東京ヤクルトスワローズ

登録日:2011/05/02(月) 10:10:41
更新日:2023/09/30 Sat 20:59:43
所要時間:約 8 分で読めます





東京ヤクルトスワローズは日本プロ野球球団である。

1950年、日本プロ野球がセ・リーグとパ・リーグに分裂した際に新規参入。
日本国有鉄道(国鉄)が実質的な親会社の「国鉄スワローズ」から、
「サンケイスワローズ」「サンケイアトムズ」「アトムズ」「ヤクルトアトムズ」「ヤクルトスワローズ」と変遷、2006年に現在のチーム名となる。

【チーム成績】

  • リーグ優勝: 9回
  • 日本一  : 6回
  • ホーム球場: 明治神宮野球場

【チームの特徴】

バントや盗塁が多く、小技で掻き回すスモールベースボールで試合巧者な印象を受ける。
長距離砲がしょっちゅう移籍することとノムさんの印象によるものだと思われる(ノムさん曰く「弱いからやってる」)。
名投手も勿論在籍したことがあるが、どちらかと言えば打力重視・攻撃偏重のイメージが多いチームでもある。
近年は若手が多いせいか細かいミスも多い。

また、当たり外人が多い。
悪くとも1年目だけは活躍したりと及第点は叩きだし、本当にどうしようもない外れは少ない。
これは「真面目かどうか」に重きを置くスカウトが功を奏している(きっかけはペピトーンというダメ外人)。

他球団を戦力外になった選手の獲得には積極的で、戦力外の選手を戦力化するリサイクルが得意なチームであり、過去には野村再生工場と称され、リーグ優勝に貢献した選手も多い。

ホームは神宮球場なのだが、神宮球場は大学野球の開催が優先されるため、その関係で主催試合は変則的なパターンを組まされることが多い。初のリーグ優勝を果たした1978年の日本シリーズも大学野球との兼ね合いで巨人の本拠地である後楽園球場での開催となった。
近年プロ野球は土日にデーゲームを組むことが多いが、これも大学野球の関係から神宮での開催はごく少数に限られ、土日でも殆どナイターとなっている。

【チームの軌跡】

国鉄時代からBクラスの常連で、1978年に広岡達朗の元で若松勉・大杉勝男を擁して日本一になるも、以降は長らく低迷。
1987年、現在は宮本慎也の隠れファンであるインテリヤクザ(関根潤三)が監督に就任すると若手を積極起用。
特に池山隆寛を中心選手に育て上げた。

そして1990年の野村克也の監督就任を機に黄金期を迎える。
ID野球と呼ばれるノムさんと古田敦也の頭脳、飯田哲也、伊藤智仁、土橋勝征石井一久、高津臣吾ら
走攻守・投に駒が揃った強力なメンバーにより90年代には4度の優勝を果たす。

ノムさん勇退後は、若松監督が派手さはないが堅実な野球で安定した力を見せ、2001年には優勝。
この年は藤井秀悟、ラミレス、ペタジーニ、岩村明憲といったメンバーが名をあげた。

若松監督勇退後…そこから低迷期を迎えることとなる。

古田が29年ぶりのプレイング・マネージャーに就任した2006年、チーム名に東京を冠し3位と無難な出足となるも、
翌年は首位打者、打点王、最優秀防御率を輩出しながら主力の怪我に悩まされ最下位に終わる。

2008年、高田繁が監督となり、中継ぎの整備、若手への世代交代が進められ就任3年目の優勝を目指し着実に力をつけた。
しかし2010年、出だしこそ良かったものの4月中頃に早くも息切れし借金は最大19に膨らみ、高田監督が辞任する事態となる。

急遽小川淳司ヘッドコーチが監督代行となるとまさかの躍進。
8月には10連勝などで遂に借金を返済。「メークミルミル」と呼ばれた快進撃で最終的に6年ぶりのシーズン勝ち越しとなった。

2011年、開幕こそ連敗するも石川、館山を中心とした投手陣と好調な打撃陣により盛り返し前半戦を首位で終える。
しかし後半戦に入り選手の不調と怪我と肺炎が重なり、一時は10ゲーム差をつけていた中日ドラゴンズにナゴヤドームでほとんど勝てなかったことが響き、逆転優勝を許してしまった。

