極的に読んでいる。


照れたりパニックに陥ると長台詞になり、長々と解りづらく説明してくれる。(通称百科事典詠唱モード)
また、「間違い」を指摘するとそれに対する反論が延々と続くため、GJ部内のタブーの1つとなっている。

ちなみに彼女の家系はハストゥールとの忌まわしき契りによって生まれた異形の血族の末裔らしきことがほのめかされている。
先祖はともかくとして、今の皇(すめらぎ)家は「一応、人であるのだし……」とのこと。

作中キャラの中でもトップクラスの人気であり、作者のホームページの人気投票では毎回ぶっちぎりで1位を獲得している。(主に「しおんさん」の方が人気)

また、2回程収録されたおまけ4コマ漫画がどちらも紫音の話だったため、作者もお気に入りである可能性がある。



◆しおんさんの脳内
非常識:50%
天才:30%
こたつ:10%
カップ麺:10%


◆台詞

「かくまってはくれまいか。兄兄たちがひどいんだ。よってたかってカップ麺を取り上げようとするんだ。家にいると食べさせてもらえないんだ」

「いやべつに私はそんなつもりで読んでいるわけじゃないんだ。これは高尚な物語なんだ。愛と死について語られた物語であり、愛について真摯に取り組んでいるが故に、確かに君の言わんとするそういったシーンがあることは認めざるを得ない。しかしフロイトの学説を引用するまでもなくエロスとタナトスが不可分であることは万人が認めるところだろう。写真家であり芸術家であるアナーキーも、二つが切り離せず表裏一体であると言っている。したがって―― 」

「みんな。聞いてはくれまいか。大発見があるんだ。なんと私は――カップ麺の新種を発見してしまった。」

「だ、だって……、だって……、しかたがないじゃないか。そういうの、物の本には書いてないし……。あ……あたりまえすぎることは、むしろ調べにくいことなんだ。インターネットでいくら調べてみても、電車の乗り方とか自販機の使い方とか……、載ってないじゃないかぁ」

「皆から色々言われて、さすがに私も気にしてしまってね。そんなに常識に欠けている自覚はなかったのだけど――。だけど勉強した。もはや完璧だ。死角なしだ」

「ばけらった!ばけらった!」

「し――信じてくれキョロ君!これは老眼鏡じゃないんだ!私は本当に遠視なんだ!」

「あっ!これ!カワイイ!なにかななにかな?このカワイイ生き物は?なにかななにかな?」

「そ、その……。つかぬことを訊くが。女の子同士で手を繋いだりするのは、そ、それはおかしなことなのかな……?常識が……ない?」

「あっ!ビリー待っていまのなしそれ間違いそれじゃ詰んでしまう」

「は、はんばっがを、ひ、ひ……ひとっちゅ」

「私の症状は常識欠乏症。治療法は常識の多量投与。カルテにはそのように書くといい」

「いいんだ。こたつがあれば。……それでいいんだ」

「ところで皆は知っているかい?コーラというのは、飲むと、しゅわわ~っとするんだよ」

「ふふふふ。私はあるのだよ。ぎうどんの実物を食したことが。……でもだめなんだ。二兄ぃが作ってくれるのだけど、なにか、ちがうんだ。……消えてくれないんだ。ふらぐが」

「私がGJ部残念番長、皇 紫音である!!」

「きゃーきゃーほらビリー、きゃー、ほらーチェックメイト。きゃー」

「え?いや、そんなの……、いいやだけど……そう考えるとすべてが符合……いいやまさかそんな。するとあれとかアレとかあのときも、いわゆるそういう意味をもっていたわけで……、でもいけないだろうそういうの……。皇家だっていまはいちおう人であるのだし……」


「私はほら常識に欠けているところがあるだろう?その最たる事象として、高校に入るまで缶飲料というものを飲んだことがなかったわけだ。その弱点は現在では克服済みであるのだけれど、しかしじつは私は、缶飲料ないしはペットボトル飲料というものを、これまでコンビニでしか購入していないんだ。ここは私の始まりの場所でね。いわば原点だ。はじめて自動販売機というもので缶飲料を買おうとして、そして見事に挫折した。完膚無きまでの敗北だった。だから私はこの場所で――って、ねえ聞いてる?キョロ君?聞いてくれてる?」



「つ、追記・修正?そ、それは私にも可能なことだろうか?それとも選ばれし者の資質がないとだめだろうか?」

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最終更新:2022年02月04日 16:15