デカマスター/ドギー・クルーガー

登録日 :2009/08/08(土) 11:18:14
更新日 : 2017/06/13 Tue 05:25:46
所要時間 :約 5 分で読めます




ドギー・クルーガー とは、『特捜戦隊デカレンジャー』の登場人物である。

CV:稲田徹
スーツアクター:日下秀昭


人物

宇宙警察地球署のボス。ナンバーは100。
犬に似た姿のアヌビス星人で、地球署のデカレンジャーから父親の様に尊敬されている存在。

「銀河一刀流」と呼ばれる剣術の免許皆伝の達人で、第一線時代は “地獄の番犬” と呼ばれ、犯罪者達から恐れられた腕利き刑事で、特キョウからも一目置かれていた。
自分の勘に絶対の自信が有るらしく、無難な策を取るより自分の勘を専行させることがあるが、その裏には経験から来る確かな考えが見え隠れする。実際にその勘は大当たりする。

常に冷静沈着だが、一方で仕事以外の面では、東映太秦映画村で白鳥スワンと共に江戸時代風の着流しで決めて楽しんだり、テツに頼まれて焼肉をおごるなど、けっこうノリや冗談が通じる。
何故か物語の大オチを担当することが多い。

スワンとは相棒と言える存在で、彼女からは「 ドゥギー 」と呼ばれている。
スワンに対し特別な恋愛感情を抱いているわけではないようだが、彼女が事件に絡むと妙に感情的になることがある。

またブンターとは旧友同士だが、現在は「文字通り犬猿の仲に」と言いつつも普通に会話している。

普段はデカベースで司令に勤めるが、緊急時には マスターライセンス で緊急変身。自ら現場に出動する。
しかし、部下達が自らに依存しない様に突き放したりすることもある。それだけ、部下を信じているということである。まさに上司の鑑である。

モチーフは「太陽にほえろ」のボス+西部警察の大門。
名前の由来はアメリカの推理作家「ウィリアム・K・クルーガー」と「ドギー」。



エマージェンシー・デカマスター!!

コールを受けたデカベースから、形状記憶宇宙金属デカメタルが転送される。
そして、超微粒子状に変換されたデカメタルが、ボスの全身を包み、変身完了するのだ!

フェイス・オン!!

百鬼夜行をぶった斬る!


地獄の番犬! デカマスター!!


デカマスター


テーマソング:「デカマスター NEVER STOP」(歌:ささきいさお)

ドギーがメタリックブルーと黒のツートーンのデカスーツを装着した姿。
この姿でデカベースロボのメインパイロットも務める。

彼のみの装備である長剣 ディーソードベガ での太刀捌きはアリエナイザーやドロイドを一刀両断する。
劇中での初変身時には、100体のドロイドを相手に百人斬りを披露したこともある。
作中で1・2を争う強敵「ブリッツ・ヘルズ」戦、時折人質を取られる状況を除けば敗北したことはなく、圧倒的な強さと存在感を見せ付けた。

必殺技は炎を纏い横凪に斬り付ける「 ベガスラッシュ 」、そしてディーソードベガの刀身からエネルギーの刃を振り下ろしアリエナイザーを一刀両断する銀河一刀流秘奥義・「 ベガインパルス 」。

また、ディーソードベガはライフルとして使用することもあり、
劇場版『フルブラスト・アクション』では大門団長よろしくヘリコプターから狙撃を行いデカレッドの窮地を救った。
episode finalではジャスミンが使用するが、その威力と衝撃も半端なく、一発発射しただけで転倒してしまうほどだった。

どうやって鼻がスーツに収まりきってるかは…禁則事項。
というか、明らかに変身前よりも変身後の方がスマートになってるが、気にしてはいけない。

事件解決の決め台詞は 「これにて、一件コンプリート! 悪がいるから、俺は斬る!!」



【その後のスーパー戦隊シリーズでの活躍】

Vシネマ『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では魔導騎士ウルザードと対決。
爆風をバックにほぼ互角の勝負を繰り広げる。ベガスラッシュと暗黒魔導斬りがぶつかり合うが、決着つかず。ウルザードは退散するのだった。
デカマスターことドギーとウルザードのスーツアクターは同じ日下氏のため、ある意味では夢の対決といえる。

