白雪姫(童話)

登録日:2011/06/04 Sat 04:29:31
更新日:2024/01/02 Tue 00:49:24
所要時間:約 8 分で読めます





『白雪姫』とはかの有名なグリム兄弟によって世に送り出された童話のこと。
いわゆるグリム童話の一つに数えられる作品。

世間知らずのお姫様が右も左も分からない世界に投げ出され、様々な苦難に遭いながらも美しい心を忘れずにたくましく生きる話。

子供達に心の美しさを説く話であり、王子様と幸せで華やか結婚を迎えるエンディングはいつの時代も少女達の憧れを集めている。

ディズニーでも映像化されて人気になり、ゲームキングダムハーツにも登場した。




《おはなし》



昔々あるところに、それはそれは美しいお妃様がおりました。


お妃様は自分の美しさをとても鼻にかけており、毎日のように魔法に向かって話しかけておりました。


「鏡や鏡、世界で一番美しいのだぁれ?」


「それはお妃様でございます」


鏡の言葉はお妃様を大層満足させました。
しかしある日、お妃様がいつものように鏡に話しかけると、鏡はこう答えました。


「世界で一番美しいのは、お妃の娘であらせられる白雪姫様でございます」


嫉妬に狂ったお妃様は、白雪姫を人里離れた森の中に捨ててしまいました。


心細い思いで森の中をさ迷った白雪姫は、さんざん歩き通した果てに小さな小屋を見つけました。


小さなベッドが7つあるその小屋はとても暖かくて気持ちよくて、白雪姫はついうとうしてしまいました。


しばらくして小屋の主である7人の小人達が帰ってくると、ベッドの上でとても美しい少女がすやすやと寝息を立てているのを見つけました。


小人達は白雪姫が行く宛もなくとても困っていること知り、自分達の小屋に住まわせてあげることに決めました。
こうして白雪姫は小人達と仲良く楽しく暮らし始めました。


あくる日、白雪姫が一人で留守番していると物売りのおばあさんがたずねてきました。
おばあさんに真っ赤に熟れたおいしそうなリンゴをすすめられた白雪姫は、一口リンゴをかじりました。


すると白雪姫は事切れてしまいました。物売りに化けたお妃様の毒リンゴは、白雪姫を永久の眠りにいざなってしまいました。


仕事から戻った小人達は白雪姫の死を嘆き悲しみ、なきがらをガラスの棺に入れて手厚く弔いました。


そこに白馬に乗った王子が現れ、棺の中で眠る白雪姫を見て一目で恋に落ちました。


王子が白雪姫にキスすると、なんと白雪姫が息を吹き替えしました。王子は白雪姫をお城へと連れ帰り、お妃に迎えました。

こうして白雪姫様はいつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ。




大人になっても美しい心を忘れないあなたに追記・修正をお願いします。




抜かれるなら
度肝がいいよね






















Q.このままで終わると思っていたのか?



A.な わ け ね ー だ ろ


本当の白雪姫はこちら↓





自分より美しい娘に嫉妬したお妃様は、白雪姫を森に捨て狩人にKILLさせるよう仕組みました。


そして白雪姫をSATSUGAIした証拠にと、狩人に白雪姫の肺と肝臓を持ち帰らせました。


お妃様は白雪姫様の肺と肝臓を
上手に(塩で)茹でて食べちゃいましたー♪
そして、ついでに狩人をSATSUGAIしました。


しかし献上された肺と肝臓が猪のものであることにお妃様は気づいておりませんでした。


狩人の温情で落ち延びた白雪姫は、7人の小人に匿ってもらいました。






魔法の鏡がソッコーチクったので
白雪姫はすぐに居場所がバレてしまいました。


お妃様は様々な罠を仕掛けて憎き白雪姫を殺りにかかりました。


ある時は胸紐で首を縛り上げ


ある時はを塗った櫛を刺し……


しかし何をやっても
白雪姫の色香に狂った童貞共(小人)
が白雪姫に的確な延命措置を施し復活させてしまいました。


けれども毒リンゴを口にした白雪姫を助けることは叶わず、小人達は悲しみました。


そこに白馬に乗った
死体愛好家(ネクロフィリア)の王子
が現れ、美しい白雪姫(の遺体)に惚れ込みお城へと連れ帰りました。


お城に連れ込まr……じゃなくて連れ帰られた白雪姫は偶然にもリンゴのカケラを吐き出すことに成功し、奇跡のリバースを果たしました。


そして白雪姫はなんやかんやで王子からの求婚を受け、幸せな結婚をしましたとさ。






その後、白雪姫は舞踏会を開きました。


招待客の中には白雪姫の母君であるお妃様もいました。


玉座の隣に座る白雪姫の姿を見つけたお妃様は泣いて許しを乞いました。


白雪姫は


お妃様に


真っ赤に焼けた鉄の靴


を履かせ、躍り狂うお妃様の姿をいつまでも眺めておりましたとさ。


めでたしめでたし。


~たぶん真面目な解説~

白雪姫の美しさを妬み、殺そうとしたのは白雪姫の《継母》であるとよく言われていますが、初版では《実母》であったと言います。
ヘンゼルとグレーテルも一緒で、奴らは義母ではなく実母に捨てられたのです。PTAが怒って直させたんだね…
つまり白雪姫は実母に殺されかけ、実母を殺したのです。ああ恐ろしい。
そんな白雪姫の伴侶はネクロフィリアの王子様。二人の前途は揚々とはいかないでしょう。

この話もやっぱり方々からクレームが上がったことにより大分手が加えられましたが、焼けた鉄の靴ENDは削除されませんでした。グリム兄弟ェ………
しかし、一部のビデオや絵本などでは、お妃は白雪姫に毒りんごを食べさせた帰り道、雷に打たれて崖から落ち死ぬという内容に差し替えられている。

余談だが、ディズニーの影響で白雪姫=16歳くらいの美少女なイメージがあるが、グリム童話の白雪姫はなんと9歳のロリである。
オイ王子…………


追記・修正は白雪姫を嫁にできる度胸のある方、もしくは死体愛好家の方にお願いします。

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最終更新:2024年01月02日 00:49