その後2013・2014年は怪我人が多かったこともあり2年連続最下位。小川監督も責任をとる形で退任。冬の時代である…

だが、2015年に真中満新監督となり、強力打撃陣とリリーフ陣の大活躍により大躍進。
大混戦となったこの年のセリーグだが、10月2日の神宮最終戦に14年ぶりのリーグ優勝を決めた。
前年最下位の球団で1軍監督すら初めての完全新人監督が優勝するのは史上初の快挙である。
また川端が首位打者、山田が本塁打王&盗塁王、畠山が打点王と野手のタイトルを総なめした。

同年ドラフトでは外れくじを勘違いしてガッツポした真中監督も話題となった。

2016年には前年優勝の立役者たる打撃陣の多くがまたもや怪我で離脱。
投手陣も重要なリリーフだったオンドルセクが途中で抜け、また先発陣には2桁勝利が一人もいない惨状となり、防御率・失点ともにセ最下位。
最終的には5位で終了した。

2017年も主力打者が次々と離脱し、離脱しなかった山田も深刻な不振に。
最下位フィニッシュとなり真中監督は退任した。

2018年は小川監督が復帰。同時に青木が帰ってきた。
序盤は沈んでいたが交流戦でセ・リーグで一人勝ちすると徐々に波に乗り2位に入った。
が、CSでは菅野にノーノーされるなど振るわなかった。

2019年、新人2年目の村上宗孝が36本塁打を放ち、ブレイクするも、チームは最下位。
この年限りで小川監督が辞任し、後任に高津臣吾が就任。
この年のドラフトで注目株であった奥川恭伸を巨人・阪神との競合でくじで当たりを引き獲得。

2020年、新型コロナウイルス感染拡大によりプロ野球開始が3ヶ月近く遅れる。
何とかシーズンは開始され、序盤は上位争いに加わっていたが、徐々に失速し、最終的に2年連続の最下位となる。

2021年、本拠地での阪神との開幕戦から3連敗を喫し、シーズン序盤は幸先の悪いスタートになるも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が遅れていた新助っ人外国人のサンタナ、オスナが遅れて加入し、新人2年目の奥川が先発ローテ入りを果たした頃からチームが上向きになる。
前半戦に首位をキープしていた阪神とのゲーム差を徐々に縮め、阪神、巨人との三つ巴の首位争いになるも、9月後半には9連勝13戦負け無しという脅威の強さを見せ、阪神から首位を奪還。
そして10月、巨人が大型連敗で首位争いから陥落し、阪神がヤクルトを追う展開になるも、それ以降は首位の座を明け渡す事無く、横浜スタジアムでのDeNA戦で優勝を決めた。

2022年シーズンは補強と若手、更に故障から復帰した山田・塩見・中村の活躍も相まって5月に首位となる。交流戦も18試合制における歴代最高勝率.778を記録して完全優勝を遂げる無敵ぶりを見せ、そのまま優勝を果たした。


【オヤジさん】

  • 岡田正泰
スワローズを語る上で欠かせない私設応援団長。本職は看板屋。
創設してから日が浅く人気も実力もなかった頃からスワローズを「江戸っ子の判官びいき」で応援。
フライパンや横断幕、傘などさまざまなものを駆使し声援を送った(「東京音頭」を応援に取り入れたのもオヤジさんである)。
1978年に初優勝したときには選手とともにトロフィーをひいた。
オヤジさんの魂は、今も神宮のライトスタンドで生き続けている。

【OB】

  • 1若松勉
ミスタースワローズ。小さな大打者であり日本人歴代最高打率保持者。
「ファンのみなさん、おめでとうございます」

二代目ミスタースワローズ。ブンブン丸。相棒は黒歴史

  • 27 古田敦也
もはや語らずとも「オッケーイ」で凄さが伝わる最強捕手。
オッケ━(ゝ○_○)━イ!!!