スーパー戦隊35作記念作『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、第5話『ジャッジメント・パイレーツ』に登場。
逃走したゴーカイレッド/キャプテン・マーベラスを確保し、モバイレーツを没収した際、元アリエナイザーであるザンギャック行動隊長・トリガー星人ブラムドの地底ミサイル発射作戦に巻き込まれる。
変身能力は失ったものの、ディーソードベガを駆使した剣技に衰えはなかった。

『海賊を信じるんじゃない。お前の誇りを信じるんだ』

また、劇場版にも登場。デカスワンと共にレジェンド大戦の別動隊として戦った。
この際、今までは上司という立場故に基本的にタメ口会話がほとんどだったボスが、目上の存在である アカレンジャー やビッグワンに対して敬語で接するというかなり珍しい会話を聞くことが出来る。

アカレンジャー、 、ここは我々に任せて先に行って下さい!!』

また最終話にも登場し、シグナルマンと共にゴーカイジャーの旅立ちを見送った。

宇宙戦隊キュウレンジャー』では、『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』の公開記念としてSpace.18に登場。
キュウレンジャーの活躍する『ジャークマターの存在する宇宙』とは平行宇宙に該当する世界で
センちゃんとウメコが地球に不法侵入したアリエナイザーとして逮捕したショウ・ロンポー、ガル、ハミィと遭遇。
ネオデカベースの取調室でガルからノリで 「兄貴~!!」 と間違われてしまう。片やアヌビス星人、片やオオカミ座星系の獣人。イヌ科なのは間違いないが…。
ラストでは元の宇宙に帰還するキュウレンジャーをセンちゃんとウメコと共に見送り、結婚式の準備に走る両者の背を見ながら、 「『オッキュー』は論外だろ…」 とひとり呟くのだった。


【余談】

ドギーを演じた稲田徹はドギーに今でもかなりの思い入れがある。
携帯電話にはデカマスターとドギーのキーホルダーを付けている。その惚れ込みは尋常ではなく、 「地獄の番犬(ドギーの異名)」「碧牙(読みは『ベガ』。ドギーの愛刀“ディーソード・ベガ”に因んでいる)」 のロゴ入りの帽子を特注で作った。
また、声を役のイメージに合わせるため、録音前に車中で大声で歌いまくり、わざとかすれた感じの声を作ったともコメントしている。

他にも、デカマスターに初めて変身した回のアフレコの前日は、興奮のあまり眠れず、アフレコ当日は気合を入れすぎて喉を切って血を吐いたという逸話もある。

そして、最終回のアフレコではあまりの思い入れに号泣したという。

ウメコ役の菊地美香を声優の道に誘ったのも稲田氏である。


ゴーカイジャーでも稲田氏は気合いの入った熱演を披露した。特に前述アカレンジャーとビッグワンゴセイジャーを先へ急がせたセリフを言ったときには凄く感激したという。

また、ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役の山田氏と仲が良く、「デカマスターへのゴーカイチェンジはジョーにしてほしい」と懇願していた。稲田氏は、実際にジョーがデカマスターに変身する回のアフレコのときに、バレないようにこっそりスタジオに顔を出したそうだが、アフレコ直前に山田氏に見つかったそうな。

また、稲田氏はゴーカイピンクとして出演した小池唯氏の大ファンを公言している。ゴーカイジャー第49話の放送後、小池氏からサインを貰った際には「これでもう次回、宇宙最大のお宝を使って消滅してもいい」とまで発言していた。


ちなみにパワーレンジャー版にももちろん登場するが、なんか 顔が爬虫類っぽくなっている 。まぁアメリカンテイストだから仕方ないが……ちなみに中身はイケメンのボスのまま。また日本では没にされた「故郷の惑星を敵組織に滅ぼされている」という設定が使われている。あと既婚者。
故郷を滅ぼされた際に敵の司令官であるグラム皇帝と戦い、ボスがグラムの角を片方切り落とし、グラムがボスの故郷を滅ぼし妻を殺害したことで互いに因縁の敵と認識している。
その辺の設定もあってぶっちゃけデカレンジャーの時よりストーリー面で優遇されており、最終戦も彼とグラム皇帝の一騎討ちで〆られるなどレッドであるジャックより主人公っぽい気もする。



アニヲタ民のハートに燃える火は、項目荒らしどもには地獄の業火!
燃やし尽くすぜ、追記・修正の為に!!



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