  • 2 飯田哲也
スポーツマンNo.1決定戦で無双した黄金期のセンター。

  • 2 大引啓次
FA戦士ビッキー。実家は神社でオリックス時代の応援歌に「神の申し子」という歌詞があったことも。
勝負強さと堅守が持ち味。
坂口とはオリックス時代からの友人。小瀬も仲間だった。

遅咲きの苦労人。
ふくちくん

いろいろとやらしい。卑猥。

「魔将」

エロ魔神。

  • 8 大杉勝男
フライヤーズからやってきたスワローズ初優勝の立役者。
月に向かって打て!

  • 10 森岡良介
ドラ1→戦力外を一度経験した苦労人。
お立ち台二回目でアヘ顔を全国に披露した。

  • 11 荒木大輔
元チーフ兼投手コーチ。
トンネルを掘らせた甲子園のアイドル。具体的に言うとその人気が由来で小野大輔等日本各地で「大輔」と命名される新生児が一時的に増えるくらいに。

ストライクかボールしか指示できない投球からいつの間にか技巧派へ。
メジャーに行ったあとヤクルトに復帰するも移籍。移籍先の西武では若手のぐるなびとして活躍し引退。吉本興業の契約社員となった後もわりと野球に関わり、楽天GMを経て2021年から楽天監督に就任することに。

  • 20 伊藤智仁
本当のスライダーを投げた悲運のピッチャー。投手コーチとして後輩を見守る。

  • 22 高津臣吾
黄金時代の劇場型フィニッシャー
NPB、メジャー、韓国、台湾、BCリーグと渡り歩いたあとは古巣の投手コーチを経て2020年からヤクルト監督に。

  • 25 館山昌平
右のエース。男村田最大のライバル。
トミー・ジョン手術3回をはじめ何度も身体にメスを入れるも復活を果たす不死鳥。
チームでの最近あだ名はエロスらしい。
なお、打撃センスもそこそこあり、ホームランを2本打っている。

打法が独特な捕手。
現役生活24年で、1978年の初優勝と1993年の15年ぶりの日本一に立ち会った。

  • 31 真中満
内角を回転して打つ一番センター、そして1シーズン代打安打数の日本記録保持者。
二軍監督、打撃コーチとして結果を残し、一軍監督でも優勝を果たした。
ポンタに似ている。

古田の陰に隠れ続けた二番手捕手。
プロ初打席と最終打席が本塁打という記録を持つ。

  • 33 野村克則
カツノリ。
選手としては大成しなかったが、指導者として実績を積み重ねつつある。

  • 33 畠山和洋
元ニグンノテイオー。恵体豪打に美声の持ち主。
2015年には打点王を獲得したが、後は怪我などに苦しんでパッとせず2019年に引退。

  • 35 小川淳司
複数回ヤクルトで監督を務めた人。実は甲子園優勝投手。

  • 41 高井雄平(雄平)
剛腕サウスポーとしてプロ入りしたものの制球難を克服できず高校時代から定評のあった打撃を生かすために野手転向。
ようやくレギュラー定着かという時に膝の靭帯をイワしてしまうなど不幸続きだったが2014年にはついに外野レギュラーを獲得しベストナインに輝いた。
ダルビッシュの高校時代の先輩。

  • 42 坂口智隆
実は貴重な近鉄戦士の生き残りである構成員。
15年オフに拾われ、大引と再びチームメイトに。
オリックス時代末期怪我に悩まされたためどうなることかと心配されたがまさかのほぼ全試合出場、打率も.295と完全復活した。

  • 43 村中恭兵
高卒ドラ1四兄弟の長男。
名前の由来は柴田恭兵(母親がファン)。
某海洋大学准教授に似ている。

  • 50 上田剛史
球団公認知人男性。プロでの実績に反して色々とネタが豊富な選手だった。

帰ってきたロケットボーイズの右。
元日本人最速記録(158km/h)保持者。
相棒を尻目にメジャーリーガーとなり、帰国後はヤクルト発祥の地の近くでナックルカーブを投げていた。
2018年にそちらを戦力外になりヤクルトに復帰した。

  • 59 今浪隆博
トレード戦士。ヒーローインタビューで滑る。
大引とは同い年であり、東京六大学出身、前所属球団が一緒、ポジションも被るなど共通項が多い。

  • 60 三輪正義
スーパーサブ。代走の切り札。
内野手登録だが出場時は大体外野。
サヨナラヒットを打ったのに無視される。

ロケットボーイズの左。

  • 65 押本健彦
登場曲がエヴァ→仮面ライダーとヲタクなタフネス右腕。

  • 68 山中浩史
新垣とともにやってきたアンダースロー。
2015年、牧田とのサブマリン対決を制して以降6連勝し優勝に貢献。

【主な現役選手 野手】

  • 1 山田哲人
田中浩康の不調の隙にレギュラー奪取。
2014年には日本人右打者安打数の日本記録を作ってしまった。
そして2015年はトリプルスリーに加え史上初の本塁打王・盗塁王同時受賞の大活躍。
2016年からはミスタースワローズの象徴である背番号「1」を背負い、一時は六冠、最終的に2年連続トリプルスリーとかいうおかしなことをやってのけた。
ところどころマスコットキャラ顔負けの畜生っぷりを見せることがある。浩康涙目。

  • 5 川端慎吾
天才選手会長。
妹は女子プロ野球の4割バッター。
2015年には兄もついに首位打者を獲得し兄妹そろっての首位打者が誕生。

  • 13 ホセ・オスナ
サンタナと共に来日したバレンティンに変わる外国人野手。
助っ人獲得が得意なヤクルトの外国人選手らしく、
1年目から優勝に貢献し、チームの主力として活躍中。

  • 23 青木宣親
四代目ミスタースワローズ。
ネットでは何かと失礼な若きリードオフマン。
「女子アナがいい」←有言実行
後にを渡りメジャーリーガー。イチローほどではないが何だかんだ毎年100安打、.280は打ち、世界のリードオフマンに成長。
何かとヤクルトには愛着があるらしく始球式の投手として神宮に帰ってきたり山田に背番号1のユニフォームを渡したりしていた。

そして2018年、ついにヤクルトに復帰。
背番号は23と、これまた山田が受け継いだ番号を再び付けることになった。

  • 25 ドミンゴ・サンタナ
バレンティンに変わる外人スラッガー。
元メジャーリーガーで、MLBシーズン30発を打ったこともある実力者。
因みにMLBシーズン30発経験者は日本人で松井秀喜と大谷翔平の2人しかいない。

  • 52 中村悠平
ムーチョ。
正捕手として活躍する。
時折謎のホームランを打つことも。

  • 55 村上宗隆
ドラフトで清宮幸太郎の外れ1位で入団した若き大砲。
一軍のプロ初打席でいきなりホームランを打つという鮮烈なデビューを果たし、2年目で36本塁打を放ち新人王を獲得。
しかしその年はシーズン規定打席到達者で最低打率、日本人選手でシーズン最多三振数タイを記録するも、翌年には3割打ち、1年で打撃の荒さを克服。
4年目で通算100本塁打を達成し、自身初の本塁打王も獲得した。
2022年シーズンは5打席連続本塁打、更に日本人登録選手および左打者では初となるシーズン56号達成、史上最年少となる22歳かつ令和初の三冠王という記録ずくめとなり「村神様」なる言葉も生まれることに。
「村神様」は同年の流行語大賞も獲得したが、こちらは時節のタイミングが悪く空気となってしまった*1

【主な現役選手 投手】

小さな大エース。カツオ。
打撃技術も随一。

  • 12 石山泰稚
社会人ナンバーワン(※スワローズ調べ)の評価をひっさげ入団したドラ1。
リーグ優勝時、翌日の試合の先発のため広島にいてビールかけに参加できなかった悲運の男。
後に中継ぎに回り、2018年は抑えとして活躍する。

  • 16 原樹理
ライジングシュートが武器のドラ1。
試合中にTwitterした疑惑が出たり、恐ろしいクラスの負け運を持ってたりと色々とお茶目な人。

  • 29 小川泰弘
投球フォームがやたらとカッコいいライアン。
打撃能力も高い。
実はドラ1ではない。

【いなくなった人たち】

  • 1 岩村明憲
三代目ミスタースワローズ。
何苦楚魂を継ぐ走攻守そろったサード。
メジャーで怪我をしてからは劣化して日本復帰後は活躍できず。現在は独立リーグ福島ホープスに移籍し選手兼任監督、さらには球団代表まで兼任していたが2017年に選手引退。

  • 2 相川亮二
球団史上初のFA補強選手。
アイカワサンガー

ラミちゃん。史上最強助っ人候補にもよく上がる外国人初のシーズン200本、NPB通算2000本安打達成者。
陽気なイメージだが実はかなりの知性派。配球をノートに書き留めるなど歴代外人でも類を見ないレベルで勉強熱心。また、守備を教えに来たつもりで来日したら稲葉の守備が上手くてたまげたというのは有名な話。
その後巨人、DeNAと渡り歩いて、2020年までDeNAの監督を務めていた。

  • 4 ウラジミール・バレンティン
集中力に欠けることがあるものの当たり出すと止まらないカリブのオランダ代表。
2013年には王貞治のシーズン55本を大幅に更新する60本を打ちまくった。
ヤクルトの選手にしては離脱少なめ。でも負傷した2015年は最終盤まで出てこれなかった。
割と短気だが陽気。
2019年オフに退団となり、ソフトバンクへ移籍したがその結果はと言うと…。

いい人。
山田哲人にレギュラーを奪われた後、コーチ打診を蹴り飛ばしてラミレスが監督を務めるDeNAに移籍。

  • 34 トニー・バーネット
イケメンクローザー。
奥さんが美人。
2015年の活躍が光りMLBへ渡りダルビッシュとチームメートに。

  • 41 稲葉篤紀
カツノリが球界に貢献した実績のひとつ。
隔年、不倫などで嫌われつつあった2004年にメジャー行きを目指しFAするも、失敗して日本ハムへ移籍し、北海道のスターに上り詰めた。
2014年限りで引退し、侍ジャパンのコーチを経て2018年からは監督を務めた。

  • 66 大松尚逸
空気の読めない男。2016年に戦力外になった所を拾ってもらった。
代打要員としての獲得だったが怪我人の多さに加え代打での好成績を買われスタメン出場も増えてきている。

  • 91 鵜久森淳志
この人も2015年に戦力外になった所を拾ってもらった。
移籍1年目から主に右の代打として早速多くの出場機会を貰い、代打満塁本塁打も放っている。

  • 53 オーランド・ロマン
セットアッパーから谷間の先発までフル回転するタフマン。
退団後は台湾球界に身を置くがツイッターで元チームメイトを応援するナイスガイ。

  • 58 ローガン・オンドルセク
2メーター超えのリリーバー。
バーネットに似ている。
2016年に本人の暴言が引き金となって退団。
名前の正しい発音は「オンドルーセック」らしい。

  • 66 新垣渚
ARAKAKI。
2016年引退。ソフトバンクの球団職員となる。

高卒ドラ1四兄弟の三男。
号泣王子。
元日本人最速記録保持者(161km/h)。
このたび無事に復活。流石に球速は最高150km前半に留まってはいたが背番号11の帰還に神宮は大いに沸いた。
以後も中10日という縛りながらローテーションに入っていたが戦力外になり故郷の近くの球団に入団した。

  • 17 成瀬善久
FA戦士ニャルセ。
狭い球場が多いセ・リーグでは飛翔王の実力を発揮しまくりまともな活躍はできず戦力外に。
その後はロッテの元監督が監督をするチームで再起を図るが叶わず、独立リーグで活躍することに。

  • 14 秋吉亮
でんでん太鼓投法で打者を抑える救援サイドハンド。
某ホモビ男優とは一切関係ない。
投げたがりでしばらく投げないと燃える。この人もヤクルト戦士にしては頑丈だったが、やっぱり大怪我した。
2019年開幕直前にトレードされ北の大地に旅立った。

【マスコット】

何故か異常にキャラクターが悪い意味で立っている。

メタボペンギン。
中身がはみ出したり、Twitterで他球団や他球団の選手を挑発する鬼畜ペンギン

  • つばみ
千葉ロッテマリーンズのカモメに逆○○○
最近は姫キャラになっている。

バファローベルがメジャーになった立役者であると同時に性犯罪者
詳しくは項目参照。

  • トルクーヤ
あえなくクビになった燕太郎の後釜。非公認から立身出世すると思ったのに…
実物はわりとコンパクト。

【その他】

  • ネット人気はなぜか高い。
    アニヲタWikiにもガイエルはともかく田中やら意外な選手の項目まで作られている。
  • 国鉄としての参入当初は選手が集まらずプロ野球経験者が一人しかいない状態で初めてのペナントレースに突入。
    開幕23試合で2勝しかできない泥沼にはまり、30代後半の野手3人と高校を中退した投手(のちの名球会初代会長)を「補強」して、
    なんとか初年度最下位だけは免れた。
  • 国鉄スワローズの由来は国鉄のシンボルであるツバメにちなんだもの。当初は国鉄コンドルズという名前になるはずだったが、コンドルズだと混雑を連想して縁起が悪いからスワローズになったという説があるが、これは漫才のネタが独り歩きしたもの。
  • 80年代後半から90年代にかけては選手がアイドル、または芸人のような扱いをうけ人気があった。
    その後、芸人の気風は受け継がれているが、露出は極めて減り、ヤ戦病院のイメージがあまりに広まったせいか自社でのCM起用もほとんど行われていない*2
  • 拠点を同じにしている巨人とは相性が悪く2010年まで10年連続で負け越し、
    ペタジーニ、ラミレス、グライシンガーなどの移籍もあってファンは非常に敵対視している。
    また昔は東京在住=巨人ファンだったため弱小球団のヤクルトにファンがつくわけもなく、アンチ巨人の精神はそこから既に生まれていた。
  • 昔からエース級の離脱は多かったが、近年はチーム全体のケガ人が多く、ヤ戦病院というなんJ用語までできてしまった。
    特に2013年はものすごい深刻で4月以降は毎月1人は今季復帰絶望の選手が現れる事態。
    主力選手が次々とケガをで戦線離脱してしまい、まともな選手がバレンティンと当時ルーキーの小川泰弘しかいない状況。
    こんな状況ではセ・リーグ最下位なのも無理ない。
    こうした状況からか近年では野球サイトやスポーツ新聞の見出しでも「ヤ戦病院」の言葉が使われるようになるなど、なんJ用語の中でも有数の知名度を誇ることに。
  • 一方で怪我人がいなければリーグでも上位に入る力はあると言われることもある。
    これを証明するかのように、怪我人が比較的少なかった2015年はリーグ優勝を果たしている(ただし、二軍は怪我人が続出し試合成立が危ぶまれるところまで追い込まれ、打撃投手を現役に復帰させて外野で起用する状況だった)。
  • 吉本興業とマネージメント契約をしている関係者が多く、引退した選手だと石井一久、高津臣吾らが、現役だと青木宣親、村上宗隆がマネージメント契約をしている。
  • 一部でファンのことを「ちなヤク」と呼んでいる。代表的な人物に村上春樹(作家、通称ちなヤクおじさん、エッセイで異様に球団に辛辣なのでネガヤクおじさんとも)、出川哲朗(リアクション芸人、ファンクラブ初の名誉会員)、さだまさし(シンガーソングライター、神宮球場をネタにした歌も)、松嵜麗(声優、通称ちなヤクおばさん、プライベート観戦がカメラに映ったことあり)など。安倍晋三首相も国鉄時代からのファンである。




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最終更新:2023年09月30日 20:59

*1 発表がカタールワールドカップ開催期間中であり、サッカー日本代表が強豪国であるドイツ・スペイン代表を破り史上初となる2大会連続となる決勝トーナメントに進出し、更に長友佑都選手の発した「ブラボー」が事実上の流行語大賞と言われることに。

*2 野球以外では相撲の貴景勝、競泳の池江璃花子、インディ500レーサーの佐藤琢磨等が起用されている。